●この日の記憶がない。
●午前中にコンペ用の書類をだすために、郵便局へいったことだけは覚えている。封筒を文房具屋さんでかった後、宛名書きのため、はいったことのない駅前の喫茶店にはいった。いつもは大抵ドトールにいくのだけど、ドトールにいくと気分があまりよくないことに気がついた。やすいからいいんだけど。ドトールに行くと、その後2時間くらいちょっとあまりよくない。これはKさんが化学調味料がたくさんはいったラーメンをたべると気分がわるくなる、というようなものだろうか。
それで、喫茶店の話。メニューをみると、世界各地のコーヒーがならんでいる。まずはじめにくるのが、
・ジャーマンコーヒー
そしてそのあと、
・グァテマラ
・フレンチ
・ブラジル……
と世界のコーヒーが列挙されている。世界のコーヒーといえるのかどうかも定かじゃないが、ジャーマンとフレンチだけ形容詞(っていうの?)でちょっと違う気もするが、とりあえず国名がならんでいる。興味津々だ。とりあえずどの国のコーヒーも飲んでみたい。最近コーヒーに夢中なのでなおさらだ。コーヒーで世界とつながる。インターネット、Orkutとかで感じる繋がってる感よりもいくらかはましな感じ。ていうかそもそもOrkutに繋がっている感はない。そういうものじゃないよ、あれは。トレーディングカードゲームみたいなものでしょ。あれって。そういうのはちょっとおかしい。やっぱりコーヒーだよ。苦みでつながってるんだよ、世界は。なんて寝てないことをいいことにちょっとご満悦の様子の私。
やっぱり最初はメニューの一番上に載っているジャーマンから飲んでみようか。考えてみれば日本とドイツの歴史的繋がりは深いものがある。それもふまえた上でメニューの一番上にそれをもってきているあたり、ただものじゃない、この喫茶店。お客さんは誰もいないけど、ただものじゃない。この喫茶店。
寝てないこともあり、じゃっかん濃いめで酸味が強いコーヒーを飲みたい。聞いてみる。
「ジャーマンって、どんな感じですか?」
「ていうか普通のブレンドです。」
それは普通のブレンドだった。「ていうか」とその喫茶店のマスターがいったかどうかは定かじゃない。なんせこの日の記憶がないのだから。
「じゃあフレンチっていうのは?」
「それは濃いやつです。」
フレンチは濃いやつ。
じゃあ「濃いコーヒー」ってメニューに書いておけよ。でも「ただの濃いコーヒー」を「フレンチ」とかって書いてしまうようなことが多すぎる。あーいやだー。なんて思うのもまたコーヒービギナーである証拠。まだまだだな。
で、それ以降の記憶がない。フレンチをのんだのか、ジャーマンにしたのか、それともグァテマラに挑戦したのか。
●とりあえずコーヒーメーカーが欲しい。西荻マッドシェフKの家にあるような、ミル付きのものが欲しい。
投稿者 ta : 2004年4月13日 23:06