●昼過ぎ、まだ先ほどねむりについたであろうKを尻目に家を出る。オカルトハンターは本当、昼夜逆転。こっちでアメリカ時間、アメリカでは日本時間で生活している。
●田町にある派遣会社に登録。なんだか登録するのが趣味みたいになってきた。それはまずい。少しキューンとする。
●お茶の水ジャニスへ。昨日、CDの査定をお願いしていたので、それの結果をききに行く。売る、と即決。別に査定金額が高くなくても売る。生活苦。
廃盤は貴重とか、ジャケットを持っておきたい、レコードの方が音が良い、というような思いは全くない。なので、MP3にしておければいい。聴ければいい。
フェアポート・コンベンションからフリッパーズまでまとめて売る。フリッパーズを売って、なんだかある種の呪縛から逃れた感じ。心なしか肩も軽い。でも五つの赤い風船や高田渡は売らなかった。
●飯田橋へ。イラストの印刷ラフがあがったので、打ち合わせ。今日が最後の集まりということで、打ち合わせ後、関係者のみなさんとお食事会。制作委員会に属していないのに、ごちそうになってしまった。その上、委員長のK先生には何故かケーキまで奢ってもらう。年齢をきかれたので、つい最近誕生日だったということをいってしまう。そしたらケーキを買ってくれた。経費外のケーキ。
K先生をはじめかなり迷惑をかけてしまったのだけど、ともあれなんとか終了してよかった。ありがとうございます。
あ。でも、まだ少し直しがある。
●帰り道、明大前の駅でAにバッタリ。
どうも久しぶり。
髪型変だよ、と言おうと思ったのだけど、僕の方が変だと気がついたので止める。かれこれ半年以上、散髪にいっていない。確実に後ろ髪がまずい。後ろ髪が確実にまずい。フミヤばりに結べてしまう。結んだ方がいいんだろうか。
●身体の調子は大分よい。インフルエンザじゃなくて一安心。
●新宿。バイトの面接。
●渋谷。H、J、Mと今月末からNYへ行くMちゃんを囲む会に参加。NYへ行く友達が最近やたら多い。
で、この前まで下見というかそんな感じでNYにしばらく滞在していたMちゃんはW君とともHと会ったらしい。Hは僕の高校の同級生。さいきんクイーンズの地下からマンハッタン・チェルシーへ引っ越した男。
マンハッタンへ引っ越すこと自体、かなりのランクアップだと思っていたのだが、さらに驚愕の事実が。Mちゃんから聞くところによると、相当いいマンションに引っ越したらしい。ドイツギャルと部屋をシェアしているとの未確認情報まで飛び込んできた。聞いてない。そんなこともっと早く教えてくれないと。もう。僕はもうお金さえあれば今すぐにでもドイツ人ギャルの部屋に行きます。
でもHが住んでいるのは、その立派な部屋のちょっと広めのクローゼットらしい。よっぽど広いクローゼットだよ、それ。クローゼットに人が住める国アメリカ。アメリカが広大な国なのか。Hが小さいのか。
Hが小さいということはあまり考えられないので、やっぱりアメリカは広い国なんだろう。
●帰宅。
Kがいなくなっている。車も荷物も何もない。部屋は綺麗に片づけられている。
家無しの彼は一体何処へ行ったのか?
