2004年10月 2日 (土) 

チェンバレンの厨子甕

[ みる]

●夜、アテネフランセで行われている「山形ドキュメンタリー映画祭inTOKYO」へ。
「チェンバレンの厨子甕(ずしがめ)」(港千尋)を観に行く。沖縄で使われる骨壺である厨子甕にフォーカスし、そこから沖縄を描くというドキュメンタリー。写真家の港千尋さんの初監督作品ということだったのだけど、正直とまどった。美術品としての厨子甕だったり、沖縄の埋葬方法を厨子甕を中心に語ったり、自分自身の沖縄を描いてみたりとバリエーションにはとんでいるのだけど、そこから何かを感じることができるのかと言われれば何も感じられない。きっと港さんは外からみた沖縄のほとんど全てを厨子甕の中に入れ込みたかったのかもしれないが、それってやっぱり凄く難しい。本人もアフタートークで言っているように、まだこの作品は未完成なのでまだまだこれから掘り進められていくのだろう。つまり制作開始会見のようなアフタートークはHちゃんが司会していてびっくり。

●ジャニスへ。旅行に行くと言うことをWEB担当のYさんに伝えようと思っていたのだけど、伝えられず。その代わりでもないのだけど、仕事終わりのKさんとなぜか公園でビール。明大生にかこまれて形見を狭くちびちびとビール。

●夜、Tさんの友達のスイス人。MとAが来る。
日本各地を旅行してきた彼らは最後の数日を我が家に滞在することになった。全く面識のない2人のスイス人。どうもはじめまして。どういう経緯でそんなことになるのかは全然分からないのだけど、面白いからいい。しかも驚くことにこの2人のスイス人は何か小綺麗。なんか黒っぽい。しかも旅行鞄も例によってのバックパックじゃなく、スーツケース(あのガラガラひいていけるやつ)だった。職業を聞くと、建築家だそうです。なっとく。建築の人がオシャレなのは世界共通か。

●にしても今日寒い。


投稿者 ta : 2004年10月 2日 22:29

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