先日、ジャニスのWさんとIさんがほぼ同時期に結婚されました。
おめでとうございます。
御祝いの席に紛れ込んで、焼き肉食わせてもらってきた。
ごちそうさまでした。
帰りは太っ腹なSさんがタク代だしてくれた。
ありがとうございます。
酔っぱらって大変だったKさんを赤堤に送り届けた後、永福に向かう。
豪徳寺あたりから永福に抜けるのは、結構難しい。迷いたくなければ、一度環七に戻った方がよい。
でもタクのおじさん、やけに自信満々だった。
「あーいけますいけます。」
で、安心して乗っていたら、やっぱり松原あたりの路地で迷いやがった。
しかしそのまま適当に進むタクおじさん。
気がつくと、下高井戸の駅前に出ている。
「あ。やっぱりプロは違うな。」と感心していると、
なぜかタクシーは駅前を抜けて一路、日大通りを桜上水のほうに走り続ける。
そして水道道路を左折したあたりで、それはやっと確信に変わった。
「道、まちがえてません?」
「いやそんなことないですよ。」
とこれまた自信満々なものだから、
「あ。やっぱりプロは違うな。」とまた安心する。
そして気がつくと、経堂の駅前に戻ってきていた。
このおやじ、驚くくらい何にも分かっていなかった。
何に腹が立つかって、その運転手の傍らに設置されている電源の入っていないカーナビだ。
「ふざけんな。」
と僕は言ったよ。
そのカーナビに言ったよ。
お前もカーナビだったら、こんなとき、電源くらい勝手に付けよ。
メーターとめてもらったよ。
いや何なら巻き戻してもらいたいくらいだ。
東京のタクシーはまずい。
ていうか、東京のタクシーしかしらない。
ウルトラローカルなエントリーですいません。
もしかしてこういうのロングテールっていうやつ?
格好いいとこみせちゃったかなあ?
悪いなあ!
●今日は、小中の同級生かーめん(男)の結婚式だ。
かーめんもいよいよ結婚かと思うと、こみあげてくるものがある。
教会で式をあげたあと披露宴。3回くらい衣装替えをしていた。忙しそうだ。
御祝いの席なので次から次へとお酒をつがれるかーめん。
かーめんは、もともと色黒なのだけど、時間が経つにつれて顔色がより黒くなっていた。
何も知らない人がみたら、
「結婚式どころじゃないよ。肝臓が悪いよ花婿!」
と119番してしまうだろう。
結婚式でつがれるお酒を花婿がつぎつぎと飲んでいては大変なことになってしまう、ということで、そういう場では大抵テーブルの下にバケツを用意しておき、そこにつがれるお酒をどんどん入れていく。というのが1つの方法となっているようだが、かーめんはそんなことはしない。
情にあついかーめんは、「いや折角ついでもらった気持ちだから」とつがれたお酒をどんどん飲み干していく。
格好いいよかーめん。
黒いよかーめん。
結婚おめでとうかーめん。
●で、例によってビデオ係を命ぜられた俺は、面倒臭くなってI君にビデオをまかせた。
デジカメはNにまかせた。
俺はフィルムで時々撮った。
●朝8時起床。何だかいつもと寝起きの感覚が違う。こころなしか世界が爽やかな気がする。やはりこれは睡眠ゴールデンタイム(22時から2時)のおかげか。昼、仕事。ずっとレイハラカミの新譜を聴いてばかりいる。
●夜、渋谷へ。
3年前にしていた仕事でお世話になった方々、Iさん、Iさん、Sさん、Sさんと御飯。俺が大好きなEさんは家庭の事情で欠席とのこと。とても寂しい。で、そのうちの一人、Iさんが結婚したらしい。らしいっていうか、もう既に先週式を挙げた上に、お腹には7ヶ月が潜んでいる。Iさんが結婚すること自体には驚かないのだけど、その相手に驚いた。僕も一緒に働かせてもらっていたあのSさんですって!
