こないだといっても数ヶ月前、長野・渋川温泉いったついでに近くにある地獄谷野猿公苑行ってきた。
天然温泉にはいる野生のサルに近づけるというのがウリの公苑。野生のサルが温泉に集ってきてるというよりも施設のおっさんがまくエサに期待してたむろしているといった方が正しい。とはいってもやはり放し飼いのサルの群れの中を歩くことはそうそうない。ノミ取りをするいたってダウナーな猿どものすぐ横を奴らを刺激しないように歩く。立て札には「猿とは長い間目を合わせないで下さい。敵意があると思われます。」との注意書きが。言ってるそばから娘、猿をガン見。かなりスリリングな体験だった。
歩くこと100m程、猿の温泉にたどり着く。まず目に飛び込んできたのは「インターネットで中継中!」という告知が嬉しい据え置きカメラ。これでもうここに来なくてもいつでも温泉につかる猿みれるね。やったね!
お土産屋に貼ってあったニホンザルのイラスト付き解説の読み応えが凄かった。一番の見どころだったと言ってもいいんじゃないか。
9/21岐阜1日目。おばあのお見舞いの為、実家に帰ろうとしていたところ。電車で帰ろうと思ってた矢先、岐阜方面に旅行するというボヘミアンが2人がいた。高速ETC1000円の誘惑には抗えず、カメハジメと旅路を共にすることに。早朝、二人を乗せて一路岐阜へ。東名に乗った途端に捕まった渋滞以外はそれほどひどい目にも遭わず、ただ途中のSAで芝生が気持ちよかったもんで1時間近く昼寝をしてしまった。それ以外はいたってスムーズに岐阜は関ヶ原に到着。
まずは関ヶ原ウォーランドへ。岐阜出身のくせに、恥ずかしながらこれまで来たことがなかった。歴史好きでなくても知っているかの有名な関ヶ原の戦いを、実物大ていうかx1.3倍くらいのやや大きめのスケールのコンクリート人形で再現しているカルトアミューズメントパーク。こんなところがあるなんてオシャレにしか興味なくて岐阜パルコに足繁く通っていたシャレオツな高校生は知らねぇっつーの!いつかのタモリ倶楽部でその存在をしり、いつかは訪れてみたいと思っていたが、こんなに早く来れるとは。そして予想以上に観光客が多くて驚いた。後々、おばあの病室で話をした伯母さん曰く、先週あたりの大河ドラマの舞台が調度関ヶ原だったとのこと。そして岐阜・滋賀のこのあたりは最近の人気はすごいらしい。レキジョが来るらしい。伯母さんの口からレキジョという言葉が出たのに驚いた。
入口。やけに壁が白くて綺麗だが、いきなりのB級感に心躍る。
入ってすぐ辺りのざっくりパノラマ写真。場のカオスぷりをなんとなく伝わるだろうか。
こういう感じの人形がたくさん。ディテールはかなりゆるい。そこに多くの人が惹かれているんだろうと思う。
そして人形以上に驚いたのがトイレだった。隣接しているお土産屋さんの奥にあるトイレ。
便器の上に、歴史豆知識。どの便器によってフィーチャーされる武将が違うという、歴史好きにとっては軽い気持ちで空いてる便器に向かえないという作りになっている。
僕の担当は島津喜弘でした。かなりフリーハンド感のある構成です。
そして極めつけは鏡に紋所のデコ。ここで鏡としての機能を完全に失った。
そんなトイレですが、ひとたび外にでれば大盛況の土産物屋。シャッター商店街の岐阜市街より流行っているんじゃないか。
最後にわすれちゃいけないのはこの主張このユーモア。人間、平和を愛する心を無くしたらダメだなと思いました。
今度来るときは近くにあるという鍾乳洞も見にいきたいと思う。
昨日から広島の福山へ来ている。午後から時間ができたので、会社の人に薦められて鞆の浦に来た。尾道には是非行きたいと思っていたのだけど、正直鞆の浦という町の事は知らなかった。どういう町が全然知らないままに来てみたのだけど、ここすごい。なんだこりゃ。一言で言えば古い町並みが残っている町ていうだけなのだが、それが普通に観光資産として保護されているという雰囲気はほとんどなく、リアルに人が住んでいる。三浦の三崎をもっとパワーアップした感じともいえるかもしれん。いやこれは町並みの話だけじゃない。平日の昼間から油絵描いてる人にはそうそう出会わない。東京でだって上野以外では殆ど知らない。THE大林。尾道いかなくても全然大林。懐かしい感じがするとかそういう感慨を通り越して半ば唖然とした感動に包まれる。町中をただぐるぐると歩き回る。おもろ。
夜、宿に戻ってから、鞆の浦について調べてみると、「崖の上のポニョ」の舞台らしい。宮崎駿はこの町に数ヶ月滞在して映画の構想を練ったらしい。なんてタイムリー!
