妻が借りてきていてたまたま見かけ、「お!久住先生原作やん!」という軽いノリで読み始めた。なんとなく「孤独のグルメ」的な感触を想像していたのでびっくり。これエロ本やん。ぐいぐい読んでしまって物凄い衝撃を受けた。これエロ本だよな〜。とか言いつつ何度も見てしまう。
妻に聞くと、やはり作画の人はエロ出身の人らしい。これ完全に久住先生の遊びだよな〜。こういう遊び方ができる大人ドキドキする。松本人志のおっさん劇場見た時の衝撃に何となく近い。
北島寛さんという写真家の「日々常々」を買った。
有山達也氏がアートディレクションだったことで気になって買った。息子が写真家の北島明氏だということを後から知る。というか北島明氏を知らなかった。
いい意味で滑稽な写真集。昭和中期の生活を切り取ったスナップ写真群なのだが、これまで接してきたその年代の写真とは雰囲気がまるで異なる。戦後の生活を切り取ったスナップ写真と言えば出てくるのが、まずは東松照明氏。そして奈良原一高氏。彼らに共通しているのは、激しさというか視線の厳しさ。沖縄、長崎、軍艦島という歴史的背景のある場所を選んできたのもあるかもしれないが、彼らの視線からは確固たる強さ、眼差しの厳しさがほとばしっている。写真集一冊見終わる頃にはこっちも疲労困ぱいなのです。
「日々常々」にはそんな気負いが全くなく、ただただ面白い、構図が面白い、状況が面白い、顔が面白い、そんなゆるい写真が連なっている。作者の意志や気負いが過剰でない作品は、みてて気が楽だ。だからこちらにも感じたり考える余裕ができる。
「死」宮崎学 写真集が復刊されているのを知って即購入。ずっと欲しかったけど絶版でなかなか手に入らなかった。
死の定点観測。野生動物の死後直後から腐敗し分解され食べられ自然に帰っていく様子を最小限の説明テキストと日付とともに綴った死体の記録。血にそまった生肉が皮の裂け目から覗く、ウジにあふれた真夏の死体、こちらにまで漂ってくる腐敗臭、目を背けたくなるような写真が続く。夏の死体は数日で自然に帰される。そして季節が変わり真冬の定点観測では、死体は雪の中ではいつまでも姿を崩さず凛としている。冬の死体には美しさすら感じる。
復刊にあたって追記されたと思しき作者本人による後書きに、エコロジーという言葉があったのが印象深い。言葉の意味を思い出してハッとした。昨今の濫用で、エコロジーという言葉がまるで何かの枕詞のように感じていたが、本来はこういうことだったよなー。そうだそうだ。
こういうことを素晴らしい仕事というんだな。
三茶のツタヤで、「ただいまおかえりなさい」購入。
池田進吾さんの装丁も素敵な、鉄割戌井昭人さんとkiiii多田玲子さんの短編小説集。
戌井さんの短編に、タダさんがイラストをそえる形の構成。短編の種類もまちまちで、バリー・ユアグローを思い起こさせるようなショートショートから、まるで尾崎放哉の句のような短歌と見紛うウルトラショートまでが揃い踏み。そんな奇奇怪怪ていうか快快な感じの文章がタダさんのイラストによってうまい具合に連鎖している。まずはガーッと夢中に読みきった後には、きっと風呂やトイレでちょこちょこと読み返したくなってしまうだろう。
あと今日タダさんから展示のDM届いたのでそちらもご紹介〜。
UTRECHT/NOW IDeA/aMoule - ちいさな八百八百展 -多田玲子「八百八百日記」原画展-
これまたタダさんと戌井さんによる絵本「八百八百日記」の発売記念原画展。会場はユトレヒトのギャラリー『NOW IDeA』
可愛すぎてやんなっちゃう。会期短いからぜひ行かないと。
x51.orgの中の人、佐藤健寿の新刊、奇界遺産(佐藤健寿・著)届いたので早速拝見。
祝・2冊目おめでとう〜!
