早起きしたので借りていた「百万円と苦虫女」観る。なにこれすげえいい。
「タカダワタル的」を撮ったタナダユキ監督、蒼井優主演というなんでこれ観てなかったんだろうというツートップ。主題歌は原田郁子だし、大島依堤亜さんのアートワーク、モロ諸岡、ピエール瀧、堀部圭亮など脇を固める役者陣も全てツボ。
蒼井優演じる鈴子21歳女子の話。人と関わりを持ちたくない鈴子はただ黙々と働きながらお金を貯めて、100万円を貯める度に住む場所を変えていく。自分自身ときちんと対峙したくないから、人ともちゃんと向き合わない。そんな鈴子もある町での出会いによって。。というようなお話し。100万円てそんなすぐに貯まるもんかしら?という疑問はかすめるがあんまそれは関係ない。自分探しじゃない旅もこれまた自分探しじゃね?という思いもあるが、それもまたどうでもいい。最後の展開がかなりムリヤリだけど、でもこの話すごく好きです。好きです蒼井優。ラストにヘヘヘとニヤリ。
てな感じで、自分探してる人も探してない人も必見のロードムービー。
あと森山未來の背中が男らしくてびっくり。嫁はズッキューンてきたらしい。
投稿者 takeyama : 2009年2月17日 09:50