と思っていると、
しばらくしてから、車も荷物もそのまま持って帰ってきた。
かなり可笑しい。
タバコ買ってきてくれる。
最高。
●二日酔い。初めてかもしれない。頭が痛い。
●そういえば、最近デジカメが壊れた。気がつくと、カメラ背面にあるメニューを表示するボタンが潰れている。押せない。シャッターは問題なく切れるので、撮れないことはないのだけど、メニューが出せないと、画質を変えたり、ホワイトバランスをとったり出来ない。なにかと不便。
このデジカメも2年間使い倒した。何枚くらいとったのか数えてみたい気もするけど、そんなの面倒。
●夕方近くになっても、まだ頭が痛い。二日酔いだと思っていたが、ひょっとして風邪かもしれない。風邪かあ。流行っているらしいし。嫌だわ。酒さえ飲んでなければ、二日酔いかそうじゃないかすぐに分かるのに。酒なんて飲むもんじゃない。あれは飲み物じゃない。
●Nと下北沢でお茶。クレヨンと木の実、そしてとてもかわいい家をもらいました。どうもありがとう。
●今夜はP3 cafeで大友良英 with the "blue" bandのライブがあったので、是非行きたかったが断念。だって風邪か二日酔いか分からないのです。頭痛いんです。
ーー
●風邪だったし。最悪だ。
熱はかってしまった。
●ここ最近なんだか眠い。眠たい目をこすりながら、家で作業。まだぜんざいは食べられていない。
●本当は郵便局に行ったり、買い物に行ったりするような予定だったが、もう寒いな寒いな、と考えていて。気が付くと日が暮れていた。このあいだMさんからも言われた言葉が頭をよぎる。
「一日を何だと思ってるの?」
この微妙な疑問形が心に響く。何だとおもっているのだろう。気が付くと日が暮れている、というような自体に見舞われるあたりを考える限り、それほど大事なものだとは思っていないのかもしれない。
そしてそんなことでは駄目。もうもっとガチャガチャと物事をこなしていく姿勢をもつ大人になると決める。掃除、洗濯、料理、仕事をバランス良く。主夫か。洗濯機をまわしているあいだに、どれだけのことをこなすのか、ということに重きをおいておきたい。洗濯機なんてほっておいても回っているのだし。
もう、一日一日バタバタとする、というのを今年の抱負に、ということで、新年のご挨拶に代えさせて頂きます。
●眠たくて、もうちょっと訳が分からない。
●昼過ぎ、ジャニスへ。CD返す。で、また借りる。いつになったら、返して借りるというこの循環から抜け出せるのか。もう返さない!と断言するしかないと思う。
「何があってもCD返しませんから。」
そう言おう。今度借りるときはそう言おう。
●帰宅。庶務雑用。
●Cちゃん来る。作業。
進まねー。
びっくりするくらい進まねー。
●駅前のファミリーレストランへご飯を食べに行く。といっても、ロイヤルホストやガストなどのチェーン店ではなく。家族経営の普通の洋食屋。しかし店先には大きく「ファミリーレストラン」と看板を掲げている。
ファミリーレストランというと、いわゆるガストなどを想像しがちだが、それはあくまで総称であることに気が付く。ファミレス=ガストとか、ではなかった。波消しブロック=テトラポッドなのだ、という思いこみと一緒だ。
そんな些細なことに気づかせてくれた駅前のファミレス。ありがとう。
ほんと、どうでもいい。
●餃子味のハンバーグ定食。なんで?なんで餃子味?
口に入れたとたん、中華の匂いが口の中に広がるハンバーグを初めて食べた。
●そしてマスターと呼ばれるご主人が面白い。
「お水ください」と普通に声をかけると、
「兄ちゃん、すごい声だねー。拡声器もってんの?」
と言われる。
ぜんぜん意味が分からない。
なんで餃子味なのかも説明して欲しい。
●今月中に計画していたウェブリニューアルはどうにも辛そうな様相です。
●四ッ谷H家にて、新年会。
Nさんにも久しぶりに会えた。相変わらず豪快だわ。
●明日は朝からバイトなので、夜帰宅するつもりが何故かそのままダラダラと。
●宣伝します。前売り買って下さい。
Hちゃんが働く会社が配給する映画「ヴァンダの部屋」が3月に公開されます。まだ自分が観ていないこの映画の宣伝するのもどうかと思うのですが、観てください。去年の山形ドキュメンタリー映画祭でグランプリ受賞しています。
