●朝、駅前の銀行へ。三井住友の口座をつくる。
バイト先の振り込みや家賃振り込みが自分が利用している銀行とは異なる。家賃に関しては、かれこれ1年以上ほったらかしにして他行から振り込んでいた。倍近く振り込み手数料が違う。アホだった。
なんでこういう事は異様に面倒くさいのか。昨日の抱負じゃないけど、とりあえずそういうところから。ちゃっちゃと。
100円で普通預金開設。
●その勢いで府中へ。府中自動車免許試験場へ免許の更新に行く。中央線からバス。にしてもなんで試験場はこんな不便なところにあるのか。
●久しぶりに来たのだけど、試験場は何もかわっていない。相変わらず駅前で献血もしている。この間来たときは、免許の筆記試験の結果待ち時間に献血したな。あれ以来、血を抜いてないし、流してもない。
地元にいた頃は、それはもう毎日血みどろの生活だったのに、それも今思えば懐かしい。あだ名は、火の玉だったな。それで相棒のあだ名が狂犬病だったよ。
そろそろまた血が見たくなってきた。
また献血しよう。
●ところで、献血は身体にいいって誰かが言っていた気がする。本当なのか。
基本的に火の玉とか呼ばれる様な生活を送っていない限り、血を流すことはそうそうない。身体の中の血は、もちろん循環しているがずっと同じ。献血することによって、失った分の血を新しく身体がつくる。なので、献血は身体にいいらしい。
というようなことを、つい最近誰かが言ってた。
●で、府中。初回更新なので2時間の講習を受けなくてはいけない。異様にハイテンションな職員さんが、異様にハイテンションに話し続ける。講習というよりむしろ講演?
誰も、お前が一日どれだけ酒飲むかなんて知りたくない。
どんな種類の酒が好きかなんて知りたくない。
●で、やっぱり免許試験場は面白い。それも、すごく面白い類に入る。
ここまで様々な種類の人間が入り乱れているところが他にあるだろうか。大人になってから、教室みたいなところでその雑多な種類の人たちが隣り合わせに座っている。もうそれだけで笑える。
ソリコミのヤンキーと、ノートPCを小脇にかかえるビジネスマンが仲良く並んで座っている喫煙所。ヤンキーがどのタイミングでビジネスマンに殴りかかるのか。
「すかしてんじゃねーよぉー。パソコンもってんじゃねーよぉー。」
僕はもう気が気じゃなかった。
僕をはさんで反対側では、
「おれ、この間パンチ力390でちゃったよぉー。でもオレの弟、もっとスゲえんだぜ。」
やっぱり世界はパンチ力だと確信する。
免許どころじゃなかった。府中はパンチ力。
●それだけじゃない。
何から何まで府中試験場は、ちょっとふざけている。ふざけている、というと悪意があるようにも感じるが、そうじゃなく、オフザケ?といった類の理解不能の数々。
●バスで三鷹へ。K家で作業。ちょっと進む。
夕ご飯ごち。とても美味しかったです。ごちそうさまでした。
今度は一品持ち寄りで。
スフレのチーズケーキを作ります。
●月末から始まる予定だった定職がダメ。また探さないと。うきゃー。
●ムサビへ。
Mさんと助手展を観に行く。お目当ては今年で任期がおわるMさんの作品。写真。グラデーション。綺麗。Mさんの作品を見たことは過去に数える程しかないと思うのですが、あれ、でもこんなストイックな感じだったっけ。インクジェットでプリントしているのに驚く。やっぱりみんなデジカメ→プリントアウトという流れなのですね。こんなときにカラーの引き延ばし機と現像機がどうしようもなく欲しい、とかいっているような奴は駄目でしょうか。
●帰り、MMKと吉祥寺でご飯。MMKといっても、モテテモテテコマッチャウと一緒にご飯食べた訳ではないです。仕事帰りのKちゃん合流です。
今年の計画などを話すも、ボスのYがいないのでどうにも進まない。っていうか、話進めてもYがこの場にいないと、次にまた話を壊されるのは目に見えている。なので、あえて進めない。
はやく風邪なおしてください。>Y
Mさんのおごり。ごちそうさまです。
●Mさんの車は禁煙車。
タバコ吸うのに、禁煙車にしているのはちょっとねえ。ダメだねえ。
●初めて森ビルの中へ入った。
モリアートミュージアムへ「ハピネス展」を観に行くのです。すっげえ。高い。展望階と美術館の階が同じ。そんなことをしらない僕は、最上階に着くなり美術館そっちのけで展望台を楽しむ。楽しい。高い。富士山見える。
●肝心のハピネス展。
なんか、もうオールスターというか、よく分からない。見ることができることが楽しい作品がいっぱい。でも楽しいは楽しい。六本木ヒルズにある美術館として素晴らしい展示という感じ。
ルフの写真が綺麗でびっくり。
●渋谷へ。
