●法事はとうに終わっているのだけど、まだ実家に滞在中。
五輪をみている訳でもなければ特に何もしていない。無為だ。
スカイプ用の電話機買おうかなあとアマゾンを眺めたりしている。無為だ。
「俺、無為だよーっ!」と叫んでみれば、きっと誰かが「あらまあ叫んだりしてぇ!それって無為じゃなくねー?!」なんて言ってくれる事に若干期待しつつも、結婚してれば子どももいるような地元の友だちはもうそういうところで生きていない。ていうか、誰がそういうところで生きているのか教えて欲しい。
ハイジを使っているチューリッヒ保険か何かのコマーシャルいいわあ。
とか考えているワタシは先月27歳になりました。
締め切りギリギリ(もしくはオーバー)で仕事しつつ、犬の散歩と、骨を折って歩けない母親の運転手、夜はリバーサイドモールでキャラメルポップコーンをほおばりながら映画を観る、というのが今週のルーチンワークだ。ワークといってもほぼワークではないところがいよいよ問題だと思う。
そろそろちゃんとスーツを着て出社しなくてはいけない。
コナカ行かないと。やっぱり男はコナカだよ。
東京戻ったらポートフォリオまとめてクール井上なみの営業を!
ゴッドブレスユー。
先週、アメリカに4年いて最近帰ってきた高校からの腐れ縁Hと岐阜で会い、その後リバーサイドモールに行った。Hはリバーサイドモールにかなりの衝撃を受けたようだ。
「ここはラスベガスか?」
言われてみればそうかも。
田んぼが続く田舎道をしばらく走ると突如きらびやかな商業地帯(GEOとか、岐阜バッティングセンターとか、モスバーガーなど)が現れる。その中にはなぜか観覧車までもある。夜にはライトアップもされる。でもそれに乗り込んで田んぼ地帯を観覧している人はそうそう見かけない。
で、リバーサイドモール。
経営がAMCからユナイテッドシネマに変わって何が変わったってキャラメルポップコーンの味が落ちた。値段は変わらずレイトショーが¥1000で観られるものだから、間違えると観なくてもいい映画までも観てしまう。大抵何でも楽しめるので楽しめたと言えばそう言えなくもないが、
「サイレン」(堤幸彦)
は、あらゆる意味で凄かった。衝撃的につまらない。怖くもない。
この映画なら例えインターネットで拾って観ちゃっても誰も怒らないんじゃないか。映画著作権協会の人も、「ああ。これなら仕方ないよ。金は払えない。」と理解を示してくれると思う。でも俺は払った。
投稿者 ta : 2006年2月16日 22:55