まず驚くのはその値段とサイズ、A4を一回り大きくしたサイズで200P、3800円。そりゃ重いはずだ。カバーをめくれば布装丁だし。。なにこれスゲえ。。
文章中心だった前作と違い、写真がメインの今作は見開きでA3超の写真が目に飛び込む。しかも写っている被写体はことごとく目を疑うような奇妙なモチーフばかり。僕もこれまで行ったことある国がいくつかあったのだけど、ここの登場する場所は何一つ訪れてない。ていうか存在すら知らなかった。中でも台湾が圧巻。質、量とともに本書の中で頭ひとつ抜けている。アホすぎる。台湾も行ったんやけどな〜。こんなん誰も教えてくれなかったよ。
そして何よりも漫☆画太郎先生とコラボしてるのが衝撃。もうギギギ…という歯ぎしりしか出せないくらい、今度KJに会うときはご来光を拝むように眩しくて目が合わせられないかもしれない。画太郎先生の珍遊記のカットと奇界の大判写真の組み合わせが最高に気持ちいい。
こないだ遊びにきてたフランス人の友達がガイドブック本の代わりにロンプラのiPhoneアプリみてたけど、x51もアプリになればすごい売れそう。
あ。そういや。バンコクの死体博物館は行ったことあった。
すんごい良かった!自称・働き方研究家の著者・西村氏による仕事についての考察、研究。
この本で仕事のやり方が紹介されてるのは、柳宗理だったりイデーだったりドラフトだったりパタゴニア社だったりと、クラクラしてしまいそうな人達ばかりだ。ワイアード作ってた頃の若かりし小林弘人氏も登場してた。
自宅で仕事してて子どもが少しずつ動き出したりといよいよ仕事のやり方、場所を含めた生活の仕方についてちょっと考えなきゃあかんなあ、と思ってるような自分にとっては、ああもうそんなにっ?!っていうくらい考えさせられた。
仕事は就くものじゃなくて作るもの。
という言葉に感動しているそばから納期に終われるリアルな日々。
読みはじめてから気が付いた。この著者の西村氏、やっちゃんの先生だわ。永福町住んでた時、すげえ近所だったのにその頃は全然知らんかったなあ。残念。
下北沢の古本屋兼カフェバー「気流舎」。今度チギラの出版記念トークもあるらしい。ぜひ行きたいっす。
要約すると、今度のブルータスの農業特集は、そもそも編集者発信の特集ではなく農水省が17億の予算を出して進めている事業「食料自給率戦略広報推進事業」の一環として電通から3000万で請け負ったものである、ということらしい。で、それってどうなの〜?と言ってはないけどそういうニュアンスの記事。
雑誌の内容自体はこないだご近所の岡部さん宅でチラ見しただけなので、よく分からない。分からないけど、個人的には、正直特集の出どころなんてどこでもよくね?と思う。
でもそれと並行して漠然とした違和感と嫌悪感が入り交じった微妙な気持ちもある。
例えばこの特集が「農業」じゃなくて「経済」で、表紙が佐藤可士和じゃなくて竹中平蔵だったら、この種の突っ込みは起きないんじゃないかなあと。その理由とちゃんと向き合うことが大事だと思われ。
それに対してBRUTUSの今度の特集はイケてるぞ猫特集。でもこれも保健所からの発注特集かな。じゃ来月は犬。
"だれでも一度は、処女だった。 (よりみちパン!セ)" (千木良悠子, 辛酸なめ子)
アイデン&ティティ、童貞をプロデュース、グミチョコレートパインなどなどサブカルDTラインナップに新たな名作登場。
みんな大好き「よりみちパン!セ」シリーズより千木良悠子の新刊。辛酸なめ子さんとの共著。
WEBで楽しく読ませてもらってたチギラのよりみちパンセ連載。まとめられたものが一冊になる。「だれでも一度は、処女だった」という衝撃的なタイトルとともに、かなりローカルで身近そうな人達に「初体験」に関してインタビューを重ねていくというそれってもうかなりの武闘派。前から武闘派だよね〜とは思っていたけど。なにか分からない背徳感に苛まれつつ、でも時々さらっとこころの隅をつつかれる。そんな本。メンズも必読!
