2004年6月 2日 (水)

ガス

[ くらす]

●ここ2日ほど、我が家にはガスがきていない。
ガスが来ていないといっても、それはマイク・インクが我が家に来ていないということではない。マイク・インクは今、来日していない。例え来日していたとしても、来るのは我が家ではなくリキッドルームあたりだろう。リキッドルームがない今となっては、どこにマイク・インクが来るのかも分からない。となると、もしかしたら我が家にも来るのかもしれない。だからそもそもガスとは、マイク・インクのことではない、ということは最初に伝えたはずじゃなかったか。

都市ガスが止まっている。

電機も水もあるのに、ガスがない。そもそも事の起こりは一昨日の深夜のことだった。シャワーを浴びようと裸になってお風呂にはいったのはいいが、なかなか湯沸かし器のガスがつかない。また故障かよ。どうしようもなく裸でくやしがったが、結局その晩のシャワーは我慢した。

異変に気が付いたのは昨日の朝だ。おみそ汁を温めようとしても火がつかない。ガスが止まっている。止められている。
なんの前触れもなかった。そういえば引き落としの口座にお金をいれるのを忘れていた。しかし、何の前触れもないのは明らかに可笑しい。NTTからは6月中旬に電話が止まるとの通知が来ていた。

その異常事態を確信したのは、昨日の夜だ。シャワーを浴びようと裸になってお風呂にはいったのはいいが、なかなか湯沸かし器のガスがつかない。そういえばガスは止められていた。どうしようもなく裸でくやしがったが、結局その晩もシャワーは我慢した。

そして今夜、お金を振り込むのをまた忘れてた。今日はひさしぶりの銭湯でも行くつもりだった。代田橋の商店街の中には銭湯があった。6年前くらい、大学受験でHの家に滞在していたときに通った銭湯。ちょっと楽しみですらあった。

郵便受けをに東京ガスからの通知が一通。
「6月7日までに銀行にお金を振り込んでください」
って、もうガス止められてるし。

ふと家の脇のガスメーターを確認してみる。
点滅している。なんらかの異常事態でメーターがガスを止めたことを通知する点滅。あら。

ボタン押したらガスが出るようになった。

この2日間のことを悔やんでもしょうがない。
なぜマイク・インクがうちへ来ないのかを悔しがることにする。


投稿者 ta : 22:09

2004年5月29日 (土)

あつい

[ くらす]

●一日とろけていた。
もうとにかく暑くて。

●エアコンを付けようとすら思い、そして思い出す。
住んでいる部屋には一応エアコンが付いている。前の住人がおいていったものがある。
でも去年の夏このエアコンは全く使い物にならなかった。手をかざすと一応冷風が吹き出ている。冷たいと感じる。しかしそれはあくまで手をかざしたときに限っていて、部屋の温度は一向に冷えない。エアコンの設定温度は18℃。でも部屋の温度は一向に冷えない。電気はどんどん消費される。でも部屋の温度は一向に冷えない。電気代はどんどんかさむ。でも部屋の温度は一向に冷えない。いらつく。設定温度を低くしようとする。もうこれ以上低くならない。夏がおわる。
そういえば去年の夏はそんなだった気がする。
そして今年はどうやら猛暑らしい。なんとかしなければ。
贅沢はいいません。誰か省エネ・エアコンをください。

●夜、S来る。
ひょうきん族のDVDを観る。当時観ているときはまったく思わなかったが、今みると、全然違った角度からもう凄い。ああ凄い。こんな番組だったっけ、という感じ。面白いとかじゃない。無茶苦茶です。バブルです。不安にすらなります。ひょうきん族が放送してたら、街角いたるところに警官が立っているような今の状況はないと思う。


投稿者 ta : 23:33

2004年5月26日 (水)

東京

[ くらす]

●昼間、ルパンの散歩したり。

●夜、東京へ。
帰宅。部屋の掃除したり。
心配していたひまわりの芽はまだ元気に育っていた。
でも去年買ったひまわりの種からは一向に芽がでる気配がない。
そんな操作がされているなんて。


投稿者 ta : 23:29

2004年5月18日 (火)

モグ会議

[ くらす]