あのSさん何ですってぇ、フロアの。
なんて言ってみたところで分かる人は皆無だと思う。
とにかく驚いた。ともあれ、おめでとうございます。
臨月までのスケジュールがバッチリ埋まっていると、笑いながらいうDのIさん。
大丈夫なのかそれって。
ごちそうさまでした。
●気が付くと23時を過ぎていた。まずい。
昨日から、今日のうちに寝る習慣を付ける、と決めていた。
1時間遅れで就寝。
●今日で5月も終わり。もう梅雨だ。
信じられないことに、まだ暗室を作っていない。
その事実にのけぞる。なんてダメなんだ。
●で、ほとんど寝てない。家にも帰っていない。そのまま仕事。もうやばい。Tシャツは訪ねた家々で借りているのでまあ大丈夫だとしても靴下からパンツまではほぼ3日目。ていうか、ほぼでもない。3日目。
●帰宅。仕事。シャワー。終電。三鷹。K家パーリー。
明け方近く、井の頭公園で花火する。しばらくしてから警官が自転車にまたがってやってきた。颯爽と現れた。怒られた。
「はやく消すっ!」
その警官はその後、少し離れたところにあるベンチで寝ていたロッカー風の男にも声をかけた。なんて言っているのかまでは聞き取れなかったが、きっとこう言っていたんだと思う。
「俺も昔はロックしてたんだよね。」
そんなことを言われたその男は、ギターと生活道具一切が詰まったその大きなカートを転がして、そこからトボトボと立ち去っていく。ロックだわあ。
●眠たくならないのが不思議なくらい寝ていない。ご飯とお菓子は別腹です。
●K家で寝る。久しぶりにたくさん寝る。
●結婚おめでとう。Uが結婚するのです。
ああああ。本当におめでとーっ。
ロックだわあ。
●始発で岐阜へ。米原駅で乗り換え。この駅で電車を待っている人達は大抵つぶぞろい。いつもどおりいい顔している人がたくさんいる。今日は中学の友達Nの結婚式。
会場に着くと、知っている顔がたくさん。みなさんどうもおひさしぶりです。
新郎新婦はお人形のように椅子に座ってただただ写真を撮られている。挨拶する間もなく新婦のお兄さんからビデオカメラを手渡される。
「よろしくお願いします。」
例によって僕はまたビデオ係のようです。このあいだのNの結婚式の時はビデオだけじゃなく写真も撮らなくてはいけなくて、忙しかったが、今回は式場お付きのカメラマンがいるので一手間らく。そのカメラマンが一緒に頑張りましょうと声をかけてくる。
「はい!がんばりましょう!」と意気投合。
ほんと映像科卒業してて役に立つ時といえば、友達の結婚式の時でしょう。
●式始まる。なぜか教会式。
●披露宴始まる。なぜかディズニー調の会場。聞くところによると、新婦さんが大のディズニー好きらしく、入籍した日はディズニーの誕生日だとかなんとか。各自の席の背もたれには風船がくくりつけてある。椅子に座ると風船が頭の上にふわふわとしている図はかなり愉快。何も考えてきていなかったKのスピーチがあったり、ライブがあったりとかなり無茶な感じの披露宴。
●2次会。2次会以上に同窓会な様相。10年ぶりに会う人がたくさんいる。なぜかスピーチを命ぜられる。新郎の母からの手紙を僕が読むことに。幹事のKもよく分かっちゃいないと思う。そんな泣ける手紙を読ませるにはもっとも適していないだろう僕に、なぜそんなことをさせるのか。ほら。その手紙を勝手にアレンジして読み出してしまった。そしてNの名前を間違えてしまう、それも3回くらい間違えた。ごめんなさい。お酒を飲み過ぎる。ひさしぶりに視界が明滅した。
●ともあれ、おめでとうございます。子供は予定通り10月に生まれるそうです。
●朝、起きると携帯にメールが届いていた。
以下、転載。
彼女ができました。 そしたら 子供もできました! 結婚します! 結婚式をあげますのでそのときは是非ご出席お願いします! 日時は5月23日12時30分です! お待ちしてまーす!
日時まで既に書いてある。詳細なのにやけっぱちっぽいこのメール。
びっくりです。もう。
京都の友達のWから。そんな素振りは全くなかった。
結婚すると言うことよりもびっくりなのは、この文面なのだけど。
この格好良さったらない。
「アボガド数日経ちましたー。柔らなくなりすぎましたー。」
というノリで結婚している。
朝から相当感動。
笑いながらも、ちょっと泣くくらい。(だから最近涙腺が弱いのです)
彼はアボガドノリで結婚するってのに、
●京都の他の友達に連絡。
「びっくりだねえ。すごいねえ。」
「え? 何が?」
「だからWのこと。」
「え? だから何が?」
詳細を説明すると全く知らないという。
「武山だまされたんだよー。」
こういう種類の嘘があるとしたら、それは一体なんだろう。全く意味のない嘘。素敵だわー。
って納得してる場合じゃない。おれの涙は何処へいく。
●W本人に電話。
やはり話は全く通じない。あのメールは一体なんだ。
だから今朝のオレの涙は何処へいく。
●メールアドレスを再確認。
オレが間違えていた。地元の友達Wでした。
僕がアドレス登録を間違えていました。オレの間違いだった。
地元のWなら泣かないな。全然なっとくしてしまう。
●ともあれおめでたい。
おめでとーっ!
式行きます。
それまでにはご祝儀渡せる懐になっておきます。
ギャルソンのダブルも買っておきます。
●夜、Aさん遊びに来る。ホッケ食う。