先週、下高井戸シネマで上映中の「フラガール」観てきた。
やっと観てきた。
ああ。観にいってよかった。
「ウォーターボーイズ」「スウィングガールズ」に代表されるような青春物に加えて、
・家族
・歴史
の要素が加わって面白くないわけがない。
泣けないわけがない。
案の定、後半ずっと泣きっぱなし。
いやらしいぐらい泣かしてくる。
主演とクレジットされながら、ある映画祭では主演女優賞を蒼井優にもってかれてしまった松雪泰子には申し訳ない。
ないけど、しょうがない。
蒼井優が奇跡だった。奇跡だったよ。
炭坑の砂利山の上で振り向く登場シーンでもうノックアウト。
KNOCK OUT!
「花とアリス」から続いて蒼井優は躍ってくれた。
蒼井優のバレエ、フラダンスときて。
あとは蒼井優のベリーダンスが観られれば、いつ死んでもいい。
そんな事を思う人はたくさんいるんじゃないか。
蒼井優にばかり気を取られているが、
松雪もトヨエツも相当よかった。
松雪の小じわがよかった。
やはり人は痩けてくるとそれはそれで新しい魅力だ。
なんなら痩けてからがなんぼだ、くらい言っておきたい。
あと全然しらない人だったけど、早苗役の徳永えりという人はすげえいい。
李相日(リ・サンイル)監督作品は、大分まえに「69 sixty nine」を観たくらいだったのだけど、こりゃ「スクラップ・ヘブン」も観なくては。
ジョーさま観なくては。
投稿者 takeyama : 2007年2月23日 22:07