●モグ会議。諸処様々なことについて話すとか書くととても何かやっていそうな感じだが、実際全然そんなことはなかったりして、どうにもグダグダだわああ。とりあえず僕がまだちゃんとまとめていないので、申し訳なく。Cがお菓子やのロゴになるイラストをスキャンしに来る。どうしょうもなくゆるい感じの絵がいい。DVDチェックにOも来る。熱いトークが最近はやっている。


投稿者 ta : 23:34

2004年5月14日 (金)

あぶら

[ くらす]

●最近、日が昇るのが早くなってきた。5時過ぎにはもうまったく明るい。
大抵の毎日、朝5時は起きている時間だ。そんな悲惨な生活を送っているため、そういうところで主に季節を感じるしかない。
ああ。日が昇るのがはやくなってきた。
勉強部屋にはカーテンがあるので、それほど日の光はわからなかったりするのだけど、台所にはカーテンがない。なので、明け方ふと気がつくと台所の方が輝いている。この様子が最近好きなのです。かといって、この輝きのためだけに、好きこのんで台所にカーテンをつけていないわけじゃない。台所にカーテンをひいて、よっぽど暗室にしたいといつも思っている。しかしそうできないのにもやはり理由がある。台所が唯一の水回りであるので、大抵の場合暗室をつくるにはそこが最適だろう。ほんの数年前までなら全く問題なかった。しかし自炊生活の今、台所に暗室はちょっとさけたい。料理と暗室、フライパンと引き延ばし機が隣り合わせになってしまう。フライパンにとっちゃ、引き延ばし機の存在なんてとるにたらないことだろうが、引き延ばし機にしてみればフライパンの存在はたまったものではないだろう。問題は油だ。なんていやな響きだろう。あぶら。
そういえば最近、体にも油がついてきた気がする。
脇腹のアタリに、どう体に力を入れようが、どう体をひねろうが、ビクリとも動かない肉がついている。もう自分の意志とは全く関係なくただそこにある脂肪。それもまたあぶらだろう。なんていやな響きだろう。あぶら。

あぶら解消の為、久しぶりに筋トレをしてみる。

体を痛める。

たいへん痛い。

しゃべり場を見る。この場でよく聞かれる言葉がある。
「普通ってなに?」

若いから。の一言では聞き捨てならないこの意見。

人は若いからそんなことをいうのではない。青春だからそんなことをいうのではない。ただ体が柔らかいからそんなことが言えるのではないか。前屈でマイナスになったことがないから、そんなことが言えるのだろう。もう筋肉硬化症じゃないかと不安になるような僕にいわせれば、明らかに普通はある。人並みの柔らかさ。それを求めることが例え虚無的なことであったとしても、僕はストレッチを続けるのです。ちゃんと毎日。

でもそんなストレッチよりもまずしなくてはいけないのは、日の出をみない生活だと思う。


投稿者 ta : 23:26

2004年5月13日 (木)

生活計画

[ くらす]

●京王ストアで買い物。なんで男2人で昼間から京王ストア行かなきゃいけないんだ。
どっかで見たことある人がいると思ったら、前に働いていたところにいた音効さんだった。なぜかそそくさとしてしまう。
それが原因かどうかしらないが、買った物をスーパーのカゴに入れたまま店を出ようとしてしまう。Kに止められる。まだ酔っぱらっているのかしらん。

●仕事先より電話。期待していた時計屋さんウェブがダメになってしまったので、僕の生活計画が台無し。いろんな計画が世の中にはあるが、そのなかでも生活計画が台無しってことは、かなりまずい。できることならこの計画だけは台無しになってほしくなかった。ウェブで求人探す。よさそうなのに、応募。最近、面接とかして受かった試しがないのでどうにも心配。いい加減に髪の毛切った方がいいのだろうか。でも髪の毛きっても面接がダメだった場合、原因がそれではないことになる。それもまた困る。その後は、もう何を切ればいいのか分からない。健康のためなら死ねる。

●部屋の掃除。2度目のコタツ撤去。いよいよコタツ廃人から脱却するのです。夏が来ます。


投稿者 ta : 23:16

2004年5月10日 (月)

ムギコ

[ くらす]