派遣登録その3。かれこれ3つめの派遣会社登録。これだけ登録しとけば、もう十分なんじゃないか。
「もう十分だよ。おまえはよくやったよ。」
きっと、みんなもそう言ってくれるだろう。もう働かなくてもいいんじゃないか。
●まあそんなこといっても、今月末からは定期収入をゲットしないとやばいので。
●夜、KKと打ち合わせ。そしてホーミーの練習へと移行していく。誰がやりだしたかしらないが、今、ホーミーが相当熱い。トライバルブームも去った今、今頃なにいってるんだと言われても仕方ないかもしれない。しかし、ホーミー面白い。
●打ち合わせはボチボチ前進。
●寝てない。辛い。
派遣登録用のポートフォリオつくってたら、結局寝られなかった。
夕方、赤坂へ。
某派遣業者への登録。2人に面接されて緊張した。派遣会社の人達はみんな優しい。
●その後、表参道へ。
鈴木康広さん、山極満博さんの展示のオープニングへ。NにDMが届いたらしく、誘われたので来たのだけど。これがかなり来て良かった。
今まで鈴木さんの作品を実際みたことはなかったのだけど。これがかなり良かった。
木の葉のエンボス加工がされた紙に、閉じた目と開いた目がそれぞれ片面に印刷されている。それがスパイラルの高い天井に次々と吹き上げられ(この木の葉の補充は人力。全員参加。これが楽しい。)、きりもみ上に落ちてくる。
まばたきしながら落ちてくる。
●Y氏曰く、キーワードはエモーショナルな展示。エモーショナルとかそういう言葉は結構苦手なはずなのだけど、どうにもかなりのピンポイントでヒット。いいです。天井が高く、閉じていないスパイラルの会場にも合うような造形自体も良かった。
●久しぶりにY氏に会えたり、siteのSさん、Oさんにも会えたり。偶然Dちゃんにスパイラルの前で会えたり。以前僕がジャニスでバイトしていた時の会員さんと話ができたりと。いろいろかなり楽しかった。
●誘ってくれてありがとう。
最近なんだかありがとう付いている。ありがとうは続きます。
ああ。もう。ほんと。ありがとう。
●そして明日からは去年からやってるイラスト仕事のラスト仕上げ。やっとですね。
●岐阜に帰ってきているKと遊ぶ。
岐阜めぐり。行ったことのないところに行く会。
生まれ育った場所のことは、大抵よく知らない。
とりあえず冬の薄墨桜を見に行こうという計画だったのだが、もう日暮れ近かったこともあり断念する。岐阜市内をまわりましょう。
●とりあえず問屋町街の屋上。かなり良い感じの建物群。もうブレードランナーそのままの世界が昼間から展開されている。
●金華山ドライブウェイをブンブンすすむ。時速20kmでアウト&イン&アウト。ブンブンです。斎藤道三の稲葉山をとなりに望む水道山の展望台。
●山を下りたところにあるわらぶき屋根の珈琲屋さん。みため、ただの民家。
●少し進むと、そこには京都と東京が隣接している。とても近い。
ホテル京都の存在は、国道沿いに看板が出ているので知っていたが、その隣にホテル東京があるなんて思いもしなかった。かなり面白い。Kが駐車場まで入ろう、というのでドキドキしながら中へ。モーテル風になっている車でそのまま部屋の下へはいっていける構造。ここもまた近未来風だ。
写真を撮りながら、キャッキャと盛り上がっていると、中年夫婦が一室から出てくる。かなり気まずい。しかし、むこうにしてみれば、きっと僕らはこれからホテル京都に入ろうとしている男2人。その衝撃たるや、こちらの比ではないだろう。岐阜はきわめて保守的である。新年早々気まずい思いをさせてしまった。
●その後、ウグイス谷トンネルを抜けて、稲葉神社のちかくのカフェへ。左岸という名のちょっと高級ぽい素敵なコーヒー屋さん。
●という感じで、かなりローカル満喫な一日でした。
とても面白かった。今度、岐阜に帰ってきたときは、犬山の日本モンキーパークとそこに隣接するリトルワールドに行かなくては。
●名古屋へ。
高校の時の友達Sが、お洋服の店を開いたらしいので、そこへ遊びに行く。名古屋は矢場町、パルコの近く。詳しい場所は僕もよく分からないので説明できない。
フルールというお店。セレクトショップ。(本当はカタカナじゃなくてアルファベットだったけど、覚えていません。すいません。)
ふるい旅館を改装して作ったというそのお店はなんだかお洒落でした。緊張しました。
●で、友達が頑張っている。しかも同い年。一城の主。23歳で店を持とうと決意し、その半年後には友達とオープンしたらしい。半年っていうのには、相当驚く。計画性がなさすきるんじゃないか、とおもうところがないわけじゃないが、でもそれよりその行動力に感服。
で、かなり感動。
がんばれS!
