2005年1月20日 (木) 

寝ていて誰かに叫んだ

[ くらす]

●朝、寝ているところに電話がかかってきた。叫んだ、ということ以外何も覚えていない。俺叫んでるな、と思いながらまた就寝。誰だったんだろう。仕事の人じゃないことを祈る。起きると隣の部屋でKちゃんがネットしていた。おはようございます、とゆっくりする暇もなく地元のお医者様へ。先週のレントゲンと血液検査の結果を聞きに行く。
何の問題もなかった。そういえば咳もほとんど出なくなった。
SBのOさんに「それ肺炎かもしれないな。」と脅されてビクビクしていた。旅行先からのヴィルスだったらと、それ以上にビクビクしていた。よかったよかった。

●部屋の掃除。明日リサーチの人が来るらしく、部屋を片づける。隣のKルームは片づけようがないので放っておく。とりあえず仕事机周りだけを整理整頓。これを機にCRTモニタを捨てることにした。ここ半年くらいずっとノートの液晶ばかり使っていて全然活用していない。これを捨てれば頑張って液晶モニタ買おうという勢いもつくはず。

●夕方、SBへ。打ち合わせが終わって、Oさんとコーヒーを飲んでいると部長が来た。
「ひさしぶり。」
「どうもおひさしぶりです。」
「旅行にいって何か価値観とか変わった?」
いきなりの質問だ。喫煙所が途端に八方ふさがりのラビリンスに変わった。
これはきっと自分探しの旅でもしてきたんだろうと思われている。どうしよう。全然探せてない。困ったぞ。
「それは自分が探せたかってことですか?」
と確認してみる。もう既にそのあたりで探せてないことがバレバレだ。
「いやそんな大げさなことじゃなくてさ。なんかちょっとした変化はあったのかってこと。」
「景色が綺麗だな、とかそういうことはたくさん思いました。」
って、至極当たり前の返答しかできない。
でもここで「価値観変わりました。」なんて答えるのは、「俺、悟り開いたわ。」というのと同義だと思ってしまう事自体がきっとダメなのであって。そんな風に言えば言ったで、人は「ああ。悟り開いたんだ。よかったね。」と答えてくれるに違いないのだ。人は優しい。今度から正直に、価値観少し変わりました、と言おう。

●ジャニスへ。この間一緒に御飯を食べたHの友達Sさんのお父さんだという山平和彦を探す。ベルウッドからアルバムが出ていた。「放送禁止歌」で有名になった人らしい。それにしてもベルウッド!URC!懐かしい!、なんていう年齢でもないのだけど、高田渡、五つの赤い風船から加川良、岡林なんかは昔よく聞いていた。でも山平和彦は聞いたことがなかった。もうここ最近は高田渡以外ほとんど聞いていない。で、聞いてみるとすごくいい。去年事故で亡くなったということもあって、せつない歌ばかりに聞こえる。Sさんによると、山平和彦は若い頃岐阜に住んでいたらしい。高田渡も岐阜出身だし。やっぱり中津川フォークジャンボリーだわ。中津川だわ。行きたいわ。


投稿者 ta : 2005年1月20日 22:47

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