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2012年11月30日 (金)

「天のしずく」 料理家 辰巳芳子の物語 / 河邑厚徳

[ みる]

映画「天のしずく」の感想だよ〜。

ドキュメンタリー映画「天のしずく」公式サイト | 料理家 辰巳芳子の物語 

ーーー

フリーランスのデザイナーという職業柄、様々な業種や専門の方々に会う機会は多い方だと思うが、その中でもこの映画との出会いは印象深かった。今年の初夏のころ、本作の監督である河邑厚徳監督の著書「エンデの遺言」との出会いと時期を同じくして、知人の紹介により本作品のウェブサイト制作のご相談を頂いた。この時点ではもちろん河邑監督や制作の方々、まだ誰とも会ったことはない。さらにもう一つ付け加えると僕は東京に住んでいない。原発事故をきっかけに10年以上住んでいた東京を離れ、沖縄に移住している。担当の方はそれをご存知なのだろうか。沖縄とのやり取りでも大丈夫なのか。まずそれを確認した。それでも大丈夫だという。ありがたいお話だ。二つ返事でお受けさせて頂くことにした。

7月末、打ち合わせの為東京に赴いた。プロデューサー小泉さん、河邑監督、制作の増子さんとの顔合わせ。11月3日に公開が決まっている映画のウェブサイト制作がこのタイミングで初顔合わせ、さらに発注先は沖縄である。中々腰が据わった進行だ。グループ現代はいつもこうなのか。さすがドキュメンタリーを生業とした映像集団だ、などと関心している暇もなく、そこからは怒涛の1ヶ月進行でサイトを制作、何とか公開できる運びとなった。制作の増子さんの助力なくしてこのスピードでの公開はできなかっただろう。
サイト公開に向けてのラストスパートに差し掛かる頃、宣伝担当の有田さんと然さんがプロジェクトに加わり、ここでさらにスピード感が増した宣伝チームは一気にTV、ラジオ、雑誌のみならずウェブ、ソーシャルメディアを巻き込んでのラストスパートに突き進んでいる真っ最中である。

その一端がこの文章でもある。

つまり何が言いたいかというと、みんな忙しいのである。

もちろんそれはこの映画に関わっている人だけではなく、この国で今を生きる大半の人がそうであると想像できる。とにかくみんな忙しい。働いてたら働いていたで忙しいし、働いてなけりゃないで何かしなきゃという思いに追いかけられる。本屋の面前に渦高く積まれ陳列される多種多様な働き方、社会との関わり方を指南する本の山をみれば、そこにはその生き方、働き方を考える行為自体をもの凄いスピードで消費させていくこの社会の在り方と改めて向き合うことになって更に疲れる。

そんな毎日の中、本作品「天のしずく」を観ると、そんな日々日常とは違った世界が映しだされていた。

作品の形容方法として「未知の領域へ踏み込んだ」というような書き方をよく見かけるが、一見すると本作品はそれとは真逆の世界だろう。ミシュランで星がつく料亭が扱うような特別な食材も、玉手箱的な物言いもどこにも出てこない。顔を知った農家の方が育てた食材を、辰巳芳子が丁寧に料理し、顔の見える間近の人達に振る舞う。「食べること」によって縦横に広がる人と人とのコミュニケーション。かつては日々の営みとして当たり前に行われていた事である。その営みの意味を辰巳芳子の言葉と手仕事を通して再確認していく作業には、日本人として心に響くものがある。地獄炊き、根性鉄火みそ、ポタージュサンタマリア…。

同時に食べることの難しさを感じる。
咀嚼するという運動に引っ張られて気がつきにくいが、現代において私達一人一人が持つ「食べること」に対しての出発点は元々相当に離れているのじゃないだろうか。生まれ育った環境に通じる出発点から、今を通過して、人生の帰着点となるであろう場所へ。その間に何を食べるかはまさに私達次第なのだが、時間のない時に空腹を紛らわしカロリーを摂取する為だけの流動食や、味よりも先にロゴマークが脳に刷り込まれているようなファーストフードがデフォルトになっているような現代において、きちんと食べることと向き合うことはとても難しい。
身体や環境の事を考え自分達や子供達が食べる物を考える行為さえ、時には過激な思想のように思われたりすることがある。そして大抵の人はその距離の隔たりに絶望したり諦めたり、見ない振りをするのだが、辰巳芳子はそうではない。その距離さえを楽しむように「おいしいわね〜。」によって軽やか超えていく。その姿はアスリートのような力強さに満ちている。本当の意味での料理家の姿を観た気がする。

 


投稿者 takeyama : 00:29

2012年8月 9日 (木)

この空の花 / 大林宣彦

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映画『この空の花 ―長岡花火物語』 

こないだ東京出張の時に時間見つけてみてきました。この各所で話題沸騰の大林監督からの震災、核、原発問題への答え、というよりはそんなことに留まらず史実、事実とフィクション、ドキュメンタリーの全ての垣根と映画的法則をとっぱらう大問題作。これは本当にヤバかった。大変なことになりました。中程からなんで泣いているのか分からないけれど涙が出てきて止まらないという、言葉じゃなくて理屈じゃない、全身で受け止める体験として映画。そんな体験は昔はたくさんあったような気がしますが、最近はそうそうなかった気がします。

その次の日、たまたま1年ぶりに連絡をもらって会うことになったクライアントに、東京駅での打ち合わせを指定されました。打ち合わせ後、なにげなくこの後どこに出張なんですか?と聞くと、

「出張じゃないよ。長岡に花火みにいくんだよ。」

と言われ、ええ〜僕の昨日この空の花見たばっかりなんですよ〜と意気投合。打ち合わせ前にその話でてたら打ち合わせにならなかったよ、というような偶然がありました。

長岡花火みにいきたい。来年行けるかな。

この作品、ぜひ沖縄へも。桜坂劇場でもやってもらいたい。

ーー

社長、この花火観に行ったんだ〜。美しすぎる。YOUTUBEでも涙でてきた。


投稿者 takeyama : 03:25

2011年8月 3日 (水)

「コクリコ坂から」観て泣いたよ(宮崎吾朗監督)

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コクリコ坂から 公式サイト http://kokurikozaka.jp/

こないだジブリの新作「コクリコ坂から」を男2人で観てきた。最初自分一人で観に行くつもりでウェブで指定席買ってたので、昼飯一緒に食べてて何となく一緒にいくことになったキヨちゃんはチケット売り場に並んでチケット買った。

結果として本当これで助かったというか本当隣同士じゃなくてよかったわ。
ていうくらいに泣いたよ俺は。

震災起こるの分かってたの?!というくらいのピンポイントなテーマに時代背景に挿入歌。この時代を生きていた祖父母の世代と直接触れ合っていたから、頭ではなく感覚としてこの時代の空気がスーッと胸に入ってくる。そんな気がしたんだけどそれはアレでしょうか。おっさんの勘違いでしょうか。

宮崎吾朗監督の前作は本当にジブリ史上最高の駄作だと思うのだけど、今回素晴らしすぎて前作が改めて気になってきた。前作ゲド戦記はテーマがかなり高尚で、だがその難しいテーマにあえて挑んだ結果、途中で「もう面倒くせっ!言葉でそのまま言っちゃうよ俺は!」というようなある種気持よさすら感じる諦めがあった。

今作との違いは大きい。今作はそもそも言葉にできることしか描いてない。宮崎駿的な考えさせるマージンを残すという曖昧さがない。そういう意味で何も考えなくていいリラックス感。完全に見聞きできるストーリーの中に入り込める快感がある。でもそれ結局同じ事というか方法が違うだけで着地点同じみたいな。終盤の畳み掛けや過剰な音楽なんかもジブリっぽくないっていうか結構いい意味でえげつなかった。サマーウォーズ思い出した。

個人的にはカリオストロへのオマージュのように感じた坂のシーンが一番ヒット。

 

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投稿者 takeyama : 00:56

2010年3月25日 (木)

インビクタス〜負けざる者たち〜 / イーストウッド

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「インビクタス〜負けざる者たち〜」

109シネマズMM横浜へ。公開時からずっと観たかったイーストウッドの新作「インビクタス〜負けざる者たち〜」観た。

最高でした!

ネルソン・マンデラの釈放、大統領就任、アパルトヘイト撤廃という90年代の激動の南アフリカを、当地で開催されたラグビーワールドカップを通して描く。シンプルだが重いテーマとがっぷりと組み合っている。

チェンジリング」「グラントリノ」と最近のイーストウッド映画は現実をベースにしているものが多く、もう骨太の一言で十分すぎる男気があふれている。そして今作もそのラインの最終地点というような男気の塊。スポーツ!サポーターの群衆と歓声がこんなにも感情的なものだなんてこれまで知らなかった。僕は人並みにスポーツは観る方だし、実際にサッカーをやったりする。でもサポーターと呼ばれるような人達には興味はあまりなく、どちらかというとそこからは一歩ひいてスポーツをみているような気持ちさえある。スポーツに限らず、好きなんだけどその群集には混じりたくない。そんなスタンスは日本人には特に多い気がする。何がなくともまずはグラウンドに入らないといけないと思われ、結局はそれだけのことでしかないと思う。

なぜかドイツW杯予選の際に行われた日本VS北朝鮮の無観客試合が思い出された。あの違和感、喪失感はすごかったな。この映画のある部分はそれを補完してくれてる。

それにしても南ア・ラグビーチームの主将役のマット・デイモンが本当にハマリ役。「あの子は良い子やね〜」と友達のお母さんにもれなく言われるキャラ。だてにハーバード出てないな〜。

素晴らしい映画の余韻を楽しむ間もなく、その後はエレ片フェスへ。。

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4 争いの種をまいたものは?
4 救いは?
5 グラン・トリノは亡き大叔父の愛車
5 傑作
5 泣けるぜ・・・
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おすすめ度の平均: 4.5
5 なんて惨いお話し
1 良作だとは思うが、見る人を選ぶ映画
5 救いはなくとも希望が。
4 深刻な社会問題を感情移入できる内容で描いたクリント・イーストウッドならはでの映画
4 へこんでいる時には観たくない

投稿者 takeyama : 03:19

2010年2月 6日 (土)

「(500)日のサマー」観た (監督マーク・ウェブ)

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映画「500日のサマー」オフィシャルサイト

「(500)日のサマー」観た。来年度から、娘が入る予定だった区の認可保育園への審査が落ちて、今年一番の落ち込みが来たところの気分転換に観に行ったのだけど、本当に気分転換できました。ありがとう。

素晴らしかったな。すべてのヘタレ男子に送るわ。女子はこういう子を目指せば全ての男子(ヘタレ限定ですが)イチコロだと思われます。だいたいスミスをヘッドフォンで聞いてたら「スミス、好きよ!」なんて気づいてくれる女子なんて素敵すぎる。そんな女子、いねーって!そんな女子、岐阜にはいねーって!
地方でクイーンイズデッドのVHS通販で買って「うわっ!これ監督デレク・ジャーマンなんだ〜!」とか一人モンモンとしていた世代にはキャッチーすぎる導入ですよ。

で、ただ単純にオサレで可愛くてサントラも良くて〜みたいな映画じゃなくて!ともするとそういう、いちオシャレ映画に着地してしまいそうなモンですが、この映画それ以上の大事なものが詰まってました。ポイントがグリーティングカードってのがこれまた絶妙な感じで。こそばゆくなりそうでならないバランス感なのです。

とかいって完全盛り上がってるけど、どうなんだろ。。そんなことないか、いや、あるか。。

スミスの時点で完全ノックアウトされてるから正直何も分かりません。

サントラ欲しい。


投稿者 takeyama : 01:30

2010年1月23日 (土)

3Dメガネ反対にかけてアバター観たよ

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アバター観たよ。

途中まで3Dメガネを反対に欠けてしまっていた。ずっと気がついてなかった。近視なもんでメガネの上に、3Dメガネ。つまり3Dメガネ on メガネの体制だったこともあり気が付きにくい状態だったんだろう。映画が始まった時も、周りからは「おお〜すげ〜」「うわっ!」 などの様々な感嘆の声が聞こえるのだが、正直、僕には届いてなかった。「あれ?こんなもん?」「思ったよりすごくないな?なんか昔の赤青メガネとあんま変わらなくね?」程度の思いだった。この時にメガネの状態に気がついていればと悔やんでもそれは後の祭りである。そして最後の戦いに臨もうという時、メガネの位置をずらそうとした。そこでやっと気がついた。

あ。メガネ反対だ。

上映中、かなりの序盤から鼻が痛かった。

そして僕は一人おくれて驚きの声をあげた。

「うわっ!ナニコレすげっナニコレ」

感想はアバターから3D取ったら何も残らん、ということ。

鼻が痛いという記憶しかない。


投稿者 takeyama : 02:27

2009年11月16日 (月)

アンヴィル@吉祥寺バウスシアター

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映画『アンヴィル!夢を諦めきれない男たち』公式サイト

先週「アンヴィル」観た。素晴らしかった。ちょうどその日、仕事で相当気が重くなるような出来事があったのだが、そんなことどうでもよくなるくらいのもの凄いパワーを頂いた。極力ネタバレしないように書くが、というかそもそもネタバレもくそもない。オーバー50のメタルバンドのドキュメンタリーということは、この映画を観に劇場に足を運ぶ人はメタルファンじゃなくても分かっている。そのバンドが頑張っているということ以外には何もない何とも潔いドキュメンタリー。それはそうとしてだいたい撮影も編集もとにかくひどい!場所も時間軸も何も分からない。とか言ってると何ともひどい映画じゃないかと思われるかもしれないが、そんな編集やら撮影やらの作法なんて関係ないところにこの映画の主人公は生きている。その生き様にガツンとやられた挙げ句、しまいには「あ。このひどい編集もアンヴィルを際立たせる編集!それが編集か!」ということになった。ガッテンガッテン!てな具合に腑に落ちる。でもなぜか日本のシーンだけ撮影編集の質が違いすぎたり、結局誰が一番偉大かってそれは支える嫁でしょというあたりも印象深い。そしてやっぱりロックは40過ぎてからということを再認識。そんな素晴らしい作品。

一緒にアンヴィル観たあらたと一緒に西荻まで歩く。近いけど道が分かりづらい。風神亭でご飯たべた後、嵐のベスト盤を借りてから帰宅。夜の自転車移動は結構寒くなってきた。

西荻のロンドン。

西荻のロンドン


投稿者 takeyama : 13:15

2009年10月13日 (火)

パンドラの匣 / 富永昌敬

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パンドラの匣

先週土曜午後新宿へ。こやまさんに誘ってもらい「パンドラの匣」初日へ。富永昌敬監督はじめ、染谷将太、川上未映子、仲里依紗、窪塚洋介、ふかわりょう、洞口依子という豪華な舞台挨拶付き。てっきり試写かと思ってたので、生・洞口依子がみられた時の興奮ったらない。ソリトン出てた時と何ら変わらないというか、年齢を重ねてもう艶やかというしかないオーラで包まれている。着物をまとう洞口依子、無茶綺麗。

それはそうと本編。面白かった!モラトリアムと不可思議な艶めかしさが良い塩梅にミックスされた青春映画、といっていいかどうかわかんないけど、青春映画。まず一番印象深かったのは、主役の染谷将太の素晴らしさ。上映前の舞台挨拶では特に何とも思わなかったというか、やっぱり卍丸ことクボヅカ先生の印象が強すぎたのもある。上映がはじまると一気に惹かれた。撮影当時16歳という彼の映像映えは半端ない。声もいい。後は脇を固める俳優陣もすばらしい。なかでも越後役の小田豊と、竹さん役の川上未映子が最高だった。川上未映子といいKIKIといい洞口依子といい、完全に徳永監督の好みなのか何なのか、爬虫類系の女優陣がたまらない人には本当にたまらないだろう。かくいう僕もその一人。

全体から受ける印象は、相変わらずの富永節というか富永マジック。富永監督の画が、菊池成孔の音楽と混じり合ったときの独特のサイケデリアは代替不可な高揚感をもたらしてくれる。今回の作品は、太宰治原作の物語なので富永監督のオリジナルストーリーではない。だけど「亀虫」(からしか観ていないので)から続く独特の富永節が今作でも健在だなあというような箇所がところどころにあるのだが、後から聞くところによるとそれは原作の台詞回しそのまんまとのこと。奇妙なシンクロ。あとは美術から衣装からいちいち洒落ている。そのあたりがもう本当に嫌味じゃなくセンスがいいというか。うっとりしちゃう。僕の中では富永作品は、ウェス・アンダーソンが撮るような作品から感じる感覚にかなり近い。

ちなみにこちらのPVも富永監督作品。
歌:やくしまるえつこ(相対性理論)、作曲:近田春夫。

http://www.youtube.com/watch?v=bPgtEhowJt4&hl=ja&fs=1

誘ってくれてありがとうございます!


投稿者 takeyama : 02:14

2009年9月30日 (水)

幻影師 アイゼンハイム / ニール・バーガ(DVD)

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「幻影師 アイゼンハイム」観た。面白かった!スカーレットヨハンソンでてた「プレステージ」もイリュージョンもので、これと同時期に上映していた気がする。プレステージの方は観てたんだけど、それよりこちらの方が面白かった。地味と言えば地味な展開だし、ぱっとみ知ってる俳優はエドワード・ノートンくらいしかいない。でも脇を固める俳優陣は見応えたっぷり。「プレステージ」のオチは何か突拍子無いところに向かっていった記憶が何となくあるのだけど、それに比べてアイゼンハイムは裏切らない。最後まで誠実なのだ。これでヒロインがスカーレットヨハンソンだったら最高でした。

幻影師 アイゼンハイム [DVD]
東宝 (2008-11-21)
売り上げランキング: 12722
おすすめ度の平均: 4.0
3 原作の脚色と、ポール・ジアマッティの好演が光る佳作
5 エドワード・ノートンがいい味だしてます!
4 なんというトリック!
5 フリーダムを求めて。。。
5 素晴らしい

投稿者 takeyama : 01:17

2009年9月 8日 (火)

サマーウォーズ / 細田守

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200909080512.jpg

映画「サマーウォーズ」公式サイト

面白かった!

昼仕事。夜、お台場へ。「サマーウォーズ」観てきた。お台場の映画館、初めてきたけど平日夜だからか、大変なガラ空き。面白い面白いという評判しか聞かないので、もう相当面白いんだろうなと構えていたのだけど、予想以上に面白くってびっくりした。「夏休み」でラッピングされたトトロと、エヴァと、電脳コイルのごった煮をいきなりプレゼントされたような映画。幸せだったわ。後半泣けてしょうがなかった。

主役の声やってた神木君、よかった!あと全然しらないけど、夏希の声もよかったねえ。で、谷村美月いいな〜やっぱりいいな〜。

この夏も「レスラー」「ディア・ドクター」「エヴァ破」「色即ぜねれーしょん」などなど素敵な映画満載でしたが、これ1番。


投稿者 takeyama : 05:15

2009年8月11日 (火)

時をかける少女 / 細田守

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時をかける少女」観た。「サマーウォーズ」が絶賛公開中なので、それ観に行く前にまずはこれをみなけりゃとGEOでレンタル。すっごい面白かった!ポニョの50倍面白い。最初のウチは背景とキャラクターの雰囲気の違いや、アフターエフェクツバキバキな演出シーンにどうも違和感あったけど、そんな事はすぐに忘れてしまうくらい魅力的なストーリー。で、見終わるころには、「ああ青春て、こうだったよねえ。よかったよねえ。」て、全然こんなじゃなかったにも関わらず、自分の暗い高校時代までも塗り替えてしまう始末。すげえよかった〜。主役の声は仲里依紗。いい!彼女はいつか電車の中吊りでみた「ハチワンダイバー」のポスターでちょっとエッチなメイドの格好してた人という覚えしかないのだけど、こりゃ実物みたい。と思ったら、最近夕方に再放送中でちょこっとみたりしている「マイ☆ボス マイ☆ヒーロー」にも脇役で出てる。どこ?!これは「サマーウォーズ」も楽しみだわ。

時をかける少女 通常版 [DVD]
角川エンタテインメント (2007-04-20)
売り上げランキング: 238
おすすめ度の平均: 4.0
4 気軽に観られる作品
3 中途半端
2 並み
5 せつなさマックス
1 ストーリーの矛盾と小説(前作?)との整合性について

投稿者 takeyama : 01:31

2009年6月21日 (日)

SRサイタマノラッパー / 入江悠

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昼、行ったことなかった近所の公園へ散歩。水場があり子ども達が集っているのだけど、その水場がかなり意味不明なのだ。シュールな光景が広がっている。リコタマにも水遊びさせようとしたが、すげえ泣いたので断念。webみていると、0歳の頃からスイミングさせたりしている親も結構多いようですが、水と戯れるのは早い方がいいのかね。自分は、小学校低学年くらいまで水泳怖かった記憶がある。じゃあやっぱり早い方がいいのかね。

20090620-R0014904.jpg

夕方、フットサル@千駄ヶ谷。最近、一ヶ月に一度くらいのペースでしかやれてないので、毎度毎度身体が動かん。

フットサル終わりで渋谷ユーロスペースへ。今日からレイトショーでのアンコール上映が始まった、これずっと観たかった「SRサイタマノラッパー」観る。

SR サイタマノラッパー公式サイト

青春映画心のベストテン入り決定!素晴らしかった。

埼玉県深谷市在住のラッパーグループ「SHO-GUNG」が主人公の物語。主役の方々は全員役者さんらしいのだけどそれを全く感じさせない。1シーン1カットという長回し、けど全然みれる、ていうか言われるまでそんなこと気が付かなかった。で、タイトルも「サイタマノラッパー」、舞台も埼玉。となると、東京=北関東の関係を前提に構えて観ることになるが、実際にみてみると全くそれ関係なく。日本のどこの地方都市に対しても同じ事が言えるし、それ東京でも結局同じ。ということは、ラストシーンはそのまま自分に向かってくることである。IKKUは、TOMじゃなくて俺に言ってた。心にズドーンと突き刺さる。はっきり言って今までHIPHOPの意味というか、日本での存在意義がよくわからんかった。日本のラップとして、やっぱりスチャダラは夢中で聞いたし今も大好きだけど、ジィブゥラァさん系のマッチョ系は意味が分からなかった。なんで日本やのに、ハーレムもないし、黒人もいない。移民でもない。でもなんで真似してハイタッチとかしとるんじゃ?なんでワッサワッサいっとるんじゃ?なんで意味なく怖そうなの?とかいう疑問が全く拭えなかった。

でもこの埼玉でアメリカのマッチョ系を目指すラッパー達を描くことで、初めて日本のヒップホップが成立したというか。俺が、「あ!ひょっとしてヒップホップてこういう事?」と初めて感じられた気がする。あーよかった!

