●クスコから同じバスでプーノの来たMさん、Kちゃんとチチカカ湖に浮かぶ島を巡る一泊二日のツアーに参加する。35sol。 最初はウロス島という島に行く。島というか、ウロス島はトトラという名前の葦によって島自体が作られている。あんな細い葦を集めて人が暮らす島ができあがるということがよく分かんない。とりあえず重ねていけば人が住めるようなおおきい島ができあがるっぽい。一番大きい島では1600人とか住んでるとか。多分それぞれのツアー会社ごとに行く島が決まっていて、そこには子供から老人、トトラ船からトトラの家まで一通りそろっている。なにかを鍋で煮ていたり、トトラで何かを作っていたりするのだけど、それらがどうもうさんくさい。うさんくさいっていうか、観光ツアーでした。トトラのみで全てができあがっている島の横にはトタンで出来たバラック風の家が建ち並ぶ島もあり、その家の屋根にはなんとソーラーパネルが備え付けられている。となると、このインディヘナのみなさんもやはり毎朝、会社に出勤するようにソーラーパネルの家からトトラのみの島に通って観光客相手にパフォーマンスしているのだろうか。じゃあやっぱりこちらとしてもトトラのみの家よりもソーラーパネルの方の家の中を見てみたいのです。
そんなこといってもトトラで出来たトトラ船の乗り心地はとてもよかった。水面を流れるのです。
●その後、アマンタニ島。この島に住むインディヘナの家にホームステイ。広場に行くと、ステイ先の家からそれぞれインディヘナの女の人が迎えに来ている。このツアーに参加している観光客はだいたい20人くらいなのだけど、その殆どが僕らのような2〜3人のグループで構成されている。ここでグループごとにそれぞれの家に引き取られていく。情報ノートにも書いてあったけど、一人でインディヘナの家にステイは相当厳しい。食事も一人。咳をしても一人。それはさみしい。グループでほんとよかったよかった。
遅い昼食。予想していたよりは旨かった。といってもいたって質素。芋。
アマンタニ島は住民が千人くらいいるかなり大きい島なのですが、夕焼けをみるためにその島の頂上に登らされる。3800mの湖面からさらに400mくらいは上ったんだろうか。死ぬよ。しかも途中にサッカーグラウンドがあるしかも観客席つき。調子に乗って地元の子供とサッカーしたら死ぬよ。夕焼けはとてもきれい。
●夜、ダンスパーティー。なんかポンチョ着させられて公民館の様なホールに連れて行かれた。踊らされる。で、この踊りというのが、もう走って回りつづけるのみ。ただひたすらにまわるのです。凄く嫌だった。
投稿者 ta : 2004年11月15日 19:11