●「下妻物語」見る。面白かった。監督は一緒かどうか知らないが、まさにIWGP系の作品。フカキョンは全くいつもどおりという程、フカキョンのいつもを知っている訳ではないものの、特に変化はない。それがピッタリの役設定。にしても、土屋アンナが凄かった。これで初めて土屋アンナという人を知ったのだけど、この映画を観ている時に隣の部屋にいたkちゃんがふと、 「土屋アンナって結婚したんだよね。」 と言ったのには驚いた。なんで上戸彩知らない人が土屋アンナは知っているんだ。
●そういえば散髪した。坊主1mmの状態から多少伸びて坊主1.5cmくらいになっていた。家のバリカンでKちゃんに切ってもらう。
俺は、
「ミルコ・クロコップのイメージでお願いします。」
と言ったつもりだったのだけど、あがってみたら、ほとんど知久寿焼みたいになっていた。でもまあこれもいいかということで結構気に入っている。どうもありがとう。月曜に仕事先に打ち合わせにいかなければならないことを除けば、問題ないと思う。
●夜、帰る予定だったのに一日昼寝していたKJとラーメン食べに行く。明大前、甲州街道沿いにある神戸ラーメンい最近とてもよく行く。うまいうまい。冬はラーメン食べたい。
●「The JUON 呪怨」ハリウッド版観る。
まず重要なのはこの映画の不可思議な設定に慣れるということだと思う。
「ロケ地は日本版と同じ、登場人物も日本人。でもひどい目に遭うのは日本在住の外国人。」
これに慣れて、ところどころで出てくる外人向けの説明セリフを無視しなくてはいけない。これらの事がクリアできれば、日本版ビデオ、劇場版2作のオールインワンであるところのハリウッド版がちゃんと恐がれる。これ一本観とけば他の日本版はみなくてもいいという優れもの。
●「Mr.インクレディブル」観る。
面白かった。いい話だった。それにしてもこの間の「ハウル」もそうだけど、話の展開がはやくて、気を抜くとどうもついていけない。気が抜けない。粘土のような質感のCGに驚く。おちおち驚いてもいられない。
●新宿。遮光カーテン買う。今までは部屋の一番大きい窓のカーテンが遮光じゃなかったので寝られなかった。寝られなかったというかすごく寝ていたのだけど、そんな明るい部屋なのに普通に寝られるようになっているのがちょっと嫌。これからはちゃんと暗い部屋で寝ることにする。
●帰宅。暗い部屋で寝る。
●新宿へ。Hと「ハウルの動く城」観に行く。
周りの友達の間でこの映画の評判は何故かあまり良くない。みんな口を揃えて、
「いや面白くない訳じゃないんだけど…」
という。その真意を確かめるべくいざ劇場へ。チケット売り場で、「一般2枚下さい。」というと、
「男2人ですか。」
「男2人ですか。」
と2回聞き返された。そうか今日は水曜日。水曜日に男2人だったらどうなんだ。
公開から2ヶ月以上が経ち、平日の昼だというのに映画館は3分の2くらい人が入っている。平日の昼間からなんでこんなに人がいるんだろう。
で、肝心の内容はよく分からなかった。クライマックスで寝てしまったから。
クライマックスまで行く前で思うに、キムタクの声はよかった。そしてみんなが「うーん」という理由も何となく分かる。なんか違和感がある。キムタクが声をやってる事に対するサービスショットが多すぎたり、最近の宮崎アニメの壮大っぷりを引き継いでいてなおかついつもより問題テーマが多い気がする。登場人物もなんかやたら多い。登場人物が5人を越えるともう覚えられない。
だいたい寝ちゃったし。
もう一回行こうかな。
●H家へ。H、Kとワールドカップ最終予選の応援をする。Hの部屋の窓からは、パブリックビューが行われている国立競技場が見える。プライスレスなフェイスペイントまでしておいて、にもかかわらず、国立には行かず室内観戦。時折とられる川ぐっさんのいい表情の他は、結構地味な試合内容。
いやあ。でも勝った。勝ったよー。ほんとよかった。
これで負けてたらドイツ2006のチケット申し込みの為だけに、マスターカード作ろうと思っていたのも考え直さないといけなくなる。
