京都で泊まっていた宿の近くに、有名な麩まんじゅうのお店があると言う情報を嫁が入手。
帰り際、実家へのお土産をと寄ることに。
かわいい暖簾がさがった店構えで大体ときめくが、店内も素敵だった。店内というか、暖簾をくぐってもショーケースやらレジなんてのがあるわけじゃなく、石畳の土間的な空間があるだけ。客は店の方が差し出してくれた座布団に腰掛けて商品を待つ。ひとつ奥の部屋では、女将さんのような人が壁際に置かれた座卓に向かって、電卓をたたきながら伝票整理をしている。こちらを振り向く気配は一切ナシ。ただのミーハーな観光客にしてみればその雰囲気がいちいち嬉しい。これぞ京都というような勝手な思い込みに、一人でフフフとほくそ笑む。
で、その麩まんじゅう。おいしかった。
実家の方では、愛知県江南市の大口屋の麩まんじゅうが有名だが、いやいや負けじとこちらもとてもおいしい。
御池煎餅、阿闍梨餅に続き、京都の素敵なお土産和菓子リストに加わりました。
投稿者 takeyama : 2009年5月11日 15:15