もうしばらくはワールドカップ関連の日記しかないと思う。
それくらいワールドカップのみの生活になりつつある。
と思いきや、
葉山と鎌倉にある神奈川県立美術館に、
ジャコメッティとエドゥアルド・チリーダの展覧会を観にいってきた。
葉山館。
逗子で電車を降り、そこからバス。
ジャコメッティ展。
ジャコメッティってあの細長い顔やら身体の彫刻の人ね。
作品見てから思いだした。
「見たまんまに描く」シリーズがよかった。
お世辞にも巧いデッサンではない。なんなら下手だった。
肖像画群がとても良かった。
初めてきたけど、逗子いいところだわ。
なんか太陽族とか出てきそうな雰囲気の町だ。
昔からあまり変わってなさそうな佇まいがそこら中に感じられる。
と思っていると、東京から避難してきたようなオシャレなカフェやら雑貨屋もちらほら建ち並んでいる。
そういうニーズにもOK。何がOKなんだか分からないが、とにかくOKだ。
と、思っていると駅前でフリーマーケットが開催中。
てっきり地元の組合主催みたいなローカル臭ただよう雰囲気のそれを想像し、
フラフラと近づいてみるとどうやら全く違うフリーマーケットだった。
入口の看板をみたときに何か予感はしていた。
「こころのまつり 〜ART ORGANIC ECOLOGY〜」
若者が多い。それもみんなやけに自然体だ。
売っている物はヘンプ製の帽子から古着のゴアパン。
シャンプーや洗剤まで売っている。もちろんドクターブロナーマジックソープ。
売ってる物が限られている。
早々に会場を後に。
やっぱりまだ俺には「こころのまつり」は早いようだ。
その後、鎌倉へ。
人が多すぎて嫌になる。
竹下通り並みに人がいる。
エドゥアルド・チリーダ展観る。
やっぱりていうか当然だけど、でかいものは持って来られない。
Museum Chillida-Lekuにあるようなでかいの1つくらい観たいよ。
で、略歴読んで驚いたのが、このエドゥアルド・チリーダ、元サッカー選手だった。
それもレアル・ソシエダのゴールキーパー。
スペイン一部リーグの古豪だ。
ケガをしてサッカーをあきらめ現代彫刻家になったらしい。
でも逆だったらより凄い。
ケガをして現代彫刻家をあきらめ、サッカー選手になったらしい。
なんてむちゃ。
投稿者 ta : 2006年6月10日 22:00