つまりは「アイデン&ティティ」と同じように、いつどこの誰にでもピッタリはまる不朽の青春映画ということです。素敵な映画、ありがとうございました。

そういえば「童貞をプロデュース」で梅ちゃんが古本屋巡りをしていたのも深谷市だったなあ。今回の歌詞にも、17号線出てきたなあ。深谷!そんなにディープ北関東なのか?!ちなみに入江悠監督は1979年生まれの深谷市育ちとのこと。

http://www.youtube.com/watch?v=26dDwq4ppUo&hl=ja&fs=1


投稿者 takeyama : 02:37

2009年6月16日 (火)

今月の映画

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今月観たい映画の備忘録。なんか気が付いたら盛りだくさん!もう6月半分終わったなんて信じられん!梅雨!

ROOKIES-卒業-
何も言うことなし。マスト。TBS宣伝しすぎ。
嫁がこれに行こうかなと言い出した。

【映画】マン・オン・ワイヤー|MAN ON WIRE|2008年度アカデミー賞最優秀ドキュメンタリー賞受賞作品
今一番みたい。あ。一番みたいのは、「ルーキーズ」かも。。
1974年、ワールドトレードセンターを綱渡りした曲芸師のドキュメンタリー 。

映画「レスラー」オフィシャルサイト
ミッキー・ロークの復活劇。πの監督は、トリッピーな映画だけじゃなかった!

映画『スター・トレック』オフィシャルサイト
「ロスト」「エイリアス」「MI:3」のJJエイブラムス監督作品。スタートレックっていったら、「ギャラクシークエスト」を一番に思いだしてしまうようなダメな世代ですが、TVシリーズほとんど観たことですが、これは観たい。

横浜聡子監督作品 映画『ウルトラミラクルラブストーリー』公式サイト
横浜聡子メジャー初監督!主演・マツケンと麻生久美子、音楽・大友良英ってだけでもう。。

SR サイタマノラッパー公式サイト
祝・渋谷ユーロで6/20から再上映!見逃せないわあ。みんな大好き赤い疑惑(赤いWEB)がこないだイベントに参加してた。みんな大好きみひろ(MIHIRO Official Web Site)も出てる。


投稿者 takeyama : 02:19

2009年5月31日 (日)

Mr.BRAIN、ルーキーズ

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流星の絆、ありふれた奇跡、と珍しく毎シーズンドラマづいてますが、今クールも見始めてしまいました「Mr.BRAIN」。気持ちが良いくらいアメリカンドラマなスケール感に、古畑任三郎と茂木脳的な新書うんちくを足して二で割った脚本。観たことないけど、多分、ボーンズとかこんな感じなんだろうか。気になる点は、あらゆる年齢層趣味嗜好の女性に訴求する男性キャスト、キムタク、香川照之、AB蔵、水嶋ヒロ、爆笑、トータスを揃えている割りに、男性に訴求する女優がそろっていない!綾瀬はるかは最高!でもそれに続くのが大地真央とSHIHOというのが納得いかない。

でも観ます。

週末、嫁が何故か録っていた「ルーキーズ」再放送を、見始めたらはまってしまった。チビTこと桐谷健太が出ているなら先におしえてくれれば、リアルタイムで観たわ。

映画観たい。

あ。5月終わる。。


投稿者 takeyama : 22:38

2009年5月18日 (月)

ウルトラミラクルラブストーリー / 横浜聡子

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横浜聡子監督作品 映画『ウルトラミラクルラブストーリー』公式サイト

あの名作「ジャーマン+雨」の横浜聡子監督最新作。

すごいメンツでメジャデビュー!

おもしろそうすぎる。

絶対観る。


投稿者 takeyama : 02:46

2009年5月16日 (土)

グラン・トリノ / クリント・イーストウッド

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こないだ打ち合わせ帰り、上映時間の都合が調度よかったので、渋谷TOEIで「グラン・トリノ」観る。昼間やから空いてるやろうと思って、階下のマックでポテト買って入ったものの、ほとんど満員。むしゃむしゃポテト食べられる雰囲気じゃなかった。結局食えず。そうか水曜か。

こないだの「チェンジリング」も相当良かったが、今作はそれを上回る評判を各所で見聞きするので相当楽しみにしてたけど、やっぱりどうしてこりゃ素晴らしかった。イーストウッドの映画は、いっつも直球すぎてもうこのアラサーていうか三十歳の世の中斜め見するのがシャレオツだとパーフリに教えられてきた世代には、眩しすぎる。格好良すぎる。エンディングロールがなぜか泣ける。

こんな映画を撮ってしまうイーストウッドはどんな気持ちでダーティハリーを演じていたのかが気になる。多分、お金たくさん儲けてバーミヤンの石像をレーザーで再構築するのを目標に絵を描いていたヒロヤマガタのような気持ちだったんじゃないか、なんて想像する。

まだ観てない人は早く観た方がいいと思う。

昨今のアメリカローカル事情は良く分からんけど、暴力、だめ、ぜったい。


投稿者 takeyama : 05:36

2009年4月19日 (日)

マン・オン・ワイヤー / ジェームズ・マーシュ

[ みる]

観たい!

【映画】MAN ON WIRE (マン オン ワイヤー)公式サイト

1974年8月7日朝、今は無きニューヨークのワールド・トレード・センターのツインタワーを綱渡りで渡ろうとしていたフランスのある大道芸人がいた。高さ411m、地上110階という巨大な2つの建物の間にワイヤー1本を渡しその上を歩く。もちろん命綱はない。また全ての計画はゲリラ的に進められた。時は折しもニクソン大統領が辞任に追い込まれる日の2日前、雲まで届く高層ビルを綱渡りで歩き、踊った伝説の大道芸人フィリップ・プティ。パリのノートルダム大聖堂、オーストラリアのハーバー・ブリッジ、今は無きNYのワールド・トレード・センターetc。

フィリップ・プティ

彼はどうしてこんな危険な行為をしたのだろう?それに対して彼は答える。「理由なんてないんだ。でも人生はエッジの上を歩かなければ意味がない」。人々を驚きと喜びでわかせた綱渡り芸人の記憶が、ドキュメンタリーで甦る。

米国では昨年公開し、単館系作品としてはわずか2館から100館までに広がる大ヒットとなった。ポール・オースター、ロビン・ウィリアムス、スティング等著名人らも称揚する、おとぎ話のような、驚きと感動の実話。この「史上最も美しき犯罪」を描き、オスカー受賞を初め海外の主要映画祭で絶賛された話題の作品である。


投稿者 takeyama : 00:49

2009年4月15日 (水)

岡村ちゃん「LIVE 家庭教師 ’91」

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部屋の模様替えしてたら、岡村ちゃんの名盤「LIVE 家庭教師 ’91」DVDが2枚出てきた。。

他の岡村ちゃんDVDダブって持ってる方交換してください。それか岡村ちゃんファンの方に差し上げます〜。

内容はまさに全盛期。格好よすぎる。

VHSやったら岡村ちゃんビデオ結構持ってるんやけど、DVDだとこれだけ。他のもDVDで揃えようかなと思いたち、調べてみて驚いた。岡村ちゃん捕まって以来、DVDもCDも発売停止になってて廃盤扱いなのね。。高い。。こないだの鈴木茂にしても、はっぴいえんど廃盤にしてどうすんの。そんなことしとる暇あったらまずはキマグレンを廃盤にすればいいと思う。別に捕まってないけど。

一昨年、岡村ちゃんの復活ライブに嫁と行き、最前列でモッシュモッシュ踊ってたら嫁が突然気持ち悪いと言い出した。

ビール飲み過ぎたじゃね?、とか言ってたら、それがリコタマだったよねえ〜。

岡村ちゃん、ありがとう!早く帰ってきてください!


投稿者 takeyama : 05:31

2009年4月 8日 (水)

チェンジリング / クリント・イーストウッド

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遅ればせながらこないだイーストウッドの新作「チェンジリング」みてきた。「グラントリノ」は必ず観に行くと決めていたものの、こちらはアンジー主演というだけで何となく敬遠しちゃってたのだけど、観てみたらもうこれがむちゃくちゃ面白かった。何の前知識もないまま観たのがよかった。公式サイトも観てなかったので、どんな話かすら分かってなかった。もう開始20分くらいからずっと心臓バッコンバッコン。

一言でいえば子どもが誘拐される話。ただそのストーリーに差し挟まれて提起される問題の厚みが尋常じゃない。ミリオンダラーベイビーも、ミスティックリバーも良かったけど、やっぱり今作も凄かった。漢の骨太ドラマでした。ぱっとみる限りイーストウッドが扱うテーマがいつもやたら重いため、どうしてもそちらに目が行きがちになるけど、そんな重いテーマを自然にみせきってしまう演出やカメラが本当すごい。でもそんなことは殆どどうてもよくって、こういうテーマに正面きって立ち向かえるイーストウッドに何よりもアメリカ!みたいなのを感じてしまう。男らしいの代名詞。アメリカン。

イーストウッド、気が付いたらダーティハリーのイメージより、監督としての印象の方が強くなってたわ。


投稿者 takeyama : 02:02

2009年4月 1日 (水)

ヤッターマン / 三池崇史

[ みる]

ヤッターマン観た。評判通りフカキョンの可愛さは相当だった。これまでのフカキョン像が覆された。フカキョンだけ声が全然でてないのも気にならない。ヤッターマンて、主役はフカキョン、生瀬、ケンコバのドロンボー一味。変態岩井監督による「花とアリス」の蒼井優を撮りたかったんだろう熱情を、今回の三池監督にもひしひしと感じた。

さあ後はやっぱりドラゴンボールも観に行かないと。


投稿者 takeyama : 23:53

2009年3月10日 (火)

カリオストロ以外の宮﨑ルパン

[ みる]

カリオストロ以外にも宮﨑駿のルパンあったのか。全然しらなかった。こりゃみなくちゃ。

宮崎駿が脚本/演出を担当したTV版「ルパン」2話が無料配信 -AV Watch

株式会社トムス・エンタテインメントは、宮崎駿が照樹務名義で脚本・演出を担当し、名作として知られる「ルパン三世」第2シリーズの第145話「死の翼アルバトロス」と、第155話(最終話)「さらば愛しきルパンよ」を3月9日から4月10日まで、動画配信サイト「Yahoo!動画」にて無料配信する。

投稿者 takeyama : 23:36

2009年3月 7日 (土)

高野文子 アニメーションで競輪CM

[ みる]

かつて高野文子アニメーションで競輪CMがあったなんて全然しらなんだ。素敵だわ。動かしてるのは誰だろう。

結婚以来、ウチの本棚には「黄色い本」が2冊ある。

http://www.youtube.com/watch?v=v1CFmuhwsAo&hl=ja&fs=1


"黄色い本―ジャック・チボーという名の友人 (アフタヌーンKCデラックス (1488))" (高野 文子)


"棒がいっぽん (Mag comics)" (高野 文子)


投稿者 takeyama : 18:02

2009年3月 1日 (日)

鳥山明のコメントがすごい実写ドラゴンボール

[ みる]

あまり話題にすらなってない感のある実写版「ドラゴンボール」

トレイラーみる限り終わってる。

http://www.youtube.com/watch?v=8QpjQsrXk7E&hl=ja&fs=1

鳥山明のコメントもすごい。頑張って頑張ってもここまでしか言えなかったんだろうな。

   脚本やキャラクター造りは原作者としては「え?」って感じはありますが、監督さんや俳優の皆さん、スタッフなど、現場は超優秀な人達ばかりです。

   ボクやファンの皆さんは別次元の『新ドラゴンボール』として鑑賞するのが正解かもしれません。

   もしかしたら現場のパワーで大傑作になっているかもしれませんよ!

   大いに期待しています!!

   原作者 鳥山明

かもしれませんよ、って。。この鳥山明のコメントがきっと一番面白い。

でも観たい。


投稿者 takeyama : 05:46

2009年2月25日 (水)

「ありふれた奇跡」と「高校教師」

[ みる]

今、夢中のドラマたち、まずは木曜22時、山田太一脚本「ありふれた奇跡」。そしてつい最近まで毎朝再放送していた「高校教師」。この2作品が面白くってしょうがない。

巨匠山田太一先生の久々のTVドラマ。時代にのっかってるかと言えば全然のってない。今日日のドラマとはかけ離れたセリフとテンポ。登場人物が一言一言かみしめるように話す演出も、重いんだか軽いんだか分からないストーリーも、最近のドラマにみなれていると最初はすごい違和感が。でもしばらくみるうちに気が付いたときにはもう夢中。

かたや教師と生徒の恋愛、レイプ、堕胎、近親相姦と、びっくりなテーマが並ぶ「高校教師」。当時中学生だったので意味あんまり分かってなかったかも。今見直してみるといろんな再発見がある。舞台が井の頭線で前に住んでいた永福町も頻繁にロケ地になっていたり、桜井幸子の家は浜田山という設定だったり、持田真樹の演技がもの凄いことになっていたり、京本正樹のどうらんは当時からやっぱり凄かったり、全編見終わってみると結局真田広之がむちゃくちゃだよということだったり。

あと高校教師放送中のCMに必ず野島伸司脚本繋がりの「ラブシャッフル」が入ってくるのだけど、びっくりするくらい観る気にならない。

という訳で、今度ジャニスで森田童子かりてこよう。嫁はDVDBOXを買ってもいいと言い出した。どうしよう。


投稿者 takeyama : 02:26

2009年2月24日 (火)

つみきのいえ アカデミー賞 短編アニメーション賞 受賞!

[ みる]

ROBOT Communications Inc. - つみきのいえ

ひええええ。。加藤久仁生さんアカデミー賞 短編アニメーション賞 受賞!

すごい。。おめでとうございます!

「おくりびと」の外国映画賞受賞ばっかり報道されてるけど、短編アニメーション賞受賞がいかに凄いことなのかもっと伝えて!

かめちゃんも手伝ってたのかな。。今度聞こう。


投稿者 takeyama : 02:35

2009年2月19日 (木)

バカリズムでしょう。R1グランプリ

[ みる]

R1終わりましたね。

バカリズム、勝って欲しかった。エハラさんはこれがお笑いなら、岡村靖幸はどうなるんだ?!という感じ。

YouTube - ジャストポップアップ 3/3

投稿者 takeyama : 02:21

2009年2月17日 (火)

百万円と苦虫女 / タナダユキ

[ みる]


"百万円と苦虫女 [DVD]" (タナダユキ)

早起きしたので借りていた「百万円と苦虫女」観る。なにこれすげえいい。

「タカダワタル的」を撮ったタナダユキ監督、蒼井優主演というなんでこれ観てなかったんだろうというツートップ。主題歌は原田郁子だし、大島依堤亜さんのアートワーク、モロ諸岡、ピエール瀧、堀部圭亮など脇を固める役者陣も全てツボ。

蒼井優演じる鈴子21歳女子の話。人と関わりを持ちたくない鈴子はただ黙々と働きながらお金を貯めて、100万円を貯める度に住む場所を変えていく。自分自身ときちんと対峙したくないから、人ともちゃんと向き合わない。そんな鈴子もある町での出会いによって。。というようなお話し。100万円てそんなすぐに貯まるもんかしら?という疑問はかすめるがあんまそれは関係ない。自分探しじゃない旅もこれまた自分探しじゃね?という思いもあるが、それもまたどうでもいい。最後の展開がかなりムリヤリだけど、でもこの話すごく好きです。好きです蒼井優。ラストにヘヘヘとニヤリ。

てな感じで、自分探してる人も探してない人も必見のロードムービー。

あと森山未來の背中が男らしくてびっくり。嫁はズッキューンてきたらしい。


投稿者 takeyama : 09:50

2009年2月16日 (月)

蘇えるユニコーン、なんで持田が歌うんや?

[ みる]

ユニコーン復活しましたね。特にリアルタイムで聞いてなかったからそれほど思い入れはないのだけど。

矢野顕子がカバーした「素晴らしい日々」からユニコーンが好きになったくらいだけど。

嫁にユニコーン復活したよね、と教えたら、復活ライブいきてええ。EBIちゃん好きやったわあ。と叫ばれ、あなたにもそんな時代があったのかといささか驚いているくらいのもんです。

でも昨晩の復活特番「ドスペ2『復活記念特番・蘇えるユニコーン』で。

素晴らしい日々を。

なんでゲストの持田香織が歌うの?!

そこは民生が歌ってよ。

と、視聴者全員が思ったよ。

で、これこそ民生が歌う16年ぶりの素晴らしい日々。

YouTube - すばらしい日々 UNICORN ユニコーン Mステ

投稿者 takeyama : 01:18

2009年2月10日 (火)

キング・オブ・コント2008 DVD

[ みる]

先週打ち合わせの時、小山さんから「キングオブコント2008」のサンプルDVDをもらった。ありがとうございます。

去年サイト制作をやらせてもらい、毎夜毎夜、夜半過ぎに1回戦2回戦の審査結果速報が届くような生活が続き、その頃ちょうど子供生まれた直後でもう殆ど意味が分からん状態になっていたのを思いだす。内容は2枚組という360分という大盛りな感じです。観にいけなかった準決勝をちらとみたら、知らない芸人さんも沢山出ている。仕事の合間に、日本酒すするようにちびちび観てます。

天竺鼠、準決勝と同じネタを決勝でもやったのね、おもしろいなあ。

キングオブコント 2008 [DVD]
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おすすめ度の平均: 4.0
4 C−1と呼ばないで

投稿者 takeyama : 12:15

2009年2月 8日 (日)

ジュノ / ジェイソン・ライトマン

[ みる]

映画「JUNO/ジュノ」オフィシャルサイト

「ジュノ」観た。ものすご良かった。一昨年くらいの映画だけど、もっと早くみとけばよかった。こういうロービートなアメリカ映画大好き。

妊娠した16歳の女子校生が子供を産むまでの物語。子供を産むという事を、軽くもなく重くもなく絶妙のバランスでえがいている。たいていこういう映画はどっちかにふられてしまう。いい意味でどんどん裏切られていく脚本なのだけどその後腐れが全くないというか後味がいい。これみて子供を産むのはそんな軽い行為じゃないとか言い出したらダメでしょう。主演のエレン・ペイジはもちろん、他の役者も全員素晴らしい。あと印象的だったのはジェニファー・ガーナーのちょっとだけキテいるキャリアウーマン。はまってた。

監督のジェイソン・ライトマンは撮影時若干30歳。お父さんもアイヴァン・ライトマンという映画監督らしく、なんと「ベイブ」の監督とのこと。妙に納得。

サントラが素晴らしすぎる。キンクスからソニックユース、キャットパワーにヴェルヴェッツ。そして主題歌的に使われていて劇中でも主人公達に演奏される「Anyone Else But You」がとてもいい。モルディ・ピーチズって知らなかったけど、観てみるとあきらかにブルックリンやというバンド。Little Wingsからサイケデリックを少し抜いて男女で歌ったらきっとこんな感じだろうか。
なんの間違いか映画の大ヒットでウーピーゴールドバーグ司会の音楽番組にも出ちゃってる?ブルックリンから出てきてしまいましたみたいな雰囲気がたまらない。

JUNO/ジュノ
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サントラ ベル・アンド・セバスチャン モット・ザ・フープル キミヤ・ドーソン キャット・パワー ヴェルヴェット・アンダーグラウンド モルディ・ピーチズ アンツィー・パンツ マイケル・セラ バリー・ルイ・ポリサー ザ・キンクス
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5 映画を観たら必ず欲しくなるサントラ。
YouTube - The Moldy Peaches - Anyone Else But You live The View

あとひさしぶりにヴェルヴェッツの名曲「i'm sticking with you」聞けた。使う場所もパーペキ。

YouTube - Lou Reed - I'm Sticking With You - 29 April 2008 Asheville

投稿者 takeyama : 00:51

2009年1月31日 (土)

ザ・ローリング・ストーンズ シャイン・ア・ライト / マーティン・スコセッシ@バウスシアター

[ きく, みる]

ザ・ローリング・ストーンズ シャイン・ア・ライト@バウスシアターが今週いっぱいで終了。

友だちでも仕事先の人でも会う人会う人口を揃えて、いいよいい、いいいい、すげえいいと言うのでぜひ観ておきたかった。で、みるならやっぱりバウスシアターのPA上映で観るべきでしょ。という訳できたちゃん誘って行ってきました。

すみません!仕事いろいろ途中なのに行っちゃいました!