ブログによるとつい最近まで絶賛家出中だったチギラ。それはおいといて、この新刊は要チェック!
祖父江慎さん装幀〜!
ちなみに辛酸なめ子さんは来月ひらかれる沖縄映画祭のコンペで審査員されます。作品絶賛募集中らしいっす!
"銭ゲバ 上 (1) (幻冬舎文庫 し 20-4)" (ジョージ秋山)
ドラマもやってて何かと話題、ジョージ秋山先生の「銭ゲバ」読んだ。問題作!
アシュラは我が家の本棚で不動のレギュラーですが、銭ゲバは読んだことなかった。こりゃ浮浪雲も含めて、ジョージ秋山作品はコンプリートしないかん。それにしてもジョージ秋山先生の本を買ってくるのはいつも嫁さん。
連載の問題だろうか最後はムリヤリと人間的な葛藤に持っていった感があるが、きっと先生はこんな風に終わらせたくなかったんじゃないだろうか。風太郎があまりにも金金いうもんだから途中から金のことが金に聞こえなくなってくる。そこらへんがこの作品を美しいものにしてる。驚くのはこれが当時少年サンデーで連載されていたこと。少年誌で毎週これが読めるなんてこれ以上の人生勉強はないでしょう。それに比べて今の子供は、バカ殿で裸体のかるたすらみられないよ。
この作品が一体どんな風に描かれてるのか気になってドラマも観ました。既に4話なので慣れないままなのだけど、マツケン格好いいなあ。気を抜くと太りそうな顎のライン、ニキビができそうな顎のラインがたまらんよね。
東京永久観光さんところで、みんな大好きパンセシリーズより西原理恵子先生が新刊出しているのを知る。
"この世でいちばん大事な「カネ」の話 (よりみちパン!セ) (よりみちパン!セ)" (西原理恵子)
こりゃ読むしかねえとアマゾンでポチ。最近、アマゾンプライムに入ってしまってから、どんどんどんどん買っちゃうなあ。まずい。
西原さんのお金の話は他の何者にも差し替え不可能なまさしくマネーの話。「ぼくんち」そのものの本人の衝撃的な子供時代から、予備校・大学そっちのけで営業まわりばかりしてエロ本から何から仕事選ばずイラストを描きまくっていた学生時代、まーじゃんほうろうき執筆の頃からFXでリアルに損したごく最近の話まで盛りだくさん。同じ大学に通っておきながら、在学中ほとんどウイニングイレブンして過ごしていた自分との違いに愕然とした。。
最初から最後まで投げられてくる全ての球が超ストレートの剛速球。まったく打ち返す自信はない。でも球の縫い目だけははっきりわかる。縫い目が泣ける。縫い目で飲める一冊。一家に一冊。
「在日の恋人」読んだ。
一気に読んじゃった。よかった。
IAMAS出身の現代美術作家の高嶺格さんと在日2世である恋人が結婚へ向かっていく過程の中で姿を現してくる、在日、家族を取り巻く問題。それに対して一個人の言葉で丁寧に語られている日記エッセイ。
IAMASが実家の近くにあるので、それだけで無条件に親近感。。
二階堂和美さんも登場したりとますます勝手に親近感。。
存在すら知りませんでした。マンガン鉱山。今年閉館してしまう前にぜひ行ってみたい。暖かくなったら、行こう。
「ギャラクシー銀座」1〜3巻よみました。おもしろかった!
