●コロンビア大学へ。豊光さん達、PS1で展示している写真家がコロンビア大学でパネルディスカッションをするというので、観に行く。コロンビア大っていったらウタダヒカルいるところ?アイビー?ポール・オースター?名門じゃないですか!
大学も広くて恐ろしく綺麗。もうそのものすごいゴージャスぶりに感動する。アイビーか。これがアイビーの世界。そんなこといったて!僕も、一応着ているカーディンガンはブルックスブラザーズ。やれてる?おれ、ちゃんとやれてる?
そんな余計な心配よりも、なによりも心配なのは今日のパネルディスカッションなのです。
聞いたところによると、この前沖縄で催されたパネルディスカッションで豊光さんは沖縄言葉しか話さなくて本土の人は誰もわからない、という事態になったらしく。今日も彼がそんなゲリラ活動をしたらまずいなあと勝手に心配していた。で、やっぱり豊光さんは沖縄言葉で挨拶を始めた。通訳の人も誰も分からない。分かるのは豊光さんの隣にいる石川真生さんくらいだろう。まずいまずい、と思ってたら、一般日本語で話し始めた。よかったよかった。
内容は「韓国、沖縄、米軍基地」という問題についてなのだけれど、ディスカッションの例にもれず結論なんかでるはずもない。ましてやニューヨーク、コロンビアという場所で行われているこのディスカッションで、今度行われる選挙でブッシュに投票するような人がいるはずもないと思う。ただ在米韓国人の人がいった質問に対しての真生さんの答えに感動した。
その在米韓国人の方の、
「米軍がいなくなったら、北朝鮮だったりその他の驚異からどのように自衛するのか。」
というよく聞かれるこの質問に対して真生さんはただこう答えた。
「そんなことは余計なお世話なんだよね。」
●その後、パネルディスカッションを聴きに来たH、HB、T君と豊光さん、5人でイーストヴィレッジのさっぽろという日本料理屋へ。ここ4年くらい前にニューヨーク来たときも誰かに連れてこられた気がする。安くてうまい。ごちそうさまです。
それにしてもHBおひさしぶり!東京であったときに既にかなりハイテンションな人だとは思っていたけど、ここ彼のホームのニューヨークではそんなもんじゃなかった。もっとハイテンションだった。豊光さんの特大写真を丸めた筒をバズーカ砲に見たてた時はどうしようかと思ったよ。撃たれた方がいいんだろうか。
投稿者 ta : 2004年10月19日 23:44