ものすご良かった。

ストーンズは、ブライアン・ジョーンズがいるころのデッカから出ている頃の何枚かを聞いたことがあるくらいでほとんど知らない。キース・リチャーズがパイレーツオブカリビアンに出てたなあくらいの思い出しかない。にも関わらず、最初から最後まで夢の中でした。一曲終わる毎に、スクリーンの中の客と一緒に拍手しちゃいそうになるのをおさえるので必死。こういう映画、アメリカでみたらヤンヤヤンヤ拍手喝采でおもしろいんだろうな。スコセッシが監督ということでただのライブ映像じゃないんだろうなとは思ってたけど、やはりただのライブ映像ではない。最初と最後にやたら出たがるスコセッシの鬱陶しさを差し引いても、普通のライブ映像にはない長めのカット、バディ・ガイの写真ように静止したカット、なんかがところどころに入ってきてうっとり。映画とライブが両方楽しめた。

今度ストーンズ来たらドーム観に行っちゃうなあ。

引っ越して何が嫌かて吉祥寺が遠いのが悲しい。名画座とユザワヤが恋しい。駒沢に何が足りないて、ユザワヤ、世界堂、ヨドバシ、本屋、スタバ、名画座ですよ。そんなもん新宿に住めよって感じですが、せめて文房具屋をぜひ駒沢に。犬グッズの店やら犬レストランをなくしてでもぜひ文房具屋を。まあ文房具屋ができなくても、アホ犬レストランはなくなってもいい。

吉祥寺に住んでたことはないです。


投稿者 takeyama : 00:52

2009年1月30日 (金)

大竹まことのただいま!PCランド

[ みる]

あ〜懐かしい。大竹まことのただいま!PCランド。

WEB SPA!で見かけたこの顔。誰だったっけ?と記憶を辿るとPCランドで新作ゲームの解説をしていた渡辺浩弐氏でした。テレビ愛知でやってたなあ。当時とほとんど印象が変わってない。このころ大竹まことっていったらPCランドのおっさんで、シティボーイズもラジカルも何も知らんかった。どことなくパプア系の福田英次氏もすげえ印象に残ってる。

WEB SPA!|渡辺浩弐の日々是コージ中

YouTube - PCランド最終回04 

投稿者 takeyama : 00:34

2009年1月27日 (火)

トウキョウソナタ / 黒澤清

[ みる]

映画「トウキョウソナタ」公式サイト

行きたかったうちに公開終わってしまっていたトウキョウソナタ、気が付けば我らが下高井戸シネマで公開とのこと。こりゃ何がなんでも行くしかないという訳で行ってきました。先週末。20代最後にみた映画がトウキョウソナタとは、ああ、ほんと片腕マシンガールのままじゃなくてよかったよ。

素晴らしかった。

本公開時よりも、年末の派遣村の報道を観た今の方がリアルも観られる。観られるとかいって、全然人ごとじゃないのが恐ろしい。

オープニングからタイトルが現れるまでの1分で全部持ってかれる。ザッツこれぞ映画だよね〜という感じ。
いつもの黒澤ホラーの演出でリストラ家族模様を描いたり、親子喧嘩のとっくみあいを描くとこんな恐ろしいことになるのか。もう画面が見てられないくらい恐ろしい。これまでの映画、ホラーでほんとよかったよ。今作が一番こわい。だからそれまでの対比としてもエンディングの一曲がとにかく素晴らしい。
帰りにロビーで立ち読みしたパンフレットによると、原案はプロデューサーが持ってきたらしく、もともとあった脚本を黒澤清がリライトする形で制作が開始されたらしい。という経緯があるからか、いつもの黒澤作品より救われるようなエンディングだった。

キョンキョンも、香川照之も、息子役の小柳友(ブラザートムの息子!ウォン・ビー・ロンッ)も、井之脇海も、井川遥もアンジャッシュ児嶋一哉も役所広司もみんな素晴らしい。で、いっつも気になるけど、名前をしらない役者が居てそれが津田寛治だと分かった。気になるわあ。

キョンキョンは、空中庭園しかり、訳ありママを演じたら最高ですね。


投稿者 takeyama : 04:55

爆笑問題のニッポンの教養 西沢立衛

[ みる]

mixiで知ったので宣伝。ももおさんがDをした番組が明日放送されるそうです。

爆笑問題のニッポンの教養

金沢21世紀美術館も設計した気鋭の建築家、西沢立衛さんの特集らしいっす。嫁に驚かれるくらい、恥ずかしながら西沢さんについて何も知らないのでこれをみて勉強します!


投稿者 takeyama : 02:00

2009年1月22日 (木)

ひさびさのアレサ・フランクリン

[ みる]

仕事中断。ビール飲みながらオバマ就任式を観る。200万人て。上から見るとほんとすごいわ。

大統領就任式を真上から見ると(最初の衛星写真)

いきなりアレサ・フランクリンが歌いだしたのには驚いた。ていうか生きてたんや、、という驚きすらある。昔、アレサらへんR&Bが大好きでよく聞いていたけどその頃の音源は60年代のものだったはずで、40年以上経ってるはずなのに印象が殆ど変わらない。。体つきは恐ろしく肥えたけど。何にせよ今頃になってアレサの生歌を聴けるとは思わなかったので感動だわ。で、他にもヨーヨーマが演奏したり、やたら豪華なキャスティング。大統領就任式ってそういうものなんか。ブッシュの時は観てなかったのかどんなだったかわからない。

演説自体は予想以上に長くて同時通訳を途中から追えなくなってきた。通訳の人が交代でまわすのもあって、声が変わるとますますわからない。後から朝日新聞サイトで文章で読み直したら、思ったより現実的なことを言ってた。もっとYES! WE CAN連呼みたいな感じかと思ってたので意外。お願い!頑張って!

麻生さんも最初は立派なこと言ってるなあ。立派な演説よりも、コメントが殆ど好意的だったのに驚く。漢字読み間違えただけでガラッと評価変わっちゃうから大変ですね。。

【ニコニコ動画】麻生内閣 麻生首相所信表明演説

人多すぎ。

200901250051.jpg


投稿者 takeyama : 02:50

2009年1月17日 (土)

松尾スズキPresent『美しい男性!』BSジャパン

[ みる]

先週からBSジャパンで始まっている新番組、松尾スズキPresent『美しい男性!』が面白い。なんだか久しぶりに松尾スズキ全開をみた感じ。アップしてくれた人ありがとう。観られて良かった。

ところで石田衣良と辻仁成ってなんか似てますよね。

YouTube - 美しい男性応援歌 #01
YouTube - 美しい男性 OP

投稿者 takeyama : 16:55

ビフォア・サンセット / リチャード・リンクレイター

[ みる]

心のベスト10に入る名作「恋人までのディスタンス」の9年越しの続編。
90分弱、永遠とおしゃべりしているだけの物語だけなのに、こんなにも素晴らしいのは前作にどっぷり浸かりすぎで今だそこから抜け出せていないからか。

ジュリー・デルピーが最高にかわいい。

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2 私には合わない映画でした
5 新しい
5 1年後でなく、15年後でなく、9年後だから良い。
4 2連作の内、こちらから見て良かったです
5 9年という歳月の重み・・・

投稿者 takeyama : 01:12

2009年1月16日 (金)

アンダーカヴァー / ジェームズ・グレイ

[ みる]

新宿での打ち合わせ帰り、かなりひさびさに映画館で映画観た。秋日和さんオススメの『アンダーカヴァー』。ジェームズ・グレイ監督作品。全く予備知識無しにみたのだけど、これが素晴らしいかった。警察一家に生まれ育った出来の悪い弟と優秀な兄が、ロシアンマフィアに対抗する話。って、文章にするとすげえ面白くないな。特に目新しいストーリーがあるわけじゃなく、斬新な手法を使っているわけでもない。それが役者と編集でこうも素晴らしくなるのかという見本のような映画。去年の傑作『イースタンプロミス』なみにドキドキした。そういえば両方ともロシアンマフィアだ。ロシアンマフィアほんとこわい。ホアキン・フェニックスが本当よかった。リバー・フェニックスの弟という知識しかなかったけどこんなだったとは。今度ジェームズ・グレイの過去作品も借りてみよう。

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5 苦い映画ですが、好き。
5 観れば観るほど味の出る作品
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2 偽善
2 ホアキンがカッコいい!!
3 自分が一番かわいいのです。
5 リアルでぴりり。
1 これは厳しいです。

投稿者 takeyama : 00:00

2008年12月14日 (日)

片腕マシンガール / 井口昇

[ みる]

片腕マシンガール OFFICIAL SITE

いや最高だった。ファンタスティック系王道な感じ。
予想以上の血しぶきの量。血のりがライトテイストで、結構グロいかな覚悟はしていたけど全然問題なかった。
あとからWEBで知ったのだけど、ヤクザ妻役がAV女優の穂花だった。そこかなりよかった。

片腕マシンガール [DVD]
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5 キッチュでチープ、たまりません!!
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5 大興奮

投稿者 takeyama : 22:30

2008年11月16日 (日)

ハッピーフライト (矢口史靖)

[ みる]

ハッピーフライト観てきた。
ひさ〜しぶりの映画館でそれだけでもう満足なのだけど、さらに矢口史靖の新作だなんてなんて素敵!
という期待ほどは面白くなかった。

矢口作品の可笑しさが殆どなかった。誰も笑ってなくても監督一人でクックックと笑っていそうな。あれが大好きなのに今作はほとんどない。なんでかな。

映画『ハッピーフライト』公式サイト


投稿者 takeyama : 23:31

2008年10月30日 (木)

第15回 原子力の日ポスターコンクール

[ みる]

こないだジャニスS社長の千葉の家に遊びに行ってきた。あいにくの天候で船で海釣りはできなかったが、港内でもアジがバカスカ釣れた。楽しかったなあ。また行きたいなあ。

でもその日一番の衝撃は、釣りでも社長のマンションでもなく、とあるポスターコンクールだった。その日の朝、集合場所の東京駅京葉線へ続く地下通路を歩いているときに、壁面に飾ってあった十数枚のポスター群。おおざっぱな輪郭で遠目からでも子どもの絵と分かるそれらをてっきり「あ。また何かやってる。敬老の日ポスターの取り残しか。そういえばいつかみたフンデルトヴァッサー展での小学生の展示はすげえ良かったなあ。」なんて思いながら近づいてみるとそんなもんじゃなかった。

原子力の日ポスターコンクール

なんじゃこりゃ。こんなコンクールがやってるなんてちっとも知らなかった。

そして素晴らしい受賞作品が並んでいた。


200810310450.jpg

受賞作品のコピーを並べるだけですごい迫力だ。

「知っていますか?こんなに身近な原子力」
「明るいくらし 原子力ありがとう」
「1つが1つが地球のためにみんなのために」
「これからもずっとそばに。」
「原子力で地球を肥やそう。」
「原子力は明日の地球の力」
「明るい生活」
「心と生活を照らす原子力」

という感じで名コピーがならんでいるわけだが、審査員も凄かった。
過去の審査員には、大林宣彦やら永井一正、モンキー・パンチなども名を連ねている。

自分が子どもの時にはこんなの書いた覚えない。今年が第15回なので当然だが。
いや知らない間にハイカラな世の中になってるなあ。 ガクガクブルブル。


投稿者 takeyama : 23:00

2008年10月17日 (金)

クドカンドラマ 流星の絆

[ みる]

ひさびさのクドカン脚本ドラマ「流星の絆」始まった。第一話観る。こりゃひさしぶりにドラマ観るかも。

原作、東野圭吾。東野圭吾って「レイクサイドマーダーケース」しか読んだことないけど、多分原作とは全然違うんだろうな。いつものクドカンのコメディになっている。それとサスペンスがちゃんと並列で並べるのかどうか。そして、TBSのサイトと第一話を見る限りでは、ひょっとしてあの人でもう犯人決定?!とか思うんだけど、いやそんな訳はないでしょ。きっとあの人はただ発見してしまっただけで、きっとあの人とあの人のあの意味のないセリフを交わしたあのシーンが何らかの伏線になって、やっぱりアイツが怪しいな。とか、ひさしぶりにサスペンスみると楽しい。

相変わらず脇を固める大人計画の面々が素晴らしい。IWGPキングの彼女。

最初、関ジャニも戸田恵梨香も誰?って感じだったが、第一話目見終わる頃には早くも好きになっている。奥さんに言われてはじめて気づいたが、戸田恵梨香はデスノートのミサミサらしい。そういえばって、全然おぼえてねー。


投稿者 takeyama : 23:37

2008年10月 7日 (火)

ダークナイト

[ みる]

ダークナイト観た。いや面白かった。
凄い凄いとはいたる所で聞いていたので期待値だけは相当あがってたけど、それ裏切るどころか期待以上の作品だった。二時間半を全く感じさせない。素晴らしい。ひさしぶりに100分以上の作品で長いと思わなかった。

なんだかんだでクリストファー・ノーラン作品って「フォロウィング」から全部観てる気がするけど、「ダークナイト」は完全にぶっちぎってる。バットマンビギンズの時、クリストファー・ノーランがバットマンを撮る!なんてニュースを聞いた時は、ああ結局こんな超大作撮っちゃうのね、なんて若干冷ややかな目で見てしまった。ごめんなさい!超大作エンターテイメントでちゃんと「フォロウィング」してました。

ゲイリーオールドマン、クリスチャン・ベールを完全にくっちゃてるヒース・レジャーのジョーカーがもの凄い。ジョーカーっつたら、ジャックニコルソンだったんだけど、もうそれを思い出せないくらい。合掌。

421.gif
Bravo


投稿者 takeyama : 22:51

2008年9月10日 (水)

キングオブコント2008 決勝進出者決定

[ みる]

M-1、R-1に続くコント日本一決定戦C-1ことキングオブコント2008の決勝進出者決定。
エレキコミックが準決勝で敗退しちゃったのはかなり残念。やっぱりヤッツンはゴールデンは無理な顔だったのか。

ところで決勝に進出した天竺鼠が相当面白い。びっくりした。関西では相当人気者ぽいけど、全然しらない。あらびき団は大抵見ていた気がするけど、こんな茄子全然しらなかった。コントもおもしろいわ。天竺鼠かギースが勝ったらいいなあ。


投稿者 takeyama : 23:18

2008年8月31日 (日)

ポニョと鞆の浦

[ みる]

こないだ打ち合わせの帰りにポニョ観てきた。おもしろかった。
アニメーションがもの凄いのでそれに圧倒されているうちに本編終了してしまった。なので正直話はよくわからなかったのだけど、それにしても楽しすぎ。

ついこないだ、この映画の舞台となったらしい広島県・鞆の浦(とものうら)に行ける機会があったことがよかった。何と言ってもこれにつきる。

あ!これアソコじゃね?というような驚きが多々。

もちろんそのままの描写なわけはないのだけど、実際に歩いたことがある町だと、身体で雰囲気がわかる気がしてよかった。原作を読んでから観る映画も、映画を観てから読む原作もどちらも微妙(特に前者はない!)だけど、「舞台となったらしい」くらいのところの経験だと、超ファンタジーのアニメーションに実体験がほんのりかぶさる。それくらいのが楽しかった。とりあえずポニョのテーマをiTMSで買った。

ポニョの舞台・鞆の浦05

ポニョの舞台・鞆の浦01


ポニョの舞台・鞆の浦02


ポニョの舞台・鞆の浦03


ポニョの舞台・鞆の浦04


投稿者 takeyama : 22:48

2008年8月14日 (木)

タモリ好きだ

[ みる]

1984 K.ODA TAMORI タモリ 小田和正


タモリ倶楽部 空耳アワー第一回

MILES DAVIS + TAMORI


投稿者 takeyama : 22:52

2008年7月 5日 (土)

乱れ雲 (成瀬巳喜男)@NHK BS2

[ みる]
乱れ雲
乱れ雲
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東宝 (2005-08-26)
売り上げランキング: 26383
おすすめ度の平均: 4.5
5 40年ぶりの官能・・・。
5 「成瀬+武満」 を楽しむ。
5 勿論傑作
4 現在過去未来
5 究極のエロス

生誕100年の2005年より、ここ最近何度と繰り返されているNHK BS2での成瀬巳喜男特集。
録りためてはいるのだけどなかなか観る時間がない。。録りたまっているのを片っ端からみて、成瀬ブームのまっただ中にいる奥さんが羨ましい。。

遺作の「乱れ雲」。ちょっとした一言でその人となりと人間関係の鎖が一気に広がるような濃い人間ドラマが素晴らしい。そして司葉子がとびきりに美しいのはもちろんのこと、加山雄三の役柄とサラリーマンNEOでバラエティ方面にブレイクしてしまった沢村一樹がかぶるのは俺だけでしょうか。

あーおもしろかった。


投稿者 takeyama : 20:46

2008年7月 4日 (金)

めがね(監督:荻上直子)

[ みる]

みちゃったよ。めがね。

映画「めがね」公式サイト

バーバー吉野」も「かもめ食堂」も割とすきだったので、DVD借りてみた。でも今週は仕事がやや忙しく観る時間なかったため、例によってまた未鑑賞のまま返却するつもりだったのだが、先にみていた奥さんが「イヤこれは絶対みろ!」と言われたのもあり観てみた。いやあ凄かった。これ凄いわ。

全日本1000万人のオリーブ少女は泣くだろう一大ロハス絵巻!!だった。

かんたんに言えば、都会に疲れた小林聡美が、訪れたスロウライフな島の生活と人々に、最初は嫌悪感をしめすものの、どんどんそのロハスサークルに取り込まれていく話。

なんなんだこのカラッポさは。なにもない。キャスト、ロケーションが素敵でも、脚本と演出ひとつでここまで行ってしまう物なのか。かもめ食堂もロハスぷりは目をみはるものがあったが、原作が他の人というのもあり、なんとなくテーマ的なものも見え隠れはしたものの、今回は監督本人の原作ということでびっくりするくらいロハスだった。

誤解がないようにというか、誤解もなにもないんだけど、ロハスは嫌いじゃない。ていうかむしろ好きだろう。どれくらい好きか、どれくらいオレはロハスかと聞かれたら、

「そんなことは胸をはって答えないのがむしろロハスなんじゃないの?」

って相手に聞き返してしまうくらいにオレはロハスだと思う。雑誌で言えば「AERA」と「クウネル」だったら、クウネルを読む。「UOMO」と「クウネル」でもクウネルだろう。まあ「TRANGIT 」と「クウネル」だったらTRANGITですが。

ていうかね。この映画は近親憎悪だとすら思う。いやそんなことわざわざ言わなくてもいいじゃない。ということだらけなのだ。そんなことを映画で言ってしまったら、みんな恥ずかしくってそんなこと言えなくなるじゃないか。この後地球はどうなるの?
で、この映画で何個ひっかかるポイントがあったかによって、その人のロハス度がわかっちゃうのかもしれない。ちなみにオレはこんだけひっかかりました。

・宿 ハマダの内装
・素敵なキッチン
・ここにいる才能
・メルシィ体操
・黄昏れるとは?
・かき氷は物々交換で手に入れる
・オセロが木でできている
・とてもゆっくり三輪車での登場
・都会から持ってきた鞄を捨てる
・マリンパレスの扱い
・携帯電話が通じなさそうな場所に行きたかった
・加瀬亮のやたら自然体な役柄
・「ひねもすって知ってる?」て言う
・黄昏れるコツの説明をする
・やたらレトロまかき氷機
・マンドリン
・不安になってきたくらいのところで右に曲がる。

中でも違和感を感じたのは、薬師丸ひろ子率いるマリンパレスの扱い。自分たちで共同生活を営み、自分たちで耕した田畑でとれる食べ物で生活するマリンパレス。そしてその中心にいる薬師丸ひろ子をまるで新興宗教だか何かのように描いている。自分たちの描いている「黄昏れること」がそれと全く同じ、もしくはそれよりよっぽどタチが悪いことに気が付いていない。

ということを最終的には伝えたい映画なんじゃないの?とすら思う。

それにしても市川実日子はいいわ。とてもいい。


投稿者 takeyama : 22:19

2008年6月29日 (日)

ぐるりのこと。/橋口亮輔

[ みる]

先々週あたり、ぐるりのこと。観てきた。とても良かった。

橋口亮輔監督作品。心のベスト10にランクインする名作「ハッシュ」以来、なんと6年ぶり橋口監督作品。橋口作品といっても今度の題材はゲイじゃない。男女の夫婦の話。たまたま夫婦で観にいったこともあり、その他にもいくつかその主人公達との共通項を勝手に見出し、もの凄い勢いで感情移入してしまった。要は全く何処にでもいるような人達の話なのです。それにしてもリリーフランキーの役が格好良すぎる。

前作「ハッシュ」までは、キャスティング、演出、編集といったようなあくまで映画としての素晴らしさ、だったり、「青春」「甘酸っぱさ」「大人」といったキーワードであったりと、ある程度外から観ることができる感じがあった。ある外側から覗くことで自分も冷静に観られる分、自分も作品から逃げられていたというか。そうそう2丁目の人ってこうだよね、と。が、今度にかぎってはそういう余裕が全くこちらにない。高架すぐ脇のオフィスが電車の音に圧迫されるシーンや、本屋で女の子に激突するところなど、正直席を立ちたくなるほど辛かった。でもそこを乗り越えたからこそあらわれるというか、観ることが出来る後半の展開が素晴らしく。こんな幸せな体験もあまりない。ああ。すげえ良かったわ。

それにしても「二十歳の微熱」「渚のシンドバッド」「ハッシュ」と、橋口監督はかなり寡作だ。調べてみると962年生まれ。渚のシンドバッドを撮ったのが33歳ってのに驚いた。

渚のシンドバッド
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おすすめ度の平均: 5.0
5 ★★☆☆【超オススメ!!】☆☆★★
5 人を好きになるって何なんでしょう?
5 初々しい岡田義徳と浜崎あゆみ
5 青春時代の記憶
4 独特です。
ハッシュ!
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ハピネット・ピクチャーズ (2004-07-10)
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おすすめ度の平均: 4.5
2 ゲイの世界
5 セリフと演出と俳優陣に感激!
5 主演三人がすごくいい。
4 ゲイ+社会不適応者との出会い
3 自然な描写がすばらしい

投稿者 takeyama : 22:30

2008年6月28日 (土)

パンダコパンダ

[ みる]

先々週あたりにジブリ美術館に行ってきた。一度は行ってみたかった。予想通り美術館は平日なのに人で溢れていて、ほとんどゆっくりできるような感じではなかったけど、併設しているカフェで飲んだ「風の谷のビール」は結構嬉しい。そんなわけで今また我が家で再燃中のジブリブーム。今日は「パンダコパンダ」を観ましたよ。

映画「パンダコパンダ」公式サイト

最高でした。タイトルロゴから、オープニングのアニメーションから、いきなり素晴らしい。水森亜土ちゃんが歌う主題歌も最高。劇中の音楽も素敵。クレジットをみるとなんと佐藤允彦。なんでしょうかこういう昔の作品に散りばめられている贅沢さは。

話も最高。悪人なし。トトロの原型でした。知りませんでした。

オープニングアニメをYOUTUBEで発見。

パンダコパンダ
パンダコパンダ
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5 パンダ、パパンダ、コパンダ!!
4 なぜこの時期に?