宮沢章夫さんの日記でプッシュされていたりと、何かと話題の映画です。
パー券売りかよ、と勘違いされそうですが、こちらまでメール頂ければ、前売り売ります。
よろしくお願いします。
●昨晩からの作業終了。
朝、これから大宮に帰るMと一緒に、ドトールでコーヒー。
最近ここのホットサンドツナチーズばかり食べている気がする。そのせいか、こころもち体調も良い気がする。そんな訳はないにしても、このサンドでかなり気分的なバランスは左右される気がする。なぜかというと、ドトールしかり、マクドナルドしかり、こういうファーストフードの類にはいるお店で出される食べ物っていったら、大抵簡単に作れる。(逆にそういうところ以外で勝負をしてみたモスにはちょっと偉い。たべたことないけど。高い奴。)ドトールもこれまでは、大抵、「速い・簡単」の2拍子が揃ったメニューしか置いてなかった。でもこのホットサンドツナチーズの登場によって状況は変わった。
●テクが必要なメニュー(以下・要テク)が登場した。
いや、このツナチーズもレシピとしては、簡単だと思う。ただ時間が多少かかる。きっとそれも店員の焦燥感をあおっているのだろう。そしてポイントは焼き上げた後のパンを紙で包むその動作にある。チーズが垂れない様に、ツナがはみ出さない様にうまくパンを包まなくてはいけない。しかもマニュアルには、どうやら「包む際は、トング(あのはさむやつ)を使用すること」と書いてあるらしい。かならずそれを使っている。大変使いにくそうだ。手でやればもっと巧く包めるだろうに。
●こちらの心構えとしては、多少時間がかかるからといってあまりイライラしないこと。イライラが相手に伝わると、チーズはおろか、ツナまでもがあふれこぼれている、という結果になってしまう。どんなひどい見てくれであろうと、それを渡される。
なので、なるべく「時間なんて気にしてないよ」風。おいしそうなチーズだね、風。な雰囲気をかもしだそう。
で、ほら。
いつも僕のホットサンドツナチーズは、ひどい有様だ。
●そんなわけで。
もう、店員は自分がカウンターに立っているときに、ホットサンドツナチーズの注文がきたらどうしようと、ドギマギしているはずだ。その証拠に、注文するとき、試しに、「ホッ」とか「ツッ」とか「チッ」とか言ってみるといいと思う。
「えっ」
って言われると思う。
●本当にどうでもいいことでした。すいません。
●作業を終えたデータをもって広尾へ。提出。一安心。
●帰宅。ジャニスウェブ・プチ更新。
●夜。この間の鍋で大量に余った白菜がいたたまれない。調理。
白菜料理2品
・ナムル
・豚肉の甘辛いため
春菊のおひたし(若干、細かい。食べやすい。)
ウマー(^o^)
(って、使い方はこれでいいのか?)
●「猟奇的な彼女」観る。
いろんなところで面白い面白いという声を聞いた作品。レンタルビデオで借りたのだけど、ダビングしただけでずっとほっておかれていた。最近、友達の日記で褒められていた気がするので、それをきっかけに観る。
で、かなり良かった。ちょっと泣くよ。
2時間強にもかかわらず、あという間。あのかわいい主人公は一体だれだ。で、男の方もかなりいい。顔がいい。
●夜、Nの作業手伝い。
今日提出したデータの直し。早速ですよ。
●終日、自宅作業。
●夕方、昨晩忘れていったCDをとりに来たMさんと明大前でご飯。彼女が部屋を探しているというので、それにもつきあう。行きつけの不動産屋を紹介する。行きつけっていうくらいだから、もうその不動産屋とのつきあいは結構深い。僕も含め、その不動産屋で物件を見つけた人を3人知っている。4人目なるか。
10人くらい集めたら、その不動産屋から表彰されないだろうか。
不動産屋もヤフーBBのようにお友達紹介キャンペーンてなものをすれば、ちょっと売り上げが伸びるのではないかと思う。
●帰宅。
ヤフーのトップニュースで面白い記事を見つける。