●ひまわりの種を植えた。
まだ日記のウェブができていないので、まだ見せません。誰も見たくもないだろうが、見せません。

●CYK来る。
最近、周りではムギコの存在がかない熱い。
知らない人のために補足すると、ムギコとは誰しもが持っている理想の男性女性像を具現化したものだ。漢字でかくと、麦子だろう。
「目はどんな感じ?」
「鼻は? 口は?」
「着ているモノは?」
「なんて言ってる?」
なんて具合に周りの人が質問していき、それぞれがそれぞれのムギコを描きあう。4人でムギコの会を開けば、自分の手元にはムギコが3人もできあがる。なんて暗い会だろう。

僕の場合は、このあいだKちゃんに描いてもらったムギコがもう既に2人ほどいる。だからもう満腹感でいっぱいなのだが、まだ自分のムギコをもっていないCはどうにもムギコが欲しくてしょうがなさそうだ。そりゃそうだと思う。ムギコが手元にいれば、いつも一緒にいられるし、紙に描かれているムギコがちょっと濡れないように頑張ればお風呂にも一緒にはいったりできる。と、とりあえずかなり素敵なヤツなのです。さすが理想の男性女性像ムギコ。

今夜もそれぞれのムギコを傍らにおいて、ネパールカレーを食べる。

●深夜、O来る。ひさしぶりにあった彼はまた一段と大きくなっていた。
ラスタ色のアディダスジャージ上下で登場。手には外付けハードディスクを入れた衝撃吸収バック。それがまるでヤクザのサイドバッグのように見える。もう片方の手にはお土産のジャージー牛乳アイスバー。どうもありがとう。
もう完全に開いてる男だよ。この人は。もう足にギプスがはめられるのも秒読みか。


投稿者 ta : 23:04

2004年5月 4日 (火)

東急屋上

[ くらす]

●Hと東急本店屋上の園芸やさんへ。
ひまわりの種購入。ただむやみやたらにでかくなるようなひまわりの種が欲しい、と店員さんに訊いてみる。ハムスターの餌になっているひまわりの種類は、種をたくさん取るためだけのむやみやたらにでかいひまわりが育つ、ということを教えてもらう。
園芸やさんのすぐ脇にあるペット屋さんへ。店員さんにひまわりの種をわけてもらう。
なんて便利なんだ、東急屋上。
そのペット屋さんには金魚なんかも売っていたりして、結構楽しい。
ベンチに座って一息。ここで買い手がつかないペットたちは大きくなってしまったらどうなるのだろう。あのガラスケースの中で子犬や子猫がはちきれんばかりになっている状況というものに出会ったことがない。保健所か何か。きっともう書籍や何かと同じようにペットも返品されていく。毎日毎日、何百匹と返品されていく。
みたいなこと話す。
なんかやだ。やだよ。

●ハンズよって、帰宅。

●プチ作業。


投稿者 ta : 23:09

2004年5月 3日 (月)

まったり

[ くらす]

●夕方ジャニスへ。CDを返す。延滞してしまった。ごめんなさい。
で、またたくさん借りてしまう。ゴールデンウィーク前にお金をおろすのを忘れたため、所持金300円。こんな時こそVISAカード。クレジットカードは滅多に使わない。その証拠に他のカード類は裸でそのまま財布の中に入っているのに何故かクレジットカードだけはそれ専用の薄いビニルケースにいれている。クレジットカードだけなんだかとても大切に扱っているようでちょっと恥ずかしい。いや、実際大切に扱っているのだから恥ずかしい。ここでキムタクなら小銭と一緒にジーンズの前ポケットからさりげなくカードを出すだろう。でもTBCのCMでのキムタクはちょっとおかしい。ネルシャツなんでノースリーブ?

●ジャニスで借りた
SOUP
/Otmo Yoshihide, Bill Laswell, Yoshigaki Yasuhiro
のジャケットが良い。リンク先の画像では帯がついていないのでイマイチなのだけど、帯付きのデザイン素晴らしい!と思ってクレジットをみると大学の一つ上の人だった。びっくり。

●夜、渋谷H家へ。
プロレスみたり漫画よんだりのまったりコース。なんだかやっとゴールデンウィークが来たような。
バガボンドの新しいのと、望月峰太郎の新しい漫画読む。おもしろーい。あとなんか濃い漫画も読んだけどタイトル忘れる。石の漫画の話。

