みるのページ


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2005年4月23日 (土)

ルネ・ラルー傑作短編集

[ みる]

●「ルネ・ラルー傑作短篇集」観る。2作しか収録されてないのだけど、そのひとつめの「かたつむり」という作品がとても良かった。序盤は、切り絵、シュールな動き全開で動きをみせているこの話が急にあんな展開になるなんて全く予測不可能。
「ファンタスティック・プラネット」「時の支配者」「ガンダーラ」とルネ・ラルーの作品はいつも絵の雰囲気が違うと思っていた。解説をみると各作品毎に共作者が違うらしい。そりゃあんなに変わるはずだわ。で、この「かたつむり」はファンタスティック・プラネットの相方と作っている。作画も本当素晴らしい。

●夕方まで自宅で作業。終わらないし。進まない。


投稿者 ta : 22:46

2005年4月15日 (金)

エターナル・サンシャイン

[ みる]

●「エターナル・サンシャイン」(ミシェル・ゴンドリー)観る。

公式サイト:http://www.eternalsunshine.jp/
製作年:2004
製作国:アメリカ
配給:ギャガ=ヒューマックス
公開日:2005-03-19〜2005-04-15
スタッフ・キャスト:
監督・原案:ミシェル・ゴンドリー
脚本・原案・製作総指揮:チャーリー・カウフマン
出演:ジム・キャリー/ケイト・ウィンスレット/イライジャ・ウッド/キルスティン・ダンスト

面白かった。ジム・キャリーが、あれ?こんな顔だったっけ?、という感じでやたら格好良かった。
この映画面白いらしい。ということを何度も周りの人から聞いていたが、これがミシェル・ゴンドリーの作品だというのは知らなかった。ミシェル・ゴンドリーといったら「ヒューマンネイチュア」で、あれはあんま好きじゃない。でも今作はよかった。チャーリー・カウフマンお得意の脳内グルグル系かと思いきや、そんなことはなく。あんま説教くさくない。それがあまりいきすぎてなくてよかった。イライジャ・ウッドのダメな感じがよかった。

●夕方、青山へ。SB打ち合わせ。
帰りにK家によって作業中のYちゃんにG3にのせるメモリーもらう。どうもありがとう。ハーゲンダッツアイスたべて帰宅。
ほとんど寝ていない。
これで生活サイクルが戻るといいなあ。


投稿者 ta : 23:34

2005年4月14日 (木)

クラバート

[ みる]

●「クラバート」(カレル・ゼマン)観る。
今日観た訳じゃないのだけど、ただ作業がてんこもりで他のこと何もしていないので、何も書くことがない。
カレル・ゼマンの作品は渋谷や新宿のツタヤにいくとたくさん並んでいたのでずっと気になっていたのだけど、近くのレンタル屋になかった。この間ひさしぶりにまた新宿ツタヤの会員になったので借りてみる。
ものすご。
ものすごかった。
アニメーションベースで手書きなんだけどカットアップだったり実写が合成されてたりと、もう盛りだくさん。作風にこだわるこういう作品て大抵ストーリーは抽象的な場合が多い気がするのだけど、クラバートはちゃんと話ありきでアニメーションが展開されてる。
すごいよゼマン。
全部観たくなる。


投稿者 ta : 23:03

2005年4月11日 (月)

雪の女王

[ みる]

●「雪の女王」観る。
詳細は分からないけど、古いロシアのアニメーション。アンデルセン原作らしい。
宮崎駿(か高畑勲)がこれをみて本格的にアニメ制作に向いていったという話を聞いたような覚えがある。アニメ制作に向いていく前にどこに向いていたのかは知らない。
アニメーションは線が太くて色が濃い。それだけでもう十分なんだけど、それ以上に描画が全て素晴らしい。吹雪のシーンで泣ける。ストーリー展開で泣けるのではなく、雪がただただ綺麗で泣ける。むしろストーリーはグリムのように何か裏がありそうだなと思うというかきっとあるのだろうけど、それはあんまりどうでもいい。それぐらいの吹雪がゴウゴウ吹いている。

●日記のコメント機能が治った。なんだか理由はわからないまま。


投稿者 ta : 23:40

2005年4月 5日 (火)

チョコレート

[ みる]

●「チョコレート」観る。 面白かった。画が綺麗。
内容全然しらなかったのだけど、チョコレートとかいうから、てっきり「ショコラ」みたいなお話かと思っていた。
全然ちがった。人種差別を主題にした映画だった。けっこう重たい。
ハル・ベリーが黒人女優初のアカデミー最優秀主演女優賞とったのが話題だったのを覚えている。ビリー・ボブ・ソーントンは格好いいし、ハル・ベリーもかわいい。そのオスカーとったっていうR指定の演技も凄い。そこらへんのAV越えてる。でもこの映画でそのR指定は必要かっていわれるとそうでもない気もする。凄かったけど。
で、子役がほんと救いがないくらいのデブなんだ。この子が一番リアルだったわ。
終わり方が好きだ。


投稿者 ta : 23:25

2005年4月 4日 (月)

コンフィデンス

[ みる]