●2004年は僕もセレクトショップをオープンしたいと思います。
●昼、Nと旅展〜ここではないどこかへ〜を観に行く。かなり好きな作品が3つくらいあった。期待していたビル・ヴィオラはあまり好きになれなかった。それでやっぱり素敵だったのは、行く人行く人が一番良かったと言っていた瀧口修造のリバティ・パスポート。加えてタージマハル旅行団へもパスポートを作っていたのに何となく感動する。
●唯一気になったところは、
あたかもその作者の意図のように壁に貼られている文章。4カ所。日本国パスポート、イタロ・カルヴィーノなどからの引用。これがかなり気になったので学芸員さんに聞いてみたら、やはり作者の意図ではなく。キュレーターさんが独自の判断でつけたものだとのこと。
入り口もしくは出口のところのあたりに貼るのならわかるが、作品のすぐ横にあたかも作品の一部のように貼るのはいかがかと思った。そういう演出はキュレーターさんがするべきなのか。
●原宿へ。ZAKKAという素敵な雑貨屋さんへ。ずっと前から一度来てみたかったのです。お店も店員さんもかなり素敵なのだけど、それが素敵すぎて、そういう場が不慣れな自分にはちょっと辛い。
でもこういうところには珍しくタバゴも吸えるカフェが併設されているのはかなりよい。
ミルクティの味はいたって普通でした。
●夜、KCとご飯食べる。回鍋肉です。冬は回鍋肉です。辛いです。うまいです。
●今年はなんとなくダラダラと終わっていくかと思っていたのに。そうやすやすとは実家に帰らせてもらえないらしい。
●何よりも悔しいのは「北の国から」が観られなかったこと。
明日明後日こそは必ず観てやる。
さよなら草太。観てないけれど。
●青山一丁目へ。
Cinematic Voices Vol. 6
のシンポジウムをHと観に行く。入り口のところで早速シャルルさん発見。ひさしぶりに会ったら髪の毛が伸びていた。あれはパーマか、天然パーマかどちらなのだろう。とても気になる。
●Kちゃん、Kちゃんも来る。
●ドイツからPODEWILという機関のキュレーター、エルケ・モルトレヒトという人を招いての「音楽の実験とは何か?その目的は」というタイトルのシンポジウム。英日同時通訳のレシーバーが渡される。同時通訳というのを初めて聞いたのだけど、あれ、凄い。なんで話を聞きながらそれを通訳できるのか。テーリ・テムリッツは英語で話せばいいものを、何故か日本語で話す。あまり流ちょうじゃない日本語のその意味を通訳するのは、並大抵じゃなさそう。安い翻訳ソフトみたいな日本語になっていて、それも面白かった。で、議題が議題菜だけに、そっちの訳の方がなんとなく意味がわかったような気になるのも面白い。
●肝心の内容はかなりひどいものだったのだけど、佐々木さんとか寝てたし。でも、いろんな意味でとても面白かった。いろんな意味でというのは、別に有馬さんの髪型とか、そういうことじゃなくって、内容がということ。
●青山墓地の横にあるデニーズで4人でご飯食べる。デニーズ高い。
そして今夜は異常に寒い。風強い。昨日、小平が凄く冷えていたのは、ただそこが小平だからかと思っていたけど、そうじゃなかった。大都会も寒かった。もう冬です。こたつ出さなきゃ。
でもそれにはかなり迷う。
こたつは間違いなく人を駄目にする。間違いなく僕は駄目になる。こたつなんてあったら、一日そこから微動だにしない自信がある。
ある!
だすっ!