2004年7月23日 (金) 

かなりシリアス

[ くらす]

●夜、Cの劇団仲間がウチの近くに住んでいるということで、ドイツMと一緒に少し遊びに行かせてもらう。
KさんとMさんというカップルが住むその家は、もう本当に近かった。あるいて4分くらいの距離。しかもマンション。なおかつ広い。新婚家庭のようなその部屋はとてもいい。
システム系の仕事をしているらしいKさんも、また双数姉妹という早稲田の劇団の一員。演劇の役者さんがシステム系の仕事って、それって珍しい気がする。しかもマックを使ってる。アルミのPowerBookはすこぶる羨ましい。
日本語を外人に教えているというMさんとKさんはかなりのチームワークでドイツMを攻めている。演劇の事、国のこと、仕事のこと、いろんなことを説明する。僕はちょっと難しいことになると、すぐにあきらめるのだけど。どうやらこの2人は違うらしい。
Mさんが言うこと、Mがいう単語などをMacを使って辞書ですぐさま変換する。そしてそのMacはTVにミラーリングしてあり、僕やCもすぐに分かる。演劇人らしからぬその有用なPCの使い方にただただ驚いていた。ここはプレゼン室か。そんな室に来た覚えはない。

●TVでは博多祇園山笠の中継をやっている。夜中の2時にすごい人だ。生放送か。生放送じゃないとしたら、それはそれで何で夜中の2時なのか。とにかく男。画面にはとにかく男しか映っていない。しかもおどろくべきことに映っている男達は全員テキ屋だ。いや、全員とは言わない。中には本物もいる。とにかく怖い。
山車をいかに早く走らせるか。
それがこの祭りの中心にあるらしいことは、なんとなくわかる。スタート直前、その彼らの真剣な表情に度肝を抜かれる。衝撃です。こんな真剣な顔をみたのは何年ぶりか、というぐらいの鬼気迫る顔をしている。格好いい。


投稿者 ta : 2004年7月23日 22:09

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