2004年2月 7日 (土) 

ヒカルの5

[ きく]

●昼、喜びいさんで新宿へ。
Mが誕生日プレゼントを買ってくれるらしい。掛け時計を持っていない僕に、それを買ってくれるらしい。でも掛け時計なんて何処にいけば買えるのか良くわからん。時計屋って何処にあるのか。とりあえずハンズへ行って、時計コーナーをみるも、気に入る物がない。
すると腹をすかしたMは言う。
「じゃあ誕生日プレゼント。カプリチョーザね。」
掛け時計は、スパゲティになった。

●表参道行く。Nの仕事の撮影見学した後、九段下は日本武道館へ。
まさか宇多田ヒカルのコンサートを見に武道館へ来ることになるとは思ってもみなかった。宇多田を観るのも初めてなら、武道館へ入るのも初めて。ドキドキです。ウキウキです。
そもそも何故、宇多田を観に来ることになったのかというと。Nのお父さんが自分が行くために購入したのだが、都合がつかずに行けなくなった。そのチケットがこちらへ流れてきたらしい。タダで宇多田がみれるなんて幸運だ。タダじゃなかったら、一生観られないことは間違いない。
チケットを手渡されて驚く。アリーナ席1万円。前から6列目くらい。6列目っていうのも凄いけど、1枚1万円もするのか。価格でいったらそこらの外タレ軽く超えてる。レベルとしてはストーンズの次くらいかヒッキー。
●コンサート始まる。
僕は、室内で花火でも上がるくらいの壮絶なエンターテイメントを想像していたのだけど、そんなことはなかった。スッキリとしたステージで、普通の女の子が歌っていた。知っている曲が「トラベリング」くらいしかない僕は、知らない曲になると(ほとんどの時間)、とりあえず右斜め前の人を観て過ごした。

utada

●歌っているときは、割と素の感じのヒッキーなのですが、MCになると急にちょっとやばい。一生懸命元気だして話してる。がんばれヒッキー。と定職のない僕は応援しました。
すると、まわりでは実際に大声で、
「ウタダーッ!」
「ヒッキーッ!!」
「あいしてるぅーっ!」
って叫ぶ人がたくさんいる。そうか実際に声に出さないとダメか。伝わらないか。そしてその声をだすのに必要なのはペンライトか。と、勘違いするくらいの割合で「声を出す人」=「ペンライトをふる人」という図式になる。

●2時間弱のコンサートが終わる。最後の曲は「オートマチック」でした。これは知ってる。なんか低そうに歌ってたアレだわ。

●アイドルのコンサートを初めて観た。すっごい面白かった。面白いだけじゃなく、なんか色々勉強になるし。コンサートとライヴの違いもよく分かった。もっと色々調べたい。

●でもその前に、問題はNの父だ。
彼は何故、宇多田ヒカルのアリーナ席を自分の誕生日のお祝いに買ったのか。
お誕生日おめでとうございます。


投稿者 ta : 2004年2月 7日 23:58

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