意味はまったく分かりません。これに似た漫画があるというよりは、印象としては映画にちかい体験。まず思い浮かんだのはデヴィッド・リンチ。
気持ち悪いし、怖いしでもう大変な話なんです。最初の数話はストーリーをスタートダッシュで追おうしてみるも1巻が終わる頃にはそんな気もなくなり、2巻でトラック半分近くの差が開き、3巻で完全に周回遅れ。それもどんどんと何周も遅れていく。でも後ろから抜かれるたびにババッと映し出されるイメージが心地良い。
連載はもう終わってるらしく、次巻4巻で終了らしい。読みたいけど、怖くて読めん。。
リコタマがいろいろなものに興味を示すようになってきた。テレビや絵本やぬいぐるみやら。絵本をたくさん読んであげたい。あいにくウチには絵本がそれほどない。長新太が何冊かとグリとグラ、ちびくろさんぼと後数冊くらいしかない。
もっといろいろ欲しい。欲しい絵本ざっとリストアップ。
オススメ絵本随時募集中&献本受付中〜。
昼、仕事。夕方打ち合わせで神保町吉本。芸人さん見かけるかなと思ったけど見かけなかった。このあいだはじめは近所のスーパーでなだぎ武と友近が一緒の買い物しているのを見かけたらしい。そこビバリーヒルズだわ。
この間、妻が買ってきた西島大介「ディエンビエンフー」。なんとなく読み始めてひきこまれ。絵が相当衝撃。むちゃくちゃうまい。なんとなく避けていた西島大介。すいませんでした。面白かったので他の本も探して購入中。
ディエンビエンフー。いい音だ。ディエンビエンフーとは、アメリカが主に介入してくる少し前、フランスのインドシナ半島からの撤退を決定づけたディエンビエンフーの戦いが行われたベトナム北西部の盆地の地名らしい。
作品は、アメリカ軍に従軍するカメラマンとベトコンの少女との関わりを通してベトナム戦争が描かれている。で、驚いたのが今偶然読んでいる文庫「輝ける闇」(開高健)とのシンクロぷり。こちらも従軍記者・開高健本人の手記としてベトナム戦争が描かれている。しかし想起させるイメージは全く異なる。その場に実際に居た開高健とあくまで資料から描く西島大介のイメージが全く違うよ、なんてことは当然ちゃ当然だわ。
かわいい絵と最小限の線で速さとグロテスクな殺戮シーンを描く西島大介と、ブゥ〜ンというゆっくりした蚊の飛翔を、じっさいの湿度以上だろこれって感じで蒸し暑く濃密に描く開高健の文章は比べるべくもない。どっちも交互に読めばいい。
そんで自分がベトナム戦争の事全然しらんということに気がつく。
フォレストガンプとか、地獄の黙示録とか、フルメタルジャケットとか。
夜、小川町で打ち合わせ。
帰り、そのままはじめ家へ寄る。
フィルムのスキャンさせてもらいつつ、漫画よませてもらったり。
そのままダラダラと長居。
気がつけば朝。
ハナキンぽいですね。
千駄ヶ谷漫画館。今回読ませてもらった漫画はどれもよかった。
「リアル」、「バガボンド」の最新刊はもちろんのこと。
「俺はまだ本気出してないだけ」青野春秋
これすごいよかった。
40才で突然会社をやめ自分探しを始めるシズオの話。ひどい男子だよシズオは。とにかくひどい。そのあまりにもっぷりは笑えるのだけど、全然笑えない俺もいる。ていうか、「いやシズオは頑張ってる!」とすら思う。ちょっと泣ける。殆どの男子は読んだ方がいいと思う。アイデン&ティティ40代版といった感もあり。
昼、仕事。
夕方、用賀の某出版社に勤めているTさんをSと訪問。おひさしぶりです。
用賀の用賀倶楽部という、印象としては海原雄山の美食倶楽部的なものを想像するが実際には全然そういうものじゃないレストランで食事。内藤・亀田戦が放送していたのでついつい見入ってしまう。なんか亀田が可哀相になってくるから不思議。これもうお父さんも含めてしょうがないでしょ。力道山の時代から綿々と続くTBSの格闘技放送における悪業はそうそう治るもんじゃない。グレート東郷みたいなキレるプロモーターが現れてルー・テールズ、グレート草津戦での演出のようにTBSをギャフンと言わせてくれるのを待っている。
ルー・テーズ戦上述のルー・テーズ戦でのKO敗戦は、草津のその後のレスラー人生のみならず、国際プロレスの運命をも決定づけた一戦として早くから伝説的なものとなった。この試合の解釈としては大別すれば「テーズが受け身の取れない技を仕掛けた」と「草津が受け身を取り損ねた」の二通りに分かれていた。
