まだ荷ほどきもままならないのに、足りない物がまだまだ沢山ある新居。
布団ばさみや浴室の鏡、テーブルライト、カーテンレールなんかの細々としたものから、本棚やキッチン用の椅子、キッチン用のブラインドカーテンが必要だ。でもなによりもまずはブラインドカーテンだろう。
風呂上がりのマッパ姿が隣の家から丸見えの気がしてならない。
足りない物を安くまとめて手に入れたい。
こないだの週末、レンタカーを借りてIKEAに行ってきた。
今頃ですが初IKEA。
IKEAの呼び方は、イケアなのかアイケアなのか。
アメリカではアイケアらしく。本国スウェーデンではイケアらしい。飛鳥風ならヤィケア。
新居から第三京浜が予想以上に近かった為、30分くらいで着いた。
10時の開店とともに入店!
ちゃちゃちゃと買い物をすませる予定が店内広すぎ。
もうみんながみんなそう言ってるだろうが、やたら広い。
最初に2Fのショウルームを観る。
キッチン、バスルーム、ベッドルーム、オフィスといった具合にいくつものショウルームが並び、それぞれ気に入った商品をIKEA鉛筆で紙切れにメモする。
それを地階の倉庫フロアで各自ピックアップしてレジにならぶ。
どんだけ大きいものでも全て自分たちで運ぶ。
とにかくコストカットというからには、店員もさぞかし不親切なんだろうと思いきや、そんなことは全くなく質問すると優しく答えてくれました。どうもありがとうございます。
気がついたらもう2時。しばらくしてから時計をみると既に5時。
昼過ぎには帰宅の予定どころかレンタカーの返却期限に間に合うかどうかって具合。
で、メインの本棚はこれといったものがなく結局買えず。。
代わりにところどころに置いてあるどうしようもないオモチャみたいなのが楽しくてしょうがない。
気がつくといらないものでカートがあふれている。
レジ前で裁判。
この椅子買って、家かえってからブライワックス塗ったらいい感じになった。無塗装はいいわ。
イケアたのしい。また行かんと。
フンデルトヴァッサー展観てきた。
素晴らしかった。
「あなたは自然のお客だ」と語る芸術家フンデルトヴァッサー。彼にとって創作とは人と自然の共生方法を模索することでした。その活動は、絵画、版画に限らず、建築デザイン、そしてエコロジー運動にまで及びました。自らドイツ語で「百の水」を意味するフンデルトヴァッサーと命名するなど、奇想天外な発想で常に周囲を驚かせました。また、作家の他界後も、その鮮やかな色彩と渦巻く線は、人と自然の物語を鮮烈に語り続けています。本展は、この異才ともいえる芸術家の軌跡を辿る大規模な展覧会です。
とはいうものの、
三越のギャラリーということで、
規模にはそんな期待してなかったのだけど、
予想以上のボリュームで全く嬉しい。
絵の展示、画集でいいじゃないと思うこともしばしばあるのだけど、
これは画集じゃわからんわ。
スケッチはともかく、木版画、シルクスクリーンは実際観ないと分からない発見がたくさんある。
箔押しで予想以上にキラキラだとか。
環境保護シリーズのポスターよかった。
24時間テレビの「愛は地球を救うTシャツ」はちょっとやそっとじゃ着られないが、
ヴァッサーTシャツなら金払っても欲しいくらいだ。
この展示、たまたま電車の吊り広告で知った。
もしかして開催されていること自体あまり知られてないんじゃ。
今週末まで開催中です。いそげ!
