●昼、サンペドロ出発。
チリの何が凄いって道路がちゃんとアスファルトで舗装されている。日本の高速なみに快適。すごいなあチリ。バスで1時間半、カラマという町到着。この町は世界一の大きさを誇る露天掘り鉱山で有名らしいが、ボリビアはポトシでもう既に鉱山は見た。なので却下。もう今日のうちにイキケに向かうことにする。殆どのバス会社は夜行でしかイキケ行きがなかったが、KennyBusという見るからにみすぼらしいオフィスの会社だけは夕方出発があるというのでそれに乗ることにする。
出発までの時間、ネットカフェ行って作業する。カラマのネットカフェは、昨日のサンペドロとは違ってもう全く快適な速さ。さすがチリ。道路が舗装されているだけあってネットも快適。でも高い。moblogが何故か動作しない。メールでまとめて送信してしまったのが、いけないのだろうか。でもそんなこと調べてる時間もない。困ったな。いや別に困っていない。
●夕方5時。KennyBusで出発。Kennyって誰だろう。そのKennyが運転してるのかどうかは分からないが、どうやら新米運転手らしくスピードが異常に遅い。最初の1時間ほどは時速30kmくらいしか出ていなかった。その新米の横でベテランぽい男がいろいろ口を挟んでいる。30km/hは勘弁して欲しい。いつになったらイキケに着くんだ、と思っていると急にスピードが上がる。どうやらベテランが制限を解除したらしい。スピード狂でそれが高じてバスドライバーにトラバーユしてきましたというような中年新米運転手は待ってましたとばかりにスピードに乗っている。グングンはしる。
移動時間くらいしか音楽を聴くときがない。南米には何が合うのかをいろいろ試す。とりあえず浅川マキは南米向きじゃないことは分かったし、ブレッド&バターはいい線いっているのだけどちょっとメロウすぎる。岡村ちゃんはバッチリだった!って、これじゃあ別に日本も南米も関係ない。
●イキケ到着。崖の上から見た街は都会の雰囲気。
7時間かかると言われていたのに、着いてみたらまだ23時。6時間で来た。なんて早いんだあの新米運転手。
港町のイキケは空気が濃い。荷物持って歩いても全然つかれません。でも夜は怖いのでバスターミナル近くの宿確保。今までで2番目に値段が高いくせに、今までで最低の部屋。やっぱりチリ早く抜けたい。
投稿者 ta : 2004年12月 3日 18:44