21世紀に入り「プロレスは基本的に予め決められたシナリオ通りに進行するものである」という認識が一般化するにつれ、この試合の見方も混沌としていった。
そのような状況の中、2005年発行の書籍『悪役レスラーは笑う』(森達也著)中のインタビュー記事において、草津本人がこの件に言及した。それによれば試合中にグレート・東郷の指示により起き上がらず、試合放棄という結果になったとのことである。これは半失神状態が演技であったことを本人が初めて具体的に認めた証言として興味深いものであった。
といっても、昨今はもう悪事千里を走るというくらいにニコニコ動画内では悪事が凄い速さで伝達し、コメント欄ではバッシングがもの凄い速さで疾走してるので、もうそれみただけでスッキリしたような錯覚を覚えてしまう。自家中毒にだけはなるけど結局は何も変わらないということにもなっちゃう。
なんて思ったのは、
つい最近グレート東郷の本読んだから。半身浴で。
おもしろかった。
グレート・東郷 - Wikipedia
グレート草津 - Wikipedia
というわけで今度は写真の作品もっていくので、よろしくです!
ツタヤが貸し漫画を始めている。
先週末、最寄りじゃないが、行けない距離じゃないTSUTAYA 馬事公苑店に行ってきた。歩いて40分。意外に遠かった。
「もやしもん」で俄然盛り上がっている東京農大の目の前。馬事公苑の脇、世田谷通り沿いにあるこのツタヤ。ビリヤード、本屋、スターバックスなんかも併設していて何か賑やか。深夜2時まで営業している本屋も2時まで。スターバックスも2時まで。しかも本屋で売っている書籍が、買わずともそのままスターバックスで読めちゃうらしい。
ツタヤもツタヤでコミックレンタル5万冊なんていっても、ツタヤだからどうせ高いんじゃないの。なんて思ってたら、以前足繁く通った方南町にある貸し漫画屋・時代屋の値段設定とほとんど変わらない。旧作なら一冊90円で借りられる。DVDはまだチェックしてないが、音楽ソフトの品揃えもパッとみたかぎりかなり良い。もちろんジャニスとは比べるべくもないが、岡村ちゃん(いよいよ明後日!復活シングル発売!)や倉橋ヨエコ、空気公団やらクラムボンなんかまであってちょっとびっくり。浅川マキまであったときには、ちょっとのけぞった。ツタヤで浅川マキ、誰がかりるん?
「クラムボンあるよ。すごいねえ。」
と、Sに言うと、
「クラムボンなんて今じゃ福山雅治だよ。」
と言う。そうだったんか。
なんだこの盛り上がり。
駒沢なんか、「12モンキーズありますか」って聞いたら、「誰が出てますか?」って聞き返してくるどうしようもない日体大生のバイトしかいない。
ちょっと読んではみたいけど、買いはしない漫画を借りてみる。
・イキガミ(おもしろくなかった。おちるわ。)
・闇金ウシジマ君(稲川淳二の階段より怖い。おちるわ。)
・ヴァンパイア(ジャングルの王者たーちゃん以来の徳弘正也。面白い。って、しまった!「近未来不老不死伝説 バンパイア」から読んでる。「昭和不老不死伝説 バンパイア」の存在しらんかった。。)
イキガミ - Wikipedia
闇金ウシジマくん - Wikipedia
昭和不老不死伝説 バンパイア - Wikipedia
Sは、大量に「天然コケッコー」と「フルーツバスケット」を借りていた。
俺、どっちも無理ぽいわ。
びっくりした。
「完結編」なんて言ってるもんだから、内容もちゃんと確かめないままアマゾンで即買い。
てっきりいましろ先生がデメキングの続編をかきおろしたのだろうと。
届いて読んで驚いた。
新規部分は3ページ。
それが最後に追加されたものだった。
衝撃のラストシーン。
もうリンチかいましろか。
それくらいのアレですよ。このラスト。
ツインピークス、現在エピソード19。
牛歩で進んでる。
予想に反してまだまだイケる。
どう繋がるのか大宅壮一繋がりで言ったら、
いつかHが読み終わったと、
ウチに置いていったこれは面白かった。
星野博美『転がる香港に苔は生えない』
大宅壮一ノンフィクション賞の候補作にまで選ばれたという浅草キッドの面白かった本は、
入院中にKちゃんがくれた。あれ?貸してくれたんだったっけ?