12日午前2時ごろ、神奈川県鎌倉市材木座の海岸で遊んでいた15〜18歳の少年が3隻のボートに乗って沖にこぎ出し、5人が乗った2隻が行方不明になった。県警と第3管区海上保安本部(横浜)がヘリコプターや巡視艇で捜索、2人が乗った1隻を海岸から約1キロの沖合で発見し、同7時すぎに保護。もう1隻も同8時半すぎ、沖合約5キロで見つかり、3人を保護した。少年らは海岸で遊んでいたが「アメリカに行こう」と悪ふざけし、じゃんけんに負けた者がボートに乗り込んだ。「無謀なことをして申し訳ない」と話している。
この記事からわかることは、
18にもなって何やってるんだ、という憤りでもなく。
5キロかよっ、という失望でもない。ここからわかることは、
やっぱりアメリカは遠かった
という事実である。
インターネットで世界が繋がっている昨今、鎌倉に住む少年達はじゃんけんでアメリカまで行けると思った。インターネットで世界は繋がっているんだから、なにかの弾みでアメリカくらい行ってしまいそうな気もする。
でも、やはりアメリカはちょっと遠かった。世界はやっぱり広かった。
前、三輪眞弘か誰かが、なにかのインタビューでこんなことを言っていた。
「世界は意外に狭いんじゃなくて、世界は確実に狭いんです。」
その時も、何言ってやがるんだ、というような気持ちになったのだけど、今夜この記事を読んで、やっぱり何言ってやがるんだ、という気持ちに再度なった。そんなこと言うもんなら、じゃんけんボートでアメリカいってみろっ。
そういう意味で、世界の広さを身にしみてしった若者5人は、国見の平山とともに、もう期待の星ですよ。もう。
●夜、終電を逃した大宮在住のMが来る。
●昼、作業。
●夜、Voyageのミーティング。のはずが、Oが病欠で中止。
急遽、鍋ということになる。
●アンコウの肝で出汁をつくった牡蠣鍋。うまい。
●このメンバーだといつも大抵「おわらい漫画道場」ゲームとかをすることになる。なんだかやってる本人達が「なんでこんな辛いことしているんだろう?」と自問しながらやるような、よくわからないゲームだ。
でも今夜はもっとひどかった。
チームに別れて、漫才もしくはコントをする。という芸人をなめているようなゲームをすることになる。ネタもその場で考える。
これ。すっげえ。すげえ辛い。
きっとみんなが逃げ出したかったに違いないと思う。
でも頑張ってやりきりました。いや、やりきれていたかどうかは分からないけど。もう結構頑張った。
●いろいろ勉強になりました。どうも有り難うございました。
●って、そんなことをしているのだけど。
火曜までにあげなきゃいけない仕事があるのでした。わーん。
●昨晩からの続き。
朝からKとホーミーの練習約2時間。ちょっとコツがわかるようになってきた。
って、ホーミーとか言って、今頃盛り上がっているのもかなり奇妙な図なのですが、面白いのだからしょうがない。
2人とも「ホーミーの基本」的なものを全く知らない。なんとなく舌をまるめて、のどで音を出すと、倍音が生まれるらしい。というくらいの知識しかない。なので、ウェブでホーミーを検索することにする。
凄いサイトを早速見つけた。
「江戸屋なめ猫(“江戸家”でないのがミソなのだ)」さんのサイト。ホーミーの発声法からモンゴル見聞録まで、見応えたっぷりの2時間サイト。このサイトのおかげでホーミーについて、モンゴルについて、そしてなめ猫さんについてまで、ちょっと詳しくなったのです。
●Kとドトールへ。道を歩きながらも、またホーミーの練習。二人いるので心強いのだが、それにしてもすれ違う人が変な視線でこちらをみる。それもそうだ。向こうからしてみれば、
「ウー」とか「アー」とか唸っているちょっと心配な2人がいる、
という風にしか見えないだろう。なめ猫さん直伝のホーミーの練習をしているとは、だれが想像しようか。
●そうそう出会うことはないが、でもたまには
「口笛を吹きながら散歩しているおじさん」
は、やっぱり居ると思う。神田川沿いの遊歩道などいかにもそんな人がいそうだ。でも、
「ホーミーをしながら、散歩しているおじさん」
は、なかなかいない。もうホーミーをしながら散歩している時点で、それは既に散歩の域を超えていると思う。きっとその人は散歩以上のそれを散歩に求めていると誤解されても仕方がないと思う。ホーミー。それはきっとちょっと誤解されやすい。
●ちょっと歩きながらとか、夜中に一人で、とかは止めた方がよいと思う。