投稿者 takeyama : 22:55

2008年3月26日 (水)

ダージリン急行

[ みる]


darjeeling_06.jpg

ダージリン急行観てきた。銀座でしかやってないもんだから銀座まで行く。ほんと滅多に銀座来ない。

天才マックスの世界」、「ロイヤルテネンバウムス」、「ライフアクアティック」のウェス・アンダーソン最新作。

で、とてもよかった。もうタイトルからして可愛すぎる!と勝手に盛り上がっていたのだけど、期待を裏切らないどころか予想以上に何もかもがハイセンス!こういうのが本当お洒落って言うんだろうなあ、言うんだろうなあ!と銀ブラしてるそこのセレブ主婦達に叫びたい!ブランドに身をつつんだアンタだよ!
と、昨日までの俺ならそう思っただろうが、ダージリン急行を観た後では事情がちょっと違う。劇中に登場してくるメインアイテムであるヴィトンのスーツケース。これがおそろしく素敵なのだ。初めてヴィトン欲しい、と思ってしまった。

ウェス・アンダーソンはいつも家族と人生がテーマの作品なのだけど、それにヴィトンとインドが混じり合った何とも言えない、そしていつもどおりの箱庭感覚。インド、人生っていったらもうそんなのヒッピーとマンダラしか思いうかばいようなねこぢるぢるな頭の中に素晴らしく新鮮な風を送ってくれたような。こりゃよかった。

ダージリン急行 : ウェス・アンダーソン・ワールドの魅力~溢れるポップなアート感覚 - 映画のことならeiga.com
投稿者 takeyama : 23:52

2008年3月17日 (月)

小栗康平全映画 ポレポレ東中野にて一挙上映

[ みる]

小栗康平全映画 ポレポレ東中野にて一挙上映|小栗康平オフィシャルサイト ─OGURI.info

独自の美学を追求する映画監督、小栗康平。 海外での評価も極めて高い。日本が世界に誇る映像作家である。 小栗康平の全映画を一挙上映するのは、じつは今回が初めての試みだ。しかも全作品が、英語のサブタイトルつきである。 80年代から四半世紀、日本映画は大きく変質した。なにがよくなり、なにが悪くなったのか。映画は、薄っぺらに軽蔑されるようなものでは、断じてない。 小栗映画の全作品を通して、もう一度、日本映画を考える契機としたい。小栗映画を追い続けてきた人たちにも、初めて接する人たちにも、きっと新たな発見があるはずだ。

気が付いたら相当更新してなかった。ところでこれ相当行きたい。最新作の「埋もれ木」もまだ観てないし。。小栗作品どれも映画館で観たことない。毎週末はゲストがきてトークショー。岸部一徳の顔を生でみたい。他にも坂田明やらすげえ豪華。それにしてもここで久しぶりにみた田口ランディの名前だけど、なんでこの盗作作家がいつまでもどの顔さげてトークショーとか言ってるのか。関係ないけど唐沢俊一も。

映画はとても観たい。頑張ったら3回くらい行けないかな。


投稿者 takeyama : 22:15

2008年3月 6日 (木)

ヤン・シュヴァンクマイエル コンプリート・ボックス

[ みる]

うわーい。ヤン・シュヴァンクマイエルのこれまでの全作品をコンプリートしたボックスが出まーす。こりゃ嬉しい。
手元には初期の短編集をいくつかあるだけ。しかもビデオで。。
DVDを1枚も持ってない俺の為にあるようなボックスセット。
買っちゃいまーす。

ヤン・シュヴァンクマイエル コンプリート・ボックス
コロムビアミュージックエンタテインメント (2008/03/26)
売り上げランキング: 191
おすすめ度の平均: 5.0
5 これは買いでしょう。
5 「お買い得」どころの話じゃないです

投稿者 takeyama : 23:34

2008年3月 1日 (土)

墓場鬼太郎

[ みる]
この間、引越前のアラタの家にいって飲んでたときに、「新しい鬼太郎みた?」ってアラタに聞いた俺がいってたのはたまたま再放送か何かで見かけた「ゲゲゲの鬼太郎 第5期」を指してた。で、アラタは新しい鬼太郎っつたら当然「墓場鬼太郎」の事だと思ってたので、全然よくないよねアレっていう俺と、何いってんのすげえいいじゃんというアラタの間には微妙な空気が流れたこともあったのですが、そのおかげでこの面白い新作鬼太郎を知ることができてよかった。神様ありがとう。電気グルーヴの主題歌PVのエンディングも含めて、最近のTVアニメでは、電脳コイルと並ぶクオリティではないでしょうか。っていうほどTVアニメは観てないの。
墓場鬼太郎 ハカバキタロウ 公式サイト
気がつけば3月。

投稿者 takeyama : 22:07

2008年2月13日 (水)

童貞。をプロデュース @下高井戸シネマ

[ みる]

昼、仕事。夜、Sと下高井戸へ。下高井戸へ行くときは大抵、世田谷線の駅まで30分くらいかけて歩く。今日、むちゃくちゃ寒い。家の北側のアスファルトには、こないだ降った雨が乾かずそのまま薄い氷の膜になっている。スケートリンクみたいに滑る。地元の岐阜じゃ当たり前だったけど、東京でこういうのを見かけるのは結構めずらしいような気も。

またまたナイスタイムカフェでお茶。で、駅前の最近ちょっと値上がりしてしまったけどこんなでやっていけるのかという安い値段をつけている古着やを物色した後、カルディで切らしたコーヒー豆買ってから、下高井戸シネマへ。レイトショー上映中の「童貞。をプロデュース」観る。去年のシネマロサでの続いて2回目の鑑賞。予想に反して館内空いてる。この名作を見逃してしまっていたもの凄い数の人が押し寄せてくるかと思っていた。それにしても2回も観ることになるとは思ってなかった。2回目でもおもろ。今回が初見のSにいたっては「加賀君、全然付き合える」とまで言っている。意味が分からない。

寒い寒いと言いながら帰宅。下高井戸のゴールデントライアグルと勝手に名付けているナイスタイムカフェ→カルディ→下高井戸シネマを完全制覇した今夜は大変満足です。

童貞。をプロデュース OFFICIAL SITE
YouTube - 全国公開中!『童貞。をプロデュース』予告編


投稿者 takeyama : 23:06

2008年2月 7日 (木)

スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師

[ みる]

そういえば昨日渋谷でスウィーニー・トッド観た。水曜で女性サービスデイだったからかやたら混んでる。でも隣の劇場で上映中だった「人のセックスを笑うな」はそれ以上にものすごい混みよう。最終回までチケット完売と看板でてるし。「人のセックスを笑うな」はやたらカップルで来ている人達が多い気がしたのだけど、あれカップルでみるような映画なのかしら。知らんけど。みたいけど。それはそうと観たのはスウィーニー・トッドです。

『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』公式サイト

期待してたよりは面白くなかったのでやや残念。スリーピーホロウを思いださせるゴシックな美術も歌(ミュージカルでした)もよかったし、ギャラクシー・クエストやらハリーポッターにも出てるタービン判事役のアラン・リックマンと役人役のティモシー・スポールのコンビは最高だったが、ジョニー・デップ演じるスウィーニー・トッド含め登場人物全員の設定がいまいちな気が。。全編とおして血が噴き出し続けている。血を噴き出させたかったんだろうなあ。

知らなかったというか、公式サイトのURLを調べていて見つけたのだけどこのスウィーニー・トッドを描いた映画が数年前に公開してた。このフライヤーなんとなく覚えている。

スウィーニー・トッド
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ロンドンのフリート街にある理髪店の主人スウィーニー・トッドは客の喉を剃刀で切り殺し、その死体を街で一番人気のミセス・ラベットのミートパイ屋に卸していた…。
今回の映画化にあたっては、当初ティムバートンが監督を熱望していたが、スケジュールの都合で断念。『真夜中のカーボーイ』でアカデミー監督賞を受賞した巨匠ジョン・シュレシンジャーが監督し、『ガンジー』でアカデミー主演男優賞を受賞したベン・キングスレーが殺人鬼スウィーニーを演じている。アカデミーコンビが贈る各国を震撼させた問題作。究極のカニバリズム(人肉嗜好)の衝撃事実!殺人鬼スウィーニーと愛人ミセス・ラベットの愛欲にまみれた人肉パイの物語。世紀末を迎えた今、その封印が再び解き放たれる!


真夜中のカーボーイのジョン・シュレンジャー!
こっちのも気になる。今度借りてみよう。


投稿者 takeyama : 23:41

2008年1月10日 (木)

ジャーマン+雨

[ みる]

横浜聡子監督作品 映画『ジャーマン+雨』公式サイト

「 ジャーマン+雨」観てきた。もの凄い映画だった。面白すぎる。日本の地方でローカルに展開されているはずのその話は、もしかしたらこれはヌーヴェルヴァーグなんじゃないかと勘違いしてしまうようなノリに満ちあふれている。岡本太郎みたいな映画だった。

そしてよし子をはじめ、子供達から大人までが奇跡のキャスティング。粒ぞろい。大友良英が知的障害の子供達と作った音が挿入曲として散りばめられているのだけど、これもまたびっくりするくらいピッタリとはまっている。

監督は同い年の可愛い女子というのにこれまたびっくり。

音の城/音の海
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投稿者 takeyama : 22:07

2008年1月 6日 (日)

俺たちフィギュアスケーター

[ みる]

『俺たちフィギュアスケーター』観た。といっても渋谷で上映中のものをみたんじゃなく、こないだアイスランド行ったときに飛行機で上映してた。思いだした。アイスランド旅行の日記も途中まで書いてほっぽりばなしだし。どうしようこれとか思ってるうちに年越してる。やっぱり旅行日記はその日のうちに書かないとどんどん書く気が下がる。ていうか忘れる。
で、『俺たちフィギュアスケーター』。これすごい。すげえ面白かった。話自体は仲の悪い二人がなんたらかんたら、というようなありきたりな話なんだけど細かいところでいちいち引っかかってくる面白さ。動きやらセリフやら衣装やら。「ギャラクシー★クエスト」「ズーランダー」「スクール・オブ・ロック」などなど、俺の大好物な「マッチョじゃないアメリカコメディ」。じゃあマッチョなコメディは何かといってもよく分からんけど、多分エディ・マーフィーとか。

ロマニー・マルコ演じるジェシーが垣間見せる踊りがとてもイカしていた。ここ最近ではデビッド・エルスウェア以来の衝撃だった。他にも彼の踊りがみれないものかと探し回ってみたものの見つからない。。当作品中の映像も見つからない。

あ。今気が付いたけど、制作にベン・スティラー 。


投稿者 takeyama : 23:15

2008年1月 4日 (金)

グラインドハウス『デス・プルーフ』/ タランティーノ

[ みる]

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

今年は実家にも帰らなかったので、Sがこしらえてくれたおせちをつまみながら特に何処にも出かけずに家でダラダラと過ごしながら完全な寝正月。仕事もダラダラとはじめる。三が日で出かけたことと言えば、元旦に三軒茶屋中央劇場にタランティーノとロドリゲスの2本立て「グラインドハウス」を観にいった。年末、吉祥寺バウスシアターまで観にいったのだけど、ロドリゲス作品の「プラネット・テラー」しか観られなかったので今回のお目当てはタランティーノ作品の「デス・プルーフ」。序盤(というか中盤というか)から久々のタランティーノ節全快で嬉しくなるのだけど、こりゃ話としては「プラネット・テラー」の方が面白いなあと思っていた。と、話も終盤かなと思ったところからがもの凄かった。いやこりゃ完全に「デス・プルーフ」のが好きだわ。最高だった。上映後には拍手が起きた。またボッロボロの三軒茶屋中央劇場で観られたのが、もろグラインドハウスて感じで楽しさ倍増。こりゃ公開時に渋谷やら六本木で1本ずつ観た人でも是非もう1度!と思ったら4日までだった。。

映画の日なので1000円な上に、元旦なので三軒茶屋中央劇場タオルまでもらう。
いい正月だ。


投稿者 takeyama : 23:50

2007年11月 3日 (土)

ヘアスプレー

[ みる]

岐阜に帰省中。
帰省した時の恒例行事、リバーサイドモールで映画鑑賞。
レイトショー1000円。

今日は「ヘアスプレー」を観た。面白かった。で、少しホロリ。
「ピンク・フラミンゴ」で有名なジョン・ウォーターズの1988年の作品のリメイク。(正確には、2002年に舞台化されたミュージカルの映画版ということらしい。)

映画『ヘアスプレー』公式サイト

おデブだけどオシャレで踊れる白人の女の子トレイシーが、TVのダンスショーへの出演を夢見る物語。テーマは人種差別。おなじダンス番組でも黒人と白人は同じTV番組に出演するなんて考えられない。そんな時代の舞台の話だった。声高に人種差別をテーマにした作品をみると、正直腰がひけてしまう、というか「ごめんな。俺そんないい奴じゃないわ。」と申し訳なくなってしまうことがしばしばだ。でもこれはあくまでダンスがメインでよかった。
俺はオリジナルの方はみてないのだけど、オリジナルも見たという奥さん曰く「オリジナルはこんなに説教くさくなくてよかったよ。」とのこと。オリジナルも観たい。ジャニスにはジョン・ウォーターズのコーナーがあったのでヘアスプレーあるかな〜、と思ってこないだ行ってみたけどなかったわ。残念。

あ!彼の動き、すげえイイわ。

とか思ってるうちに映画が終わってた。

オープニングタイトルも素敵だったし、特殊メイクで母親役になっているトラボルタのダンスシーンはやっぱり必見。

ジョン・ウォーターズ - Wikipedia
ヘアスプレー - Wikipedia


投稿者 takeyama : 22:19

2007年10月 4日 (木)

ダイナマイト関西

[ みる]

偶然つけると今週のTVはアタリが多い。

昨日は「ダイナマイト関西」。これ関東で放送するのってはじめて?
せきしろとマッスル坂井が予想以上に面白かった。
ひさびさにみるバッファロー吾郎の木村、太ったタグチトモロヲみたいになってきた。
FUJIWARAに続き、バッファロー吾郎もいよいよ関東圏進出か。
そしたら残る天然素材メンバーは、へびいちごと石野桜子だけか。
まだやってるのか?

で、今日は、みなさんのおかげでした。
20周年らしい。くわずぎらいのゲストがタモリと松田聖子。タモリのイグアナとコンドルの着地のモノマネがみれてちょっと嬉しい。

続けて「細かすぎて伝わらないモノマネ選手権11」。
名前忘れたけど、世界陸上の織田裕二がよかった。
あとやっぱりいとうあさこが大好きです。


投稿者 takeyama : 23:54

2007年10月 3日 (水)

シッコ

[ みる]

夕方、渋谷へ。旅行の為のプチ引き継ぎ打ち合わせ。
そのあしでそのまま繁華街へ。Sと合流。
「シッコ」観てきた。マイケル・ムーアの新作。

おもろ!もうそれこそWWFかゴアトランスかっていうくらいの、でもやっぱりハリウッド並みの盛り上げ方でアメリカをこき下ろす手法は相変わらず。ちょっとこの映画みて「ああやっぱアメリカ最悪だった」とすぐに早合点してしまう俺なんて、アメリカ国民みたいに子供の時から「キューバ、イラク、イラン、、、最悪!」と、この映画以上のテンションでスリコミ続けられてるんだからたまったもんじゃないだろうな。なんてあれ?これもまた映画のスリコミ?

エンドロールの「カート・ヴォネガットに捧ぐ」にまた涙。

で、もう観た人全員が思っているのだけど、フランスに移住してー。
見終わった後、Sはもう「フランス行くか」しか言わない。

それにしてもホームレス支援センターのところは衝撃だった。

予告でやってたタランティーノとロバートロドリゲスの新作みたい。
映画「デス・プルーフinグラインドハウス」公式サイト


投稿者 takeyama : 23:03

2007年9月14日 (金)

「童貞をプロデュース」がもの凄い

[ みる]

昼、仕事。

夜、電車で豊島園へ。
先週末からW家に置きっぱなしの自転車を取りに行く。「今から取りに行きます」ということをTにメールで伝えると、「私は家にいないけど、勝手にもってていいよ。アイスランド人がいるかも。」という。W家には今アイスランド人がホームステイ中らしい。玄関先で呼んでみるも誰も出てこない。ちょっと残念。アイスランド人会いたかった。

自転車乗ってそのまま池袋。
思ったより遠かった。要町通りに入るまでにちょっと迷う。練馬駅前の都道439号線から環七にスムーズに入れるようにして!

Hと集合。池袋、滅多に来ないな。ご飯食べてからシネマロサへ。

「童貞をプロデュース」最終日。何とか観に来れてよかったー。
童貞。をプロデュース OFFICIAL SITE

『童貞。をプロデュース』予告編

劇場前では既に結構な数の人が並んでる。その開場待ちの列を前方から後方へ行ったり来たりしてカメラを回してる人がいる。ADの人かなと思ってたら、後の舞台挨拶で松松江哲明監督本人だと判明。若っ!

開場、立ち見まで出ている超満員。何とか座れて良かったね。

上映開始。

・童貞をプロデュース
・童貞をプロデュース2 ビューティフル・ドリーマー

の2作品で構成される本編。面白かったー!

大まかな内容は、童貞の男子が大人になるお手伝いをしようというドキュメンタリー。その童貞は文字通り童貞の意味もあるのだけど、それぞれの編にそれ以外の付加要素が付け加えられることで物語が一気に濃くなっている。

全編を通して、働くおっさん劇場のようなギリギリ感と、からくりTV的なハプニング映像、ギルガメッシュなダメエロぽさがとことん漂う。と思えば、地方の閉塞感なんかも垣間見えちゃったりしてハッとするのです。北関東です。ごった煮です。青春です。

森達也監督は公式サイトのコメントで、

この作品の主人公が今の日本における下流構造の一人なのだとしたら、消費社会の下流そのものであるゴミの中に自らの「美」を探し求めるその姿は、「美しい国」なる文字通りの美辞麗句を見事に無効化しながら、さらに上質なメタファーとして観客に突きつける。参った。

と書いていて、その通り!とひざをうったが、実際のところ、そんなことを思う間すらなくとことんアホでした。ゲラゲラわらいました。上映後、自然発生的に拍手がおこった。映画観に来て拍手がおきたのって、数えるほどしか記憶にないな。1と2の間には、銀杏ボーイズの峯田君が何故かテーマソングをカバーしたりして「アイデン&ティティ」も思いだしたり。

どれくらい面白いかっていうと、ビール飲んで映画なんて観に行ったら120%寝てしまうような俺は、つい最近も「トランスフォーマー」で寝てしまった。今回も予告の最中に早くも半分夢の世界だったけど、本編開始2分で起きて、それからは一気にひきこまれた。つまり「トランスフォーマー」以上ということ。

映画は、本来なら先週で終了だったのだけど、それが一週間延び、さらにこの後大阪にいったあと、来月には渋谷ユーロスペースでレイトショー上映されることが決まったようです。すごい。

自転車でH家寄ってちょっと休憩後、深夜帰宅。
練馬→池袋→千駄ヶ谷→駒沢の移動は、さすがに疲れた。


投稿者 takeyama : 23:33

2007年8月23日 (木)

インランド・エンパイア

[ みる]

なんじゃこりゃ。びっくりした。
予想以上に分かんなすぎた。
短篇実験映像を2時間見せられた気分。
(最初の1時間弱は寝てしまった。)

最近みたツインピークスや、
このあいだのマルホランドドライブなんかは
まったく比じゃない。
一応何が起きているかは分かったような気になるもの。

けれどももう今回に限っては完全体だ。
完全にわからない。
ていうか、わかるとかわかんないとか、
そんなしみったれた次元にリンチはいないのだ。

こりゃいったい何だろうとおもって考えてみると、ノイズの気持ちよさみたいなものに近い気がする。インキャパとかメルツバウのライブと似てるような。飲み込まれることが目的。

ビデオだったのが印象的だった。


投稿者 takeyama : 23:42

2007年7月24日 (火)

TWIN PEAKS

[ みる]

夏ですね。引っ越してから向かえる初めての夏ですね。
1階のわりに風通しもいいので結構快適。
自分の仕事部屋にはエアコンがないのだけど、意外に夏乗り切れるかも。
MACとハードディスクさえ発熱にやられなかったら、俺は大丈夫だと思う。

中学生くらいだったかいつだったか姉に見せられて全く意味不明だったTWIN PEAKS。
最近レンタル屋でDVDを見つけて何となく見始めた。
相変わらず分からんとこは分からんが面白すぎ。はまった。
こんなものが地上派で流れてる国おかしいわ。

ツイン・ピークス  ゴールド・ボックス【10枚組】【初回限定生産】
パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン (2007/11/09)
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5 DVD化ばんざーい!!
4 長らく待ちました

DVDの予告で知ったけど、リンチの新作絶賛公開中でした。INLAND EMPIRE
前作マルホランド・ドライブも、うっとりするくらい分からなかったが、今作はなんと3時間もあるらしい。3時間リンチって。是非みたい。

なんか気にしてみると今年の夏、観たい映画たくさんだわ。舞妓Haaaan!!!観にいってる場合じゃなかった。

映画『ボルベール<帰郷>』公式サイト
「ダイ・ハード4.0」公式サイト
ZODIAC - ゾディアック -
映画「天然コケッコー」公式サイト

こないだ知った、ぴあx歌舞伎町シネシティの共同キャンペーン。
ぴあ持って、歌舞伎町の映画館窓口行くと、2008年1月まで半年間映画いつ観ても1000円のメンバーズカードもらえます。歌舞伎町の映画館14スクリーンなら、これから半年間いつでも映画の日。いつでも水曜日。これ相当嬉しい。詳しくはこちら。在庫があれば今月いっぱいは配布期間ぽい。
@ぴあ/歌舞伎町シネシティ メンバーズカード/映画/最新ニュース
映画鑑賞、千円で何度でも−歌舞伎町シネシティとぴあがコラボ企画 - 新宿経済新聞 - 広域新宿圏のビジネス&カルチャーニュース


投稿者 takeyama : 23:32

2007年7月22日 (日)

ラザロ

[ みる]

ポレポレ東中野へラザロのオールナイト観にいった。
ラザロ−LAZARUS公式HP 井土紀州監督最新作 スピリチュアル・ムービーズ

公開中のラザロ3部作に加えてトークショー、井土監督の過去作品「百年の絶唱」まで観られるというお得な企画。ラザロ観に来るの2回目。先週火曜の井土監督と宮沢章夫さんのトークショーの回で、「朝日のあたる家」だけ観て大変な衝撃を受けた。前提として、地方、格差、外資、犯罪などのキーワード、そして3部作に共通して登場するマユミという女によって紡がれる心の奥底にねっとりすり込まれていくようなテーマがあるんだろう。
けど、全編みてないし。。
うまく言葉になりませんが「これ映画やで!」というもの凄い幸福にうちのめされた。

これはぜひ3部作全てみたいと思い、Sとともにオールナイトに挑んだものの、もう0時は越せない身体なのでしょうか、それとも久しぶりの東中野うみないびの料理が食べたいと近くに住むNまで誘ってビールぐびぐび飲んでから挑んだのがいけなかったのか。いけなかったんだろうな。

すげえ寝た。

気がついたら未見だった2部作終わってる。
これには落ち込んだ。
オールナイトの為にちゃんと昼寝しておいたのに。

雨の中、自転車こいで帰宅。

さらに寝る。

「蒼ざめたる馬」「複製の廃墟」は来週で終わってしまう。
観たい。いけるんか。

ーー
ところで、ひさしぶりのうみないび。Nも元気。
やっぱり美味かった!安かった!お兄さんもお母さんも健在で嬉しかった。
東中野行ったら是非。何でも美味いが、かつおの塩辛最高。
::: 沖縄料理うみないび :::

店内テレビで放送していたサッカーアジアカップ、日本vsオーストラリアに夢中。
PK。ぐっさん、またやってくれた。素晴らしい。


投稿者 takeyama : 03:32

2007年6月20日 (水)

パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド

[ みる]

昼、自転車で新宿へ。用事ひとつ。
折角なので「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド」観てきた。

前作を観たとき、前々作の内容をすっかり忘れていたために痛い目みた。
パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト ­ ほ幅の速度
今回はちゃんと過去2作をDVDレンタルして予習した。
バッチリだった!
面白かった!

