●「エレファント」観る。ひさしぶりにビデオ屋に行ったらレンタルされていた。
けっこう重い。よかった。
タイトルからエンドロールまで映像が本当美しくてずっとみいる。この映画が何を描いているのか知っているだけに、緊張感だけがどんどん募っていってもう大変。その事態が起こってからも何も大げさではない。いたって普通の感情を持った主人公(黄色いTシャツの男の子)に違和感を持たされる。
●夕方、我が家に家財道具を全部おいて他の人の家で寝起きしている住所不定のKちゃんがメールチェックしに来る。引越先を探しているらしい。もちろんだ。そうじゃなきゃ困る。いやそんなに困ってもないのだけど。面白いからいいよ。Kちゃんは言う。
「今日は、、、っと、5時入りで8時頃にあがらせてもらいます。」
いやウチはそういうところじゃない。
●夜、知らない番号から電話がかかってくる。でてみると、ここ1年ちょっと行方不明になっていたNからだった。高校からの友達でたまにMと3人で遊んでいたのに一昨年の秋から急に連絡がとれなくなった。Mが実家に電話しても何も教えて貰えないらしい。最近はMと会っても、もうNのことはそんな話さなくなってしまっていた。そんなころにNが帰ってきた。
帰ってきたって何処行ってたの。
海外行ったり実家帰ったり東京にいたりしたらしい。それって俺と何ら変わらない。訳あって連絡しなかったそうだ。すんごく訳が気になるけど、大人には大人の事情があると思うので、まあ今度ゆっくり事情聴取するわ。ともあれ、生きててよかったよ。ほんと嬉しいわ。
旅は26歳でするのがよい、と藤原新也か沢木耕太朗が言っていた、と誰かが教えてくれた覚えがある。どちらが言っていたか覚えてないけど、どっちもそんなこと言いそうだ。理由も聞いた気がするけどよく覚えてない。大した理由じゃないとおもう。となると、今年も旅行行かなきゃいけないじゃない俺。ほんと嬉しいわ。
投稿者 ta : 2005年1月19日 22:38