●360°見渡す限り真っ白な塩の海の中をランクルで走る。1月か2月の雨期まっただ中にこればこの塩の表面に数センチ水が張り、鏡のようになるらしい。塩のホテルで見た写真はフォトショップ顔負けのCGの様な景色だった。それもかなり見たい。
INCAHUASIというウユニ塩湖に浮かぶ島へ。サボテンが一杯。
●サボテンは一年に1〜2cmしか伸びないらしく、ここにあった最大のサボテンは15m。つまり1500年サボテンやっているらしく、それは結構長い時間だと思う。屋久杉は数千年でたいそうもて囃されているが、このサボテン達ももう少し。
●その島の後は、ウユニ塩湖を抜けて土の未舗装道路(とすら呼べない)を走ることになる。ウユニ塩湖の中はよかった。F1とかこういう感じなんだろうな、というくらい何の凹凸もないその道は、間違いなくボリビア中の道路の中で一番だわ。
●塩湖を抜けてしばらくすると、このツアー客だけで成り立っているというような村に到着。今日はこの町に宿泊らしい。宿のすぐ横ではリャマが放牧されている。リャマはラクダの種類に属するらしいのだけど、けっこう臆病な動物だ。その臆病っぷりがかなりいい。近くによっていくとあからさまに逃げるのではなく、なんとなく「あ。用事を思い出したわ。」と言った感じでそそくさと場所を移動する。そしてその何かを訴えているような物寂しげな瞳と長い睫毛の虜になる。でも臭い。
投稿者 ta : 2004年11月30日 19:07