「ギャラクシー銀座」1〜3巻よみました。おもしろかった!
意味はまったく分かりません。これに似た漫画があるというよりは、印象としては映画にちかい体験。まず思い浮かんだのはデヴィッド・リンチ。
気持ち悪いし、怖いしでもう大変な話なんです。最初の数話はストーリーをスタートダッシュで追おうしてみるも1巻が終わる頃にはそんな気もなくなり、2巻でトラック半分近くの差が開き、3巻で完全に周回遅れ。それもどんどんと何周も遅れていく。でも後ろから抜かれるたびにババッと映し出されるイメージが心地良い。
連載はもう終わってるらしく、次巻4巻で終了らしい。読みたいけど、怖くて読めん。。
リコタマがいろいろなものに興味を示すようになってきた。テレビや絵本やぬいぐるみやら。絵本をたくさん読んであげたい。あいにくウチには絵本がそれほどない。長新太が何冊かとグリとグラ、ちびくろさんぼと後数冊くらいしかない。
もっといろいろ欲しい。欲しい絵本ざっとリストアップ。
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昼、仕事。夕方打ち合わせで神保町吉本。芸人さん見かけるかなと思ったけど見かけなかった。このあいだはじめは近所のスーパーでなだぎ武と友近が一緒の買い物しているのを見かけたらしい。そこビバリーヒルズだわ。
この間、妻が買ってきた西島大介「ディエンビエンフー」。なんとなく読み始めてひきこまれ。絵が相当衝撃。むちゃくちゃうまい。なんとなく避けていた西島大介。すいませんでした。面白かったので他の本も探して購入中。
ディエンビエンフー。いい音だ。ディエンビエンフーとは、アメリカが主に介入してくる少し前、フランスのインドシナ半島からの撤退を決定づけたディエンビエンフーの戦いが行われたベトナム北西部の盆地の地名らしい。
作品は、アメリカ軍に従軍するカメラマンとベトコンの少女との関わりを通してベトナム戦争が描かれている。で、驚いたのが今偶然読んでいる文庫「輝ける闇」(開高健)とのシンクロぷり。こちらも従軍記者・開高健本人の手記としてベトナム戦争が描かれている。しかし想起させるイメージは全く異なる。その場に実際に居た開高健とあくまで資料から描く西島大介のイメージが全く違うよ、なんてことは当然ちゃ当然だわ。
かわいい絵と最小限の線で速さとグロテスクな殺戮シーンを描く西島大介と、ブゥ〜ンというゆっくりした蚊の飛翔を、じっさいの湿度以上だろこれって感じで蒸し暑く濃密に描く開高健の文章は比べるべくもない。どっちも交互に読めばいい。
そんで自分がベトナム戦争の事全然しらんということに気がつく。
フォレストガンプとか、地獄の黙示録とか、フルメタルジャケットとか。
夜、小川町で打ち合わせ。
帰り、そのままはじめ家へ寄る。
フィルムのスキャンさせてもらいつつ、漫画よませてもらったり。
そのままダラダラと長居。
気がつけば朝。
ハナキンぽいですね。
千駄ヶ谷漫画館。今回読ませてもらった漫画はどれもよかった。
「リアル」、「バガボンド」の最新刊はもちろんのこと。
「俺はまだ本気出してないだけ」青野春秋
これすごいよかった。
40才で突然会社をやめ自分探しを始めるシズオの話。ひどい男子だよシズオは。とにかくひどい。そのあまりにもっぷりは笑えるのだけど、全然笑えない俺もいる。ていうか、「いやシズオは頑張ってる!」とすら思う。ちょっと泣ける。殆どの男子は読んだ方がいいと思う。アイデン&ティティ40代版といった感もあり。
昼、仕事。
夕方、用賀の某出版社に勤めているTさんをSと訪問。おひさしぶりです。
用賀の用賀倶楽部という、印象としては海原雄山の美食倶楽部的なものを想像するが実際には全然そういうものじゃないレストランで食事。内藤・亀田戦が放送していたのでついつい見入ってしまう。なんか亀田が可哀相になってくるから不思議。これもうお父さんも含めてしょうがないでしょ。力道山の時代から綿々と続くTBSの格闘技放送における悪業はそうそう治るもんじゃない。グレート東郷みたいなキレるプロモーターが現れてルー・テールズ、グレート草津戦での演出のようにTBSをギャフンと言わせてくれるのを待っている。
ルー・テーズ戦上述のルー・テーズ戦でのKO敗戦は、草津のその後のレスラー人生のみならず、国際プロレスの運命をも決定づけた一戦として早くから伝説的なものとなった。この試合の解釈としては大別すれば「テーズが受け身の取れない技を仕掛けた」と「草津が受け身を取り損ねた」の二通りに分かれていた。
21世紀に入り「プロレスは基本的に予め決められたシナリオ通りに進行するものである」という認識が一般化するにつれ、この試合の見方も混沌としていった。
そのような状況の中、2005年発行の書籍『悪役レスラーは笑う』(森達也著)中のインタビュー記事において、草津本人がこの件に言及した。それによれば試合中にグレート・東郷の指示により起き上がらず、試合放棄という結果になったとのことである。これは半失神状態が演技であったことを本人が初めて具体的に認めた証言として興味深いものであった。
といっても、昨今はもう悪事千里を走るというくらいにニコニコ動画内では悪事が凄い速さで伝達し、コメント欄ではバッシングがもの凄い速さで疾走してるので、もうそれみただけでスッキリしたような錯覚を覚えてしまう。自家中毒にだけはなるけど結局は何も変わらないということにもなっちゃう。
なんて思ったのは、
つい最近グレート東郷の本読んだから。半身浴で。
おもしろかった。
グレート・東郷 - Wikipedia
グレート草津 - Wikipedia
というわけで今度は写真の作品もっていくので、よろしくです!
