突然です。
ヨーロッパを旅行するならインターレイルパスを使ったほうがよい。
前に旅行したときに日本でユーレイルパスを購入し忘れ、
現地の友だちに相談したらインターレイルパスの存在を教えてくれた。
ユーレイルは非ヨーロッパ居住者向けなので、観光客値段で高い。
インターレイルはヨーロピアン向けなので、安い。
ということだと思う。
観光客向けの安い新幹線フリーパスがあるのに、居住者向けのフリーパスがない日本はおかしい。
どれくらい値段が違うかというと、これまた相当違う。
ユーレイルパス
1等 |
大人 |
2等 |
12-25歳 |
|
有効期間 |
通常 |
セーバータイプ |
有効期間 |
ユースタイプ |
15日間 |
\72,200 |
\61,100 |
15日間 |
\47,000 |
21日間 |
\93,600 |
\79,600 |
21日間 |
\60,800 |
1ヶ月 |
\116,300 |
\98,700 |
1ヶ月 |
\75,600 |
2ヶ月 |
\164,200 |
\139,800 |
2ヶ月 |
\106,900 |
3ヶ月 |
\203,000 |
\172,900 |
3ヶ月 |
\132,100 |
インターレイルパス
ゾーン
|
有効期間
|
ユース 26歳未満 |
大人 26歳以上 |
子供 4〜11歳 |
1ゾーン使用 | 16日間 | £159 | £233 | £111 |
2ゾーン使用 | 22日間 | £215 | £303 | £152 |
全ゾーン使用 | 1ヶ月間 | £295 | £415 | £207 |
説明を詳しく見ると、
インターレイルを買うためには:
Inter Rail Community に属している国に少なくとも6ヶ月住んでいなければならない。その国々のリストは "Zone Map" を参照。
●台湾小旅行に行ってきた。
行っていたことすら誰も知らないと思うのだけど、とりあえず帰国報告。
詳しくは後日報告として、3泊の小旅行で一番気になった事は、コレ!
歩行者用信号がやけに可愛いアニメーションなのです。
●目が覚めると既に昼近く。チェックアウトの時間もとうに過ぎている。にも関わらず宿の人は優しい。優しい宿でよかった。鹿島屋はとてもいい宿だ。素泊まり5千円。風呂もよかった。どうやら温泉らしい。
●折角金沢に来たのだから観光しないと!
茶屋町行ってお茶買ったあと、兼六園へ。とっても綺麗な庭園なのだけど、どうしてだかこういう場所にはあまり思い入れが持てない。池の鯉は人の影に反応してどんどんむらがってくる。エサをくれと大きく口をこちらに開く鯉をただひたすら撮る。庭園や建物には殆ど反応しないのに、ただ鯉の口を夢中で撮っている2人。庭園の楽しみ方として絶対まちがっていない。 知らない町をただただ歩いているのは楽しい。浅野川という川やそれを挟む町並みに京都を思いだす。かなり京都だわ金沢。いいところだわ。
●夜、KJと空港へ。Wが半額クーポンをくれたので復路は思い切って飛行機で帰る。あっという間に羽田に着いた。下北でラーメン食べた後、帰宅。 デジカメ写真をPCに落とす。今回フィルムとデジの両方持っていったので、場面場面で写真がいろいろ偏っている。楽しかったわあ。
●午前中起床。W、I君と金沢の繁華街、香林坊へ。東急ホテルのロビーでヤフーモバイルに接続できるらしい。宿泊中の宿ではDSL回線はおろかモジュラーさえも繋げられない。ヤフーモバイルって、てっきり課金制かと思っていたらそうではなかった。まだまだ試用フリー期間。携帯で簡単にID/PASSゲット。こりゃ楽だ。これでもう渋谷ハンズまえのニューヨーカーズ・カフェでいつでもモバイルできることになる。こりゃいい。