同時開催中の
フンデルトヴァッサー展開催記念
「自然にやさしく」小学生絵画公募・受賞者発表
も見応えたっぷり。
ただどこかの小学校6年生だけ、
学年全員が英字新聞のコラージュで統一されていた。
どういうつもりなのか。
そこだけ全然面白くなかったー。
こちらは去年、京都で行われた展示のポスター。
内容はほぼ同じだと思われる。
大阪、舞洲にあるゴミ処理場行きたい。
フリーデンスライヒ・フンダートヴァッサー - Wikipedia
気を抜くと、すぐに日記さぼりがちだ。
昼、仕事。
夕方、Sと吉祥寺へ。Cちゃん合流。
にじ画廊で行われている、友だちの展示を観に行く。
人力VJユニットonnacodomo。
onnacodomo
DJ Codomo、せきやすこ、野口路加による映像ユニット。
Buffalo DaughterのライブVJなど、ライブ、イベント等で活動中。
ビデオカメラ、水、キッチン用品などを使用した独自の手法で、
リアルタイムに色鮮やかな世界を作り出す。
18時からのパフォーマンスは、パフォーマンスというよりむしろ実演。
(DMみても、ちゃんと実演と書かれていた)
手法をことこまかに説明しながら映像を流していく。やたら親切だ。
まるでスーパーの前で行われているような実演販売のようでおもろ。
ゆるーい時間が流れていた。
実演がおわって場内が明るくなると、
来場者がすっごい増えていてびっくり。
驚きのあまりそそくさと退散。
onnacodomoの皆さん、おつかれさま!
そのまま真希行って御飯。P合流。
真希 うどん 吉祥寺店
ハモニカキッチン行く。向かっている時点で、既に相当眠い。まずい予感。
前の店で既にビール3杯飲んで眠たくてしょうがない。まずいなあ。まずいなあ。
と思っているうちにハモニカキッチン到着。椅子に座った途端ほぼすぐに寝てしまった。
P怒る。
「同じ歳だったら殴ってるよ。」
年下でよかったよ。
もう28ですし、どれくらい飲んだら寝てしまうのか、を覚えようと思う。
終電帰宅。
仮眠後、仕事続き。
ほんとに自慢にならないが、週末わんにゃんワールド多摩に行ってきた。
京王線に揺られ、多摩センターへ。どうでもいいけど、ベネッセのビルでかい。
犬もいます。猫もいます。
お目当てはもちろん犬です。
わんにゃんワールド、入口部分はただのペットショップだが、奥にひろがるワールド部分が大変なことになっている。とりあえず大人1200円て、どんだけのもの見せてもらえるのかと、不安になるような金額設定だ。
とりあえずワールド入口付近にいたグレートデンのでかさにのけぞる。
グレートデンが欲しい!「どんな犬か知ってみよう」
グレートデン(ドイツェ・ドッゲ)原産国:ドイツ
体高:約80cm前後ぐらい
体重:60〜80kgぐらい
寿命:10年前後
*上記はJKC基準ではありません。このぐらいの子が一番多いという大体の見当です。もちろんこれよりも小さな個体、大きな個体も居ます。分類:超大型犬。ワーキングドッグ(作業犬)
用途:猟犬・護衛犬・護身犬・番犬歴史など:イノシシ狩りの犬として作りだされました。その後、囚人を見張ったり、お金持ちのステータスシンボル、過去には闘犬などにも使われたこともあります。
性質:自分の元に来た者を守る(保護する)意識が非常に強いので、子供や他の動物とも仲良くやっていくことができます。家を守る意識も強く、番犬としての仕事もしますが、直接攻撃に出る様な交戦的な性質はありません。物静かで非常に甘えん坊。マイペース。
体重60〜80kgて。
いくら甘えん坊だろうが、マイペースだろうが一体何の関係があるのか。
ワールド内部へ。
「小型犬とふれあえる部屋」というようなものがある。
保育園の教室ほどの室内には犬が10頭ほど放たれており、訪問者は壁際に並んでいる椅子に座って犬を愛でる。
という至極気持ちの悪い部屋だった。
そしてここにいる犬が凄かった。
