2005年4月24日 (日) 

タン・カイシン

[ でかける]

●昼起床。Kちゃんと茅場町へ。
Hちゃん達、山形ドキュメの人たちが企画したタン・カイシンの作品上映を観に行く。ギャラリーマキに来たのはこれが初めて。去年の今頃、ギャラリーマキでのイベントのDMとチラシ作ったくせにそのイベントには行けずじまいだった。初めてのギャラリーマキ。綺麗で素敵なギャラリーだわ。失礼ながら、マキさんがワンカップ片手に受付しているタイガースファンの店、のようなものを勝手に想像していた。すいませんでした。ひさしぶりに会うマキさんはビシッとお洒落な着こなしだった。前にあったときは、巣鴨系のセーターを来ていたので多分それがこの誤解を生んでしまった原因だろうと思う。
だからKちゃんも面白半分で巣鴨系のセーターは着ない方がいいよ、とKちゃんに言おうものならきっと彼は
「いや本気やで。これ。」
というだろうが、きっと本気なのはもっとまずい。

●タン・カイシンの作品は、単作品と言うよりも過去の作品をまとめたポートフォリオ的なものだった。ちゃんと自分のしていることをポップにまとめていて分かりやすかった。内容自体は、これ他の人が同じ事やってたら凄く嫌だろうなと思うようなある意味武闘派(とはまた違うかもしれんけど、そこらへんのことはよく分かんない。)なんだけど、でもタン・カイシンがやってると嫌な感じを全然受けない。自分で自分の演出がちゃんと出来る人は凄い。ていうか、人となりの問題。日本人じゃ出来ない(いや本当はできるんだろうけど、おくびにも出さずにこういう事を言える格好いい日本人は岡村康幸しか知らない)テーマを扱っている。でも日本の事なので、やっぱり観てる人は感情移入しやすい。そしてタン・カイシンが自分で付けているだろう日本語字幕テロップの間違った日本語が、またその作品をもうひとつ掘り下げる可能性を作っているのが素敵。
そのポートフォリオの中でひさしぶりにシャルルさんを観た。前、エリオット・シャープの時にも一緒にやっていたけど、タン・カイシンとシャルルさんは何度となく一緒にやっているようだわ。それにしても相変わらずでかかった。

●夜、Kちゃんとそのまま大久保へ。韓国料理屋。
Tがこの間作ったPVみせてもらう。撮影手伝っていた別のTも来る。歌い手であるK君の顔のシーンが異常に増えていて面白かった。なんでも「歌っているところは全部、顔だして」と言われたらしい。やるなあK君。さすが伊達に「リビドーは罪じゃなぁぁぁい」なんて歌っていない。罪だよ、ってレーベルの人も教えてあげた方がいいと思う。
韓国料理屋にパワーブックという組み合わせが相当お洒落だと言うことが分かった。


投稿者 ta : 2005年4月24日 23:58

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