2004年12月12日 (日) 

Emi Maeda@experimental intermedia

[ きく, たびする]

●寝坊。夕方頃、ブルックリンへ。10月のPS1での展示開始以来こちらで取材を続けていた石川真生さんは明後日日本に帰る。お別れ会。10月に会った人たちがたくさん来ている。その中の一人のMさんは僕のウェブを観てくれたらしく、そこでPS1の展示について僕が書いたことについて、質問というか意見をもらった。意見もらえるなんて光栄だわ。インターネットえらい。
南米のお土産、真生さんに渡すの忘れた。

●夜、experimental intermediaへ。ライブハウスか何かかと思っていたら全然違った。家だった。Phill自身が住んでいる広いアパートを改造して作られているライブ会場。キッチンがあったり、トイレには普通に歯ブラシがおいてあったりする。生活臭ぷんぷん。かなりいい。普通にジーナ・パーキンスとかいてびびる。
で、ライブ開始。さすがインプロ。リハもなにもなく映像も一度もあわせずにそのまま本番。Emiさん、今回は実際にハープを弾くのではなくこの間シカゴでやったというライブでの音源をミックスしていた。ハープとノイズ気持ちいいわあ。で、こちらはというとの南米の映像やら、ちょっとだけHDにはいっていたMog素材やらを出す感じ。Wが開始10分くらい前にちょちょちょとjitterで作ってくれた簡易ミキサーで繋げる。このミキサーなかったらやばかった。ありがとう。

1212_live.jpg

●終了後、openairというバーへ。
Kさんという方がオーガナイズしているshareというのが、ちょっとおもろい。ノートブックを持ってきて、みんなが勝手に音をだしたり映像出したりしている。なかにはでっかいチェロみたいなのを持ってきている人もいる。で、それぞれの音はPAでミックスされてスピーカーからこちらに聞こえる。ジャムってるよ。今夜、ノートをもってきていた2人の様子を観察していると、時々顔を見合わせてニヤッてしたりする。ジャムってるよ。なんだかやたらサイバーっぽい店内(モニターとかスクリーンとかが必要なものとして並んでるからそう見えるだけかも)が逆に一昔前のような感じだし、なおかつノート持ってジャムってる人達はニヤッとしているここは、ある種異様な空間に写った。
mixiとかorkutの音版という感じか。でも実際にこの場にいてジャムってるから、それらとはまた違うのか、と思ったのだけど話を詳しく聞くと、ネットワークで参加もあるらしい。こういうのをイベントとして大々的に開催してるならちょっとよく分からんけど、普通に毎週やって、お茶飲みに来るくらいの気持ちで成り立ってるのがすごい。
で、Emiさんから日本人のおじさん紹介される。その人は、先ほどのライブ会場にも居たサンタクロースのような風貌のおじさん。どこの酔っぱらいだと思ってたら、その人なんと刀根康尚さん。失礼しました。嬉しすぎて一緒に写真撮ってもらった。うひょー。


投稿者 ta : 2004年12月12日 21:12

関連する記事