人間慣れした犬は撫でられて喜ぶだとか、尻尾をふるだとかいった行動は全く見られない。ただ義務的に各人間の足下をぐるぐるまわり、人撫でされては次の人間へ。人撫でされては次の人間へ。と、ただただ働いている。
え?キャバクラですか。
そして何故か俺の所には、どの犬もよってこない。
なんだかとても寂しい気持ちになった。
そしてそんな状況の部屋に新たに入ってきたお客さんは、なぜかデフジャムからリリースしてそうなかっぷくの良いブラザーとその娘。英語で何やら話しながら「小型犬とふれあえる部屋」へ入ってきた。
と思うと、この部屋では立ち止まらずそのままスルー。
次の部屋である「中型犬とふれあえる部屋」へ向かっていった。
ちなみに「大型犬とふれあう部屋」というものはなく屋外だった。
大量の大型犬をみると、流れ星銀を思いだすのは俺だけか。
それにしても犬の部屋くさかった。
に比べて猫の部屋はほぼ無臭と言ってもよいくらい匂いは気にならなかった。
猫でもいいな、と少し思った。
夕方、ジャニス行った後、吉祥寺へ。
田中泯先生(どんな敬称を付けていいのか分かりません)演出の
気配の探求シリーズ最終章「森の祝祭」
を観にいく。
井の頭公園内の特設会場で木金土の3日間だけの公演。しかも無料だ。これは行くしかない。
事前にメールで予約をしておいたので、用意された座布団を使って椅子席で観られた。かといって当日でも早いうちから並んでいた人達は座れた様子。ていうか、井の頭公園の歩道が会場のすぐ脇を通っているので、犬の散歩中の親父なんかも普通に歩道脇のベンチに座って観られる。ゆるくていい。
2時間弱の舞台は、とても良かった。舞踏、最初から最後まで集中して観たのなんて最初で最後かも。
何が森の祝祭か?分かったことは何一つない。
セミの鳴き声に囲まれた木立の一画である会場に5分もいれば、大抵聴覚が麻痺してくる。鳴き声はどんどん重層的に聞こえてくる。健康的な12kといったような素敵な環境音の中、次に聞こえはじめるのは灰野敬二の音響だ。生まれて初めて灰野敬二の音楽を素敵だと思った。本人が登場していないから純粋に音楽だけ聴ける、というのもあるかもしれない。本人が登場したら大変だ。舞踏そっちのけで灰野さんに釘付けになってしまう恐れがある。音楽も全編通して素晴らしかった。
世界各国から集まった14名の出演者はみなさん、とてもいい動きだ。
そして田中泯の動きにいちいち感動している。
田中泯といえばメゾン・ド・ヒミコのヒミコ役の優雅で綺麗な老紳士という印象があるかもしれないが、はっきりいってそんないいもんじゃない。
もっともっといい。
映画のようにあんな優雅にまったりしない。というか、もう殆ど躍っていない。
ただ人が動いている、といった方が正確な気すらする。
そして、このただ人が動いているという事をこんなにも美しく表現する人がいることに改めて畏敬の念。
で、ジャニスにあった田中泯とデレク・ベイリーのビデオがもう一度観たい。ふと検索してみると、あるもんですね。こわいよyoutube。そのうち、「今日のドトール永福町店の店員」とかアップされてそう。
13年前に白州アートキャンプでの共演映像。この時はまだ躍ってる。
まだ明日土曜日も開催されます!「森の祝祭」。
踊りは私の日常です。 ●9月7日木曜日、8日金曜日、9日土曜日 国際共同制作ダンス・プロジェクト 気配の探求シリーズ最終章 「森の祝祭」場所:東京井の頭公園内
開演19:30
料金:入場無料(雨天決行)構成・演出:田中泯
音楽:灰野敬二
音響技術:西原尚
照明:田中あみ
衣装:石原志保
進行補助:豊島美子
撮影:リザ・アドリアン、入部伸
制作:木幡和枝、斉藤朋
出演
カピラ(インド)
アンナ・ガラフィーヴァ(ロシア)
マリーナ・テノリオ(ロシア)
マリア・ベルナデッサ(インドネシア)
ディリアニ(インドネシア)
ブダイ・エニコ(ハンガリー)
カタサロイ・シルビア(ギリシャ)
ザゴリティ・アントニア(ギリシャ)
石原志保(日本)
玉井康成(日本)