TBCのCMが流れていた。Hがポツリと言う。

「なんでケガしてるの?」

気が付いていなかった。みると、足にギブスがはめられている。そりゃそうだ。ネルシャツがノースリーブなことなんかよりもまず問題にしなくては行けないことはケガだった。このCMでキムタクは「開いている奴と開いていない奴がいる」と言う。老荘思想のシンボルをロゴとして使っているところから考えてもこの文章の目的語はチャクラだと考えて間違いないだろう。
「チャクラひらいている奴とひらいていない奴がいる」
チャクラ・エステ・ネルシャツノースリーブ・ケガ・ハーレーダビッドソン
一見何の共通項もないキーワードがならぶこのCM。パッと見ではそうだろう。でも実際このCMはエステの広告だ。そんな簡単なことではないだろう。佐藤可士和のあの死んだ魚のような目付きはそんな簡単ではないだろう。メッセージを探さなくては行けない。多分、「何の共通項もないこのひどい設定のCMの中でもおれはちゃんとキムタクしてるよ、チャクラ開いているよ。だからTBC!」というメッセージだろう、これは。
それにしてもなんでケガしてるんだろう。


投稿者 ta : 23:48

2004年4月30日 (金)

リターンキー

[ くらす]

●電車にのっていると、たくさんの小学生が乗ってくる。
もう予備校生の風貌の男の子もいれば、ニューバランスに文庫本なんていうちょっとおませな女の子もいる。また多摩川を越える。今日もいい天気。昨日とおなじくらい。

●直し。っていうか、直し以前の問題が勃発。ほんとうに確認ってば大事よ。
とりあえず終わって中華やさんでご飯。
ひさしぶりにお酒飲んだらビール1杯でユートピア。六本木ラーメン隊のおじさんはミカエル。

●電車の中でさも忙しそうにキーボードをたたく人がいる。その人が本当にいそがしいかどうかは分からないが、スーツをパリッと着こなしている彼はきっと移動中にも数億を動かしてしまうようなやり手だろう。東京メトロ車内で数億円。考えるだけでもう満腹。
そんなパリッとしたビジネスマンの場合はさておいて、問題はパリッとしていない人の場合だと思う。大抵の場合パリッとしていないのは、パーソナルコンピューターなんていう存在自体を疎ましく思っている中間管理職の人の場合が多いと思う。彼らはもうしょうがなく車内でパソコンをひらいている。キーボードをたどたどしく叩く。こちらが気になるのはそのキーを叩く音のリズムだ。

「カチャカチャカチャカッチャーン!」

「カチャカチャカチャカッチャーン!」

「カッチャーン!カッチャーン!カッチャーン!」

このカッチャーンは言うまでもなくリターンキーを強く押す、場合によっては叩くくらいの勢いのその音だ。
「この野郎!」
「それみたことかっ!てめーっ!」
くらいの勢いでもう全ての不満をそこの発散しているかのようにリターンキーを叩く。
とにかく叩く。
割れちゃうんじゃないか、とこちらが不安になるくらい彼らのリターンキーに対する思いは理解しがたい何かがある。

パリッとしているほうの若手キャリアの彼のキーボードさばきに視線を戻す。
注意深く聞き耳をたてないとわからないような音だった。

「カチャカチャカチャヵチャカチャカチャカチャヵチャ」

いつリターンキーを押しているかなんて、まったくわからない。「なんならリターンキーなんて押さなくてもいいんだけどさ、おれ。でもリターンキー押さないと、ほら、確定しないから。」という何かあきらめ感すらただようその指さばき。あまりにも力弱い。それはそれで考えなくちゃいけない問題が山積みだぞ、この茶髪スーツ。

結果としてどのようにキーを叩けばいいのかは分からないまま。なんせここはユートピアなのだからしょうがない。とりあえずリターンキーを強く押しすぎるのもまずいし、かといって、あきらめでリターンキーみたいなスタンスも頂けない。そうなると、もうマウスしか使わないのが車内での正しいパソコンとの接し方ということになる。なんでそうなる?可能か。いかにマウスを使わないでパソコンを操作するか、というようなことがある種のステイタス(能率を考えると当然なのだけど)のように感じるときがある。でもユートピアではそんな作業効率の問題はたいしたことではない。もうそんなことよりもまず先にあるのはリターンキーの問題だろう。


そんな問題でもない気がする。


投稿者 ta : 23:26