昼、仕事。夕方、青山打ち合わせ。夜、渋谷ネストへ。
Dirty threeのライブに行く。
ずっと前からかなり楽しみにしていた。
もうとっくに来日していそうなものなのに、今回が初来日らしい。
1992年に結成された、オーストラリアが世界に誇る孤高のインストゥルメンタル・バンド、ダーティ・スリー。メンバーは、ニック・ケイヴのバッド・シーズのメンバーとしても活動するウォーレン・エリス(violin)、ボニー“プリンス”ビリーとの交流も深く、キャット・パワーらの作品にも参加しているミック・ターナー(g)、同じくキャット・パワーをはじめ、多くのアーティストの作品、ライヴでバックを務めるジム・ホワイト(ds)の3人。ソニック・ユースやペイヴメントといったバンドのオーストラリア・ツアーでフロント・アクトを務め、ロラパルーザをはじめ、世界中のフェスティヴァルに出演し、ビースティ・ボーイズやジョン・スペンサー・ブルース・エクスプロージョン、PJハーヴェイ、ニック・ケイヴ、ロウ等とステージを共にしてきた彼ら。そのロード・ムーヴィ的と評されることも多い他に類を見ない音楽は、世界中に熱狂的なファンを持つ。昨年10月に、キャット・パワーの参加も話題となった通算第7作、『シンダー』をリリースしたダーティ・スリー待望の初のジャパン・ツアーが決定! 本当にお待たせしました! ソニック・ユースのサーストン・ムーアをして、“世界最高のライヴ・バンド”と言わしめたそのパフォーマンスをお見逃しなく!!
なんて事書かれたら、観ないわけにはいかない。
で、実際その噂に違わず素晴らしいパフォーマンスだった。音楽が素晴らしいのはもう重々承知なので、特に驚くこともなかったといっても、十分驚いた。まあMCなんて全くなしで淡々と演奏していく硬派なバンドかと思っていたら、もう全くそんなことはない。ミック・ターナーは予想通り殆ど表情を変えずにクールな印象だが、フロントマンのバイオリニスト、ウォーレン・エリスが凄かった。凄い奴だった。フロントアクトのブッチャーズではあまりノリの良くなかったお客さんも、ウォーレン・エリスの勢いにグイグイ持って行かれる。しまいには英語に堪能な客を舞台に上げて即席通訳にしてしまっていた。
インストバンドで演奏前にここまで曲の解説する人を初めて観た。
「これは百のタイコをLSDで叩き続けているについての曲です。」
みたいな。
意味が全く分からない。
ダーティー・スリー、ミック・ターナーのソロ作、ジャケットワークは全てミック・ターナーの油彩。
この絵がまたいいのです。
見かけたことなかったライブ音源が売っていたので購入。
帰宅。早速聞いてみる。
曲の解説が長いのは、毎度の事らしい。
よかったよー。
偶然、地元の友だちMにも会う。フットサル誘うの忘れた。
the dirty three official website
サンプル音源聴けます。よいです。
投稿者 ta : 2006年6月28日 22:48