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2006年4月 1日 (土)

イーオン・フラックス

[ みる]

イーオン・フラックス観てきた。
予告だけみると、なんかハイテクっぽいし。シャーリーズ・セロン綺麗だし。
何となく楽しみにしていた。
いやむしろかなり楽しみにしていた。

で、びっくりするくらいつまらなかった。
CGひどいわ構成ひどいわ。
もうかなり前の"ガタカ" (アンドリュー・ニコル)の方がよっぽどいけとる。
マトリックスとガタカ足して2で割ったみたいなもの作りたかったけど、すいませんでした。

この映画のコピーは、
「イーオン、君に泣いてるヒマはない。」
確かに泣いているヒマはなかった。

シャーリーズ・セロンがとにかく美人だという事以外何もない新年度一作目だった。
サイダーハウスルールもう一回みたくなってきた。


投稿者 ta : 23:41

2006年2月19日 (日)

クラッシュ

[ みる]

●「クラッシュ」(ポール・ハギス)観る。
いい話なんだけど。
いやとてもいい話だよ。
本当にいい話なんだわ。
でも最初は結構大胆不敵なセリフや展開がどんどん杓子定規に収まっていき、
「ほら。これが人間模様だよ。街の灯だよ。」
みたいにまとめちゃっていくのがなあ。
と、思っただけなのです。
人種差別というテーマはドキュメンタリーという形式じゃないと、かえって難しくなる気がする。と書くと微妙な気もする。ドキュメンタリーという冠が少しだけでもついていた方が観る側は何かと解釈しやすい、ということかな。
そこに挑戦しているポール・ハギスはすごい。
でも個人的にはあんま好きにはなれなかった。


投稿者 ta : 00:34

2006年2月16日 (木)

サイレン

[ みる]

●法事はとうに終わっているのだけど、まだ実家に滞在中。
五輪をみている訳でもなければ特に何もしていない。無為だ。
スカイプ用の電話機買おうかなあとアマゾンを眺めたりしている。無為だ。
「俺、無為だよーっ!」と叫んでみれば、きっと誰かが「あらまあ叫んだりしてぇ!それって無為じゃなくねー?!」なんて言ってくれる事に若干期待しつつも、結婚してれば子どももいるような地元の友だちはもうそういうところで生きていない。ていうか、誰がそういうところで生きているのか教えて欲しい。
ハイジを使っているチューリッヒ保険か何かのコマーシャルいいわあ。
とか考えているワタシは先月27歳になりました。
締め切りギリギリ(もしくはオーバー)で仕事しつつ、犬の散歩と、骨を折って歩けない母親の運転手、夜はリバーサイドモールでキャラメルポップコーンをほおばりながら映画を観る、というのが今週のルーチンワークだ。ワークといってもほぼワークではないところがいよいよ問題だと思う。
そろそろちゃんとスーツを着て出社しなくてはいけない。
コナカ行かないと。やっぱり男はコナカだよ。
東京戻ったらポートフォリオまとめてクール井上なみの営業を!
ゴッドブレスユー。

先週、アメリカに4年いて最近帰ってきた高校からの腐れ縁Hと岐阜で会い、その後リバーサイドモールに行った。Hはリバーサイドモールにかなりの衝撃を受けたようだ。
「ここはラスベガスか?」
言われてみればそうかも。
田んぼが続く田舎道をしばらく走ると突如きらびやかな商業地帯(GEOとか、岐阜バッティングセンターとか、モスバーガーなど)が現れる。その中にはなぜか観覧車までもある。夜にはライトアップもされる。でもそれに乗り込んで田んぼ地帯を観覧している人はそうそう見かけない。

で、リバーサイドモール。
経営がAMCからユナイテッドシネマに変わって何が変わったってキャラメルポップコーンの味が落ちた。値段は変わらずレイトショーが¥1000で観られるものだから、間違えると観なくてもいい映画までも観てしまう。大抵何でも楽しめるので楽しめたと言えばそう言えなくもないが、
サイレン」(堤幸彦)
は、あらゆる意味で凄かった。衝撃的につまらない。怖くもない。
この映画なら例えインターネットで拾って観ちゃっても誰も怒らないんじゃないか。映画著作権協会の人も、「ああ。これなら仕方ないよ。金は払えない。」と理解を示してくれると思う。でも俺は払った。