GWに踏み込んだ4月の最終日。一泊二日で伊豆諸島は式根島に行ってきた。男5人で。
ありがとうございました!楽しかった。
火曜朝。仕事終わらないから寝ないでそのまま浜松町へ。竹芝桟橋からジェット船へ乗船。片道9800円。いきなりな値段だ。今回、旅行の段取りはHやKちゃんにまかせっぱなしにしたもんで、ほとんど何も分かってなかった。いや何もしらない。何処に行くかもよく分かってなかったというのが正直なところ。すいません。ジェット船内は終始爆睡。
気が付くと既に島の湾内に到着。海が綺麗。ジェット船の名前は、セブンアイランド夢。
向かえにきてくれた民宿の車に乗って「ゲンペイ」という名前の民宿へ。車窓からの町を眺めて分かった。ここもの凄い田舎だわ。コンビニもない。名字がそのまま店の名前になっているような商店のみ。式根島観光協会のサイトを見てもわかるとおり、観光協会のwebがodnの会員スペースに置いてあるってどういうことなのか。提携か。
ゲンペイは、至って普通の民宿だ。漫画が充実してるのがいい。ビデオも充実。かなり最近のタイトルまでビデオで揃えているところに何かよく分かんないけど決意を感じる。そんな何度もみたい映画かスクリーム2。
なんもない。すごくいい。
Y字路が美しい。で、カオスなカーブミラーあたりもよかった。
島に三つある港の、2番目の港には誰もいなく、夏を先取りというかなんか先走っちゃったKちゃんが一人で海水浴。そしてそれを眺める残りの私ら。
やっぱり水が綺麗だわ。
アイスランド、オランダ、イギリスの旅行から帰ってきました。
2週間という短い期間でかなり駆け足。相当忙しかった。
終わってみるとなんだか音楽イベントばっかり行ってたわ。
飛行機にも計5回、乗ったけど肺もわれずに頑張ってくれました。
健康って素晴らしい。
思いだしながら振り返り日記をぼちぼちと書く予定。
やや時差ぼけ。
はい。アイスランド5日目、Iceland Airwaves 4日目です。
正確には明日まで続くAirwavesだけど、土曜日ということもあり殆どのメインアクトが今夜出そろう感じになっている。これまでは夜だけの開催だったAirwavesも今日は、昼間は昼間で、ブルーラグーンでハングオーバーパーティがあります。ブルーラグーンとは、アイスランドの首都レイキャビークから車で40〜50分ほどの所にある「世界一でかい露天温泉」。温泉につかりながら仏DJのテクノ聴こうというハングオーバーパーティ。これもAirwavesの一環です。
土曜朝。ほぼ昼。ハングオーバーパーティの名前そのままに、吐き気が顔の半分くらいをしめているような二日酔いでしかめ面のメンバーを乗せて、バスは一路ブルーラグーンに向かいます。
一言でいえば、ブルーラグーンは意味が分からなかった。
それくらいの絶景。見渡す限りの溶岩地帯。草木の変わりに苔が薄く生えているだけの一帯にモクモクと煙をはき出している地熱発電所がポツンと見えくる。ところどころに潮だまりのように白い温泉が湧き出ている泉がちらほらと見えてくる。ブルーラグーン脇に建てられた施設の建物で水着に着替えてガラス扉をひらくと意味がわからない光景がひろがる。一言でいえばデビルマンのサバトの景色。
相変わらず天気はそんなよくないのだけど、ここが晴れてて夜オーロラが見えるならその為だけにまた来てもいいと思う。
なんならオノヨーコのイマジンピースタワーのせいでオーロラが見えなかったんじゃないかと疑ってる。こんなにいいもんじゃなかったイマジンピースタワー。
15本の光束の塔「イマジン・ピース・タワー」完成! : Gizmodo Japan(ギズモード・ジャパン)
で、レイキャビークに戻って高級なレストランで海老食う。
お値段泣きそうに高かった!
