●昼、お見舞いに市民病院へ。
日本全国に存在する他の病院もそうなのか分からないが、岐阜市民病院では廊下に貴金属を売る店が出店している。といっても、食堂や雑貨店のようにちゃんとテナントを借りている訳ではなく、病院の廊下にそのまま簡易机を置き、その上にビロードのカバーをかけただけの露天だ。
センター街でインディアンジュエリーを売るラテン系の人達と何も変わらない光景がこの病院の1階には見られる。
その隣では巣鴨系の服を売る店も出店している。
もしかしたらこの2店は同じ業者かもしれない。
ちなみにそのさらに隣は、X線検査室だ。
百歩譲って、貴金属を売る意味を考えてみよう。
まあ考えられないこともない。
長い入院生活のマンネリで、いつも同じパジャマを来ているマダムがたまにはお洒落したくなる時もあると思う。気分転換にはとてもいいだろう。
誕生日を病院で迎えることになってしまった妻の為に、「お!こんなところに!」と優しいご主人が指輪を買って病室に行くこともきっとあるだろう。その夫婦の愛は不滅だろう。
でも、あきらかに入院患者ではないオバサンの首にネックレスをかけ、
嬉しそうに営業しているこの露天商とそのお客という図はおかしい。
●夜、帰京。
●東京、寒い。
この間片づけたばかりなのにもうそろそろガスヒーターかも。
投稿者 ta : 2005年10月25日 22:24