相変わらず早い展開についていくのはしんどかった。

小学生の時、母親と一緒にアクション映画を観にいくと、鑑賞後、母親は必ず
「疲れたー。お母さんついていけなかったわ。はやいし。うるさいし。」
というようなことを言っていて、
大人はこんな簡単なストーリーが分からないなんてアホだ。
と思っていた。
大人になった今なら分かる。
そういうことではない。

ところでジョニー・デップの登場シーンて、あれウユニ塩湖?

帰り下北通ると、チョイワル雑誌の取材を受けたところと言うKに遭遇。
しばらくみない間に小綺麗になってまあこの子は。
マルサンで少しお茶。
その後、店でたところでK姉妹にもバッタリ。
偶然誰かに会うと楽しい。

帰宅。


投稿者 takeyama : 23:47

2007年6月17日 (日)

FISHING WITH JOHN

[ みる]

FISHING WITH JOHNがDVD化されてた!
全然知らんかった。

フィッシング・ウィズ・ジョン-初回限定版
アップリンク (2007/04/27)
売り上げランキング: 11663
おすすめ度の平均: 5.0
5 きもちい〜く騙された!

FISHING WITH JOHNっても、
音楽の方じゃなくて、ラウンジリザースのジョン・ルーリー監督・主演の映画の方。
毎回ジョン・ルーリーが豪華なゲストと共に釣りに出かけるだけというほとんど釣れないドキュメンタリー。
トム・ウェイツやジム・ジャームッシュやら。
ウィレム・デフォーの回が特にどうしようもなかった覚えがある。
いましろたかしの名作「釣れんボーイ」海外版といえばちょうどいいのか。
こんなにどうしようもなくてくだらなくて愛おしくなる作品はそうそうない。

DVDパッケージのアートワークはBluemark。
で、特集ページなんかもできてる。
FISHING WITH JOHN

すぐ買う。


投稿者 takeyama : 23:19

2007年6月 7日 (木)

大日本人

[ みる]

映画観てない訳じゃないけど、映画のエントリー書くの久しぶりな気がする。

話題の中の話題。the 話題。
「大日本人」観てきました。

実直な感想は、
DVDでいいかも。

笑える箇所はたくさんあったし、
映画としてハッとさせられるようなところもある。
でも内容を追えば、それは決して松本人志の歴史(ひとりごっつ、visualbumなど)から逸脱するものではなかった。で、そこからの展開という意味で言えば映画である必要が良く分からなかった。
そもそも映画一本みるのに何で松本人志の歴史を考えなけりゃいけないのさ。
という思いがふつふつしながらの鑑賞だったので、いまいち入り込めないところもあった。

ドキュメンタリー番組制作的な構成、カメラワークなのだけど、突然それが第三者視点になるところもあり、そういうところをいちいち気にさせる(カメラクルーをガラスに移り混ませる等)のが多少しんどかった。

すげえ混んでた。


投稿者 takeyama : 23:38

2007年3月28日 (水)

人志松本のすべらない話9

[ みる]

思いの外、キングコング西野が「すべらない話」をしていた。
個人的に「すべらない話」じゃないんじゃないか、だったのはアンタッチャブル。
ところどころで、よゐこ有野のフォローが光っていた。
あーおもしろかった。

あと板尾の嫁ことシェリーです(オフィシャルサイト)の意味が分からん。


人志松本のすべらない話


人志松本のすべらない話
アール・アンド・シー (2006/06/28)
売り上げランキング: 359
おすすめ度の平均: 4.5
5 鬼出た
5 緊張感
5 名司会者、松本人志


人志松本のすべらない話 其之弐 通常版
アール・アンド・シー (2006/12/13)
売り上げランキング: 223
おすすめ度の平均: 4.5
4 タイトルどおりだが・・・
5 買っちゃうよなー
4 面白い


投稿者 takeyama : 02:30

2007年3月25日 (日)

外山恒一の政見放送が相当

[ みる]

外山恒一の政見放送がまずい。相当笑った。

調べてみると肩書きは前衛芸術家であり、
なおかつLOFT系の人のようなので、
多少がっかり。おもしろいけど。

外山恒一 - Wikipedia

政見放送の金字塔。
と言えばやはり裕也さんだ。


【追記】
この政見放送をわざわざテキスト起こししてくれている素敵なサイト発見。
MellowMoon - 外山恒一氏政見放送・テキスト起こし
文章で読んでもやっぱりひどい。
この外山浩一のウィキペディアが相当長い。自分で書いてんだろうなあ。。
外山恒一 - Wikipedia

東京都知事候補 無所属 外山恒一 36歳 反管理教育運動を出発点に 異端的極左活動家となり いまどき 政治犯として 2年投獄され 現在に至るも反体制知識人

では続いて 外山恒一さんの政見放送です


・・・・

「有権者諸君!私が外山恒一である!
諸君!この国は最悪だ!
政治改革だとか何とか改革だとか、
私はそんなことには一切興味がない!

あれこれ改革して問題が解決するような、
もはやそんな甘っちょろい段階にはない!
こんな国はもう見捨てるしかないんだ、
こんな国はもう滅ぼせ!

私には、建設的な提案なんか一つもない!
今はただ、スクラップ&スクラップ、全てをぶち壊すことだ!

諸君!私は諸君を軽蔑している!
この下らない国を!そのシステムを!
支えてきたのは諸君に他ならないからだ!
正確に言えば、諸君の中の多数派は、私の敵だ!

私は、諸君の中の少数派に呼びかけている!
少数派の諸君!今こそ団結し、立ち上がらなければならない!
奴ら多数派はやりたい放題だ!
我々少数派が、いよいよもって生きにくい
世の中が作られようとしている!

少数派の諸君!選挙で何かが変わると思ったら大間違いだ!
所詮選挙なんか、多数派のお祭に過ぎない!
我々少数派にとって選挙ほど馬鹿馬鹿しいものはない!
多数決で決めれば、多数派が勝つに決まってるじゃないか!

じゃあどうして立候補しているのか?
その話は、長くなるから、掲示板のポスターを見てくれ!
ポスターは二種類あるから、どちらも見逃さないように!

私は、この国の、少数派に対する迫害にもう我慢ならない!
少数派の諸君!多数派を説得することなど出来ない!
奴ら多数派は、我々少数派の声に耳を傾けることはない!
奴ら多数派が支配する、こんな下らない国は、
もはや滅ぼす以外にない!

改革なんかいくらやったって無駄だ!
今進められている様々の改革は、
どうせ全部全て奴ら多数派のための改革じゃないか!
我々少数派は、そんなものに期待しないし、勿論協力もしない!

我々少数派はもうこんな国に何も望まない!
我々少数派に残された選択肢はただ一つ!
こんな国はもう滅ぼすことだ!
ぶっちゃけて言えば、もはや政府転覆しかない!

少数派の諸君!これを機会に、
政府転覆の恐ろしい陰謀を、共に進めていこうではないか!
ポスターに、連絡先が書いてあるから、
選挙期間中でも、終わってからでもかまわない!
私に一本電話を入れてくれ!
勿論、選挙権のない未成年の諸君や、
東京都以外の諸君でもかまわない!
我々少数派には、選挙なんか元々全然関係ないんだから!

最後に、一応言っておく!
私が当選したら、
奴らはビビる!!
私もビビる!!

外山恒一に悪意の一票を、
外山恒一にやけっぱちの一票を!
じゃなきゃ投票なんか行くな、
どうせ選挙じゃ何も変わらないんだよ!!」


・・・・

無所属 外山恒一さんの政見放送でした


投稿者 takeyama : 15:26

2007年2月28日 (水)

マッチポイント

[ みる]

マッチポイント観る。

よかったわー。
スカーレット・ヨハンソン、好きだ。
エロすぎる。

彼女に夢中の我らが同志ウディ・アレンは、次作でも彼女を起用するらしい。
しかも今度は自分も出演。
ウディ、その気持ち、わかるよ。

「ベッカムの恋して」のコーチ役、ジョナサン・リース=マイヤーズが予想以上によかった。

マッチポイント 初回限定版 (特別ブックレット付)
角川エンタテインメント (2007/02/02)
売り上げランキング: 557
おすすめ度の平均: 4.5
5 セクシー美人x繊細な監督
5 シンプルなだけにいいです
5 悔しいけど人生の本質をついている作品

投稿者 takeyama : 22:39

2007年2月23日 (金)

フラガール

[ みる]

フラガール 蒼井優

先週、下高井戸シネマで上映中の「フラガール」観てきた。
やっと観てきた。
ああ。観にいってよかった。

「ウォーターボーイズ」「スウィングガールズ」に代表されるような青春物に加えて、
・家族
・歴史
の要素が加わって面白くないわけがない。
泣けないわけがない。
案の定、後半ずっと泣きっぱなし。
いやらしいぐらい泣かしてくる。

主演とクレジットされながら、ある映画祭では主演女優賞を蒼井優にもってかれてしまった松雪泰子には申し訳ない。
ないけど、しょうがない。
蒼井優が奇跡だった。奇跡だったよ。
炭坑の砂利山の上で振り向く登場シーンでもうノックアウト。

KNOCK OUT!

「花とアリス」から続いて蒼井優は躍ってくれた。
蒼井優のバレエ、フラダンスときて。
あとは蒼井優のベリーダンスが観られれば、いつ死んでもいい。
そんな事を思う人はたくさんいるんじゃないか。

蒼井優にばかり気を取られているが、
松雪もトヨエツも相当よかった。
松雪の小じわがよかった。
やはり人は痩けてくるとそれはそれで新しい魅力だ。
なんなら痩けてからがなんぼだ、くらい言っておきたい。
あと全然しらない人だったけど、早苗役の徳永えりという人はすげえいい。

李相日(リ・サンイル)監督作品は、大分まえに「69 sixty nine」を観たくらいだったのだけど、こりゃ「スクラップ・ヘブン」も観なくては。
ジョーさま観なくては。


フラガール メモリアルBOX
ハピネット・ピクチャーズ (2007/03/16)
売り上げランキング: 22
おすすめ度の平均: 5.0
5 続編をぜひ
5 日本アカデミー賞4部門受賞おめでとう!
5 蒼井優という存在


蒼井優 写真集「トラベル・サンド」
高橋 ヨーコ
ロッキング・オン (2005/12/15)
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おすすめ度の平均: 4.5
5 青葉のように目に優しい
5 買ってよかったぁ☆
5 自然な感じがいい


投稿者 takeyama : 22:07

2007年2月20日 (火)

それでもボクはやってない

[ みる]

遅ればせながら観てきました。
それでもボクはやってない

渋谷では平日夜の回が満員だというのでやや心配しながら、新宿へ。歌舞伎町の映画館に観にいったのだけど、さすがに結構すいてた平日夕方。

11年ぶりの周防正行監督作品は一体どんなポップな作品を届けてくれるのだろうと思っていたら、とんでもないものが出てきた。
タイトルから想起できるそのままにテーマは冤罪。
罪状は痴漢(正確には条例違反やら何とか)。

で、痴漢冤罪を描いた作品としては、予想通りの展開からエンディング。ドラマ的な要素がほとんどない。
今までは日常のある種のファンタジーを描いてきた周防監督が、日本の刑事裁判の現実をそのまま描いたらそれはファンタジー以上に不条理な世界だった。恐ろしい現実。
田口浩正は相変わらずピカイチだ。
ああ。もう電車乗れないわ。京王線ぽかったし。。

男はみたほうがいいわ。女もみたほうがいい。

1つだけ気になることが。
15才の娘の名前が「とし子」て。
とし子て。

周防正行監督最新作『それでもボクはやってない』公式サイト


投稿者 takeyama : 23:26

2006年12月13日 (水)

ゆれる

[ みる]

下高井戸シネマでゆれる (監督:西川美和)観る。

ゆれる

カテゴリ:ドラマ
製作年:2006年
製作国:日本
時間 :119
公開日:2006-07-08〜
監督:西川美和
出演:オダギリジョー 香川照之 伊武雅刀 新井浩文 真木よう子 ピエール瀧 田口トモロヲ 蟹江敬三

写真家の猛は、母の一周忌で帰郷した。父と折り合いの悪い彼だが、温和な兄・稔とは良好な関係を保っている。翌日、猛は稔、そして幼馴染の智恵子と渓谷へと向かった。智恵子が見せる「一緒に東京へ行きたい」という態度をはぐらかし..

みんな褒めてるので、そんなどうなのと思っていたが、実際観てみたらすっごい良かったです。
そこか!というような画がいちいち入ってきて、もうほんといやらしい。映画らしい。

伊武雅刀の声。
田口トモロヲの声。
キム兄の後頭部の肉。
真木よう子の肌が荒れているのはメイクなのか。
みどころは多々あるが、何より凄いのは香川照之の顔。大変なことになっている。どうやったらこんな顔できんの?と心底思うのは、今の日本において彼か、みのさんだ。

ビデオでたらもう一回みよ。
西川美和監督の前作「蛇イチゴ」も観たくなった。


ゆれる
ゆれる
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バンダイビジュアル (2007/02/23)
売り上げランキング: 221
おすすめ度の平均: 4.0
4 ★オダギリジョー&香川さんの素晴らしい演技★
4 白黒つけない方が・・
1 橋が揺れている


蛇イチゴ
蛇イチゴ
posted with amazlet on 06.12.16
バンダイビジュアル (2004/04/23)
売り上げランキング: 10693
おすすめ度の平均: 5.0
4 本音と建前を使い分ける人間の醜さ
5 蛇とイチゴ、嘘と真
4 なかなか知的な作品


投稿者 takeyama : 23:26

2006年11月30日 (木)

FUR/An imaginary portrait of Diane Arbus

[ みる]

面白いかどうかは別にして相当みたい。

FUR/An imaginary portrait of Diane Arbus
Fur | Official Movie Site | Picturehouse

26835 P M

「愛したのは、毛むくじゃらの男。」 実在した伝説の女流カメラマン、ダイアン・アーバス。 衝撃的な被写体を追い求め、48歳で自殺した彼女の波乱の生涯を パトリシア・ボズワースの伝記小説 「炎のごとく—写真家ダイアン・アーバス」を基に 二コール・キッドマン主演で映画化!

ニコール・キッドマンがダイアン・アーバスて。
それないわ。おもろい訳ない。
と思っていましたが、このサムネイルみたらちょっと観たくなった。

ニコール・キッドマン ダイアン・アーバス

しかも監督は「セクレタリー」のスティーヴン・シャインバーグだった。
いつの間にか、ますます楽しみになってきた。
セクレタリー ­ ほ幅の速度

そういえば、ここ最近全然映画観てないわ。
太陽」「ゆれる」「悪魔とダニエル・ジョンストン」見逃した。。

調べると、「太陽」は銀座でまだ上映中。
銀座シネパトス 上映中の作品

「ゆれる」も来週から下高井戸シネマで上映開始。
下高井戸シネマも会員のくせに全然いってないわ。いかねば。
下高井戸シネマ

なんてことを思っていたら11月おわり。


投稿者 takeyama : 02:05

2006年11月29日 (水)

X51.FILES SEASON1 TRAILER

[ みる]

X51.ORG : Occult News for Nerds, Truth is Out There.

びっくりしたのでポスト。
久しぶりに更新されたと思ったら何だか凄いことに。。
X51.FILES

コピーライト表記が変わってるところに男気かんじるわ。



投稿者 takeyama : 19:41

2006年10月 1日 (日)

ゲド戦記

[ みる]

もう大分前だけど、ゲド戦記観てきた。
人づてに聞いた評判通り、というかそれ以上の、

なんじゃこりゃ。

という感想しかない。
この展開が琴線に触れた人は、一目散に信濃町を目指せ!

なんかこれまでのジブリ作品と比べて、アニメーターが書きたくないという雰囲気がプンプン伝わってくる作画だった。というか、むしろ、ジブリ作品のシリーズに入れたくないがために、こんなアヴァンギャルドな作画っぷりなのか。
どちらにせよ、監督かわいそうだ。


投稿者 ta : 22:40

2006年9月21日 (木)

ニカさん 資生堂CM

[ みる]

ニカさん歌ってる資生堂CM。


投稿者 ta : 23:58

2006年9月10日 (日)

パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト

[ みる]

昼、Sと新宿へ。
パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト観てきた。
前作も観てるはずなのに、もうすっかり内容忘れていて、話についていけない。例え前作の内容を覚えていたとしても、展開のあまりの速さに理解がついていっていなかった気がする。ただ常に前後5分ずつくらいだけ覚えていれば、絵だけで面白可笑しく観ていけてしまうので助かった。
楽しかった。
「ベッカムに恋して」のキーラ・ナイトレイがベッピンだった。

続編があるのですね。びっくりだ。

その後、Sの小学生からの同級生Hさん夫妻と御飯。
奢ってもらう。ごちそうさまです。


投稿者 ta : 23:35

2006年8月24日 (木)

ゆうえんち くじら

[ みる]

ゆうえんち くじらを知ったのは「細かすぎて伝わらないモノマネ選手権」というとんねるずの番組内企画だった。
細かすぎて伝わらないというかそもそも伝える気がないくじらの芸。
この番組以外で需要があるのかどうか不明だが、そうとう注目だわ。
好きだわあ。くじら。


投稿者 ta : 22:51

2006年6月 1日 (木)

探偵ナイトスクープ

[ みる]

6月だよー。
ジャニス行く。

Dat Politicsの新しい奴が出ていたので借りる。
久しぶりにこの辺を借りてみた。
ダットの新作はほとんど歌もの。
とても良い。
ジャニスの棚に新しい猫村さんもおいてあった。
あ。あれも買わないと。

夜、Sが買った「探偵ナイトスクープ」のDVDボックス観る。
本当に面白い。
元祖トリビアかとおもったら、どうやら元祖デイリーポータルらしい。

このキダタローのヅラっぷりは一体何なんだろう。

探偵!ナイトスクープ Vol.1&2 BOX

探偵!ナイトスクープ Vol.1&2 BOX

posted with
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ワーナー・ホーム・ビデオ (2006/06/02)

Amazon.co.jp で詳細を見る

続きも欲しい。


投稿者 ta : 22:25

2006年5月30日 (火)

24 -2nd season-

[ みる]

ミッション終了。
で気になってるのは、この人。

ミゲル

キムの彼氏のこの人ミゲル。
って、ほったらかしだっけ?
この人に限らずキムがびっくりするくらい本編とかけ離れたところにいる。


投稿者 ta : 22:56

2006年5月23日 (火)

テッド新井の拳銃&ショットガン part3

[ みる]
米国でコンバットトレーニングのインストラクターとして有名で、また97年、ペルー日本大使公邸人質事件において救出作戦を行ったペルー陸軍特殊部隊の訓練・教育を行ったことでも有名なテッド新井氏。

最強を目指す男達が都内のある部屋に集まった。
名台詞も何もない。全てが重要。一言一句も見逃さずに見て欲しい。
ついに始まった教室講義を収録したpart3。


投稿者 ta : 23:31

2006年5月22日 (月)

テッド新井の拳銃&ショットガン part2

[ みる]
米国でコンバットトレーニングのインストラクターとして有名で、また97年、ペルー日本大使公邸人質事件において救出作戦を行ったペルー陸軍特殊部隊の訓練・教育を行ったことでも有名なテッド新井氏。

「こんな弾を食らったらどんなことになる。さぞかし痛いということが…」

という名台詞を交えて淡々と続けられる、様々な口径の拳銃の威力を調べる実験後半。


投稿者 ta : 22:25

2006年5月21日 (日)

テッド新井の拳銃&ショットガン part1

[ みる]
米国でコンバットトレーニングのインストラクターとして有名で、また97年、ペルー日本大使公邸人質事件において救出作戦を行ったペルー陸軍特殊部隊の訓練・教育を行ったことでも有名なテッド新井氏。

資料があまりにも少ないので彼について詳しいことは何も分からん。
ただ確かなことは、彼が男の中の男であるということだろう。

「さあ今度はみんなが大好きな25口径…」

という名台詞から始まる様々な口径の拳銃の威力を調べる実験前半を収録したpart1。

テッド氏の著作:
"プロフェッショナル・ファイターズ" (テッド新井)


投稿者 ta : 22:56

2006年5月17日 (水)

近藤良平のサラリーマン体操 in サラリーマンNEO

[ みる]

動画を見つけたので、ポスト。
「謎のホームページ サラリーマンNEO」がレギュラー化してから二回目の放送だったと思うが、そのコーナーはいきなり始まった。
NHKテレビ体操のパロディ。サラリーマン体操だ。

Hosted on Flurl Video Search - Watch More Videos

とりあえず画面にはものすごく気持ち悪い髪型の近藤良平が映っている。朝日舞台芸術賞寺山修司賞を受賞したくらいここ数年は、ダンス界隈にとどまらずもうやたらブイブイいわせている近藤良平だ。去年の東京コンペで審査員もしていた。
で、近藤さんはこのサラリーマン体操の先生だ。
何も間違っていないのにこの違和感は何だろう。

Kondo

コンドルズ血風録!―栄光に向かって走る あの列車に乗っていこう
勝山 康晴
ラピュータ (2003/09)
売り上げランキング: 222,862
おすすめ度の平均: 5
5 初老の男が読んでもおもしろい
5 走れ走れコンドルズ!


