ダージリン急行観てきた。銀座でしかやってないもんだから銀座まで行く。ほんと滅多に銀座来ない。
「天才マックスの世界」、「ロイヤルテネンバウムス」、「ライフアクアティック」のウェス・アンダーソン最新作。
で、とてもよかった。もうタイトルからして可愛すぎる!と勝手に盛り上がっていたのだけど、期待を裏切らないどころか予想以上に何もかもがハイセンス!こういうのが本当お洒落って言うんだろうなあ、言うんだろうなあ!と銀ブラしてるそこのセレブ主婦達に叫びたい!ブランドに身をつつんだアンタだよ!
と、昨日までの俺ならそう思っただろうが、ダージリン急行を観た後では事情がちょっと違う。劇中に登場してくるメインアイテムであるヴィトンのスーツケース。これがおそろしく素敵なのだ。初めてヴィトン欲しい、と思ってしまった。
ウェス・アンダーソンはいつも家族と人生がテーマの作品なのだけど、それにヴィトンとインドが混じり合った何とも言えない、そしていつもどおりの箱庭感覚。インド、人生っていったらもうそんなのヒッピーとマンダラしか思いうかばいようなねこぢるぢるな頭の中に素晴らしく新鮮な風を送ってくれたような。こりゃよかった。
ダージリン急行 : ウェス・アンダーソン・ワールドの魅力~溢れるポップなアート感覚 - 映画のことならeiga.com
投稿者 takeyama : 2008年3月26日 23:52