●昼、金沢文化センターへ。マシュー・バーニーの新作「拘束のドローイング9」を観る。捕鯨と茶道という日本の文化がテーマだという今作はやたら長い。2時間半。暗闇に弱い俺は例によってまた寝てしまうかと思っていたのだけど、寝なかった。何故寝なかったというと、Mちゃんの衣装仕事が楽しみだったこと。そして日本人の描き方がやたら気になった。石油コンビナートでの阿波踊りから始まり、ホストという位置づけでの茶道マスターもののあわれの世界が広がり、そこから捕鯨をそのまま共食いとやたらストレートに表現する方法にかなりの衝撃を受けた。衝撃というと柔らかいのだけど、観ているその最中はそれをそのままアンチ捕鯨、アンチ日本人な物かと早合点し、正直ちょっとわだかまりさえ。でも後から説明を聞くところによると、そうではなかった。ビョークとマシューが主演のこの作品には「この映画を演出、出演しているマシュー自体が毛皮を着ている矛盾」がそのまま作品の表現らしい。ぐるりと外を一回回ってまたテーマが作品に戻ってくる。
もうそんな事言われないと分からないよ。言われても分からんけど。
どなたか教えてくれた人、有り難う。
そしてMちゃんは本当に素晴らしい仕事をしていた。わーん。
●何処かでみたような小さなリュックを背負っている人がいるな、と思ったら、アタマトテEさんにバッタリ会う。カウパレード以来2年振り。しかもトイレで。お久しぶりでございます。また最近ヒマなので、イベントバイトさせて下さい。
●その後、21世紀美術館へ。そのマシュー・バーニーの「拘束のドローイング展」その他の作品群の内覧会。ここには初めて来た。円形の建物の周囲が全てガラス張りな為、今にも天井が落ちてきそうな会場は相当いい。そしてKJが浅田彰を発見する。こんなVIPばかりの会場になんで自分たちがいるのか分からない。人との出会いが旅だから借金してでも出かけよう、という歌をきいてユキは北海道から上京してきたらしい。いい話だと思う。
そしてその会場でたまたま知り合い話をしていたNさんという女の人はなんとNY在住でNYU卒。Tちゃんの友達な上に、岐阜出身。長良高校の3つ程先輩だった。びっくりなんです。
●その後、お寺へ移動。
鯨料理を囲む会。捕鯨協会の人達まで来ているらしい。
何故か隣には石岡瑛子が座っていたり、隣のテーブルには鈴木京香が座っている。何なんだこのVIPの集まりは。知らないだけで、政治家とか混じっているのかもしらん。はっきりいってビビってます。KJと「なんで俺らこんなところにいるのか。」と何度も確認してみるも、やはり分からないまま。こうしてお寺で捕鯨の会は過ぎていく。
●そのあと、ハナキンの金沢繁華街でモンジャ、カラオケの会。
高田渡「値上げ」を歌ってみたら、思った以上に良かった。俺が。
●そんなこんなで酔っぱらっているので、もうここらへんで勘弁して下さい。
●明日こそ朝市へ行こうと思っている今現在。既に朝5時半を回っている。
●昼過ぎ、代官山へ。打ち合わせ。
●そのまま池袋へ。H達と待ち合わせ。計6人でHカーに乗り込み、金沢へ向かう。
車中、iPodから岡村ちゃんを流してみるも、誰からも何の反応もない。岡村ちゃんをかけて何のリアクションもないなんて!逆にこっちが不安になってしまう。岡村ちゃんって、諸刃の剣なのか。
関越自動車道から高速を乗り継いで6時間。で、石川県へ生まれて初めて来てみたら既に午前0時を回っている。でも予想よりも早く着いた。道が空いていたからか。HとI君とK、運転どうも有り難う。既に金沢インしているWが見つけてくれた金沢一古いという旅館鹿島屋宿泊。
男女に分かれて部屋がとってあり、クルー唯一の喫煙者であるKと俺は2人部屋。国内旅行してこういった日本宿に泊まるのも久しぶりだし、相部屋というのも久しぶりだわ。修学旅行みたいでとてもいい。素敵なところを見つけてくれてありがとう。
それにしても金沢の夜は静かだ。駅前だというのに誰もいない。岐阜より静かだ。
●明日は朝市に行く予定。Sが教えてくれた「黒づくり」という名産をゲットしなければと思う。
●修学旅行の宿にはやはりネット回線がない。困っている。
●朝、京都駅でU夫妻、Wと別れて、そのまま下る。京都はJRの駅から少しでも南にいくと途端に雰囲気が変わる。駅の北に広がる賑やかな地域からは想像もできない様子に様がわる。住宅地域といっても昨日歩いた下鴨のあたりなどの閑静な住宅風景とは違い、どこかしら下町ぽい。まず店がない。朝飯を食べていなかったので、朝飯食べるところを探してブラブラしたのだけど、びっくりするくらい何もない。マクドナルドと吉野家は発見したが、こんなところで食ってたまるか。折角なら、今はなきホワイトハウス並みの素敵な食堂見つけてやると息巻いたばかりに失敗した。数時間後、町の八百屋軒お菓子屋みたいな店の片隅で売られている菓子パンをかじるはめになる。にしても京都駅の南側、頭にタオル巻いている人率が高い。怪我をしているわけではない。とにかく頭にタオルを巻くのだ。
