●昼、無印デザイン室のNさんという人が家に来る。大学の友達Dちゃんから紹介された。なんでも無印はSOHOをリサーチしてそこから商品企画をしていくらしい。ウチなんてSOHOと呼べるようなものではなく、ただの住居なんだけど一応自宅で作業しているということで、リサーチさせてもらえませんか、とお声がかかった。で、実際にNさん来て一言、
「家ですね。」
「家ですよ。」
これまで訪ねた場所はどうやらそれ専用に部屋を借りたりしている人たちだったらしい。いやすぐ横には取り込んだ洗濯物がうず高く積み上げられているような部屋では何も言えない。そうです。ここは全く家です。Nさんは、仕事机の写真をとったり、俺に質問をしたりする。Nさんが取り出した会社の備品だというiPodにはマイクが取り付けられている。iPodをレコーダーとして使えるサードパーティ製品。前からちょっと欲しかったので、「それ音質どうですか。」なんていう訳の分からない質問をこちらからもしてしまう。
小一時間くらいで終了。
御礼としてお菓子詰め合わせと小皿をもらう。とても嬉しい。どうもありがとうございます。是非また部屋の模様替えするたびに来て下さい。
●夕方、新宿御苑前へ。幼稚舎のK先生と食事。「Sさんにも声をかけてください。」と言われていたのだけど、Nはドイツに行っているので声のかけようがない。新宿通からすこし裏道にはいったところにあるお店へ。ちょうど一年ほど前にも連れて行って貰ったのだけど、改装中で入れなかった先生行きつけの韓国料理屋へ再トライ。今回は営業していた。カウンターのみのこじんまりとした店内は在日のおばちゃんが二人で切り盛りしている。メニューも多いわけではなく、特に趣のある店内というわけでもない。でもK先生はかれこれこの店に20年近く通っているらしい。この間のお正月には奥さんと3歳の子供を連れて家族で来たらしい。
理由は簡単だった。とてもうまい。
キムチからお魚からビビンパ、コムタンスープまで。とにかくうまい。ビビンパに至っては、これまで知っているビビンパとは見た目が若干違う。具の種類がすくなくシンプル。「とりあえずおばちゃんに見せて下さい。」と先生は言う。ぐるぐるにかきまぜて御飯が淡いコチュジャン色にかわった当たりでカウンターのおばちゃんに見せる。
「OKですか?」
「もうすこしだね。」
まだ食えない。さらにかきまぜる。OKが出てから食べたビビンパは異常にうまかった。コムタンスープもうまかった。ごちそうさまでした。今度は友達連れてきます。
●家に帰っておとなしくしようと思っていたのに、今夜CAYでハーバートのイベントがあることを知らされる。びっくりだわ。かなり迷ったあげく行くことに即断する。S、Sちゃんと御飯食べてから青山へ。THMはもう来ていた。ひさしぶりのCAYはもう歩けないくらいの人の波。さすがハーバート。大人気だわ。そんな人の波に負けないぞくらいの勢いで頑張ってブンブンしていると、誰かに肩をたたかれる。知らない男の人がうなずきながらビールをくれた。どうもありがとうございます。認めて貰えて光栄です。
ハーバート終わる。Sととっとと帰る。
投稿者 ta : 2005年1月21日 22:38