●で、今朝そのままH家で寝てしまっていた。そして昼過ぎほぼ夕方起床。起きると、Hが既にいない。そういえば「仕事わかんないところあるからFちゃんちに行ってくる。」というような伝言を残して出て行ったような気がする。枕元には鍵がおいてある。人の家で起きた時、誰もいないとなんだか違和感がある。違和感があるっていうか、ここは俺の家じゃないかと思う。あやうくHの自転車に乗って帰ってしまうところだった。ちゃんと施錠してからH家を後に。
Hのマンションは屋上に出られるのがとてもいい。国立競技場も東京タワーも見える。
駅まで歩く途中、線路沿いに目立たなく作られている小さな公園のようなところがある。その公園の一角に布団一式が敷いてある。ご丁寧に掛け布団、枕までもちゃんとある。ホームレスの物にしてはその周りには何も生活用具がないし、ましてやわざわざこんな線路沿いのうるさいところに寝泊まりするとは思えない。そしてもっと意味がわからないのが、その布団類のすぐ脇に青白パワーマックG3が本体だけズデンと放置されている。特にゴミの放置場所という訳でもないのに何故かマックが。その公園には子供も居なく人も他にいない。ただ布団とマックが置いてあるだけだ。意味がわからない。とりあえずマックの中身をチェック。メモリでも付けたままだったら貰って帰ろうかと思ったら、やはりマックの中身は綺麗にからっぽだった。
千駄ヶ谷、日曜日、公園、ふとん、マッキントッシュ。
意味は分からない。でも何かありそうな気がする。そしてきっと何もないことも分かっている。
●帰宅。「インファナルアフェア」観て、御飯食べてから作業。
ウェブを観て、初めて「インファナルアフェア」が3部作だったことを知る。今日俺が観たのは1部だと思う。思っていたよりも全然面白かった。2も観よう。
●昨日より外に出なかった。KJは毎日どこかに颯爽と出かけていくのだけど、こちらは家でグッダグダだわ。2月だし。
●用事があって昔一緒に働いていたIさんとMさんに電話かける。よかったよかった。忘れられてなかった。
●Kちゃんに借りた「ガチャピン チャレンジシリーズ」DVDを観る。
ポンキッキーズのガチャピンがフリークライミングからスキューバダイビング、スノボからスキージャンプまであらゆるスポーツをこなしていく。さすが恐竜なだけあってもの凄い身体能力だ。モトクロスなんて何かの大会で6位入賞してた。人をなめている。俺がモトクロスをしているときに、もし飛び入り参加のガチャピンに負けたらもうモトクロスはやめざる得ない。いや勝ったとしても続けるかどうかは分からない。一度でもガチャピンと一緒に走ってしまったら、もうその後何をしても答えは二択しかない。
「ガチャピンに勝った」
「ガチャピンに負けた」
すごい出会いたくないわガチャピン。俺がよく行くジムとかプールとかで会ってしまったらどうしよう。終わりだわ。でも会ってなくてももうこのビデオをみた時点でやっぱりもう二択しかない。
「ガチャピンに会った」
「ガチャピンにまだ会ってない」
ガチャピンに怯える日々がこれから始まる。そのことを思うと気が重い。2月だし。
なんでKちゃんがパッケージでこれを持っているのかが知りたい。
●夜、作業。Yちゃんのお手伝い。久しぶりにblogのコーディングしたらすっかり忘れてる。
●ガチャピン、タッチタイピングには挑戦しないのか。
●昼過ぎ、Yちゃん来る。Yちゃんが現在作業中のウェブを手伝うことになったので、ちょっと話し合い。
●そのまま新宿へ。高島屋タイムズスクエア「ベルヴィル・ランデブー」観る。
まだ未見の「ハウル…」くらい話題かどうかは知らないけど、偶然ウェブをみてから俄然観たかったフランスのアニメ。80分もある。そして何故か1000円だった。ラッキーだわ。
例によって館内が暗くなった途端睡魔に襲われる。最初の20分くらいの記憶があまりない。とばしとばし。気が付くと、子供が大人になっていた。20分で子供が大人になってしまう。アニメってすごい。
で、肝心の内容もよかった。思ったよりもかなりデジタルな感じだったのだけど、細かい部分は全て手書き。動くときの線の微妙な強弱の変化に嬉しくなる。キャラクターも特に見た目が凄くかわいい訳じゃなく、ところどころちょっと気持ち悪い表現も出てくる。でもそれが逆に美しく楽しい話を作ってる。サントラが欲しくなった。