他のメンツも全員ことごとくまずい。
山本光二郎(インストラクター1)
藤田善宏(インストラクター2)
鎌倉道彦(インストラクター3)
石淵聡(ピアノ)

先生もインストラクターもピアノの人も全員がコンドルズ。のけぞった。
サラリーな世界とは一番遠いところにいるような人達が何故かNHKでサラリーマン体操をしている。
なにがサラリーマンなんだかもう分からない。

坂本龍一のアホアホマンとちょっとかぶった。

ますます目が離せません。サラリーマンNEO。

特番時の放送をまとめたDVDが発売されていた。欲しいなあ。


投稿者 ta : 22:32

2006年5月 8日 (月)

悪魔とダニエル・ジョンストン

[ みる]

ゴールデンウィーク終了だ! あんまゴールデンじゃなかった!

ベイエリア在住町山智浩アメリカ日記を読んでいてこんな素敵な映画が公開されることを知る。

悪魔とダニエル・ジョンストン

孤独、恐怖、神経衰弱、躁鬱、サタン、666、葬儀屋、マクドナルド、愛、信 念、ビートルズ、お化けのキャスパー...。 究極なまでの無垢な魂で、内なる悪魔との共存(?!)に挑む謎多き“生ける伝説”ダ ニエル・ジョンストン。本作は、その繊細さ故に躁うつ病と誇大妄想に苦しむ天才シ ンガー・ソングライター兼アーティスト・ダニエル・ジョンストンの狂気、創造性、 そして愛を描いた衝撃のドキュメンタリー。

あのオースティンの彼です。みんな大好きダニエル・ジョンストンのドキュメンタリー。
いや観たい。
トルネード・フィルム配給で今秋公開らしい。

YouTubeでトレーラー発見。あ。公式サイトの方が綺麗だ。
The Devil And Daniel Johnston
YouTube - The Devil and Daniel Johnston (Trailer)

YouTubeを検索すると他にもダニエルの勇姿が多々。
アニメーションが可愛い。
もう相当なことなっているダニエル。
愛してます。

Devinare YouTube - "Devinare", by Daniel Johnston

TomTomorrows Childorrows Child YouTube - "Tomorrow's Child", by Daniel Johnston

Rock This Town YouTube - Daniel Johnston-Rock this Town

それにしても3年半前。リトル・ウィングス、マイクロフォンズ、キャルヴィン・ジョンソン、ダニエル・ジョンストンのライブ。夢のようだったわ。ダニエル・ジョンストンもう日本来ないだろうな。


投稿者 ta : 22:54

2006年4月17日 (月)

マトリクス レボ

[ みる]

昨晩、土曜洋画劇場で何となく観た「マトリックス リローテッド」。
来週は「レボリューション」が放送するのかと思いきや、なぜか予告はショーン・コネリー主演の何とか。
続きが観たくて我慢できない。
早速今日ビデオ屋に行ってきた。
考えることはみな同じらしく、近所のビデオ屋に入荷しているDVDは3本とも貸し出し中。
一本だけ残っていたVHSを借りてきた。

観るの多分2回目。もしかしたら3回目かも。

何にも覚えていない。全てが新鮮。面白かった。
でもよく分からない箇所が多々ある。
今さらながらに解説本とか読もうかしら。


投稿者 ta : 04:14

2006年4月13日 (木)

純情きらり、サラリーマンNEO、海でのはなし。

[ みる]

この4月から始まったTV番組で忘れず見続けたいものがある。
純情きらり」と「サラリーマンNEO」だ。
両方ともNHKだ。やっぱNHKだわ。

前者「純情きらり」は言うに及ばず朝の連ドラです。
宮崎あおいが観たいばかりにちゃんと初回をチェックしたものの、結局彼女は登場しなかった。
それがショックでそれ以来観ていない。
結局、彼女は第4、5回くらいまで登場しなかったらしい。
そんなこと最初に言っておいてくれ。
公式サイトを観ると、トップそれもかなりの位置にいい情報が掲載されている。

宮崎あおいさんの「崎」は、正しくは「﨑」です。

宮崎あおいさんの「崎」は、正しくは「﨑」らしい。

ではなく

こんなところにこんなにでかく告知されていることに驚く。

「サラリーマンNEO」は、去年の特番時から要注意の番組だった。
コーナー「世界の社食から」に載っているgoogleの社食すごいなこれ。
生瀬や田口がすごくいい。マギーもいい。宝田もいい。
「恋バカ」くらいのところまでいったらいいなあ、というのは期待しすぎなのか。

で、いぜん宮崎あおいの名前が気になっている。
ググってみると、圧倒的に「崎」だった。
オフィシャルサイトまで「崎」だった。
utf-8だと表示できるぽい。

そこで見つけたヤフーの無料ストリーミング映画「海でのはなし。」という作品を知る。
その監督大宮エリーという人は「サラリーマンNEO」で演出している。
西島秀俊はいつも同じような役柄だけど、全然むかつかない。そこがキムタクとの違いだ。
そして宮﨑あおいも可愛いしで、もうどうしようかと思う。
ストリーミングで、1時間以上ある長い話をみたことなかった。
思ったよりは観られたけど、でもやっぱりまだしんどい。
ここで何故なのか服部一成の仕事である題字も、やはりブロックノイズで綺麗に観られない。

そして大事なことを忘れていた。
あと「きょうの健康」もちゃんと観よう。


投稿者 ta : 03:07

2006年4月 1日 (土)

イーオン・フラックス

[ みる]

イーオン・フラックス観てきた。
予告だけみると、なんかハイテクっぽいし。シャーリーズ・セロン綺麗だし。
何となく楽しみにしていた。
いやむしろかなり楽しみにしていた。

で、びっくりするくらいつまらなかった。
CGひどいわ構成ひどいわ。
もうかなり前の"ガタカ" (アンドリュー・ニコル)の方がよっぽどいけとる。
マトリックスとガタカ足して2で割ったみたいなもの作りたかったけど、すいませんでした。

この映画のコピーは、
「イーオン、君に泣いてるヒマはない。」
確かに泣いているヒマはなかった。

シャーリーズ・セロンがとにかく美人だという事以外何もない新年度一作目だった。
サイダーハウスルールもう一回みたくなってきた。


投稿者 ta : 23:41

2006年2月19日 (日)

クラッシュ

[ みる]

●「クラッシュ」(ポール・ハギス)観る。
いい話なんだけど。
いやとてもいい話だよ。
本当にいい話なんだわ。
でも最初は結構大胆不敵なセリフや展開がどんどん杓子定規に収まっていき、
「ほら。これが人間模様だよ。街の灯だよ。」
みたいにまとめちゃっていくのがなあ。
と、思っただけなのです。
人種差別というテーマはドキュメンタリーという形式じゃないと、かえって難しくなる気がする。と書くと微妙な気もする。ドキュメンタリーという冠が少しだけでもついていた方が観る側は何かと解釈しやすい、ということかな。
そこに挑戦しているポール・ハギスはすごい。
でも個人的にはあんま好きにはなれなかった。


投稿者 ta : 00:34

2006年2月16日 (木)

サイレン

[ みる]

●法事はとうに終わっているのだけど、まだ実家に滞在中。
五輪をみている訳でもなければ特に何もしていない。無為だ。
スカイプ用の電話機買おうかなあとアマゾンを眺めたりしている。無為だ。
「俺、無為だよーっ!」と叫んでみれば、きっと誰かが「あらまあ叫んだりしてぇ!それって無為じゃなくねー?!」なんて言ってくれる事に若干期待しつつも、結婚してれば子どももいるような地元の友だちはもうそういうところで生きていない。ていうか、誰がそういうところで生きているのか教えて欲しい。
ハイジを使っているチューリッヒ保険か何かのコマーシャルいいわあ。
とか考えているワタシは先月27歳になりました。
締め切りギリギリ(もしくはオーバー)で仕事しつつ、犬の散歩と、骨を折って歩けない母親の運転手、夜はリバーサイドモールでキャラメルポップコーンをほおばりながら映画を観る、というのが今週のルーチンワークだ。ワークといってもほぼワークではないところがいよいよ問題だと思う。
そろそろちゃんとスーツを着て出社しなくてはいけない。
コナカ行かないと。やっぱり男はコナカだよ。
東京戻ったらポートフォリオまとめてクール井上なみの営業を!
ゴッドブレスユー。

先週、アメリカに4年いて最近帰ってきた高校からの腐れ縁Hと岐阜で会い、その後リバーサイドモールに行った。Hはリバーサイドモールにかなりの衝撃を受けたようだ。
「ここはラスベガスか?」
言われてみればそうかも。
田んぼが続く田舎道をしばらく走ると突如きらびやかな商業地帯(GEOとか、岐阜バッティングセンターとか、モスバーガーなど)が現れる。その中にはなぜか観覧車までもある。夜にはライトアップもされる。でもそれに乗り込んで田んぼ地帯を観覧している人はそうそう見かけない。

で、リバーサイドモール。
経営がAMCからユナイテッドシネマに変わって何が変わったってキャラメルポップコーンの味が落ちた。値段は変わらずレイトショーが¥1000で観られるものだから、間違えると観なくてもいい映画までも観てしまう。大抵何でも楽しめるので楽しめたと言えばそう言えなくもないが、
サイレン」(堤幸彦)
は、あらゆる意味で凄かった。衝撃的につまらない。怖くもない。
この映画なら例えインターネットで拾って観ちゃっても誰も怒らないんじゃないか。映画著作権協会の人も、「ああ。これなら仕方ないよ。金は払えない。」と理解を示してくれると思う。でも俺は払った。


投稿者 ta : 22:55

2006年2月11日 (土)

モーグル

[ みる]

●明日の法事の為、実家に帰ってきている。
今、トリノオリンピック・モーグル競技を見ているのだが、横で見ている母・幸子が言う。
「こんな競技、絶対ひざ悪くなるよ。ひざ悪くなるよ。」
さらに言う。
「こんなのやってたらひざ悪くなるから、みんなソフトボールやればいいじゃない。」
意味が分からない。
これは冬季五輪だ。
幸子はソフトボールをたしなんでいるわけでもない。


投稿者 ta : 23:30

2006年1月 1日 (日)

キングコング

[ みる]

●岐阜に帰省。
元旦の新幹線はやたら空いていた。
家族で御飯。

●夜、恒例リバーサイドモールで映画。
さすが正月だけあって混んでいる。
「キング・コング」観た。
面白かった。
「ロード・オブ・ザ・リング」の監督がリメイクしたらしいのだけど、
ここまでやっときゃ文句ないだろ?
というくどいくらいのホゥリィウッドな演出。
で、部分部分でやりたい放題みたいな展開。
それが交互に続く3時間。
なげえよ。

●にしても、今年のお正月映画ってあまり観たい映画がやっていない。

●どうぞ今年もよろしくお願い致します。


投稿者 ta : 23:42

2005年9月 9日 (金)

ヒトラー 最期の12日間

[ みる]

●「ヒトラー 最期の12日間」観る。
面白かったよ。
「え?」と思うくらいブルーノ・ガンツは総帥そっくりだし、全編にわたって張りつめている緊迫感も素晴らしかった。内容もきっと史実に忠実なんだろうな、というかヒトラーの秘書が証した事実を原作にしているのだろうからそりゃそうだろう。
で、問題なのはそりゃそうだろうという部分。
最近ちょうど水木大先生の「ヒトラー」を読んでいたのもあり、こちらがヒトラーのほぼ一生涯をおった内容だったため、どうしてもそちらと見比べてしまった。
この映画の12日間を楽しむ為には、バックグラウンドがもっと必要なのじゃないかと思うのです。
この時ヒトラーはこう言った、ヒトラーはこうした、というただの事実の客観視の意味をより知る為には、彼の過去の経緯をしらないといけない。そしてここで言っている経緯というのは、「ドキュメンタリーの脚色」のことではない。

うーん。その違いは何だろう。

とりあえず水木先生のヒトラーを読んでから観た方がより面白い。


投稿者 ta : 23:09

2005年8月 2日 (火)

宇宙戦争

[ みる]

●「宇宙戦争」観る。
びっくりした。
見終わった後、「えっ?!」となること必至。
謎が謎を呼ぶ映画。
宇宙人がどんな姿をしているかも観られる。
いろいろな意味で観た方がいいと思う。
一人で行った方がいいと思う。
間違ってもデートなんかには向いていない。
1800円払うのは絶対もったいない。
来月の1日まで待った方がよい。
ていうか、観なくてもよいと思う。

●気が付いたら8月になっている。


投稿者 ta : 22:07

2005年7月20日 (水)

スターウォーズ エピソード3

[ みる]

●「スターウォーズ エピソード3」観る。
面白かった。
前2作の内容をすっかり忘れてしまっていたけど、何の問題もない。
むしろ初期3部作の方を見直してから観た方が楽しめた気がする。

●初めて六本木ヒルズのヴァージンシネマに来た。
東京の映画館で初めて全館THX仕様のヴァージンシネマ。立川のTHX仕様の映画館に初めて行った時は音にびっくりした覚えがあるけど、今回はそんな驚きはなかった。なんでか。

●東急ハンズいってLEDを物色。


投稿者 ta : 23:38

2005年7月 1日 (金)

拘束のドローイング

[ たびする, みる]

●午前中起床。W、I君と金沢の繁華街、香林坊へ。東急ホテルのロビーでヤフーモバイルに接続できるらしい。宿泊中の宿ではDSL回線はおろかモジュラーさえも繋げられない。ヤフーモバイルって、てっきり課金制かと思っていたらそうではなかった。まだまだ試用フリー期間。携帯で簡単にID/PASSゲット。こりゃ楽だ。これでもう渋谷ハンズまえのニューヨーカーズ・カフェでいつでもモバイルできることになる。こりゃいい。

●昼、金沢文化センターへ。マシュー・バーニーの新作「拘束のドローイング9」を観る。捕鯨と茶道という日本の文化がテーマだという今作はやたら長い。2時間半。暗闇に弱い俺は例によってまた寝てしまうかと思っていたのだけど、寝なかった。何故寝なかったというと、Mちゃんの衣装仕事が楽しみだったこと。そして日本人の描き方がやたら気になった。石油コンビナートでの阿波踊りから始まり、ホストという位置づけでの茶道マスターもののあわれの世界が広がり、そこから捕鯨をそのまま共食いとやたらストレートに表現する方法にかなりの衝撃を受けた。衝撃というと柔らかいのだけど、観ているその最中はそれをそのままアンチ捕鯨、アンチ日本人な物かと早合点し、正直ちょっとわだかまりさえ。でも後から説明を聞くところによると、そうではなかった。ビョークとマシューが主演のこの作品には「この映画を演出、出演しているマシュー自体が毛皮を着ている矛盾」がそのまま作品の表現らしい。ぐるりと外を一回回ってまたテーマが作品に戻ってくる。
もうそんな事言われないと分からないよ。言われても分からんけど。
どなたか教えてくれた人、有り難う。
そしてMちゃんは本当に素晴らしい仕事をしていた。わーん。

●何処かでみたような小さなリュックを背負っている人がいるな、と思ったら、アタマトテEさんにバッタリ会う。カウパレード以来2年振り。しかもトイレで。お久しぶりでございます。また最近ヒマなので、イベントバイトさせて下さい。

●その後、21世紀美術館へ。そのマシュー・バーニーの「拘束のドローイング展」その他の作品群の内覧会。ここには初めて来た。円形の建物の周囲が全てガラス張りな為、今にも天井が落ちてきそうな会場は相当いい。そしてKJが浅田彰を発見する。こんなVIPばかりの会場になんで自分たちがいるのか分からない。人との出会いが旅だから借金してでも出かけよう、という歌をきいてユキは北海道から上京してきたらしい。いい話だと思う。
そしてその会場でたまたま知り合い話をしていたNさんという女の人はなんとNY在住でNYU卒。Tちゃんの友達な上に、岐阜出身。長良高校の3つ程先輩だった。びっくりなんです。

●その後、お寺へ移動。
鯨料理を囲む会。捕鯨協会の人達まで来ているらしい。
何故か隣には石岡瑛子が座っていたり、隣のテーブルには鈴木京香が座っている。何なんだこのVIPの集まりは。知らないだけで、政治家とか混じっているのかもしらん。はっきりいってビビってます。KJと「なんで俺らこんなところにいるのか。」と何度も確認してみるも、やはり分からないまま。こうしてお寺で捕鯨の会は過ぎていく。

●そのあと、ハナキンの金沢繁華街でモンジャ、カラオケの会。
高田渡「値上げ」を歌ってみたら、思った以上に良かった。俺が。

●そんなこんなで酔っぱらっているので、もうここらへんで勘弁して下さい。

●明日こそ朝市へ行こうと思っている今現在。既に朝5時半を回っている。


投稿者 ta : 23:44

2005年6月12日 (日)

ライフ・アクアティック

[ みる]

●「ライフ・アクアティック」観る。
ウェス・アンダーソンの前の2作は結構好きだけど、今作はいまいち好きになれない。海が舞台のくせに船にしても何にしてもやたらスケール感が小さく描かれていたり、海洋生物が可愛かったり、いちいち出てくるコネタなんかは、ピンポイントで良かった。面白かった。ビル・マーレーからオーウェン・ウィルソン、ケイト・ブランシェット、アンジェリカ・ヒューストン、ウィレム・デフォーの個々の役柄も本当好き。ちなみに音楽も凄くよかった。
でも何故かあんま楽しめなかった。
微妙ぅぅぅ。と言いたくなる。


投稿者 ta : 22:48

2005年6月 2日 (木)

血と骨

[ みる]

●「血と骨」観る。

面白かった。ちょっと長かった。
たけしが俳優のみの映画出演十数年ぶりとかで話題だった。1920年代、子供の時に朝鮮から日本に渡ってきた金俊平という男の生涯を演じている。戦中戦後から現代までを通して、とくかくこの金俊平の生き様の話。で、この金俊平がすごい。悪党何だかどうかも分からない。とにかく暴力とセックス。実際はどうかしらないが、これじゃあ金俊平はただの狂っているおじさんだ。
思っていたよりもずっと軽い映画だった。話が軽いのじゃなくって。もっと重いトーンで描いても良かったはずなのに何でこんな中途半端な重さなのかが気になる。救いを一切いれずに金俊平を「とにかく凄い奴」として描いているのは分かるのだけど、それじゃあそれでなんで部分部分がポップな演出なのかが、意味がよく分からん。崔洋一はいつもこんな感じだったろうか。ただ戦中戦後の在日朝鮮人の世界が細かく描かれているのは良かった。これは大阪の話だけど、深川などでもこんな感じだったのだろうか。
鈴木京香にせよ、モダンチョキチョキズにせよ、脇を固めている俳優みんなよかった。


投稿者 ta : 23:08

2005年5月22日 (日)

死霊のはらわた

[ みる]

●「死霊のはらわたー20周年記念アニバーサリー」観る。
何が20周年記念アニバーサリーなのかも分からない。
気が付けば、このブログの映画カテゴリーも100を越えてる。載せるにはあまりにもオシャレ、もしくは意味不明で自分の言葉でコメントの書きようがない映画は除いているので、多分ここ一年で観た映画は130くらいか。
意外に観てない。社会人ってこういうことなのね。
さらにこの間、KMに「タケちゃんは映画何でも面白いっていうからアテにならへんわ。」と言われたので、これからは辛口でいこうと思う。
すごく面白かった。
絶対そうじゃなきゃダメっ!っていうカットの連続。この間のキャリーにひきつづき、「やっぱり女優って大変なお仕事ですね。」という感慨。グロテスクだけど可愛らしい色彩のコマ撮りアニメ。どれも最高だった。
よく分からないがとにかく祝20周年記念。
原題は「Evil Dead」。邦題つけた人、偉い。


投稿者 ta : 23:51

2005年5月18日 (水)

ラーメンズ

[ みる]

●昼、作業。
夕方、フィルムを受け取りに新宿へ。神様どうか真っ黒だけは勘弁して下さい。と祈るように受け取ったフィルムはピンも絞りも大丈夫だった。問題は視差だけだった、ってそれってかなり大事だ。やってしまった。
視差=ファインダーに見える範囲と写る範囲のズレ=パララックス。
ここでオシャレに、問題はパララックスだけだったよ、といってみたものの何の解決にもなっていない。慣れないカメラ使うとこういう事になってしまう。
もっと慣れよう。

●夜、Aが来る。すいませんでしたー、とフィルムと請求書渡す。もしも次があるのなら、もっともっと頑張ります私。

●Aが持ってきたラーメンズのDVD観る。
ラーメンズのコントをまとめてちゃんと観たの初めてかも。
面白いねえ。凄く面白い。
9割9分頭を使って面白いのだけど、たま〜にひょうきん族的な無茶なインサート的な笑いが入ってきて、それが異常にツボに来る。
それってラーメンズの楽しみ方として全然間違っていない。
それにしてもグッドデザインカンパニーやらティービーグラフィックスに脇を固められているラーメンズってイケメンだわ。

●深夜、作業続き。今週もまたまずい。
貧乏暇無しのくせに映画ばっか観てる。映画は楽しいなあ。


投稿者 ta : 22:09

2005年5月17日 (火)

フリック

[ みる]

●「フリック」観る。
開催中のカンヌ・コンペ部門に最新作「バッシング」が出品され話題の小林政広監督の前作。この監督の存在を知ったきっかけは、カンヌ出品が先か、高田渡が死んでしまったのが先だったのかは覚えていない。というのは、この小林監督は元々フォークシンガーでそれこそ吉祥寺界隈に居た人らしく、この「フリック」には特別出演として高田渡が出演している。映画のエンディングとして「ブラザー軒」が使われている。という情報をジャニスのWさんから聞いた気がする。
で、内容。
香川照之が異常によかった。久しぶりに香川照之を観た気がするのだけど、最初の登場シーンで「あれ?こんな人だったっけ?」と驚くくらい何だか雰囲気がある俳優になっていた。話の筋はあってないようなもので正直よく分からん。どこまでが妄想でどこまでが真実なのかが全く分からなくなるグルグルしたストーリー。表面的な筋だけを追えばただの夢落ち妄想系で括られてしまうかもしれない。
個人的に高田渡が旅館の主人役で出演していたり、エンドクレジットで本人が「ブラザー軒」を歌っているのは凄く嬉しかった。ただこの映画で高田渡や佐久間順平の音楽があっているかっていわれたらそれはちょっと。


投稿者 ta : 22:36

2005年5月16日 (月)

キャリー

[ みる]