田中泯(日本)
石井順也(日本)
蔀健(日本)
大浦文夫(日本)
問い合わせ
TEL:03-5340-3860
artcamp@sf7.so-net.ne.jp
舞踊資源研究所東京事務局 担当:斉藤
小学校からの腐れ縁と言ってもいいよねMのダンス公演に、これまた中学の同級生Sと観にいく。
新馬場にある六行会ホールへ、新馬場Strawberry'sのダンスを観にいく。
にしても凄い名前だ。しんばんばストロベリーズ。
そんな名前のユニットだなんて全然知らなかった。
前から知っていたら今ここには来ていないかもしれない。
なんだかんだでMのダンスはほぼ毎回来ている気がする。
ていうかパー券(パーティー券)並みに買わされるんだいつも。
なんてことはなく、あくまで自主的に観に来ているのです。
開演。
普段全く接しないような世界なのでとても楽しい。
Mしか知ってる人がいないので、大抵いつもはMの姿を探しているのだけど、
今回は場面場面で全く知らない他のダンサーに釘付けになった。
「え?あぶちゃん?」
という程、舞台で踊る彼女はあぶちゃんに似ていた。
終演後、ロビーでMを待っていると、あぶちゃんがすぐ近くまで来たので、もうよっぽど
「すっごい良かったです。ありがとうございました。」
と声を掛けたかったのだけど、小心者の俺はそんな声すらかけられず。ここでクールに
「ヨゥヨゥ、リルハニー、良かったぜベイベ」
なんてトーキョーぽいこと言いたい。
よかったです。どうもありがとうM。
入場券のトラブルがあり、料金割引をしてくれたスタッフの方にもどうもありがとう。
Sとそのまま三茶へ。御飯たべてビール。うまかったわ。たのしかった。
朝、銀ブラ。
バーゲンセールが始まるらしく朝10時なのに人が結構多い。
バーゲンというものに一度も言ったことがないので、一度くらい行ってみたい。
そのまま丸ノ内線で荻窪へ。そこからバスで上井草にあるちひろ美術館へ。
長新太展に行く。
いわさきちひろが、晩年の住居兼アトリエにしていた家を、改装してつくられたというちひろ美術館。
西武線沿線の静かな住宅地にポツンとある、この美術館がまずとてもいい場所だ。
で、長新太展。
原画すごいわ。
普通に嬉しい。
絵画の展示には行くこともあるのだけど、よく考えると絵本の原画展というものにいったことがあまりなかった。
絵本というのは結構特殊だ。
他の美術の展示とは全く違う「あ。この絵本持ってたよ。」なんてすっかり忘れていた記憶がいきなり実物として目の前に現れる。という感動。
いや「キャベツくん」や「ポンたろう」、「おしゃべりなたまごやき」の原画みられるとは思ってなかった。長さん最高。写真が高田渡に見えるのは俺だけだろうか。
高円寺へ。赤天に餃子食べに行くも、入れず。 ブラブラしてからバスで帰宅。
深夜2時、ワールドカップ観てると、KJ来宅。 Kちゃんち行ってファミレス。
もうしばらくはワールドカップ関連の日記しかないと思う。
それくらいワールドカップのみの生活になりつつある。
と思いきや、
葉山と鎌倉にある神奈川県立美術館に、
ジャコメッティとエドゥアルド・チリーダの展覧会を観にいってきた。
葉山館。
逗子で電車を降り、そこからバス。
ジャコメッティ展。
ジャコメッティってあの細長い顔やら身体の彫刻の人ね。
作品見てから思いだした。
「見たまんまに描く」シリーズがよかった。
お世辞にも巧いデッサンではない。なんなら下手だった。
肖像画群がとても良かった。
初めてきたけど、逗子いいところだわ。
なんか太陽族とか出てきそうな雰囲気の町だ。
昔からあまり変わってなさそうな佇まいがそこら中に感じられる。
と思っていると、東京から避難してきたようなオシャレなカフェやら雑貨屋もちらほら建ち並んでいる。
そういうニーズにもOK。何がOKなんだか分からないが、とにかくOKだ。
と、思っていると駅前でフリーマーケットが開催中。
てっきり地元の組合主催みたいなローカル臭ただよう雰囲気のそれを想像し、
