●小石川図書館へ。
「図書館を利用する音楽家の会(図音会)」という素敵な名前のグループが催した企画に行く。フライヤーの絵も素敵だ。そうでなくたって、REALTOKYOでこのイベントを知ったときからかなり行きたかったのです。なんせ今回はマヘル・シャラル・ハシュ・バズの工藤冬里さんが出演される。しかもお題は「旋律とはなにか」。こんなものは行くしかない。
で、始まる。
工藤さんは、まず透明な板を上に掲げる。そこには「あ」と描かれている。
「これは あ です。じゃあこれを反対向けるとなんて発音するでしょうか。」と言いつつ、その板を逆にする。それは誰がどう見たって反対からみた「あ」でしかない。体をひねり倒れながら「あぁぁ」と叫ぶ工藤さんは素敵だ。
1音から2音、3音、世界中のさまざまな民族音楽の構成を例にとりながら、工藤さんとその楽団達(non-nonmusicians)は演奏を進めていく。それにしてもなんて素敵な名前だろうか、ノンノンミュージシャンズ。で、その旋律の話もアカデミックになるとまるで僕にはちんぷんかんぷん。ただところどころに挟まれる工藤さんの独り言のような話が大変なことになっている。
「…そうしてオクターブに支配されていくのです。でもこの南太平洋の小さな島で、そのオクターブに支配されずに残っている音があることに励まされますよね。。。。。励まされないか。。。」
もうそんな工藤さんが本当、素敵なのです。
そんなあなたに会場中の人が励まされていたはずです。
●S君がnon-nonmusiciansの一員だったので驚く。Kさんの大学の友達も一員だったらしい。よくわからないnon-nonmusicians。それにしてもなんて素敵な名前だろうか。
ひさしぶりにNさんにも会えて良かった。
●Kさんと茗荷谷駅前でご飯。
●笹塚。M家でパーリー。知らない人が大勢いるところは緊張する。Mというリッチー・ホウティン似のドイツ人までいる。花火したり、チーズ食べたりする。チーズうめえ。
投稿者 ta : 2004年7月16日 23:15