●「コンフィデンス」観る。

犯罪物。詐欺師の話。面白くなかった。

なんかビデオ屋に騙された感が強い。
というのも、俺が通っている近所のビデオ屋はツタヤなどの大型店ではなく、とても小さい町のビデオ屋なのだけど、なぜかこの映画の入荷本数が多かった。ビデオ2本、DVD3本くらいで面陳されていた。それってこのビデオ屋の規模で考えると、ハリーポッターと同じくらいの扱われ方だ。聞いた事もない映画があたかも売れ線のように店に並べられている。しかも大好きな犯罪映画もの。これは観ておかなくては、と借りてしまった。
というわけで騙された。
なんでこれをそんなに大量入荷しているのか意味が分からない。

ていうほど、ひどい映画でもない。話も画も普通に最後まで観てしまう。
ただ見終わった後に、何も残らん。ただただ何も面白くない。

●夜、Yが来る。macを買ったらしい。ここでもまたセットアッパーとしての任務が。。。人のMacばかりセットアップするのに飽きてきた。自分のMacをセットアップしたい。
で何に驚いたって、Yが買ったというMacはノートじゃなかった。あのお弁当サイズのMac Mini。Yが買ったのはiBookか何かだと思っていた。人の家にセットアップしにくるのに、デスクトップってことは考えも付かない。
これなら持ち運べるね、と冗談で言っていたけど、実際に持ち運んでいる人がここにいた。
ていうか、それなら液晶も常に携帯しろ、と言いたい。
訪問先のモニターはもれなくこのMac miniに繋がれてしまう事になる。
でもこれはいい。ちっちゃくて静か。

●Aの父親がなんだか大変な事になっている事を知る。
電話をかけてきた彼はいきなりこう言ったらしい。
「30万かしてくれ!」
俺が自分の父親にそんな事言われたらちょっと嫌。ていうかおののくよ。
いや何とかそんなAを慰めなくては!
「でも自分の子供を売ってしまうような国もあるんだから。」
とAを慰めようと思ったが、慰めになっていない事に気が付いた。
何も言えない。
ひさしぶりにスピッツを聞く。


投稿者 ta : 23:59

2005年4月 3日 (日)

カンヌ short5

[ みる]

●たいてい仕事。
花見にだって行きたかったけど、どうにも雨。ていうか、まだ桜咲いていないらしい。

●そんな訳で、「カンヌ short5」観る。
カンヌで高評価を得た短編をまとめてみられるお得なDVD。ビデオ屋で見かけたときに、公開当時Kちゃんが凄くおしていたのを思いだしたので借りてみた。で、実際すごく面白かった。やっぱり1つめ。あと4つめが好き。って、タイトルも覚えてないのだけど、凄く面白かった。1つめなんてコマ撮り映画史メタフィクションといってしまってもいい。まず絵として面白いし、話をさぐってももっと面白い。釘付けになった。
で調べると、この映画のタイトルは「FAST FILM」でサイトもある事が分かった。この映画を作るにあたってのツールのコーナーがいい。すごく分かりやすい説明だ。

●MN来て、夕ご飯の会。


投稿者 ta : 23:00

2005年3月29日 (火)

ALICE

[ みる]

●「アリス」(ヤン・シュヴァンクマイエル)観る。
この間遊びに来ていたWが置いていってくれたDVD。久しぶりに観た。
やっぱ面白い。話自体は「不思議の国のアリス」をアレンジしたものなんだけど、話とか関係無しにもうずっと見とれてしまう。ヤン・シュヴァンクマイエルの長編の中では一番好きだわ。短編では、牛肉が焼ける奴が好きだわ。昔、大学の先生が見せてくれた、まだコマ撮りし始める前の実写短編も面白かった。

Kちゃんがその大学の先生の作品集をジャニスで借りてきた。
あれだ。石の奴だ、きっと。相当みたい。


投稿者 ta : 22:18

2005年3月27日 (日)

カナリア

[ みる]

●「カナリア」(塩田明彦)観る。

面白かった。かなり無茶苦茶。かなりの劇画。
害虫」は好きじゃなかった覚えがあるんだけど、今作はエンディングも含めて結構好き。主演の男の子はついこの間観た「バーバー吉野」にも出ている子だった。女の子は知らなかったのだけど、この子が凄かった。可愛いのはもちろん可愛いだけじゃない。かなり可愛い。
あと何ていっても西島秀俊。何をいっても西島秀俊。
オムライスが無性に食べたくなった。
浜田真理子、ZAZENBOYSが参加している大友良英の音楽は、なぜか劇中で聞くより音源だけ家で聴いてた方がよかった。

●オムライスが食べたくなったにも関わらず、その後、牛角へ。焼き肉くってやった。

●帰宅。まだまだ仕事が残っていた。
「作業残っているのに、なんで映画なんて観に行く?焼き肉?」と、自問自答。


投稿者 ta : 23:02

2005年3月22日 (火)

バーバー吉野

[ みる]

●「バーバー吉野」観る。
最初のシーンで引き込まれる。それは俺が、ミュージカルじゃないのに急に踊り出すとか歌い出すとかサイケな異世界に行くとかが、単純に凄く好きなのだ。それはいいのだけど、内容はよく分からなかった。ゴダールが分からないとかとはまた違ったよく分からない。いろんなジャンルの分からないが混在していた。例えば、ここで髪型をある種の何かとしてストレートに観ちゃってよかったのか。ここで髪型を、ただの髪の形として観る力がない。でもその髪型は相当かわいかった。タイトルやロゴもかわいかった。


投稿者 ta : 22:45