2005年6月 2日 (木) 

大学病院2

[ くらす]

●朝、新宿へ。天気予報が雨なので今日は電車を使う。
大学病院へ昨日の診察結果を聞きに行く。特に異常はなかった。というか、「感染症だった可能性があるのだけど、今は快方に向かっているので気にする必要はない」と言われる。俺は感染症というもの自体よく分からないので、先生に聞いてみる。
「感染症って例えばなんですか?」
「南米旅行いってきたんですよね。向こうで性的関係を持ったことによるHIVなども、感染症ですね。そういう心配ありますか。」
いやいやないですけど。それよか南米行ったらもうHIVか。先生、そりゃ偏見だわ!とも思うのだけど、向こうで出会った幾人もの中年邦人の顔を思いだすと、それが偏見だとも言い切れない。売春宿に通うための長期滞在してる人がたくさん居た。あいつらいい顔してたわ。みんなチョコボールみたいな顔してた。それが悪いとは全く思わないが、そういうのでHIVに感染する奴がいっぱいいるから、この先生にも南米→売春→HIVという図式があるのでしょうきっと。
「セックス以外では感染症って何からなるのですか?」
「ウィルスをもった虫にさされる、などもあります。」
虫にはたくさんさされました。

●富士見町よってから、バスで永福町に帰る。この路線のバスに乗ったのは初めてだけど、意外によかった。本数も多い。そんなに必要か?っていうくらいの10分おきに永福ー新宿間を走っている。

●昼、仕事。

●夕飯を作る。さんま、麻婆豆腐、かぼちゃ、ほうれん草のおひたし。

●最近、台所と風呂場まわりにゴキブリが姿を現し始めた。凄く嫌だ。ゴキブリ自体は最近買っておいたゴキジェットで秒殺なのだが、その死体を片づける作業が嫌でしょうがない。子供の時、実家のお婆が傍らをサササと通り過ぎるゴキブリを素手で叩きつぶしていたことが忘れられない。この時に、「ああ。この人には一生絶対かなわないな。」と思った。

そういえば、この間Mさんが夜中に電話してきた。
「ゴキブリがいるんだけど、どうしよう。」
「捕まえなよ。」
「ツールがない!」
聞くところによると、まだ夏の準備が出来ていないMさんの家にはゴキブリ対策のゴキジェットはおろか、ハエタタキもないらしい。じゃあ手頃な大きさの箱を用意してとりあえずフタしておきなよ、と言うと、
「居間の天井にいる!椅子にのっても手が届かない!」
「じゃあもう見ないふりして寝るしかないんじゃ。でも暗くなるとゴキは動き出すよ。快活に。」
と教えると、

「ピクリとも動かないし、これもう死んでるのかな。」
と言い出したMさんは既に現実逃避を始めた模様だ。
これは困ったね。

数時間後、もう真夜中、Mさんからメールが届く。
「やっつけた!」
「え?どうやって?」
「シンナー。火炎放射で。」
すごいよMさん。
絶対ゴキジェット買いな。そのうち家燃えるよ。


投稿者 ta : 2005年6月 2日 23:24

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