2004年5月21日 (金) 

京都2

[ でかける]

●この間、ちゃんとやると決めたばかりの日記の更新が滞っていた。今度こそちゃんとやろう。煙草もやめよう。

●京都に来ているのです。
Uちゃんに自転車をかりて散策。京都いいわあ。ほんといいわあ。

賀茂川

●一乗寺へ。Kさんの家に遊びに行く。今日は昼間からキッチンで料理酒を飲んでいるようなことはなかった。Kさんの家に行くのは凄く前から楽しみにしていた。この家には機織り機があるのです。Kさんはかれこれ3年くらいバイトで西陣織の帯を作っているという話だけは聞いていた。それをずっと見てみたかった。

それは本棚だらけの家の一室に置いてあった。

西陣織の機織り機かなりでかい。
何百本?という細い糸とそれをつり上げるため真っ直ぐにのびる細い針金、それらを支えるためにがっしりと組まれた太い木の枠。もうかなりうつくしい。もう僕も欲しい。こんなにでかくなければ。
一畳分くらいの大きさだよ、と聞いていたので、なんなら僕もそのバイト始められないかしら。と思っていたのだけど、どうにもそんな手軽な大きさじゃなかった。4.5畳くらいの部屋を占領している。

作業をちょっと見せてもらう。なんてミニマルな作業なんでしょう。かなりトリッピーな作業なんでしょう。
ほえー。鶴もこうやって織っていたのですね。すげえ。やるなあ、鶴。
サンプルの端切れをもらう。ありがとーっ。

●そこからほど近いと教えてもらった狸山不動尊へ行く。ほどちかいものの、ここまでの急な勾配は予想していなかった。自転車をおしていく。かなりきつい。境内からさらに上へのぼっていく道がある。ちょっとハイキングのつもりで行ってみたのはいいものの、もう遭難するかと思った。草がもうもうとしていき道は次第になくなっていく。道しるべの為に一定の間隔で道の脇に置いてある地蔵の形も徐々につぶれていく。18番くらいまできたところで道が別れた。日が傾く。あやうくパニックの世界に突入するところだった。遠くには京都の町が見えている。もうこんなところで遭難するとかってありえない。で、(多分)上までいっても何にもなかったのだから、僕の腿はつってしまった。

境内におりる。
僧侶さんがいたので聞いてみる。
「この上には何があるのですか。」
「ハイキングコースみたいな感じなんですけど。行っても特に何もないですよ。」
知ってる。

●あいかむで天ぷら定食食べる。

●夜、京都でもまた麦子の会を開く。で、Sちんが描いてくれた麦子が凄い。自分の中でさえもボヤっとしか思い浮かべられなかったイメージを見事に具現化してくれた。ていうか、まず何より普通に絵がうまい。美大生よりうまい。
ありがとう。
これでもう生活に欠けていたものが補われました。わーい。


投稿者 ta : 2004年5月21日 23:02

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