ツタヤが貸し漫画を始めている。
先週末、最寄りじゃないが、行けない距離じゃないTSUTAYA 馬事公苑店に行ってきた。歩いて40分。意外に遠かった。
「もやしもん」で俄然盛り上がっている東京農大の目の前。馬事公苑の脇、世田谷通り沿いにあるこのツタヤ。ビリヤード、本屋、スターバックスなんかも併設していて何か賑やか。深夜2時まで営業している本屋も2時まで。スターバックスも2時まで。しかも本屋で売っている書籍が、買わずともそのままスターバックスで読めちゃうらしい。
ツタヤもツタヤでコミックレンタル5万冊なんていっても、ツタヤだからどうせ高いんじゃないの。なんて思ってたら、以前足繁く通った方南町にある貸し漫画屋・時代屋の値段設定とほとんど変わらない。旧作なら一冊90円で借りられる。DVDはまだチェックしてないが、音楽ソフトの品揃えもパッとみたかぎりかなり良い。もちろんジャニスとは比べるべくもないが、岡村ちゃん(いよいよ明後日!復活シングル発売!)や倉橋ヨエコ、空気公団やらクラムボンなんかまであってちょっとびっくり。浅川マキまであったときには、ちょっとのけぞった。ツタヤで浅川マキ、誰がかりるん?
「クラムボンあるよ。すごいねえ。」
と、Sに言うと、
「クラムボンなんて今じゃ福山雅治だよ。」
と言う。そうだったんか。
なんだこの盛り上がり。
駒沢なんか、「12モンキーズありますか」って聞いたら、「誰が出てますか?」って聞き返してくるどうしようもない日体大生のバイトしかいない。
ちょっと読んではみたいけど、買いはしない漫画を借りてみる。
・イキガミ(おもしろくなかった。おちるわ。)
・闇金ウシジマ君(稲川淳二の階段より怖い。おちるわ。)
・ヴァンパイア(ジャングルの王者たーちゃん以来の徳弘正也。面白い。って、しまった!「近未来不老不死伝説 バンパイア」から読んでる。「昭和不老不死伝説 バンパイア」の存在しらんかった。。)
イキガミ - Wikipedia
闇金ウシジマくん - Wikipedia
昭和不老不死伝説 バンパイア - Wikipedia
Sは、大量に「天然コケッコー」と「フルーツバスケット」を借りていた。
俺、どっちも無理ぽいわ。
びっくりした。
「完結編」なんて言ってるもんだから、内容もちゃんと確かめないままアマゾンで即買い。
てっきりいましろ先生がデメキングの続編をかきおろしたのだろうと。
届いて読んで驚いた。
新規部分は3ページ。
それが最後に追加されたものだった。
衝撃のラストシーン。
もうリンチかいましろか。
それくらいのアレですよ。このラスト。
ツインピークス、現在エピソード19。
牛歩で進んでる。
予想に反してまだまだイケる。
どう繋がるのか大宅壮一繋がりで言ったら、
いつかHが読み終わったと、
ウチに置いていったこれは面白かった。
星野博美『転がる香港に苔は生えない』
大宅壮一ノンフィクション賞の候補作にまで選ばれたという浅草キッドの面白かった本は、
入院中にKちゃんがくれた。あれ?貸してくれたんだったっけ?
出版おめでとうございます!
読んでから感想書こうと思ってたけど、
まだ読んでないし。現物みてもない。。
六本木かどこかのABCかどこかで面陳されていたとの噂もちらほら。
もう今読むのが楽しみって言ったら「自壊する帝国」か「X51.ORG THE ODYSSEY」かっていう感じで。
これもまた偶然なのかオカルトなのか、佐藤繋がり。
健寿さん(これでKENJIと読むのだろうか)には是非、大宅壮一ノンフィクション賞を狙って欲しい。