フラフラと近づいてみるとどうやら全く違うフリーマーケットだった。
入口の看板をみたときに何か予感はしていた。
「こころのまつり 〜ART ORGANIC ECOLOGY〜」
若者が多い。それもみんなやけに自然体だ。
売っている物はヘンプ製の帽子から古着のゴアパン。
シャンプーや洗剤まで売っている。もちろんドクターブロナーマジックソープ。
売ってる物が限られている。
早々に会場を後に。
やっぱりまだ俺には「こころのまつり」は早いようだ。
その後、鎌倉へ。
人が多すぎて嫌になる。
竹下通り並みに人がいる。
エドゥアルド・チリーダ展観る。
やっぱりていうか当然だけど、でかいものは持って来られない。
Museum Chillida-Lekuにあるようなでかいの1つくらい観たいよ。
で、略歴読んで驚いたのが、このエドゥアルド・チリーダ、元サッカー選手だった。
それもレアル・ソシエダのゴールキーパー。
スペイン一部リーグの古豪だ。
ケガをしてサッカーをあきらめ現代彫刻家になったらしい。
でも逆だったらより凄い。
ケガをして現代彫刻家をあきらめ、サッカー選手になったらしい。
なんてむちゃ。
●昼、仕事。
ボーナスとか仕事納めとかそういうの一度経験してみたい気がする。
というか、オンオフをはっきりさせない生活サイクルを続けている自分がいけないのだろう。
はっきりさせる。
それを来年の目標にする。
といいつつも、明後日くらいにはもうそんな約束忘れているくらい、
最近は短期記憶が弱い。
かといって長期になったら思いだすわけでもない。
●夜、UNITへ。KOMPAKTのイベントに行く。
生トマス・フェルマンみられてよかった。
東京で年越しを迎えることも初めてなら、年越しイベントに行ったこともなかった。
お客さんの結構な盛り上がりは凄かった。新年というだけでこんなに盛り上がっていいのだろうか、という疑問なんて全くなくかなり前の方でワイワイ騒いでたら、ふと目に飛び込んできた映像がやたらしょぼかった。
いろんな言葉で「ハッピーニューイヤー」が次々と表示されるスクリーン。
万博ノリかここは。
トビアス・トーマスの途中で帰宅。
仕事は終わってないし、明日は昼から岐阜に帰省だ。
●夕方、浅草へ。「2005年12月公演“吾妻橋ダンスクロッシング Holy Night Special” (吾妻橋ダンスクロッシング)」を観に行く。
お目当ては、宮沢さんのalt.とチェルフィッチュwithほうほう堂。
しかし、少し遅れていったばかりに着いたときには、丁度ほうほう堂が終わってしまった後だった。
宮沢さんはちゃんと観られた。
コップが等間隔に並べられていく時間が、小説の朗読と重なっていく舞台はとても美しかった。これが恣意的なモノだったのかどうかは分からないのだけど、序盤に並べられたコップを朗読者がケリこぼしてしまう場面の余韻を最後までひきずっていくのが気持ちよかった。
また水をこぼしてしまうんじゃないか、という不安が常に存在する舞台。
とても不安な朗読。
そして前知識が全くなかったのだけど、これまた素晴らしいと思ったのは、室伏鴻さんの舞踏。
暗転からあけると、そこには背を下に海老ぞりになった身体が3体。
しかも全員裸に白塗り(というか銀塗りラメ?)だ。
筋肉の緊張だけがこちらに伝わってくる。
その身体が10分かかって非常にゆっくりと後ろに回転する。
そしてやっと身体が前を向き片足が立てられる。
これから起きあがろうとするその瞬間にまた暗転。
これで終わりだった。
意味は全く分からないのだけど、チャクラは全開だった。
結構なご高齢だろうと想像する室伏さんの身体の美しさに釘付けだった。
そしてタイトルがまた凄い。
「dead1」だ。
そして後半には「dead2」が登場。
よかったわあ。
そのまま帰りに明和の忘年会行く。
面白かった。この間の撮影のポラもらった。
工員のみなさんが美大卒ばかりで何となく親近感。