夜のAirwaves。
素晴らしかったのは何と言っても!!!(chk chk chk)。いまごろ何ですが凄いぞ!!!。ディスコパンク万歳、ってジャニスのKさんのセレクトに間違いなかった。数年前のメタモでみたアウトハッドよりも、数倍あがる。良すぎた。良すぎて、終わった後にステージ横で行商始めたメンバーからTシャツ買っちゃったわ。
Airwavesのものじゃないけどライブ動画。(音のレベル高いので注意!)
それにしてもこの極悪コンビ。。
本当にお世話になりました。どうもありがとう。
という感じでAirwavesも終了。
明日からは上の極悪オーガナイザーによるアイスランド・氷河を見ようトレッキングツアーが始まります。
アイスランド4日目。今日も曇天模様。
今日は特に何もする予定なし。夜のAirwavesまで街をぶらつく。
といっても、街ちっちゃい。ナショナル・ギャラリーに行く。アイスランド人の作品かどうかも分からないが、ジャンルもなにもなく現代美術中心にドロウィングからペインティング、写真、インスタ、彫刻となにからなにまでごっちゃに展示してあって楽しい。全部で3部屋くらいなのも素晴らしい。それ以上あっても疲れてみれない。
スーパーで買い物したりして宿に戻る。昼寝。
夜、Airwavesの会場のひとつNasaへ。最初はいろんな会場をブラブラしようという計画だったのだけど、ここに出演するアーティストが期待以上に素晴らしかったので居座ることにした。
Mr.Silla&Mongooseというバンドは、お洒落な髪型の北欧オリーブ女子によるボーカルとエレクトロニカ。美しくてよかった。ヨハンヨハンソンとかそういうのに近いかも。
で、BloodGroup。ひどい名前だ。アイスランドのアーティスト。音も格好も完全にディスコパンク。ボーカルの女の子はアラレちゃんみたいなメガネかけてる。ビョークやらシガーロスやらムームやら、美しーいもしくはベンニヘムヘムなんかの牧歌的なアイスランド音楽しか知らなかったような俺にはこれが大変新鮮だった。踊れるのを期待しちゃダメ、とSちゃんに言われ続けたこのAirwavesでついに見つけたー!といった感じでバカ夫婦でブレイク。クロークない(と思ってた)ので、厚着のまま踊ったら帰り道に風邪ひいちゃうなあ、と思いつつも力の限り踊りました。今度1stLPが出るらしい。日本で買えるかなあ。欲しいなあ。断然、今晩のベストアクト。
BloodgroupのAirwavesでのライブ発見。
Check out this video: Bloodgroup @ Iceland Airwaves 2007
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こちらはPVか。
Check out this video: Moving Like A Tiger
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最近日本でも、次のアイスランド音楽はコレ!みたいな感じで紹介され日本版もでているSkakkamanageは、予想以上におとなしかった。いい歌。見た目よりもいい歌を唄うバンドだった。
LCDサウンドシステムのDFAレーベルから音源を出しているPrinzhorn Dance School (UK)には、名前からしてかなりの期待をしていたがこれはいまいち。ギターの女の子はかわいかった。
で、Motion Boys。機材セッティングの段階からアイスランドキッズ達が大量にステージ前に攻め込んでくる。どうみても中高生にしか見えないのに、お酒のんだりしてるよー。捕まえてー。全員が「モゥション イエー ボーイズ イエー」とか連呼してみたり、または念仏の様に歌を口ずさんでる。で、そのビバリーヒルズ青春白書そのもののソバージュ&濃い化粧の女子高生達がうっとおしくてモーションボーイズは殆どみない。歌謡曲みたいだった気がする。でも帰国した今でもこの曲のメロディだけが頭から離れない。。名前はとてもいい。
一旦、この会場をぬけてDeerhoof (US)観にいく。初めて生で聴いた。気持ち悪くてすごいいい。ボーカルの日本人の子が小さくてびっくり。
で、また戻ってGUSGUS。
ちなみに昨日知り合った東小金井に住んでいた雄夏が偶然、我らのすぐ前にいました。かわいらしい女の子と。「彼女?」と聞いたら「いや違う。友だちの友だちだ。」って言ってて、そんな会話をしているうちにGUSGUSが始まり、10分後くらいにふと見るとキスしてましたよ。よっぽど写真に撮ってやろうと思った。
