●「北の国から」の5夜連続放送の2日目。いよいよ蛍と正吉が結婚するよー。明日は草太が死んでしまう。
何度となく観ていて、かなり事細かに覚えているくせにまだ観てしまう。で、やはりまたウルウルしている。
それにしても何で'95秘密からなのか。
どうせならTVシリーズから全部放送して欲しい。お正月を挟んで全部放送してほしい。そっちのほうが格闘技よりも絶対よい。視聴率もとれるはず。
●大晦日の夜を想像してほしい。
どのチャンネルをみても格闘技。そうじゃないとしたら、紅白しかない。それでNHKにチャンネルをあわせても、絶対そこで歌っているのは永渕だ。剛だ。
そんな状況の中で尾崎豊が流れる「北の国から」がやっていたら、まず殆どの人はそれを見ると思う。
なぜなら日本人の80%は渋谷クロスタワーの尾崎豊慰霊碑の横に、
「俺の悩みを聞いてくれて有り難う、ユタカ」
「おまえに救われたよ、豊」
というような書き殴りをしているのは間違いないからだ。
尾崎命(イ・ノ・チ)の私もかれこれ4,5回はクロスタワーに足を運んでいる。
●それでやっぱり新宿リキッドルームは今年いっぱいで潰れるらしい。
それで、31日から2日にかけて「THE LAST DANCE」と称するイベントがあるみたい。なくなると聞いて、最後だし。。とそれに行ってみたい気もするけど。
でも年末年始は実家で餅を食うのです。手が黄色くなるまでミカンを食べるのです。そしてその前には実家の神棚の掃除をしなくてはいけません。
●いつ帰ろうかな。また京都のUちゃんが車で岐阜に帰ってきていたら、それに便乗して京都行きたい。今年の初詣は八坂でした。来年も京都がいいな。
●クリスマスというどうしようもないイベントがもうすぐやってきます。毎年クリスマスの為に生きているといっても過言ではない私なのですが、何故か毎年クリスマスはすることがありません。
今年はどうしようか、と思っていたら。
24日の夜に、友達のライブが六本木SuperDeluxeで行われることをKから教えてもらう。
行くしかない。
KKKのライブというかパフォーマンスは観たことがないので、かなり楽しみ。
●Nと渋谷へ。サブの新作「幸福の鐘」観る。
面白かった。
これまでの作品とかなり違う。ゆっくりの編集とカメラワーク。音楽もほとんどない。その分効果音っていうかSEが素晴らしく効果的に使われている。
なんでサブの映画はこんなにいいのか。セリフは不自然だし、被写界深度があさい画もかなり飛び道具的ではある。それでテーマはテーマで、いたって普通の普通の話。今作に関しては、いままでの作品に観られるような強烈なプロットもない。
でもその画の不自然さ、格好良すぎて格好悪くてやっぱり格好良い、というような。この格好良さはなんだろ。
わーん。
よかったよおー。
●シチューの材料をたくさん仕入れる。
仕入れるって、駅前のスーパーで野菜が安かっただけなんだけど。これで明日からはしばらくシチュー生活がはじまることが予想される。
●最近、夜TVを付けると、NHKで「しゃべり場」がやっている。おもしろくってついつい観てしまう。10代の場合、登場している人たちと同じ気持ちで放送を観ればいいと思うのだけど、20代の場合はどうそれを観ればいいのだろう。
「若いなー。」とか「肌がツルツルだなー。」とかで観るのは簡単なのだけど、そうも言ってられないような切迫した様相を呈している。泣き出す人もいる。
●あと見所としては、ゲストとして出てくる大人(著名人)の対応の仕方が面白いと思う。今日は、サッカー元日本代表の武田の回と、内田春菊の回だった。武田はいい奴だ。内田春菊も負けずにいい奴だった。先週当たりに観たときは、岡田斗司夫だった。岡田斗司夫は凄かった。子供相手に全然遠慮しない。ちょっとひくくらいの勢いで子供をねじ伏せていた。でもこういう場合、遠慮しないほうが面白い。ゲストから、「まーまー」的な大人意見がでてもあまり盛り上がらない。かといって、岡田都司夫くらいやってしまうと、もう「しゃべり場」でもなんでもなくなっている。
そういう意味でゲストがかなり重要。
やっぱり曙とかを出すべきだろう。血のにおいを思い出したような奴をドンドンだしてほしいわー。
●「セプテンバー11」観る。2001年9月11日同時多発テロから、世界中の映画監督11人が作った短編集。最初はTBSで深夜放送していたみたいなのだけど、それを見逃し。そのあと、映画館で上映されていたのだけど、それも見逃し。結局ビデオで今日観た。
この短編集は2タイプないしは3タイプに大別できる気がした。
1:子供(無邪気)に訴える。
2:オシャレに訴える
3:ストレートにアメリカ批判
1,3はともかく、問題は2だ。当のアメリカ人のショーン・ペンはオシャレにまとめるということで、しょうがないとしても。クロード・ルルーシュは何だ。というような感想。
でも先進国の中で、唯一ケンローチだけ記録映画?と思うような内容でとても良かった。日本の今村昌平も完全に負けていない。むしろ一番良かった。トモロヲと柄本明が出ているだけでもう十分なのに、その上、ラストのあのテロップの衝撃ったらない。いや、本当にそのとおりだと思った。
でも、切なくなったのはクロード・ルルーシュの作品かもしれない。
●夜、笹塚M家へ。ご飯会。
Yちゃんからジーンズも受け取る。
穴がたくさん開いてしまったジーンズを直してもらっていたのです。すっごいすっごい素敵な感じに出来上がりました。ブルージーンズを2本直してもらっていて、「一本はフォーマル風に、一本はレイヴ風に」という直しでお願いしていた気がするのだけど。出来上がってみると、どうにも両方レイヴ風にしか見えない。なんとなく両方キラキラだ。
早速ずーっと履いています。これからしばらくずーっと履いている気がします。冬が越せます。ほんとにどうもありがとう。
●「わたしのグランパ」、「ブリット」を観る。
「わたしのグランパ」
ビデオ屋で手に取るまで邦画って知らなかった。タイトルからしててっきりチャン・イーモウあたりのアジア映画だとばかり思っていた。勝手に思っていた。登場人物が全員すてきだ。グランパの人生観みたいなものを説教くさく述べるのかと思っていたら、全然そんなことはなく、結構むちゃくちゃなファンタジー。とても良かった。
「ブリット」
マックイーンがやっぱり格好よい。執ようなくらい長い車のシーンがいい。CGとかではもちろんないので、こっちが不安になるくらいの迫力。CGとか見た目派手だけど、どうにも「あぶねー!」とか「えっ」みたいな不安さは全くない。そういう意味でカメラの不可避なブレとかがもうかなり。
●そんなダラダラ過ごす日。
こうなったら風呂にはいってから、「9.11」も観てやる。映画三昧。ホックホク。