出版おめでとうございます!
読んでから感想書こうと思ってたけど、
まだ読んでないし。現物みてもない。。
六本木かどこかのABCかどこかで面陳されていたとの噂もちらほら。
もう今読むのが楽しみって言ったら「自壊する帝国」か「X51.ORG THE ODYSSEY」かっていう感じで。
これもまた偶然なのかオカルトなのか、佐藤繋がり。
健寿さん(これでKENJIと読むのだろうか)には是非、大宅壮一ノンフィクション賞を狙って欲しい。
あんま覚えてない。
なんか家でダラダラしていた気がする。
数年前、友だちの家で少し読んだことがある漫画を読み始めたものの、
まだ完結してなかった。ショック。
「お父さんは心配症」は実家に全巻揃っていた。連載当時、リボンを愛読していた姉が単行本まで買っていたので、半分無理矢理それを読まされていた記憶がうっすらとある。まだ小学校低学年だった俺は、いろんな意味がわからなかった。でもいろんな場面でやたら怖がっていた記憶がある。そして今読み返すと、それ大分間違えた読み方をしていたことが分かった。
山で遭難した話の中で、お寺に住む蛇女に襲われる場面があるのだが、もうこの蛇女がどうしても怖くてしょうがなかった。トイレ一人でいけないくらい怖がっていた気がする。今見ると、ビックリするくらい怖くないんだこれが。お父さんやキャプテンのがよっぽど怖いわ。
前は全然気がつかなかった事柄。
・お父さんがやたら若作り
・あまりのテンションの高さ
・キノコの登場回数
・血の描写がやたら生々しくねっとりしている
あー。あと「こいつら100%伝説」も読まないと。買わないと。
どうやら昔読んでいた漫画を読み返すと相当面白いらしい。
"有閑倶楽部" (一条 ゆかり)有閑倶楽部と、"あさりちゃん" (室山 まゆみ)、"パタリロ!" (魔夜 峰央)、"シティ・ハンター" (北条 司)。
ここらへんは本当数え切れないくらい繰り返し読んでたわ。
実家帰ればきっと何処かにまだあるはず。すげえ読みたい。
と、調べるとまだあさりちゃんとパタリロって続いてるぽい。びびった。
●新作「鈍行ブックモービル」も素晴らしかったfishing with johnさんのブログを読んでいたら、耳より情報が。
オザケンが小説書くらしい。
ドワッチャライク!以来の連載?