●夜、Yちゃん来てプチ打ち合わせ。YYKと「キャリー」観る。何故かこのメンバーだと怖い映画鑑賞会ということになる。大勢で観るのは、やはりホラー映画じゃないと。友達と一緒に芸術映画を観たってどうしようという感じだわ。
で、キャリー。面白かった。最後の15分まで、これ本当に怖いのか?という感じだった。それまでは、80'sアメリカンな登場人物だったり、スモッグがかかった画だったり、意図的な編集がやたら面白い。みんなこういうのが大好きだわ。
だけど最後の20分。もう怖くてしょうがなかった。話が怖い、とかではない。キャリーが怖い。見た目が怖い。とにかく怖い。怖い怖い。そこからエンディングまでもう全てが最高だった。よかったよかった。


投稿者 ta : 23:02

2005年5月12日 (木)

タカダワタル的

[ みる]

●夜、そのまま吉祥寺へ。

OAと一緒にバウスシアターで上映している「タカダワタル的」を観に行く。
60年代の中津川フォークジャンボリーか何処かの映像で、とにかく若い高田渡の「ごあいさつ」から始まり、ライブの様子と吉祥寺での日常風景をてんぽ良く織り交ぜたドキュメンタリーは、最近のスズナリでのライブのアンコール曲「ごあいさつ」で終わる。もう何も言うことはありません。ありがとうございました。
去年、テアトル新宿で上映していたときにみにいけなかったのは残念だけど、バウスシアターのPAで観ることができてよかった。音が良かった。ドルビーだとか何だかそういうハイテクぽい音の良さではなく、もちろんこの映画の内容ありきでだが、会場がもうまるでライブハウスのようになっていた。実際、一曲終わるごとに拍手をするお客さんもいた。いいよ。もうその気持ち凄くよく分かる。会場みんなその気持ち分かってはず。そしてエンドロールでは自然発生的に拍手で会場が包まれた。その拍手に紛れて缶ビールをあける音も聞こえる。もう本当に今夜観に来て良かったよ。
「よかったねえ。」と言い合いながらサンロードを歩く。Aが来るのはもう義務なのだけど、それにしてもOが来たのは意外だった。高田渡にそれほど興味があった訳じゃないOが、
「これは映画として、観れて良かった。」
て、言ってたよ。そんなOは、今日Sちゃんに「どエモ」の烙印を押されていた。どエムってなら別に何とも思わないが、どエモ。ちょっと羨ましかった。


投稿者 ta : 23:49

2005年5月10日 (火)

ロボコン

[ みる]

●「ロボコン」観る。
「灼熱のドッジボール」「この窓は君のもの」の古厩智之監督。
でも「この窓は君のもの」しか観たことがないと思って検索してみると、青山信治の「Helpless」で助監督をしていたことをしる。そんなこと全然知らなかった。この映画もつい最近まで知らなかったのだけど、Oがスゲエいいと言っていたので、借りてみた。大抵の場合、趣味嗜好は全くあわないOなのだけど、青春映画と女性ボーカルだけは話があう。
なんて嫌な関係だろうか。
で、やっぱり面白かった。
最近の学園青春物では「スウィングガールズ」より面白かった。ロボコンみにいきたくなった。
チビノリダーを始めとした主演の4人がまずよかった。長澤まさみは「セカチュー(世界の中心で愛を叫ぶ)」の時は何とも思わなかったのだけど、この時はよっぽどいい。で、荒川良々は、既にずるいの域を超えていて、美しささえ漂っている。この前のヤジキタの時よりもこの映画での方が全然フューチャーされている気がする。


投稿者 ta : 22:17

2005年5月 8日 (日)

ゴーグル

[ みる]

●「ゴーグル」観る。
テーマも話の内容も全く知らないまま劇場へ。ドメスティックバイオレンスをテーマにした映画だった。面白くなかった。トイレのシーンの音声だったり、ラストのトラックだったりとあれれ?と意図的にやっているとしか思えない奇妙な場面が多い。そういった気になる箇所が多い。でもその場合、なんでそれを意図的にする必要があるのかよく分からん。利重剛がよかった。


投稿者 ta : 22:05

2005年5月 4日 (水)

真夜中の弥次さん喜多さん

[ みる]

●今日もまたリバーサイドモールへ。今日は「真夜中の弥次さん喜多さん」を観る。
面白かった。そしてとにかく出演者(名前を知っている有名人)の数が異常に多い。
その中で、古田新だけが異常に面白かった。あれは異常だった。あの古田新を観るためだけに劇場に行ってもいい気がする。
もちろん大人計画はオールスターだし、それ以外も楳図かずおだったり竹内力だったりと、次々と素敵な面々が出てくるので、それだけで大抵お腹いっぱいだわ。話題の「タイガー&ドラゴン」も観ていないのに何ですが、この映画が5週くらいに分けてTVのスペシャル番組なんかでやっていたらもうそれは面白いだろうと思うのです。劇場じゃなくてもいい。
あと麻生久美子はもちろん嬉しい。

作品名:真夜中の弥次さん喜多さん
カテゴリ:任侠/時代劇
公式サイト:http://yajikita.com/
製作年:2005
製作国:日本
配給:アスミック・エース エンタテインメント
公開日:2005-04-02
スタッフ・キャスト:
監督・脚本:宮藤官九郎
出演:長瀬智也/中村七之助/小池栄子/阿部サダヲ/柄本佑/森下愛子/岩松了/板尾創路/竹内力/山口智充/清水ゆみ/ARATA/荒川良々/中村勘九郎/生瀬勝久

投稿者 ta : 22:20

2005年5月 3日 (火)

コンスタンティン

[ みる]
M050333A 作品名:コンスタンティン
カテゴリ:ホラー
公式サイト:http://constantine.warnerbros.jp/
製作年:2004
製作国:アメリカ
配給:ワーナー・ブラザース映画
公開日:2005-04-16
スタッフ・キャスト:
監督:フランシス・ローレンス
出演:キアヌ・リーブス/レイチェル・ワイズ/シア・ラブーフ/ティルダ・スウィントン/ブルイット・テイラー・ビンス/ジャイモン・フンスー/ギャビン・ロズデイル

●岐阜に帰っている。
例によってまたリバモでレイトショーの映画を観に行く。たとえそんなに観たい映画がやっていなくても1000円だったら全然観てしまう。
コンスタンティン」観る。

とりあえずキアヌは格好良い。冒頭を見る限り、キアヌがほぼマトリクスのネオ並みの特殊能力を持っている。格好もまあネオみたいな感じで。その固まっているイメージをそのまま使って何をしてくれるのかと期待していたが、特に何もしてくれなかった。天国地獄天使悪魔の描き方だったり、喫煙禁煙だったり、恋模様だったりエンターテイメントらしくいろんな要素を詰め込んでるのはいいのだけど、なんかあまり面白くない。全ての要素の共通項を言うとすると、それはもう「茶目っ気」で片づけられる。この映画に一貫して流れる「茶目っ気だして演出してみました感」が個人的になんかダメだった。


投稿者 ta : 22:30

2005年4月23日 (土)

ルネ・ラルー傑作短編集

[ みる]

●「ルネ・ラルー傑作短篇集」観る。2作しか収録されてないのだけど、そのひとつめの「かたつむり」という作品がとても良かった。序盤は、切り絵、シュールな動き全開で動きをみせているこの話が急にあんな展開になるなんて全く予測不可能。
「ファンタスティック・プラネット」「時の支配者」「ガンダーラ」とルネ・ラルーの作品はいつも絵の雰囲気が違うと思っていた。解説をみると各作品毎に共作者が違うらしい。そりゃあんなに変わるはずだわ。で、この「かたつむり」はファンタスティック・プラネットの相方と作っている。作画も本当素晴らしい。

●夕方まで自宅で作業。終わらないし。進まない。


投稿者 ta : 22:46

2005年4月15日 (金)

エターナル・サンシャイン

[ みる]

●「エターナル・サンシャイン」(ミシェル・ゴンドリー)観る。

公式サイト:http://www.eternalsunshine.jp/
製作年:2004
製作国:アメリカ
配給:ギャガ=ヒューマックス
公開日:2005-03-19〜2005-04-15
スタッフ・キャスト:
監督・原案:ミシェル・ゴンドリー
脚本・原案・製作総指揮:チャーリー・カウフマン
出演:ジム・キャリー/ケイト・ウィンスレット/イライジャ・ウッド/キルスティン・ダンスト

面白かった。ジム・キャリーが、あれ?こんな顔だったっけ?、という感じでやたら格好良かった。
この映画面白いらしい。ということを何度も周りの人から聞いていたが、これがミシェル・ゴンドリーの作品だというのは知らなかった。ミシェル・ゴンドリーといったら「ヒューマンネイチュア」で、あれはあんま好きじゃない。でも今作はよかった。チャーリー・カウフマンお得意の脳内グルグル系かと思いきや、そんなことはなく。あんま説教くさくない。それがあまりいきすぎてなくてよかった。イライジャ・ウッドのダメな感じがよかった。

●夕方、青山へ。SB打ち合わせ。
帰りにK家によって作業中のYちゃんにG3にのせるメモリーもらう。どうもありがとう。ハーゲンダッツアイスたべて帰宅。
ほとんど寝ていない。
これで生活サイクルが戻るといいなあ。


投稿者 ta : 23:34

2005年4月14日 (木)

クラバート

[ みる]

●「クラバート」(カレル・ゼマン)観る。
今日観た訳じゃないのだけど、ただ作業がてんこもりで他のこと何もしていないので、何も書くことがない。
カレル・ゼマンの作品は渋谷や新宿のツタヤにいくとたくさん並んでいたのでずっと気になっていたのだけど、近くのレンタル屋になかった。この間ひさしぶりにまた新宿ツタヤの会員になったので借りてみる。
ものすご。
ものすごかった。
アニメーションベースで手書きなんだけどカットアップだったり実写が合成されてたりと、もう盛りだくさん。作風にこだわるこういう作品て大抵ストーリーは抽象的な場合が多い気がするのだけど、クラバートはちゃんと話ありきでアニメーションが展開されてる。
すごいよゼマン。
全部観たくなる。


投稿者 ta : 23:03

2005年4月11日 (月)

雪の女王

[ みる]

●「雪の女王」観る。
詳細は分からないけど、古いロシアのアニメーション。アンデルセン原作らしい。
宮崎駿(か高畑勲)がこれをみて本格的にアニメ制作に向いていったという話を聞いたような覚えがある。アニメ制作に向いていく前にどこに向いていたのかは知らない。
アニメーションは線が太くて色が濃い。それだけでもう十分なんだけど、それ以上に描画が全て素晴らしい。吹雪のシーンで泣ける。ストーリー展開で泣けるのではなく、雪がただただ綺麗で泣ける。むしろストーリーはグリムのように何か裏がありそうだなと思うというかきっとあるのだろうけど、それはあんまりどうでもいい。それぐらいの吹雪がゴウゴウ吹いている。

●日記のコメント機能が治った。なんだか理由はわからないまま。


投稿者 ta : 23:40

2005年4月 5日 (火)

チョコレート

[ みる]

●「チョコレート」観る。 面白かった。画が綺麗。
内容全然しらなかったのだけど、チョコレートとかいうから、てっきり「ショコラ」みたいなお話かと思っていた。
全然ちがった。人種差別を主題にした映画だった。けっこう重たい。
ハル・ベリーが黒人女優初のアカデミー最優秀主演女優賞とったのが話題だったのを覚えている。ビリー・ボブ・ソーントンは格好いいし、ハル・ベリーもかわいい。そのオスカーとったっていうR指定の演技も凄い。そこらへんのAV越えてる。でもこの映画でそのR指定は必要かっていわれるとそうでもない気もする。凄かったけど。
で、子役がほんと救いがないくらいのデブなんだ。この子が一番リアルだったわ。
終わり方が好きだ。


投稿者 ta : 23:25

2005年4月 4日 (月)

コンフィデンス

[ みる]

●「コンフィデンス」観る。

犯罪物。詐欺師の話。面白くなかった。

なんかビデオ屋に騙された感が強い。
というのも、俺が通っている近所のビデオ屋はツタヤなどの大型店ではなく、とても小さい町のビデオ屋なのだけど、なぜかこの映画の入荷本数が多かった。ビデオ2本、DVD3本くらいで面陳されていた。それってこのビデオ屋の規模で考えると、ハリーポッターと同じくらいの扱われ方だ。聞いた事もない映画があたかも売れ線のように店に並べられている。しかも大好きな犯罪映画もの。これは観ておかなくては、と借りてしまった。
というわけで騙された。
なんでこれをそんなに大量入荷しているのか意味が分からない。

ていうほど、ひどい映画でもない。話も画も普通に最後まで観てしまう。
ただ見終わった後に、何も残らん。ただただ何も面白くない。

●夜、Yが来る。macを買ったらしい。ここでもまたセットアッパーとしての任務が。。。人のMacばかりセットアップするのに飽きてきた。自分のMacをセットアップしたい。
で何に驚いたって、Yが買ったというMacはノートじゃなかった。あのお弁当サイズのMac Mini。Yが買ったのはiBookか何かだと思っていた。人の家にセットアップしにくるのに、デスクトップってことは考えも付かない。
これなら持ち運べるね、と冗談で言っていたけど、実際に持ち運んでいる人がここにいた。
ていうか、それなら液晶も常に携帯しろ、と言いたい。
訪問先のモニターはもれなくこのMac miniに繋がれてしまう事になる。
でもこれはいい。ちっちゃくて静か。

●Aの父親がなんだか大変な事になっている事を知る。
電話をかけてきた彼はいきなりこう言ったらしい。
「30万かしてくれ!」
俺が自分の父親にそんな事言われたらちょっと嫌。ていうかおののくよ。
いや何とかそんなAを慰めなくては!
「でも自分の子供を売ってしまうような国もあるんだから。」
とAを慰めようと思ったが、慰めになっていない事に気が付いた。
何も言えない。
ひさしぶりにスピッツを聞く。


投稿者 ta : 23:59

2005年4月 3日 (日)

カンヌ short5

[ みる]

●たいてい仕事。
花見にだって行きたかったけど、どうにも雨。ていうか、まだ桜咲いていないらしい。

●そんな訳で、「カンヌ short5」観る。
カンヌで高評価を得た短編をまとめてみられるお得なDVD。ビデオ屋で見かけたときに、公開当時Kちゃんが凄くおしていたのを思いだしたので借りてみた。で、実際すごく面白かった。やっぱり1つめ。あと4つめが好き。って、タイトルも覚えてないのだけど、凄く面白かった。1つめなんてコマ撮り映画史メタフィクションといってしまってもいい。まず絵として面白いし、話をさぐってももっと面白い。釘付けになった。
で調べると、この映画のタイトルは「FAST FILM」でサイトもある事が分かった。この映画を作るにあたってのツールのコーナーがいい。すごく分かりやすい説明だ。

●MN来て、夕ご飯の会。


投稿者 ta : 23:00

2005年3月29日 (火)

ALICE

[ みる]

●「アリス」(ヤン・シュヴァンクマイエル)観る。
この間遊びに来ていたWが置いていってくれたDVD。久しぶりに観た。
やっぱ面白い。話自体は「不思議の国のアリス」をアレンジしたものなんだけど、話とか関係無しにもうずっと見とれてしまう。ヤン・シュヴァンクマイエルの長編の中では一番好きだわ。短編では、牛肉が焼ける奴が好きだわ。昔、大学の先生が見せてくれた、まだコマ撮りし始める前の実写短編も面白かった。

Kちゃんがその大学の先生の作品集をジャニスで借りてきた。
あれだ。石の奴だ、きっと。相当みたい。


投稿者 ta : 22:18

2005年3月27日 (日)

カナリア

[ みる]

●「カナリア」(塩田明彦)観る。

面白かった。かなり無茶苦茶。かなりの劇画。
害虫」は好きじゃなかった覚えがあるんだけど、今作はエンディングも含めて結構好き。主演の男の子はついこの間観た「バーバー吉野」にも出ている子だった。女の子は知らなかったのだけど、この子が凄かった。可愛いのはもちろん可愛いだけじゃない。かなり可愛い。
あと何ていっても西島秀俊。何をいっても西島秀俊。
オムライスが無性に食べたくなった。
浜田真理子、ZAZENBOYSが参加している大友良英の音楽は、なぜか劇中で聞くより音源だけ家で聴いてた方がよかった。

●オムライスが食べたくなったにも関わらず、その後、牛角へ。焼き肉くってやった。

●帰宅。まだまだ仕事が残っていた。
「作業残っているのに、なんで映画なんて観に行く?焼き肉?」と、自問自答。


投稿者 ta : 23:02

2005年3月22日 (火)

バーバー吉野

[ みる]

●「バーバー吉野」観る。
最初のシーンで引き込まれる。それは俺が、ミュージカルじゃないのに急に踊り出すとか歌い出すとかサイケな異世界に行くとかが、単純に凄く好きなのだ。それはいいのだけど、内容はよく分からなかった。ゴダールが分からないとかとはまた違ったよく分からない。いろんなジャンルの分からないが混在していた。例えば、ここで髪型をある種の何かとしてストレートに観ちゃってよかったのか。ここで髪型を、ただの髪の形として観る力がない。でもその髪型は相当かわいかった。タイトルやロゴもかわいかった。


投稿者 ta : 22:45

2005年3月19日 (土)

たそがれ清兵衛

[ みる]

●「たそがれ清兵衛」観る。
いいお話だった。特に何の感想もない。面白くなかった。
でも宮沢りえは可愛かった。神戸ちゃんもよかった。





投稿者 ta : 22:03

2005年3月18日 (金)

ミスター・ルーキー

[ みる]

●「ミスター・ルーキー」(井坂聡)観る。
長嶋一茂が主演。昼はサラリーマン、夜は阪神タイガースの押さえピッチャーをこなす話。
で、勝手にすごく期待してたからだろうけど、ぜんっぜん面白くなかった。こういう映画は大抵大好きなはずなのにおかしい。なんでだか面白いと思わなかった。だいたい意図されてないであろう部分が笑えるなのに、「ミスター・ルーキー」にはあまり意図されてないであろう部分があんまない気がする。なんかちゃんとしていた。意図されてないと見える部分で笑えるのなんて、一茂の肩幅の広さくらいだった。
なんなら一茂の必死の演技に胸をうたれる。
バースはよかった。オーシャンズ12のブルース・ウィリスの数倍良かった。


投稿者 ta : 22:18

2005年3月12日 (土)

セクレタリー

[ みる]

●「セクレタリー」観る。
まずジャケットがよかった。タイトルもタイトルだし、普通に洋物AVかと見間違える。
見間違えて借りてしまった。
そしたらジェームス・スペイダー主演のちゃんとした話。偏愛的思考の持ち主通しの愛の物語。でも、これ別に偏愛に限らずそこら辺に潜んでいるいろんな事に置き換えられるラブ・ストーリー。

面白かった。

●映画観たり漫画読んだり、今日は一日そうとう満喫。
やらなきゃいけないことの半分も済んでいない。
ああああああああ。
ドキドキしてきた。


投稿者 ta : 22:21

2005年3月 9日 (水)

半落ち

[ みる]

●「半落ち」観る。

キャストが凄かった。出てくる人出てくる人みんな知ってる。
でもタイトルから期待していた程良くなかった。サスペンスだと勝手に決めつけていたのがダメだった。サスペンスではなかった。ミリテリーでもない。かなりのヒューマンドラマ。多分社会派ヒューマンドラマということになるだろうけど、そう感じられない。吉岡秀隆が出てきた頃からヒューマン度数が急上昇。そのあたりから面白くなくなってきた。面白くないというのは、微妙な言い方かもしれない。その扱いに難しいこの映画のテーマに対してどうこう行っているのじゃなく。その微妙なテーマを全然繊細に扱ってないから腹が立つ。大好きなはずなのに、黒板純を観た途端、なぜかいっきに臨界点を突破した。
柴田恭兵は嬉しかった。

●滞っている作業をいろいろ再開。
でもまだ暗室は作れない。


投稿者 ta : 22:14

2005年3月 8日 (火)

がんばっていきまっしょい

[ みる]

●昼過ぎ、帰宅。「がんばっていきまっしょい」観る。
なんでみたかって、Oyanに薦められたからだ。いつだったか忘れたけど、
「えっ!観てないの?!」
となんなら観てない奴は非国民、もしくはベジタリアンぐらいの勢いで言われた。ベジタリアンが信じられない気持ちはよく分かるが、世の中にはそういう人もいる。そんな気持ちとともにがんばっていきまっしょい。
田中麗奈がういういしくて良かった。まだ、なっちゃんの頃だと思う。
そして全編にわたって照れくささが漂う。この照れくささはただごとじゃない。そんな映画が大好きだ。
これからかけ声は、がんばっていきまっしょい、でほぼ決まり。

●久しぶりにmax/mspをHDの奥底から引きずり出してきて遊んだ。けっこう面白い。もっと遊びたい。


投稿者 ta : 23:57

2005年2月28日 (月)

フリーダ

[ みる]

●「フリーダ」観る。メキシコの画家フリーダ・カーロの半生を綴っている。
もっとずっと重たい映画かと思っていたのだけど、そうでもなかった。結構ポップ。パペットアニメなんかも挿入される。それのおかげでどういうテンションの話何だかよく分からない。
確かこの映画が公開中に丁度文化村か何処かでフリーダ・カーロ展も行われていて、ちょっとしたフリーダブームみたいになっていた覚えがある。その展示にも行ってないし、映画もまだ観てなかった。眉毛つながった自画像は有名だけど、映画の中でフリーダを演じているサルマ・ハエックもずっと眉毛が繋がっている。デスペラードなんかに出ていたウルトラホットなサルマ・ハエックが眉毛を繋げている。それでもホット。


●昼、自転車にのって出かける。小田急線沿線まで行ったのだけど、予想以上に近かった。20分くらいでついた。Nに2年ぶりくらいに会う。一年半ほど行方をくらましていたこのアホは一体何やってたんだとあきれるのだけど、まあ元気そうでよかったわ。相変わらずだった。

●下北沢の無印へ。無くしてしまったために再発行をお願いしていた自転車の鍵を取りに行く。これでやっと人並みに盗難対策ができるようになった。これで今夜から、この自転車をコタツの横のぬくいスペースにも置かずに済む。玄関先に自転車があると、「お。ちょっと乗っていこうか。」という気持ちにもなる。きっとなる。
そして問題は動かなくなってしまったスーパーカブC100をどうするかだ。京都のSチンから譲って貰ったこのバイクにはかなりの愛着がある。どうするか。


投稿者 ta : 22:05

2005年2月24日 (木)

ボーン・スプレマシー

[ みる]