疲れてきたのでGUSGUS終わりかけで退散。
今夜はじめてAirwaves満喫したかも。大満足。
アイスランド3日目。曇り時々雨。
昼、動物園へ行く。宿から歩いて30分程らしい。坂を下りてメインストリートを横切り海岸線に出たら、あとはひたすら寒風吹きすさぶ海岸沿いの道を歩く。さみい。
運動施設がいくつもあるような大きな公園を横切る。その前に入口でホットドック食べる。WorldClassという名前のスポーツジムには意外な感じの石柱がたてられている。よくみてみると、上方に一箇所だけ男性の筋肉隆々の胸と腹が覗いていてあとは全部女性。あほらしい。あやうく入会するところだった。
突然ふってきた雨をやりすごす為に入口にはいると、キャンペーンガールが2人。ヨーグルトの試食を会員に配っている。どうみても全然関係ない俺らにも優しくヨーグルトを配ってくれるアイスランド人。タック。
その後見えてきたのはサッカー競技場。どこかのチームが練習している。Sちゃんに聞くところによると、人口わずか30万人この国にもちゃんとプロサッカーリーグがあるらしい。グジョンセンしかしらん。それにしてもこの看板がひどいことになっている。このグラウンドがホームのチームなんだかどうかよくわからないが、だとしても「I'M GAY」って落書きはどうだろう。
で、やっと動物園到着。また雨がパラつきはじめる。この悪天候もあり入園者は俺ら以外誰もいないんじゃないか。閑散とした園内には外でオットセイが3匹。園舎の中に牛、豚、羊。さらにその奥にある柵で囲まれた牧草地に馬が2頭ほど。しかも美しい競走馬ではなく完全なる農耕馬。動物園ってそういうもんだったっけ。あとは真っ暗な園舎の中にイタチぽいものもいるらしいが、真っ暗なのでわかんない。 一番印象的だったのは、園舎の中を自由に動き回っている飼い猫と、やけに寂しい目をする羊。こわい。 動物園めぐりは楽しい。
夜、アイスランドでガイドをしているMさんの家にお邪魔して鍋をご馳走になる。アイスランドの一般家庭が覗ける機会はそうそうない。興味津々。猫はどこでもかわいい。鍋うまーい。最近アイスランド人の彼と結婚して移住してきたというKさんや、日本に留学してたことがあって日本語すげえうまいA。Mさんの彼。Mさんの実家がある名古屋にも何度か行ったことがあるらしい。名古屋だったら俺の実家にも近い!とかいって親近感がわくのは、どうやら「岐阜→名古屋」だけの図式であり、「名古屋→岐阜」という親近感はないらしい。これは「埼玉→東京」なんかにも言えるか。 お邪魔しましたー。
Sと二人で一足先にMさん宅をお暇し、ダウンタウンへ戻る。Airwaves 2日目。今日もほとんど知ってるアーティストがいないので、なんとなく会場をブラブラする。ビールを飲んでると、「日本人ですか」と話しかけられた。話を聞くと、去年日本に4ヶ月留学してたデンマーク人。東小金井に住んでいたらしい。名前を交換すると、 「雄夏・ジョンソン」 と書く。オスカー。
アイスランド2日目。晴れ。
朝、まずは宿の目の前にそびえたつオペラハウスのような教会に登ってみる。何度口にしても覚えられないハトルグリムスキルキャ教会。この教会からレイキャビーク全体が見渡せる。カラフルな屋根が可愛くならんでいるこぢんまりとした街並み。入り江をはさんでみえる山は全て頂上が平らだ。これは火山だから?多分そう。
他のアイスランド旅行ブログなんかをみても、街の写真っつったらここからの景色しか見ない。
午前中、街をぶらついたあと昼からアイスランド観光の王道らしいゴールデンサークルツアー参加。レイキャビークから日帰りで回ることができる自然のみどころ数カ所をバスでめぐる。
最初の目的地であるシングヴェトリル国立公園に到着。アイスランドの土壌は真っ黒。溶岩流らしい。カナダから輸入して植えたという何とかという植物以外ほとんど何も生えていない不毛の地。断崖とそこからひろがる溶岩流の固まった真っ黒い大地の中に、大きな潮だまりのように池が点在している湿地帯。こんな景色はみたことないが、英語がわからんもんでガイドの言ってることが殆ど理解不能。なのでここも「綺麗な景色だね。絶景だね。」くらいにしか思ってなかった。あとからSちゃんに聞いたところ、ここがいわゆるGYAO(ギャオ)だったらしい。ギャオと呼ばれる世界のヘソ。北米プレートとユーラシアプレートがせり上がって地上にあらわれている。そしてすこしずつ2つのプレートが左右にひろがるため、アイスランドは毎年数センチずつ左右にひろがっている。
