2004年2月29日 (日) 

水戸芸術館

[ でかける]

●朝、荻窪集合。KKAと水戸へ。
水戸芸術館でおこなわれる小杉武久のコンサート「MEDIA MIX」を観に行く。去年の秋、オノヨーコ展を観に行ったときと同じように、今日もまた、牛久の大仏(宮沢章夫さんの日記で大ブームの)を観に行こうと提案するも、またもや却下される。ていうか、時間的に無理。じゃあやっぱりいつか牛久の大仏を観るためだけに、茨城県に行かなきゃいけない日が来るのか。大仏は相当でかいらしい。
●水戸芸到着。
時間があるので近くのハンバーグ屋さんでランチ。ビーフを謳った魚肉ミンチを固めたようなステーキランチ定食。ほんとうに美味しくない。美味しくないどころか、食後12時間以上経っているにもかかわらずまだ胸やけがしている。気持ち悪い。
このあいだのゴンカレーもそうだけど、水戸にご飯が美味い店はないのか。あるとしたらどこら辺にある?県外から水戸に来る人達の目的は大抵の場合、映画祭か芸術館だろう。だとしたら、その芸術館の周りに美味しいお店がないのは、かなり問題。大問題。
だってまだ胸やけしてるから。

●小杉武久コンサート始まる。
自分から言い出して3人を誘ったにもかかわらず、俺はまた寝てしまった。
だって気持ちが良かった。
ていうか、ほんとうに気持ちが良かった。
コンサートの半分くらいまでしか記憶がない。
あとから話を聞くと、僕が寝た後に登場したバイオリンやらがかなり良かったらしい。
うん。バイオリンを手に持つあたりまでの記憶はある。確かに持っていた。

●折角きたので、企画展も観る。
「Living Together is Easy」という名前の企画。
高嶺格と言う人の作品が好き。説教臭いディズニーランドみたいな作品。
ブンブン直球で説教臭いのすきです。Aと「やっぱ直球だよね。」というような事で盛り上がる。アイデン&ティティ同盟。そういえば同じ大学で初めて
「アイデン&ティティだめだったわー。直球過ぎたわー。」という人に会った。
違います。アイデン&ティティは直球超えてます。剛速球なのにすごく遅いんです。

あと
デヴィッド・ロチェスキー David ROSETZKY
ローズマリー・ラング Rosemary LAING

の作品が結構すき。

●あと企画展とは直接関係ないのかもしれないが、少し離れたところで小さい展示コーナーがある。
クリテリオムという企画。多分、新進作家を紹介していくようなコーナーだろうと予想。
そこで展示されていた森本絵利さんという人の作品がかなり衝撃。
A4のチラシをただただ細かく切った物をビンにつめているだけ。ただただ細かい、っていっても相当細かいんですけど。0.65mm四方。その紙を切っている様子がビデオで流されていたのだけど、はさみで切っている。機械の様な正確な手さばきで次々と0.65mm四方ができあがっていく。
で、手タレ?っておもうくらい手も綺麗。関係ないけど。

もう大変うつくしい。ヴォルフガング・ライプの花粉と一見似ているのだけど、でも全く違う。
違う強度をもった作品。手タレ系。

いいもの観たわー。

●帰宅。
部屋がこのあいだの51OFFのまま、ちらかったままの事をすっかり忘れていた。ショック。とりあえず片づける。死んだ様に寝る。予定。


投稿者 ta : 2004年2月29日 23:39

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