●終日、家で作業。週末遊び回っていたもんだから、まだ作業がほとんど終わっていない。終わるかな。不安だわ。
●ほぼ毎週、近所のレンタルビデオ屋でビデオ・DVDを借りている。なるべく平日に借りる。平日だと5本で千円なのでお得なのだ。かといって毎週その5本のビデオが観られるかっていったら全然観れていない。大抵3本くらいが限界で、残りの2本はまた今度借りよう、と思って返すことになる。それでその残りの2本をまたしばらくしたら借りることになるのだけど、なぜかまたその映画を観ないでに返すことになる。じゃあ最初にそれから見始めればいいじゃない、とも思うのだけど不思議とそうはならずにいつもいつも同じビデオを借りなければいけなくなる。お店のデータを調べるときっと面白いことになっているはず。
で、そのいつまで経っても観ることができない映画の一つが「シャイン」だ。感動作としてあまりにも有名なこの映画をまだ観たことがない。ジャケだけは何度も眺めている。人よりもこの主人公の肋骨には詳しいと自負している。まだ観ていないのが恥ずかしいので、過去にはきっと人に話を合わせて「ああ。いいよねー。」とか言っていたかもしれない。まだ観てない。
店員にそのうち声かけられるかもしれない。
「シャイン、大好きなんですね。僕も好きなんです。」
なんて言われたらどうしよう。
いや大好きなんじゃなくてまだ観ていないだけだ。だから何度も借りているのです。なんて店員が思うこともないとは言えない。なぜなら俺が以前レンタルCD屋で働いていた時にそんなことを思っていたからだ。毎週来店するなにか気になるお客さんがいた。その理由は、まず見た目が面白かったりだとか、聞く音楽の好みが著しく似ていたり、とそれぞれ違うのだけど、その気になるお客さんが借りる音楽はレジで眺めてしまっていた。
毎週毎週返却に来るときに、
「あ。じゃあ。これ今日も借りるんで。」
なんて言っていたらそりゃ誰だって徐々に気になってくるだろう。なによりもまずお店にとって迷惑だ。他の人が「シャイン」を借りられない。「シャイン」が借りられないレンタルビデオ屋はダメだろう。ていうか他の人には観させない。そして俺もまだ観ていない。
●なんてことを言っている暇もなく作業をする。
投稿者 ta : 2005年1月24日 22:03