2004年4月11日 (日) 

ぎゅうかん

[ たべる]

●ぎゅうかん。
響きはまるで獣姦のようですが、そんなものではない。
牛乳寒天の略でしょう。

明け方4時から何やってるんだろうと思いつつ、ぎゅうかんを作る。昔、実家でおばあちゃんがよく作ってくれた。それと同じ味になるのを楽しみに作ってはみたものの何だか違う。微妙に違う。あまりおいしくない。かぼちゃの煮物にしてもそうなのだけど、覚えている実家の味と微妙に違うのが残念。甘酒しかり。
あの味は何だろう。どうやったらあの味になるのか。
たとえ材料や味付けがまったく同じだとしてもあの味を出せる気がしない。これはもう味覚の問題ではない気がする。記憶の問題か。あのぎゅうかんは記憶の味だったのか。食べる状況が全く違うのだからあの味にはならないか。器も違う。食卓も違う。東京じゃダメか。だいたいが自分で作っていてはダメなのか。でもそれは困る。それが理由だとすると、どうしてもあの味をもう一度味わいたい場合、おばあちゃんから作らなくてはいけない。

ていうか、まだ元気だしおばあちゃん。

●作業して一日。昨日は結局フットサルにも行けなかったし、今日は活弁のイベントにも行けなかった。そのストレスをぎゅうかんに発散。料理や部屋の掃除をするとストレス発散。ここで威勢のいいやつだったら、センター街にいってケンカを売るとか、歌舞伎町にいってケンカを売るとか、ライブにいってダイブをするとかいろいろ方法はあるのだろうけど、僕の場合、部屋の掃除。ダメだわー。こんなことではいつまでたってもバンタム級にはあがれない。

●そんなことに悩みながらAの日記をよむと、ベランダーとしての一歩を踏み出したAは山椒の木を買ってキャッキャ言っている。よかったよ。周りはこんなのばかりだった。オレも早くボタニカルライフ読みたい。ってまだ言ってる。
とりあえずM君の家に土をもらいに行かなくては。


投稿者 ta : 2004年4月11日 23:05

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