2005年2月25日 (金) 

とにかく寒い

[ くらす]

●もう3月だってのにこの寒さは何だ。
ここに来てあほみたいに寒くなっている。昨日降った雪はまだ溶けない。「レフトアローン」を観に行きたかったが、あまりの寒さと眠さで断念。終日コタツでダラダラ絵を描いたりする。俺の68年革命っていったらそんなもんか。

●折角買った自転車も乗っていない。鍵を紛失してしまったのと、この寒さとで、奴はずっとコタツの横でぬくぬくと過ごしている。
最初からこんな調子だと自転車もきっとダメな自転車に育ってしまう。本来の仕事を忘れ、「私の仕事はコタツの横に佇むことだわ」と勘違いしてしまう恐れがある。なぜ自転車が女言葉なのか。
ここがフジワラヒロシの部屋だったら自転車の役割もただ佇むということだけで解決するかもしれないが、ここは生憎フジワラヒロシの部屋ではない。しかもお前はお洒落なブランド自転車でもない。ただの無印。自転車はタイヤの溝がなくなって、ヒーヒーいってブレーキが摩耗するまで乗り潰される運命にある。かわいそうに。早く春来い。
といっては、自分のなまけっぷりを自転車に押しつける金曜日。ハナキンだよ。コタツぬくいよ。

●玄関先の梅が咲き出した。
いよいよ春が近づいてきた。っていうほど、季節の実感を感じない。
感じない、っていうのは正確じゃないが、梅が咲き出したっていう事実よりもニュースで観る「桜前線」情報や花粉情報の方が自分にとってより分かりやすい感覚で肌に春を感じさせる。
と書いたりすると、きっと「異常」とか「それは寂しいね」とか「パソコンしすぎ」ということで片づけられる。でもその「パソコンしすぎ」を認めた上でさらに「春」について考えていく必要がある。この状況は薄々気が付いているけど、そんなのはやっぱり認めない、認められない、のでいつまでもそっぽを向いて、「あー自然っていいね。」なんて言ってたらダメよきっと。そのそっぽを向いている方に自然はない。
って自分に言う。まだ花粉は大丈夫。
でも一週回って「自然っていいね」という逃げ道がまだ残されている。
でもそれ回ってないこと知ってる。


投稿者 ta : 2005年2月25日 22:11

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