2004年11月 1日 (月) 

Early Hiroshi

[ たびする]

●昼間、ブルックリン散策。
夏の南米に行くのにTシャツがないのは困る。Salvation ArmyでTシャツとか購入。3.99ドルでバーバリーのシャツ。バッタ物だろうか。だったらなおさら嬉しいよ!

●夜、Mさん、Rさん、Hと待ち合わせてNYUで教えているSさんの家へ。Wの家やMさんの家から近い。なんだかみんな家が近くていい。この間、永福町に引っ越してくるはずだったMさんは何故か祐天寺だし。
Sさんの過去の作品を見せてもらう。何故かその中にニューズウィークの記事が入っている。9.11の時に襲ってくる粉塵から逃げている人々。その中にSさんもいた。彼もまた逃げていた。「Early Hiroshi」という彼の初期作品群は、セルフポートレートのコラージュが主体。冷笑的なナルシシズムの構成の上に成っている。それにしてもいいタイトルだわ「Early Hiroshi」。ニューズウィークの記事がスクラップしてあるのも納得。

●その後、Sさんの知り合いの方々も交えて居酒屋ケンカへ。
Tさん、Aさん。はじめまして。はじめましての人が多くてどうにも覚えきらん。営業が商売の人とかはいったいどうやって覚えているのだろう、とふと思う。覚えていないのか。覚えていないにも関わらず如何に覚えているように話すかが営業の手腕なのか。お酒が安い。そんな営業だったらこっちからごめんだね。そうやってごめんされた人が明大前の漫画喫茶で昼間から寝ているのだろうか。俺も眠たい。営業に関わらず、観てもいない映画をついつい話の流れで「ああ」とか言っちゃう事がよくある。すんごい駄目だなあ、と落ち込むのだけど、そこで駄目と思わない潔さがまた必要なのです。きっと。そうです。大人はそうなのです。大人は汚いよ。とか言うと、また「パンクス?」って言われそうなので止める。本当はそこで観ていないものは観ていないという潔さが必要なのです。潔くてたまるかってんだよ。結論。人との出会いが旅だから借金してでも出かけよう。


投稿者 ta : 2004年11月 1日 21:36

関連する記事