2004年1月12日 (月) 

いきつけの不動産や

[ くらす]

●終日、自宅作業。

●夕方、昨晩忘れていったCDをとりに来たMさんと明大前でご飯。彼女が部屋を探しているというので、それにもつきあう。行きつけの不動産屋を紹介する。行きつけっていうくらいだから、もうその不動産屋とのつきあいは結構深い。僕も含め、その不動産屋で物件を見つけた人を3人知っている。4人目なるか。
10人くらい集めたら、その不動産屋から表彰されないだろうか。
不動産屋もヤフーBBのようにお友達紹介キャンペーンてなものをすれば、ちょっと売り上げが伸びるのではないかと思う。

●帰宅。
ヤフーのトップニュースで面白い記事を見つける。

12日午前2時ごろ、神奈川県鎌倉市材木座の海岸で遊んでいた15〜18歳の少年が3隻のボートに乗って沖にこぎ出し、5人が乗った2隻が行方不明になった。県警と第3管区海上保安本部(横浜)がヘリコプターや巡視艇で捜索、2人が乗った1隻を海岸から約1キロの沖合で発見し、同7時すぎに保護。もう1隻も同8時半すぎ、沖合約5キロで見つかり、3人を保護した。少年らは海岸で遊んでいたが「アメリカに行こう」と悪ふざけし、じゃんけんに負けた者がボートに乗り込んだ。「無謀なことをして申し訳ない」と話している。


この記事からわかることは、
18にもなって何やってるんだ、という憤りでもなく。
5キロかよっ、という失望でもない。ここからわかることは、

やっぱりアメリカは遠かった

という事実である。
インターネットで世界が繋がっている昨今、鎌倉に住む少年達はじゃんけんでアメリカまで行けると思った。インターネットで世界は繋がっているんだから、なにかの弾みでアメリカくらい行ってしまいそうな気もする。
でも、やはりアメリカはちょっと遠かった。世界はやっぱり広かった。
前、三輪眞弘か誰かが、なにかのインタビューでこんなことを言っていた。
「世界は意外に狭いんじゃなくて、世界は確実に狭いんです。」
その時も、何言ってやがるんだ、というような気持ちになったのだけど、今夜この記事を読んで、やっぱり何言ってやがるんだ、という気持ちに再度なった。そんなこと言うもんなら、じゃんけんボートでアメリカいってみろっ。

そういう意味で、世界の広さを身にしみてしった若者5人は、国見の平山とともに、もう期待の星ですよ。もう。

●夜、終電を逃した大宮在住のMが来る。


投稿者 ta : 2004年1月12日 03:30

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