●東寺へ。
庭園があり、ベンチがあり、灰皿もある。
池があり、ほとりではたくさんの亀がひしめき合うように甲羅干しをしている。
午前中をずっと東寺で過ごす。
五重の棟の内部が公開されていたのでみてみると、内装がやたらサイケで驚いた。あまり公開されていないからなのかもしれないが、かなりの彩度を保ったままの極彩色のペイントが、柱から壁から天井までもに施されている。それら彩色を含めた内部装飾と中央にまつられている何体もの仏像がマンダラを構成しているらしい。らしいというのは、そう誰かが言っていたのを小耳に挟んだからだ。間違ってもそういう声が聞こえてきたとか、そういうのではない。
●午後、また鴨川へ。意味なく鴨川を上ったり下ったり。夕方あたりまでそんなことを続けたあげく、「こんなことをしていてはダメだ!」と奮起し、人でごったかえすJRを使い岐阜へ。夕方にもなると、車内はもうそれほど混んでなかった。外人一人旅という感じのアングロサクソンがずっと視界にいた。なぜ外人はリュックサックを片方の肩だけにかけるのか。両方の肩を使った方がぜったい楽だろう。教えてあげたい。
●穂積着。姉夫妻も大阪から戻ってきている。
●夜、Kの家へ。久しぶりに会うYと3人で飲む。中学校で先生をしているYは、しばらく会ってないうちに何だか大人になっている。今秋には結婚するらしい。
●明日にはU夫妻はGWを利用した小旅行に出かけるらしいので、俺もその時に一緒に京都を出て岐阜に行こうかと思う。いや別に一緒に出る必要は何もない。他に泊まるところがないわけではない。
パワー系の男を一人知っている。でもその男Wは本当にパワー系だ。Wがどれくらいパワー系かっていうと、マレーシアか何処かのトライアスロンの大会に出場し、一種目目のスイミングで海に巣くう毒蛇に噛まれ、そのまま現地の病院に入院。はるばる日本から家族が駆けつけたときには、Wはベッドでの苦しみにのたうち回っている訳でもなく、ただへらへら笑っていたらしい。やはり海外なだけあって痛み止めのモルヒネが通常より多めに処方されており、危うく中毒になりかけていた。どこまでが本当の話なのかも分からない。ただそんな話をきかなくても俺が知っている限り、きっとどこまででも本当の話だろう。もうそれくらいパワー系の男。
その家には泊まりたくないなあ。
きっと寝る前に腕立て伏せとかやらされるだろうし。
●そんな訳で今日一日で京都を満喫しようと考えた結果、とにかく歩いてみることにした。
松ヶ崎から下鴨神社まで歩く。
下鴨神社から鴨川沿いを歩く。
ほんやら堂でカレー食べる。
荒神口のおいしいソフトクリーム屋は閉まっていた。
鴨川沿いでボケとする。川の対岸をジョギングしている人をデジカメのズームでパシャパシャ撮っていると、後ろで人の気配がする。振り向くと、外人が俺にカメラを向けている。やられた。俺は今「夢中になってパシャパシャ撮っている日本人」。最高の手みやげができたね。よかったねクリスティーナ。
御池で御池煎餅買って、三条境町のイノダっていうコーヒー屋へね。六曜社にも行こうと思い河原町に出るとあまりの人の多さに気持ちが悪くなる。六曜社はあきらめて鴨川上流に避難。そのまま出町柳まで歩いて、叡山電鉄で一乗寺へ。恵文社行く。何も買わない。
U夫妻に拾ってもらってそのまま猫町というレストランで食事。ここもまたうまい。
ビール買ってU家で飲む。
夜、パワー系の男W来る。来ちゃったよ。
マリオテニスでパワー系の男を叩きのめす。
さんざん歩いて疲れたので今日もまた早々に寝る。
●世間がゴールデンウィークということで、いいんだか悪いんだか僕も特に仕事がない。正確に言えば、仕事あるっちゃあるんだけどどうにもまだ開始する気になれない5月病の私。やはりフレッシュマンは辛いね。
友達と連絡がついたので京都に行くことにする。
朝一でそのまま新幹線に乗ろうと思っていたけど、気が付くと夕方。
なんだかんだで出発ってなかなかできない。
●新幹線に乗るとあっという間に京都だった。京都だよー!