●レイトショーで「岸辺の二人」もやっていた。大画面でみたい気もしたのだけど、家に帰れば前に買った「岸辺の二人」DVDがある。我慢する。
●帰り道、ひさしぶりに明大前ぐずぐずに行く。相変わらずダメな感じが漂っているいい店内だった。Yちゃんが辛いの平気というので、ぐずぐずカレーを薦めてみたら注文しやがった。でもさすがに相当辛かったらしい。水がどんどんなくなる。でも完食した。こちらはハンバーグ。多分もうぐずぐずカレーを食べることはないと思う。
●帰宅。作業。
●DVDで「eiko」観る。麻生久美子とジュリーの共演っていうだけで観たかった。「わたしのグランパ」くらいいい話なのかと期待して観たのだけど、そうでもなかった。結局誰がどんな性格なのかすらよくわからないままに話が終わる。ヒューマンドラマとしてそれはよくない。でも麻生久美子は可愛かったのでよし。ひさしぶりに観たジュリーは太っていてますます格好良くなっている。まあこの作品の前にみたジュリーの映画はきっと「太陽を盗んだ男」なので太るのも当然だろう。
●最近、防水ラジオを買った。目的は風呂場でiPodを聞くためなのだけど、まだFMトランスミッターも購入していない。でも昨晩早速とりあえず風呂でラジオを聞いてみた。ちょうど三浦じゅんと安斎さんの番組が放送していて、ゲストで銀杏ボーイズのアイデンがきていた。銀杏ボーイズについて何も知らない。アイデンの印象だけが先行していたのだけど、ラジオで知った本当のアイデンは頭がおかしかった。ロックしてた。
●「狂った果実」観る。
観たことがなかった。 言わずもがな裕次郎のデビュー作。津川雅彦のデビュー作。そして東京都知事が原作・脚本。で、監督は中平康。若き日のファンファンも出ている。クレジットみるまで全然ファンファンだって分からないくらい痩せてる。僕の祐ちゃんの記憶は「太陽に吠えろ」でいつもブラインドカーテンを覗いている人、というくらいでしかなかった。でもこれ観たら、なんでウチの母親幸子は小樽の裕次郎博物館にいって撮った合成2shot写真を大事そうに写真立てに入れて飾っているのかが分かった。祐ちゃん格好いいわあ。北原三枝もかわいいし。話おもしろいし。
●「エレファント」観る。ひさしぶりにビデオ屋に行ったらレンタルされていた。
けっこう重い。よかった。
タイトルからエンドロールまで映像が本当美しくてずっとみいる。この映画が何を描いているのか知っているだけに、緊張感だけがどんどん募っていってもう大変。その事態が起こってからも何も大げさではない。いたって普通の感情を持った主人公(黄色いTシャツの男の子)に違和感を持たされる。
●夕方、我が家に家財道具を全部おいて他の人の家で寝起きしている住所不定のKちゃんがメールチェックしに来る。引越先を探しているらしい。もちろんだ。そうじゃなきゃ困る。いやそんなに困ってもないのだけど。面白いからいいよ。Kちゃんは言う。
「今日は、、、っと、5時入りで8時頃にあがらせてもらいます。」
いやウチはそういうところじゃない。
●夜、知らない番号から電話がかかってくる。でてみると、ここ1年ちょっと行方不明になっていたNからだった。高校からの友達でたまにMと3人で遊んでいたのに一昨年の秋から急に連絡がとれなくなった。Mが実家に電話しても何も教えて貰えないらしい。最近はMと会っても、もうNのことはそんな話さなくなってしまっていた。そんなころにNが帰ってきた。
帰ってきたって何処行ってたの。
海外行ったり実家帰ったり東京にいたりしたらしい。それって俺と何ら変わらない。訳あって連絡しなかったそうだ。すんごく訳が気になるけど、大人には大人の事情があると思うので、まあ今度ゆっくり事情聴取するわ。ともあれ、生きててよかったよ。ほんと嬉しいわ。
旅は26歳でするのがよい、と藤原新也か沢木耕太朗が言っていた、と誰かが教えてくれた覚えがある。どちらが言っていたか覚えてないけど、どっちもそんなこと言いそうだ。理由も聞いた気がするけどよく覚えてない。大した理由じゃないとおもう。となると、今年も旅行行かなきゃいけないじゃない俺。ほんと嬉しいわ。