投稿者 ta : 22:55

2006年2月11日 (土)

モーグル

[ みる]

●明日の法事の為、実家に帰ってきている。
今、トリノオリンピック・モーグル競技を見ているのだが、横で見ている母・幸子が言う。
「こんな競技、絶対ひざ悪くなるよ。ひざ悪くなるよ。」
さらに言う。
「こんなのやってたらひざ悪くなるから、みんなソフトボールやればいいじゃない。」
意味が分からない。
これは冬季五輪だ。
幸子はソフトボールをたしなんでいるわけでもない。


投稿者 ta : 23:30

2006年1月 1日 (日)

キングコング

[ みる]

●岐阜に帰省。
元旦の新幹線はやたら空いていた。
家族で御飯。

●夜、恒例リバーサイドモールで映画。
さすが正月だけあって混んでいる。
「キング・コング」観た。
面白かった。
「ロード・オブ・ザ・リング」の監督がリメイクしたらしいのだけど、
ここまでやっときゃ文句ないだろ?
というくどいくらいのホゥリィウッドな演出。
で、部分部分でやりたい放題みたいな展開。
それが交互に続く3時間。
なげえよ。

●にしても、今年のお正月映画ってあまり観たい映画がやっていない。

●どうぞ今年もよろしくお願い致します。


投稿者 ta : 23:42

2005年9月 9日 (金)

ヒトラー 最期の12日間

[ みる]

●「ヒトラー 最期の12日間」観る。
面白かったよ。
「え?」と思うくらいブルーノ・ガンツは総帥そっくりだし、全編にわたって張りつめている緊迫感も素晴らしかった。内容もきっと史実に忠実なんだろうな、というかヒトラーの秘書が証した事実を原作にしているのだろうからそりゃそうだろう。
で、問題なのはそりゃそうだろうという部分。
最近ちょうど水木大先生の「ヒトラー」を読んでいたのもあり、こちらがヒトラーのほぼ一生涯をおった内容だったため、どうしてもそちらと見比べてしまった。
この映画の12日間を楽しむ為には、バックグラウンドがもっと必要なのじゃないかと思うのです。
この時ヒトラーはこう言った、ヒトラーはこうした、というただの事実の客観視の意味をより知る為には、彼の過去の経緯をしらないといけない。そしてここで言っている経緯というのは、「ドキュメンタリーの脚色」のことではない。

うーん。その違いは何だろう。

とりあえず水木先生のヒトラーを読んでから観た方がより面白い。


投稿者 ta : 23:09

2005年8月 2日 (火)

宇宙戦争

[ みる]

●「宇宙戦争」観る。
びっくりした。
見終わった後、「えっ?!」となること必至。
謎が謎を呼ぶ映画。
宇宙人がどんな姿をしているかも観られる。
いろいろな意味で観た方がいいと思う。
一人で行った方がいいと思う。
間違ってもデートなんかには向いていない。
1800円払うのは絶対もったいない。
来月の1日まで待った方がよい。
ていうか、観なくてもよいと思う。

●気が付いたら8月になっている。


投稿者 ta : 22:07

2005年7月20日 (水)

スターウォーズ エピソード3

[ みる]

●「スターウォーズ エピソード3」観る。
面白かった。
前2作の内容をすっかり忘れてしまっていたけど、何の問題もない。
むしろ初期3部作の方を見直してから観た方が楽しめた気がする。

●初めて六本木ヒルズのヴァージンシネマに来た。
東京の映画館で初めて全館THX仕様のヴァージンシネマ。立川のTHX仕様の映画館に初めて行った時は音にびっくりした覚えがあるけど、今回はそんな驚きはなかった。なんでか。

●東急ハンズいってLEDを物色。


投稿者 ta : 23:38

2005年7月 1日 (金)

拘束のドローイング

[ たびする, みる]