一年ぶりの京都。京都は来るだけでもう嬉しい。
●車で駅まで迎えに来てくれたU夫妻と一年ぶりに会う。
U家に荷物をおいて御池のあたりにあるベトナム料理屋フォーンヴィエットへ。Mちゃんが「ここはうまい!」といって教えてくれたので是非行ってみたかった。うまかった。
にしても、一年ぶりに会うって、こっちとしてはそれはまあ新鮮な気持ちだってのに、向こうのテンションはいたって普通なのが納得いかない。ハグぐらいあってもいいんじゃないかしら。奴らが言うには、「武山の場合、日記読んでるから久しぶりって気がしない。」らしい。
これは喜ぶべき事なのだろうか。
それじゃあということで、ここはひとつ日記に書けない話でもしてハグをゲットしようと思ったのだけど、どうにも失敗した。リアルすぎた。というかベトナム料理屋でいきなり身体表現を駆使した説明を始めるとは思っていなかったらしい。
●酔っぱらった!カラオケ行く!
で、早々と飲みすぎで気持ち悪くなったもんで、まだカラオケ店なのにも関わらず早々に寝る。飲める!と断言して臨んだくせにダサい、とバカにされる。バカにするな。
ひさしぶりにカラオケに来た。ウガというカラオケは凄いよ曲数が。高田渡が10曲くらいはいっているのにびっくりした。じゃあこれはどうだ?と検索してみたが、ニカさんや湯川潮音は入ってなかった。入っていたところでどうにもならない。
●コンティネンタルなのでJFKじゃなくてニューアーク空港からの飛行機。オザケン聴くためには一度くらいJFKからNYCに来なくては。
●帰りの飛行機で今年の話題沸騰だった「世界の中心で愛を叫ぶ」を観た。セカチュー。
機内での席は、行きと同じく真ん中の列の3人がけの真ん中という何の取り柄もない席だったのだけど、今回に限ってはよかった。日本行きの飛行機はやはり日本人が大半をしめている。そのほとんどが今、セカチューを観ているのが手に取るようにわかる。そうかみんなやっぱりセカチューか。この作品を観ずして2004年は締めくくれないという気持ちで今機内は一つになっている。欧米人はもちろん他の映画をみているが、僕はもうよっぽど彼らの手元にあるリモコン操作してセカチューに変えてしまうところだった。
本も、ドラマも、映画も観たことがなかったので何の前情報もなしに観ることが出来た。
面白くねえ。これ面白くねえ。
こういう類の物は結構好きなはずなのに、面白くなかったー。唯一印象的だったのは、体育館で「好きよ」と女の子がいうセリフがJホラーのそれにしか聞こえなかったこと。一度でも十分怖かったのに、彼女は同じセリフを二度も言ってくれた。機内が凍り付きましたよ。いやいや飛行高度から来る温度的な話ではない。みんな凍ってないかな、と周りの皆さんが心配になり注意を周りに向けてみるとあら不思議。みんな泣いてるよ。おいおいよっぽど怖かったのか。
●後の時間は寝て過ごす。かなり有意義なフライトだった。
●NYC滞在最終日。
お土産さがして街を練り歩くも、今まで練り歩いてないだけに特に何も見つけられず。
●夜、W君とお茶。NYCでキュレーターをしているW君は来年日本とアメリカで展示をするらしい。展示作家などのブックを見せてもらう。国家問題をベースにしている現代美術作家で構成される展示だった。一つ一つの作品をみるとすごく面白いのだけど、グループ展としての展示が国家問題だったり平和問題だったりするとそれを成功させるのはかなり大変だと思った。頑張って。僕が手伝えそうなことは、チラシ配りくらいしか思いつかないけど、なんか出来ることあったら何でも。
●そんなこんなで旅行終わり。あっと言う間だったわ。楽しかったわ。