●千駄ヶ谷のH家から赤坂まで歩く。
予想以上に近かった。20分くらいですぐに青山ツインタワー。
にしても、外苑東通りやら御苑やら迎賓館やらの緑豊かで広大な敷地や、この広々たっぷりの車道は何だろう。東京はど真ん中に行けば行くほどゆったりしてくる。それを囲むように山手の外の住宅地はあんなに窮屈なのに。あ。よく考えたら世界共通だった。それはラ・パスと一緒だった。すり鉢型の街ラ・パスは、お椀の底にビルが立ち並ぶ新市街があり、エルアルトと呼ばれる貧民街がそれを囲むようにすり鉢の上部に広がっている。その貧民街の夜景がすごく綺麗だったので、「貧乏の星」と俺は呼んでいた。で、その夜景が綺麗なのが凄くせつなくてよかったのだけど、東京の場合は綺麗なのも中心部の夜景だ。
打ち合わせ。
この間のコンパの事をさして、
「高山病大丈夫だった?」
と訊かれる。
標高3600mのラ・パスは全然大丈夫だったけど、この間のコンパは全然大丈夫じゃない。酸素が足りなかった。もうあんな山には登りたくないです、と伝えておく。
●帰宅。
Kちゃんがいるのはいつもの事(もうすぐ彼の部屋にも光回線が開通するらしいので、2ヶ月近く続いた蜜月の日々もあと少しだ。ふと話しかける人がいなくなるのは寂しいなあ。)なのだけど、今日はKちゃんのお客さんも来ていた。Yちゃんという大学の時の同級生。どうも初めまして。帰りに買ってきた羊羹たべる。緑茶以外に羊羹に会う飲み物って何だろう。作品集をみせてもらう。Kちゃんをはじめグラフの人はほんと絵がうまくて見とれてしまう。
●父親から電話。今日で定年を迎えた父親に、今日届くように姉と二人で万年筆をプレゼントしていた。お礼を言われる。いやお礼を言いたいのはこちらなのです。どうもありがとうございました。と、ちょっと感動的ですらあるこの親子の会話に横やりを入れるのは彼の方だ。
「いやところでさ。あなたの日記。最近、映画観たとか何処か行ったとか、そんなことばかりでちょっと面白くないんじゃない?」
いやー。そんな事言われても。ねえ。
息子がコンパ行ったとかって、かなり面白いと思うんだけど。俺は父親がコンパに行ってたらかなり面白い。
面白くなきゃ読まなきゃいい。別にメールマガジンで一方的に押しつけている訳じゃない。面白い面白くないとかじゃなくて、だってこれが日々なんだから。じゃあ世界一周旅行の支度金でも頂ければ、毎日ハラハラドキドキの手記をお届けできると思う。
●あ。それで思いだして、ワールドカップのチケット申し込み済ませる。
今日までが一次抽選の〆切だった。間に合った。当たってくれ。
誰が行くとも分からないが、とりあえずゲスト枠は上限の3人にしておいた。多分行くであろう2人(A、C)は決まっているので、枠は後一人。誰が行くかな。もれなくフェイスペインティングが付いてきます。もちろんペインティングは、成田から始まる。道中、色が落ちないようにちゃんとリキテックスで塗るから心配しないでも大丈夫。
当たってくれ。
●夜、仕事と作業。今週末かなりまずいかもしれない。
にも関わらず、映画やら舞台やら行きたいところが山とある。
今度の山は高山病になる不安もないので、何としても行きたい。
●あ。もう3月終わる。庭の開墾が進んでいない。
投稿者 ta : 2005年3月31日 22:18