しかもエッセイじゃなくて物語り。
オザケンパパの小澤俊夫氏(ていうかその事実を知らなくてびっくりした)が責任編集の「子どもと昔話」という季刊誌の25号(10月20日発売)からオザケン連載が始まっているとのこと。
これは読んでみたいわ。
●という訳で実家に帰ってきている。
明日は友達の結婚式。
おめでとう。
●迂闊だった。
ぼけっとしていたら一日終わった。
気がついたら夜。
●昨日アマゾンから届いた本をパラパラみる。
「きょうの猫村さん」
ウェブで連載されているものをまとめたものらしい。
絵がゆるくて相当いい。
ゆるいのに何を描いているのかがわかるのって、うまいなあ。
いいなあ。
●「団地ともお」(小田扉)読みながら寝る。
Aが間違えて2冊買ったということで、第一巻をくれたのだ。
ずっと前からAはことあるごとに「団地ともお」を絶賛していた。
「すぐ買え。いますぐ買え。」
と何度言われたことか分からない。
読んでみると実際面白い。
不思議な漫画だわ。
感想をうまく伝えられないのはいつもの事だけど、
この漫画はいつにもましてうまく伝えられない。
登場人物は共通で個々の話は一話完結。
だけど、話がちゃんとオチない気持ちよさ。
とでもいえばいいのかしら。
子供の頃は団地に住んでいる友達が羨ましかったよね、とAと話をしたのだけど、この漫画を読むと、また団地に住んでいる友達が羨ましかった思いがよみがえる。というか、今うらやましい。
●と、そんな「ともお」に夢中になっている場合じゃない。
夕方いきなりの電話でいきなりの打ち合わせ。新宿へ。
いきなりのイラスト仕事。
それもかなりの急ぎ。
かなりの量。
そしてかなり安い!
うわーい。
桝野さんのイラスト描いて以来の絵が描ける仕事。
嬉しいよ。
●なんか今月は忙しそうな予感がして嫌だ。
山形映画祭行きたかったなあ。行けなそうだあ。
●「永遠の野原」(逢坂みえこ)全16巻を購入した。そして今日商品が届き、全ての本の表紙を確認したところで、間違いだということに気が付いた。
実家に全巻そろっていた。
もともとこの漫画を買っていたのは姉だった。
この間、実家に帰ったときに何となく7〜12巻ぐらいを発見したので、軽い気持ちで読み出したら感情移入バッキバキで熟読してしまう。7〜12をx3くらい読んでしまった。もっと続きが読みたくてしょうがない。それで家中探したのに見つからない。しかし13巻以降の記憶がまったくなかったので、これは連載途中で何かの事故にでもなってしまい連載が中止になっていたのであろう、という根拠のない偽の記憶が俺の頭によみがえる。
東京に戻ってからも何となく気になり、
何となく検索してみたら全巻セットを発見してしまった。
おお!連載再開していたんだ!買うしかねえ!
と買ってみたものの、商品が到着し最終巻である16巻の表紙には見覚えがあり、パラパラめくってみれば埋もれていた記憶が噴き出した。
既に全巻読んでいた。持っていた。
っていっても、もう一度1巻から16巻まで読み直す訳ですが。
やっぱり良かった。
でもこの漫画の名前を周りの友達に話しても誰も知らないし、この漫画の評価も訊いたことがない。
なんでこんな素晴らしい話を誰もしらん!
と、憤りを覚えつつも、試しにSに読ませてみた。
早くも2巻から泣きっぱなしのSは、グスングスンとしながらあっという間に全巻読んだ。
犬が飼いたくなる。
キーワードは、犬、恋、青春、モラトリアムです。
Oyanは絶対読んだ方がいいよ。
貸すよ。
ハチクロと交換しようよ。
●タッチ読了。
15巻から23巻まで一気に読む。
全然、仕事の合間にちょっと読んだという量ではない。
関係ない。
で今日読んだ分だけでも、確実に琴線ポイントが4回はある。
初巻から数えると十数ポイントはある。
いやもっとあったかも。
あだち先生ばんざい。
●映画化されるらしい。
可愛そうに。
上杉兄弟を演じるリアル双子の役者がもう既に可愛そう。
その仕事は、ワールドカップ決勝の審判並みに難しいよ。
いろいろ言われるんだろうなあ。
だって絶対俺も言うもの。
これはパンチじゃない。犬だ。