●午前中起床。W、I君と金沢の繁華街、香林坊へ。東急ホテルのロビーでヤフーモバイルに接続できるらしい。宿泊中の宿ではDSL回線はおろかモジュラーさえも繋げられない。ヤフーモバイルって、てっきり課金制かと思っていたらそうではなかった。まだまだ試用フリー期間。携帯で簡単にID/PASSゲット。こりゃ楽だ。これでもう渋谷ハンズまえのニューヨーカーズ・カフェでいつでもモバイルできることになる。こりゃいい。

●昼、金沢文化センターへ。マシュー・バーニーの新作「拘束のドローイング9」を観る。捕鯨と茶道という日本の文化がテーマだという今作はやたら長い。2時間半。暗闇に弱い俺は例によってまた寝てしまうかと思っていたのだけど、寝なかった。何故寝なかったというと、Mちゃんの衣装仕事が楽しみだったこと。そして日本人の描き方がやたら気になった。石油コンビナートでの阿波踊りから始まり、ホストという位置づけでの茶道マスターもののあわれの世界が広がり、そこから捕鯨をそのまま共食いとやたらストレートに表現する方法にかなりの衝撃を受けた。衝撃というと柔らかいのだけど、観ているその最中はそれをそのままアンチ捕鯨、アンチ日本人な物かと早合点し、正直ちょっとわだかまりさえ。でも後から説明を聞くところによると、そうではなかった。ビョークとマシューが主演のこの作品には「この映画を演出、出演しているマシュー自体が毛皮を着ている矛盾」がそのまま作品の表現らしい。ぐるりと外を一回回ってまたテーマが作品に戻ってくる。
もうそんな事言われないと分からないよ。言われても分からんけど。
どなたか教えてくれた人、有り難う。
そしてMちゃんは本当に素晴らしい仕事をしていた。わーん。

●何処かでみたような小さなリュックを背負っている人がいるな、と思ったら、アタマトテEさんにバッタリ会う。カウパレード以来2年振り。しかもトイレで。お久しぶりでございます。また最近ヒマなので、イベントバイトさせて下さい。

●その後、21世紀美術館へ。そのマシュー・バーニーの「拘束のドローイング展」その他の作品群の内覧会。ここには初めて来た。円形の建物の周囲が全てガラス張りな為、今にも天井が落ちてきそうな会場は相当いい。そしてKJが浅田彰を発見する。こんなVIPばかりの会場になんで自分たちがいるのか分からない。人との出会いが旅だから借金してでも出かけよう、という歌をきいてユキは北海道から上京してきたらしい。いい話だと思う。
そしてその会場でたまたま知り合い話をしていたNさんという女の人はなんとNY在住でNYU卒。Tちゃんの友達な上に、岐阜出身。長良高校の3つ程先輩だった。びっくりなんです。

●その後、お寺へ移動。
鯨料理を囲む会。捕鯨協会の人達まで来ているらしい。
何故か隣には石岡瑛子が座っていたり、隣のテーブルには鈴木京香が座っている。何なんだこのVIPの集まりは。知らないだけで、政治家とか混じっているのかもしらん。はっきりいってビビってます。KJと「なんで俺らこんなところにいるのか。」と何度も確認してみるも、やはり分からないまま。こうしてお寺で捕鯨の会は過ぎていく。

●そのあと、ハナキンの金沢繁華街でモンジャ、カラオケの会。
高田渡「値上げ」を歌ってみたら、思った以上に良かった。俺が。

●そんなこんなで酔っぱらっているので、もうここらへんで勘弁して下さい。

●明日こそ朝市へ行こうと思っている今現在。既に朝5時半を回っている。


投稿者 ta : 23:44

2005年6月12日 (日)

ライフ・アクアティック

[ みる]

●「ライフ・アクアティック」観る。
ウェス・アンダーソンの前の2作は結構好きだけど、今作はいまいち好きになれない。海が舞台のくせに船にしても何にしてもやたらスケール感が小さく描かれていたり、海洋生物が可愛かったり、いちいち出てくるコネタなんかは、ピンポイントで良かった。面白かった。ビル・マーレーからオーウェン・ウィルソン、ケイト・ブランシェット、アンジェリカ・ヒューストン、ウィレム・デフォーの個々の役柄も本当好き。ちなみに音楽も凄くよかった。
でも何故かあんま楽しめなかった。
微妙ぅぅぅ。と言いたくなる。


投稿者 ta : 22:48