2005年5月 3日 (火) 

実家に帰る

[ たびする]

●朝、京都駅でU夫妻、Wと別れて、そのまま下る。京都はJRの駅から少しでも南にいくと途端に雰囲気が変わる。駅の北に広がる賑やかな地域からは想像もできない様子に様がわる。住宅地域といっても昨日歩いた下鴨のあたりなどの閑静な住宅風景とは違い、どこかしら下町ぽい。まず店がない。朝飯を食べていなかったので、朝飯食べるところを探してブラブラしたのだけど、びっくりするくらい何もない。マクドナルドと吉野家は発見したが、こんなところで食ってたまるか。折角なら、今はなきホワイトハウス並みの素敵な食堂見つけてやると息巻いたばかりに失敗した。数時間後、町の八百屋軒お菓子屋みたいな店の片隅で売られている菓子パンをかじるはめになる。にしても京都駅の南側、頭にタオル巻いている人率が高い。怪我をしているわけではない。とにかく頭にタオルを巻くのだ。

●東寺へ。
庭園があり、ベンチがあり、灰皿もある。
池があり、ほとりではたくさんの亀がひしめき合うように甲羅干しをしている。
午前中をずっと東寺で過ごす。
五重の棟の内部が公開されていたのでみてみると、内装がやたらサイケで驚いた。あまり公開されていないからなのかもしれないが、かなりの彩度を保ったままの極彩色のペイントが、柱から壁から天井までもに施されている。それら彩色を含めた内部装飾と中央にまつられている何体もの仏像がマンダラを構成しているらしい。らしいというのは、そう誰かが言っていたのを小耳に挟んだからだ。間違ってもそういう声が聞こえてきたとか、そういうのではない。

●午後、また鴨川へ。意味なく鴨川を上ったり下ったり。夕方あたりまでそんなことを続けたあげく、「こんなことをしていてはダメだ!」と奮起し、人でごったかえすJRを使い岐阜へ。夕方にもなると、車内はもうそれほど混んでなかった。外人一人旅という感じのアングロサクソンがずっと視界にいた。なぜ外人はリュックサックを片方の肩だけにかけるのか。両方の肩を使った方がぜったい楽だろう。教えてあげたい。

●穂積着。姉夫妻も大阪から戻ってきている。

●夜、Kの家へ。久しぶりに会うYと3人で飲む。中学校で先生をしているYは、しばらく会ってないうちに何だか大人になっている。今秋には結婚するらしい。


投稿者 ta : 2005年5月 3日 22:00

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