こないだ打ち合わせ帰り、上映時間の都合が調度よかったので、渋谷TOEIで「グラン・トリノ」観る。昼間やから空いてるやろうと思って、階下のマックでポテト買って入ったものの、ほとんど満員。むしゃむしゃポテト食べられる雰囲気じゃなかった。結局食えず。そうか水曜か。
こないだの「チェンジリング」も相当良かったが、今作はそれを上回る評判を各所で見聞きするので相当楽しみにしてたけど、やっぱりどうしてこりゃ素晴らしかった。イーストウッドの映画は、いっつも直球すぎてもうこのアラサーていうか三十歳の世の中斜め見するのがシャレオツだとパーフリに教えられてきた世代には、眩しすぎる。格好良すぎる。エンディングロールがなぜか泣ける。
こんな映画を撮ってしまうイーストウッドはどんな気持ちでダーティハリーを演じていたのかが気になる。多分、お金たくさん儲けてバーミヤンの石像をレーザーで再構築するのを目標に絵を描いていたヒロヤマガタのような気持ちだったんじゃないか、なんて想像する。
まだ観てない人は早く観た方がいいと思う。
昨今のアメリカローカル事情は良く分からんけど、暴力、だめ、ぜったい。
投稿者 takeyama : 2009年5月16日 05:36