2005年5月27日 (金) 

フィリップ・グラス・シネマ・コンサート

[ きく]

●昼、新宿で直しに出していた中盤カメラ、ピックアップ。オーバーホール完了。すげえ嬉しい。初代アサヒペンタックスのオーバーホール費用は中古で同じ物買うのと殆ど変わらず。

●家戻って仕事。

●夜、渋谷へ。S君がチケットをくれたフィリップ・グラス・シネマ・コンサートをSと観に行く。くれるようなチケットだから後ろの方だろうと思っていたら前から6列目。なんてお礼していいやらもう。どうもありがとうS君。
フィリップ・グラス・アンサンブルが古典映画にライブで音をつけるという形式のコンサート。昨日はコクトーの「美女と野獣」だったらしいが、今夜はベラ・ルゴシの「ドラキュラ」だった。ベラ・ルゴシって、名前は聞いたことあるけど実はよく知らない。映画はサイレントのものかと思っていたら、トーキーだった。
最初のうちは元の映画のセリフ、SEの音をやたら大きく感じてアンサンブルとのバランスが悪いかと思ったり、アンサンブルと映画とどちらを観ていいかも分からずとまどっていたのだけど、話が進むうちに夢中になって映画の方にのめり込んだ。というのも、指揮の人がスクリーンを観ながらタイミング合わせて指揮棒を振っている。アンサンブルが演奏する音楽が映画と完璧にシンクロしているので、もうもともとその映画についている素晴らしいBGMとしてしか聞こえなくなった。
素晴らしかった。
映画自体もよかった。ベラ・ルゴシの出演作もっと観たい。


投稿者 ta : 2005年5月27日 23:21

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