その後、グトルフォスの滝へ。ここに着く頃には、午前中には晴れ間がみえていた空も見事に灰色。なんなら雨も降りそうだ。いやだいやだ。でかいよ。で、こういうところはやっぱり外国、日本じゃ絶対立ち入り禁止の区域までグイグイすすめてしまう。腰の高さくらいのロープ一本。滝壺の真上の岩に至ってはロープも何もありません。これ絶対誰か落ちてるだろ。近くまで来ると相当寒い。滝壺からの水しぶきが霧雨みたいに降ってくる。その水滴が滝壺の正面に広がる草原に落ちていき葉に付着したまま凍るため、さながら氷柱がさかさに生えているような、異様な光景を目にする。ニョロニョロぽい。
ゲイシール。間欠泉。そろそろ奇怪な景色にも目が慣れてきた。慣れって怖い。ガイドさんや看板によると、この間欠泉は世界で4番目の噴出高を誇るらしいが、トップ3を聞くとそこには南米ウユニツアーでみたタティオ間欠泉がカウントされていない。どうかんがえてもあれの方が高いと思うのだけど、ちがうんか。と思って調べてみると、向こうは世界最高所(海抜4500m)にある間欠泉でくそ寒かったので蒸気の量でやたら高く見えたみたいだわ。
間欠泉とチリ - ほ幅の速度
まだ16時すぎだと思うのだけど、ケリズ火山湖に着く頃には既に暗くなり始めた。気温もどんどん下がっていよいよ寒くなってきた。アイスランドぽいなと納得してみようとする思いとは裏はらに、天気の悪さも重なってテンションもどんどん下がってきた。そんなとき、ここでの興味はもっぱらこの2人だった。このバスツアーで唯一、男2人での参加だった彼らのストーリーに興味が湧き出る。火口湖は既にあまり関係なくなってきている。「訳ありっぽくねーぽくねー」とSに言うも「いや別に普通でしょ。」と相手にされない。景色はとても静か。
で、最後はこの手のバスツアーの定番。提携しているお土産屋さん。南米やアジアじゃ当たり前だが、アイスランドでもやっぱりそうなのね。と嬉しいような寂しいような気持ちになるも、このお土産屋が相当なヒットだった。EDENとかいうその土産屋は温室栽培で植物をそだてたり、全然おいしくなさそうなアイスクリームをうっていたり、80年代にはデパートの屋上にあったようなゲームが置いてあったりと見所満載。その中でも1番はこれだった。商品がしょぼすぎりUFOキャッチャー「GOOD LUCK」。もちろんやらない。アイスも食べない。
内容濃すぎのバスツアーも終了し、レイキャビークに戻ってダウンタウンでご飯。SちゃんにアイスランドでガイドしているMさんを紹介してもらう。このアイスランド旅行中、やたらお世話になりました。ありがとうございました。
で、ビールもご飯も無茶苦茶高い。物価が高いというのは聞いていたけど、やっぱり高いわ。ビール1パイント(500ml強)が700クローナで約1300円?Mさんは「700円だと思わないと何も買えないよ」というアドバイスをくれるのだけど、いやどう考えてもクローナだとしか思えない。ハンバーガーとビールで4000円くらいの豪華な晩ご飯を食べながら、今夜から4日間にわたってレイキャビーク市内のいくつもの会場で行われる音楽フェスICELAND AIRWAVES 2007のタイムテーブルをチェック。これもみたいしこれもみたいと思っていた数々のメインアクト達は、ことごとく最終の2日間に集中。さらに時間までかぶっているというかなりむちゃなタイムテーブル。でもこれくらいしないと集客がばらけないような小さなキャパの会場なのだろう。なんとか考えよう。
とりあえず初日は全然しらないアーティストばかりなので、帰り道にある会場Grand rokkによる。アイスランドのGrasræturというバンドをみる。グラムなロックンロール。会場混み混みでしんどくなり早々に退散。こんなことでまだ後3日間続くAirwavesを乗り切れるのか。
残りも思いだしながらぼちぼち書こう。
成田からイギリスのヒースロー空港へ12時間のフライト。
ヒースローでアイスランド行きの便まで6時間待ち。
空港内のバーでビールがぶ飲みして時間潰す。
アイスランド到着。夜1時。
空港で今回アイスランド内の旅行をオーガナイズしてくれたSちゃんクルー3人と合流。
ケプラヴィーク空港からレイキャビーク市内へ移動。
真っ暗で何もみえない。いきなりオーロラ見えるかも、と期待したもののそれもダメ。
宿とうちゃく。hotel leifer erikson。
でっかい教会のすぐ目の前にあって分かりやすくていい。
ハトルグリムスキルキャ教会。