2005年2月 4日 (金) 

湯切れ

[ くらす]

●昼すぎ、ほぼ夕方、KJとKと神保町へ。古本や巡り。

KJは、狂ったんじゃないか、というくらいの勢いで本を抱え込んでいく。あんま事細かに書くと怒られそうなので書かない。ていうか間違いなく怒られる。でもKJが両手に紙袋一杯の本を抱えて、どうしようもなく重たそうにしているその様子そのものがオカルトだった。こちらの収穫は2冊、
「カラー決定版 切手大図鑑」
「奈良原一高/ポケット東京」
いい買い物をした。
西荻貴族が何を買ったかは不明。なんで俺の周りの奴らは謎に包まれているのか。

●帰り、千川にある温泉へ。
「千川 ゆけむりの里」という一見旅館のような綺麗な建物は入ってみると、情緒も特になく人で溢れていた。大人気ゆけむりの里。いい湯だったのだけど、ひさしぶりに室内があったかい風呂に入ったもんだから早々にのぼせる。
KJとKが出てくるのを待つ。
マッサージ機というものを使ってみる。昔からマッサージ機を気持ちいいと思ったことがあまりない。部分部分で痛い。昔、タイでタイマッサージをやってもらった時は終始笑ってしまって大変だった。その時はなんでこのタイのオバサンは俺の身体を変な形に曲げているのか、が面白くてしょうがなかった。そして今日も部分部分で笑ってしまう。だって機械なのに動きが機械こえてる。音波かよっ!っていうほどのもの凄い叩きっぷり。タイで笑ってもそれほど問題じゃないが、千川ゆけむりの里のマッサージ機で一人笑っているのはまずい。こらえる。そんなことしてたら、ふくらはぎと腰を痛める。
そして喫煙所には温泉には付きものの強面も多少いる。例え顔が強面じゃないとして、奴らがそれ系かどうかはすぐに分かる。ベンチ式の椅子があるにも関わらず、なんで奴らはその上でうんこ座りをするのか。なんで湯上がりのくせに髪がピンピンしてるのか。謎はつきない。なんで俺の周りの奴らは謎に包まれているのか。

●そして今日はついに電気ポットを購入した。
「とく子さんコース」で名を馳せているタイガー製のポットにした。銀色のかわいい奴。これでウチの給湯事情も劇的に変わるはず。とりあえず使ってみる。
ボタンを押すだけでスムーズにお湯が。
こんな簡単にお湯いただいていいんでしょうか、って恐縮してしまうくらいスムーズに。
で、一番驚いたのは湯切れのよさ。お湯を出した後、ボタンを離すとピタッとお湯が止まる。水道その他いろいろに接してきた今までの感覚からいくと、ここで1,2滴はお湯がもれるはずだ。なのに、「とく子さん」はピタッとお湯を止める。これには驚いた。
そしてこれは素晴らしい技術なのだろうけど、なにか気持ち悪い。そんなにピタッって止めてどうする。


投稿者 ta : 2005年2月 4日 22:33

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