もうクリックするたびにこれだけ憤りが溢れてくるフォトギャラリーもそうそうない。
監督が犬童一心というのも、ちょっと気になる。
●ホクホクで帰宅。
また作業。
●終日、家作業。
●お昼時、またもやぐずぐずへ。
いけないいけないとは思いつつも、ここ最近Sが夢中になって読んでいる「タッチ」に手を伸ばす。
しまった。手を出すんじゃなかったよ。
面白いよ。
帰れなくなる。
アニメで昔みていたのだけど、前のこと過ぎてもう内容すっかり忘れてる。
とりあえずコミック7巻あたりまで読む。
さようならカッチャン。
泣きながらぐずぐずから帰る。
●夜、自転車で下北へ。
少し買い物。
●このところぐずぐずに通い詰めている。
ぐずぐずというのは明大前にあるカレーとハンバーグの店なのだけど、名前どおりぐずぐずな感じでとても落ち着く。マンガ喫茶のはしりかどうかは知らないが、店内には諸星大二郎から大島弓子、ねこじる、タッチ、ブラックジャックによろしく、までが無雑作に堆く重ねられた壁一面に広がる棚に収納されている。
で、先日お茶を飲みに来たときに、たまたま「ブラックジャックによろしく」を読み出したら止まらなくなった。
そんな訳で、今日は昼ご飯も夜御飯もぐずぐずだった。
いやまいったまいった。カレー辛い。
●その「ブラックジャックによろしく」というこのマンガ。
ストーリーも内容も特に奇抜でもなんでもないし、どうしても次を読まなきゃダメなんていう要素はどこにもないんだけど、読んでしまう。一気に読んでしまった。面白いわ。あと病気・病院事情が意外に勉強になる。
踊る大走査線、医者編みたいな感じだろうか。熱い男が出てくるマンガが大好きだ。魁!男塾とかよかったわ、ほんと。ああ今ごろは何処にいるんだろう卍丸。
●あと「失踪日記」(吾妻ひでお)は、相当面白い。
この本、Aに借りっぱなしだ。返さなきゃいけない。
●この間、アマゾンギフト券で買った本が届いた。
長新太のマンガどうわ「なんじゃもんじゃ博士 ハラハラ編」と「ドキドキ編」。
ハラハラ編、ドキドキ編、もちろん何の違いもない。どちらもとにかく凄かった。
帯には「どこから来てどこへ行くのか」と書かれているので、てっきり小難しい内容に触れているようなものだと思っていた。読了後、それはある意味、長新太をなめていた、という事だとわかった。失礼しました、という気持ちになった。
見開き15コマの小品が永遠と続いていく。
内容は、博士とゾウアザラシが何かしたりしなかったりすることだけだ。
「どこから来てどこへ行くのか」
という帯の文字は文字通り、
「おいおいお前ら、何処いくんだよ?何なんだよ?」
という意味だった。
各話の横にちょろっとついている解説(らしきもの)がまたとても素敵なのです。
長さん、本当にいいわ。
●読みながら昼寝。4時間寝てやった。
●終日、家で作業。
考えようと思えば思うほど、どんどん横道にそれていって、あげく、何故か家にあった「のだめカンタービレ」を1巻から11巻まで読む。音大が舞台の漫画。今、巷で大人気らしい。なんか読みふけってしまった。なんでだか「永遠の野原」 (逢坂 みえこ)を思いだした。こういう雰囲気の漫画は結構好きだわ。
●昼も夜も、ニンニクチャーハン。
夜はそれに餃子も付けた。
また餃子だ。もちろんニンニクも入っている。
今日一日でニンニク半玉くらい食べた。
ニンニク食べ過ぎかもしれん。
ニンニク食べ過ぎると鼻血がでるって本当ですか。
●また少し寒くなってきた。
●「沈黙の艦隊」を終日読みふける。
滞在させてもらってるHの部屋のリビングの棚に30数巻が並んでいて、なんとなく読み出したら止まらなくなった。夢中。とりあえず
25巻くらいまで読む。まずい。これ読み終わるまで出かけられない。Hにきくところによると、かなり大人気の漫画で映画化までされていたというのだけど、全然しらなかった。大統領選挙前になんてタイムリーな漫画をみつけてしまったのだろう。そして旅行に来てまで何してるんだろう、なんてことは全然おもわず。これぞ旅行の醍醐味。旅行先の宿で日がな本を読むとかって、これ以上ない贅沢です。
●夜、HBのお宅訪問。なんだかとてもいい部屋だった。