●「ボーン・スプレマシー」観てきた。
血あり愛あり爆発ありそして車もビュンビュン走る、のいつも通りのアクション大作。面白かった。前作の「ボーン・アイデンティティー」は観ていないのだけど、話は分かった。
やっぱりマット・ディモンはどの映画でも大学生にしか見えない。今作でも筋肉ムキムキつけてある程度はスパイっぽくしているつもりかもしれないが、走っているところがゴアの海岸だからまあいいものを、例えばこれがマイアミビーチだったら、どうみてもアメフト部の大学生にしかみえてないと思う。それがいいんだと思う。

●ジャニスへ。CD借りる。
カナリア」のサントラがとてもいい。
とてもいいので映画も観たくなる。

●確か「レフトアローン」の第一部が明日まで。行きてえ。

●夜、T来る。確定申告の書類作り。もう今年で何回目かなんだけど、やっぱり面倒臭い。面倒臭い。聞くとこによると、WEB上で全ての手続きを終わらることも可能らしいのだけど、そのやり方を探すのが面倒なのでやっぱり手書き。
明大前の宮古行く。Tは飲んべえなので、泡盛の一升ボトルをキープする。
今夜はとにかく冷える、と思っていたら雨が雪に変わった。牡丹雪。


投稿者 ta : 23:12

2005年2月23日 (水)

初恋のきた道

[ みる]

●「初恋のきた道」(チャン・イーモウ)観る。
かなりよかった。
ちょっと勘弁して欲しいくらい最初から最後まで泣きどおし。こういう「感動作!」というようなうたい文句があるのは大抵観る前に構えてしまって面白くないのだけど、何故かもう最初から最後まで入りっぱなし。まだ出てこられていない。もう何でだか分かんないが、最後にはチャン・ツィーのもっさいもんぺ姿と変な走り方ですら泣いている。
前々から薄々気にはなっていたが、やっぱり今年の冬はもんぺだわ。

●小春日和。風も思っていたほど強くない。なので下北沢へ。
無印の安い自転車買いに行く。輪っかタイプの鍵付き錠も一緒に購入する。家まで乗って帰る。15分かからないくらいで家に着いた。近い近い。帰宅して施錠しようとすると輪っかに鍵が付いていない。どうやら帰りの道程の何処かで落としてきたらしい。まだ買ったばかりそれもスペアキー2つも一緒に付いていた。さっそくまとめて鍵をなくした。
もう一度、下北沢までの道のりを鍵を探しながらゆっくりと戻る。
見つからない。
なんでだか、「輪っかタイプの鍵は輪っかを閉じた状態にしておけば鍵はとれない」と勘違いしていた。だから下北沢からの帰り道、鍵をそのまま付けて走っていた。考えてみればそんなことはない。輪っかが繋がっていない状態だと鍵はとれないのであって、輪っかが繋がっている状態で鍵がとれなかったらかなり問題だ。それは既に盗難防止でもなんでもない。
落ち込みながら帰宅。
とりあえず自転車を家の中に入れる。
受け取った保証書の中に「鍵の番号」という物があったので、無印に電話して聞いてみると、
「鍵だけを紛失された場合、無償で再発行いたします。」
とのこと。とても親切で有り難いのだけど、かかる時間が結構長い。2週間ほどもかかるらしい。2週間も自転車が室内にあるのは嫌だ。部屋が狭い。しょうがない。鍵が届くまではなるべく部屋に自転車を置いておかないように、いろいろ出かけることにする。でも出かけていては、自転車がない部屋の広さをしることができない。
どうすればいいんだろう。


投稿者 ta : 22:56

2005年2月22日 (火)

パピヨン

[ みる]

●「パピヨン」観る。面白かった。
スティーヴ・マックイーン主演作。
スティーヴ・マックイーンの存在を知ったきっかけは、「大脱走」でも「荒野の7人」でもなく、プリファブ・スプラウトのセカンドアルバムである俺は、なんならマックイーンはミュージシャンなのかとしばらく思っていた。そんなマックイーンにリアルタイムで思い入れがある訳じゃないのだけど、もうこの格好良さは何だろう。
内容は、「大脱走」みたいなノリの作品かと思っていたら、全然違う。終わってみると、そのかなりミニマルな展開にズッポリしていた。いろいろせつない。

●で、今日はいい映画を観た。が、ダメな一日だった。主に無気力、寝正月。
夜、Oyanが物を取りに来たので、神戸ラーメン食べに行く。その後、漫画喫茶に行く。特に読みたい漫画がない、ていうか、いっぱいありすぎ。大分前に読んだ「20世紀少年」の続き読む。もうすっかり以前のストーリーを忘れているのでほとんど話が分からない。困った。早々に出る。

●帰宅。仕事せねば。


投稿者 ta : 22:04

2005年2月20日 (日)

マッハ!!!!!

[ みる]

●「マッハ!!!!!」観る。
凄かった、という感想しかない。
ムエタイ・アクション物で、
・CGなし
・ワイヤーなし
・スタントマンなし
・早回しなし
という決め言で作られたらしい。
観賞後に、WEBをみてその決め言を知ったのだけど、全部CGかと思ってた。信じられません。観たことないけど、きっとサルティンバンコより凄い。
映画自体はジャッキーの様なコミカルさもなし。そんな格好いい人も出てこなければ、そんな可愛い人もでてこない。ストーリーも面白くない。なのに、最後まで全然観れてしまう。なんていっても主役のトニー・ジャーが凄い。のアクションのみが凄い。観ていて痛い。熱い。どうしようもない。観たほうがいい。


投稿者 ta : 16:30

2005年2月19日 (土)

下妻物語

[ みる]

●「下妻物語」見る。面白かった。監督は一緒かどうか知らないが、まさにIWGP系の作品。フカキョンは全くいつもどおりという程、フカキョンのいつもを知っている訳ではないものの、特に変化はない。それがピッタリの役設定。にしても、土屋アンナが凄かった。これで初めて土屋アンナという人を知ったのだけど、この映画を観ている時に隣の部屋にいたkちゃんがふと、 「土屋アンナって結婚したんだよね。」 と言ったのには驚いた。なんで上戸彩知らない人が土屋アンナは知っているんだ。

●そういえば散髪した。坊主1mmの状態から多少伸びて坊主1.5cmくらいになっていた。家のバリカンでKちゃんに切ってもらう。
俺は、
「ミルコ・クロコップのイメージでお願いします。」
と言ったつもりだったのだけど、あがってみたら、ほとんど知久寿焼みたいになっていた。でもまあこれもいいかということで結構気に入っている。どうもありがとう。月曜に仕事先に打ち合わせにいかなければならないことを除けば、問題ないと思う。

●夜、帰る予定だったのに一日昼寝していたKJとラーメン食べに行く。明大前、甲州街道沿いにある神戸ラーメンい最近とてもよく行く。うまいうまい。冬はラーメン食べたい。


投稿者 ta : 22:26

2005年2月16日 (水)

The JUON 呪怨

[ みる]

●「The JUON 呪怨」ハリウッド版観る。
まず重要なのはこの映画の不可思議な設定に慣れるということだと思う。
「ロケ地は日本版と同じ、登場人物も日本人。でもひどい目に遭うのは日本在住の外国人。」
これに慣れて、ところどころで出てくる外人向けの説明セリフを無視しなくてはいけない。これらの事がクリアできれば、日本版ビデオ、劇場版2作のオールインワンであるところのハリウッド版がちゃんと恐がれる。これ一本観とけば他の日本版はみなくてもいいという優れもの。


投稿者 ta : 14:47

2005年2月13日 (日)

Mr.インクレディブル

[ みる]

●「Mr.インクレディブル」観る。
面白かった。いい話だった。それにしてもこの間の「ハウル」もそうだけど、話の展開がはやくて、気を抜くとどうもついていけない。気が抜けない。粘土のような質感のCGに驚く。おちおち驚いてもいられない。

●新宿。遮光カーテン買う。今までは部屋の一番大きい窓のカーテンが遮光じゃなかったので寝られなかった。寝られなかったというかすごく寝ていたのだけど、そんな明るい部屋なのに普通に寝られるようになっているのがちょっと嫌。これからはちゃんと暗い部屋で寝ることにする。

●帰宅。暗い部屋で寝る。


投稿者 ta : 22:49

2005年2月 9日 (水)

ハウルの動く城

[ みる]

●新宿へ。Hと「ハウルの動く城」観に行く。
周りの友達の間でこの映画の評判は何故かあまり良くない。みんな口を揃えて、
「いや面白くない訳じゃないんだけど…」
という。その真意を確かめるべくいざ劇場へ。チケット売り場で、「一般2枚下さい。」というと、
「男2人ですか。」
「男2人ですか。」
と2回聞き返された。そうか今日は水曜日。水曜日に男2人だったらどうなんだ。
公開から2ヶ月以上が経ち、平日の昼だというのに映画館は3分の2くらい人が入っている。平日の昼間からなんでこんなに人がいるんだろう。
で、肝心の内容はよく分からなかった。クライマックスで寝てしまったから。
クライマックスまで行く前で思うに、キムタクの声はよかった。そしてみんなが「うーん」という理由も何となく分かる。なんか違和感がある。キムタクが声をやってる事に対するサービスショットが多すぎたり、最近の宮崎アニメの壮大っぷりを引き継いでいてなおかついつもより問題テーマが多い気がする。登場人物もなんかやたら多い。登場人物が5人を越えるともう覚えられない。
だいたい寝ちゃったし。
もう一回行こうかな。

●H家へ。H、Kとワールドカップ最終予選の応援をする。Hの部屋の窓からは、パブリックビューが行われている国立競技場が見える。プライスレスなフェイスペイントまでしておいて、にもかかわらず、国立には行かず室内観戦。時折とられる川ぐっさんのいい表情の他は、結構地味な試合内容。
いやあ。でも勝った。勝ったよー。ほんとよかった。
これで負けてたらドイツ2006のチケット申し込みの為だけに、マスターカード作ろうと思っていたのも考え直さないといけなくなる。


投稿者 ta : 22:22

2005年2月 6日 (日)

インファナルアフェア

[ みる]

●で、今朝そのままH家で寝てしまっていた。そして昼過ぎほぼ夕方起床。起きると、Hが既にいない。そういえば「仕事わかんないところあるからFちゃんちに行ってくる。」というような伝言を残して出て行ったような気がする。枕元には鍵がおいてある。人の家で起きた時、誰もいないとなんだか違和感がある。違和感があるっていうか、ここは俺の家じゃないかと思う。あやうくHの自転車に乗って帰ってしまうところだった。ちゃんと施錠してからH家を後に。
Hのマンションは屋上に出られるのがとてもいい。国立競技場も東京タワーも見える。
駅まで歩く途中、線路沿いに目立たなく作られている小さな公園のようなところがある。その公園の一角に布団一式が敷いてある。ご丁寧に掛け布団、枕までもちゃんとある。ホームレスの物にしてはその周りには何も生活用具がないし、ましてやわざわざこんな線路沿いのうるさいところに寝泊まりするとは思えない。そしてもっと意味がわからないのが、その布団類のすぐ脇に青白パワーマックG3が本体だけズデンと放置されている。特にゴミの放置場所という訳でもないのに何故かマックが。その公園には子供も居なく人も他にいない。ただ布団とマックが置いてあるだけだ。意味がわからない。とりあえずマックの中身をチェック。メモリでも付けたままだったら貰って帰ろうかと思ったら、やはりマックの中身は綺麗にからっぽだった。
千駄ヶ谷、日曜日、公園、ふとん、マッキントッシュ。
意味は分からない。でも何かありそうな気がする。そしてきっと何もないことも分かっている。

●帰宅。「インファナルアフェア」観て、御飯食べてから作業。
ウェブを観て、初めて「インファナルアフェア」が3部作だったことを知る。今日俺が観たのは1部だと思う。思っていたよりも全然面白かった。2も観よう。


投稿者 ta : 23:34

2005年2月 2日 (水)

ガチャピン チャレンジシリーズ

[ みる]

●昨日より外に出なかった。KJは毎日どこかに颯爽と出かけていくのだけど、こちらは家でグッダグダだわ。2月だし。

●用事があって昔一緒に働いていたIさんとMさんに電話かける。よかったよかった。忘れられてなかった。

●Kちゃんに借りた「ガチャピン チャレンジシリーズ」DVDを観る。
ポンキッキーズのガチャピンがフリークライミングからスキューバダイビング、スノボからスキージャンプまであらゆるスポーツをこなしていく。さすが恐竜なだけあってもの凄い身体能力だ。モトクロスなんて何かの大会で6位入賞してた。人をなめている。俺がモトクロスをしているときに、もし飛び入り参加のガチャピンに負けたらもうモトクロスはやめざる得ない。いや勝ったとしても続けるかどうかは分からない。一度でもガチャピンと一緒に走ってしまったら、もうその後何をしても答えは二択しかない。
「ガチャピンに勝った」
「ガチャピンに負けた」
すごい出会いたくないわガチャピン。俺がよく行くジムとかプールとかで会ってしまったらどうしよう。終わりだわ。でも会ってなくてももうこのビデオをみた時点でやっぱりもう二択しかない。
「ガチャピンに会った」
「ガチャピンにまだ会ってない」
ガチャピンに怯える日々がこれから始まる。そのことを思うと気が重い。2月だし。
なんでKちゃんがパッケージでこれを持っているのかが知りたい。

●夜、作業。Yちゃんのお手伝い。久しぶりにblogのコーディングしたらすっかり忘れてる。

●ガチャピン、タッチタイピングには挑戦しないのか。


投稿者 ta : 22:23

2005年1月26日 (水)

ベルヴィル・ランデブー

[ みる]

●昼過ぎ、Yちゃん来る。Yちゃんが現在作業中のウェブを手伝うことになったので、ちょっと話し合い。

●そのまま新宿へ。高島屋タイムズスクエア「ベルヴィル・ランデブー」観る。
まだ未見の「ハウル…」くらい話題かどうかは知らないけど、偶然ウェブをみてから俄然観たかったフランスのアニメ。80分もある。そして何故か1000円だった。ラッキーだわ。
例によって館内が暗くなった途端睡魔に襲われる。最初の20分くらいの記憶があまりない。とばしとばし。気が付くと、子供が大人になっていた。20分で子供が大人になってしまう。アニメってすごい。
で、肝心の内容もよかった。思ったよりもかなりデジタルな感じだったのだけど、細かい部分は全て手書き。動くときの線の微妙な強弱の変化に嬉しくなる。キャラクターも特に見た目が凄くかわいい訳じゃなく、ところどころちょっと気持ち悪い表現も出てくる。でもそれが逆に美しく楽しい話を作ってる。サントラが欲しくなった。

●レイトショーで「岸辺の二人」もやっていた。大画面でみたい気もしたのだけど、家に帰れば前に買った「岸辺の二人」DVDがある。我慢する。

●帰り道、ひさしぶりに明大前ぐずぐずに行く。相変わらずダメな感じが漂っているいい店内だった。Yちゃんが辛いの平気というので、ぐずぐずカレーを薦めてみたら注文しやがった。でもさすがに相当辛かったらしい。水がどんどんなくなる。でも完食した。こちらはハンバーグ。多分もうぐずぐずカレーを食べることはないと思う。

●帰宅。作業。


投稿者 ta : 22:03

eiko

[ みる]

eiko●DVDで「eiko」観る。麻生久美子とジュリーの共演っていうだけで観たかった。「わたしのグランパ」くらいいい話なのかと期待して観たのだけど、そうでもなかった。結局誰がどんな性格なのかすらよくわからないままに話が終わる。ヒューマンドラマとしてそれはよくない。でも麻生久美子は可愛かったのでよし。ひさしぶりに観たジュリーは太っていてますます格好良くなっている。まあこの作品の前にみたジュリーの映画はきっと「太陽を盗んだ男」なので太るのも当然だろう。

●最近、防水ラジオを買った。目的は風呂場でiPodを聞くためなのだけど、まだFMトランスミッターも購入していない。でも昨晩早速とりあえず風呂でラジオを聞いてみた。ちょうど三浦じゅんと安斎さんの番組が放送していて、ゲストで銀杏ボーイズのアイデンがきていた。銀杏ボーイズについて何も知らない。アイデンの印象だけが先行していたのだけど、ラジオで知った本当のアイデンは頭がおかしかった。ロックしてた。


投稿者 ta : 21:55

2005年1月23日 (日)

狂った果実

[ みる]

●「狂った果実」観る。

観たことがなかった。 言わずもがな裕次郎のデビュー作。津川雅彦のデビュー作。そして東京都知事が原作・脚本。で、監督は中平康。若き日のファンファンも出ている。クレジットみるまで全然ファンファンだって分からないくらい痩せてる。僕の祐ちゃんの記憶は「太陽に吠えろ」でいつもブラインドカーテンを覗いている人、というくらいでしかなかった。でもこれ観たら、なんでウチの母親幸子は小樽の裕次郎博物館にいって撮った合成2shot写真を大事そうに写真立てに入れて飾っているのかが分かった。祐ちゃん格好いいわあ。北原三枝もかわいいし。話おもしろいし。


投稿者 ta : 22:54

2005年1月19日 (水)

エレファント

[ みる]

●「エレファント」観る。ひさしぶりにビデオ屋に行ったらレンタルされていた。
けっこう重い。よかった。
タイトルからエンドロールまで映像が本当美しくてずっとみいる。この映画が何を描いているのか知っているだけに、緊張感だけがどんどん募っていってもう大変。その事態が起こってからも何も大げさではない。いたって普通の感情を持った主人公(黄色いTシャツの男の子)に違和感を持たされる。

●夕方、我が家に家財道具を全部おいて他の人の家で寝起きしている住所不定のKちゃんがメールチェックしに来る。引越先を探しているらしい。もちろんだ。そうじゃなきゃ困る。いやそんなに困ってもないのだけど。面白いからいいよ。Kちゃんは言う。
「今日は、、、っと、5時入りで8時頃にあがらせてもらいます。」
いやウチはそういうところじゃない。

●夜、知らない番号から電話がかかってくる。でてみると、ここ1年ちょっと行方不明になっていたNからだった。高校からの友達でたまにMと3人で遊んでいたのに一昨年の秋から急に連絡がとれなくなった。Mが実家に電話しても何も教えて貰えないらしい。最近はMと会っても、もうNのことはそんな話さなくなってしまっていた。そんなころにNが帰ってきた。
帰ってきたって何処行ってたの。
海外行ったり実家帰ったり東京にいたりしたらしい。それって俺と何ら変わらない。訳あって連絡しなかったそうだ。すんごく訳が気になるけど、大人には大人の事情があると思うので、まあ今度ゆっくり事情聴取するわ。ともあれ、生きててよかったよ。ほんと嬉しいわ。
旅は26歳でするのがよい、と藤原新也か沢木耕太朗が言っていた、と誰かが教えてくれた覚えがある。どちらが言っていたか覚えてないけど、どっちもそんなこと言いそうだ。理由も聞いた気がするけどよく覚えてない。大した理由じゃないとおもう。となると、今年も旅行行かなきゃいけないじゃない俺。ほんと嬉しいわ。


投稿者 ta : 22:38

2005年1月14日 (金)

オールド・ボーイ

[ みる]

●旅行から帰ってきてから何度も「オールド・ボーイ」が面白い、という話を聞いていた。ぴあで調べると今日までしか上映していない。結構キュウキュウなのだけど、どうしても観たいので豊光さんの写真展に行く前にTと観に行く。

●面白かった。すんごいエンターテイメント、のくせに救いがなくてせつない。主役の人をはじめ、登場人物全て一線を越えてる感が画面からにじみ出ている。で、準主役の女の子がもうかわいいし。それもかなり。エンディングには納得がいかなかったけど、それを抜いてもお腹いっぱい。しばらくタコは食いたくないわ。


投稿者 ta : 22:38

2005年1月 3日 (月)

マイ・ボディガード

[ みる]

●昼、また寝ている。

●夜、東京から帰ってきているKとリバーサイドモールへ映画を観に行く。どうしようもなく観たい映画がない。でも1000円だし何か観なきゃということで「マイ・ボディガード」を観ることにする。デンゼル・ワシントン主演のアクション映画。デンゼル・ワシントン主演の映画を劇場で観るなんて、そうそうあることじゃない。間違いなくポップコーンは必要だろう。もう上映が始まっている時間にもかかわらず、ポップコーンは外せないということで売店の長蛇の列に悠々と並ぶ。まあ実際のところ、ポップコーンが外せないのではなく、この映画がどうでもいい。

●席に着くと、まだ丁度オープニングタイトルが始まったところだった。
「アイ・アム・サム」のかわいい女の子が共演だった。デンゼル・ワシントンは相変わらず寡黙の様だ。ストーリーは、シュワルツネッガーの「コマンドー」と大差はない。そしていろいろ意味が分からない謎の部分が多かった。ハリウッド映画で謎の部分があるってのはタブーじゃないかしら。「コマンドー」の場合は、シュワルツネッガーの筋肉以外に謎なんて皆無。しかもその筋肉ってのはカリフォルニア知事になった今でも謎なんだから特に「コマンドー」とは関係ない。で、やたら長いし。2時間半近くあったんじゃないか。

●長良川沿いのバーミヤンに移動。お茶。最近の西荻ジャスミンさんの話などを伺う。最近のジャスミンさんはとてももてているらしい。


投稿者 ta : 22:29

2005年1月 1日 (土)

カンフーハッスル

[ みる]

●夜、東京から帰ってきているMと、大阪から帰ってきている姉夫妻と一緒にリバーサイドモールへ。夜の最終回が安いリバーサイドモールは元日の今日なら終日1000円だったらしい。もっと早く知ってれば家でダラダラ寝たりしてなかった。くやしい。
といっても観たい映画がそれほどやってる訳でもなく、そもそも今どんな映画が劇場で公開しているかすら良く知らない。元旦の今日公開だという「カンフーハッスル」観る。「少林サッカー」の監督の作品。てっきりまたカンフーと何かミックスしてるのかと思っていたのだけど、そんなことはなく完全なカンフー映画。カンフー映画はほとんど知らないのだけど、他のお客さんの反応などからするとどうやらいろんなところにオマージュが散りばめられているようだった。おもしろかった。でも「少林サッカー」の方が面白い。

●そのままKの新居訪問。年末に中学校の同窓会があったらしい。全然知らなかった、ていうか知った時には既に終わってたし。夜半過ぎ伊奈波神社へ初詣。まだ2日だってのに殆ど参拝客がいない。どうなっとる。今年もよろしくお願いします。


投稿者 ta : 22:33

2004年12月27日 (月)

世界の中心で愛を叫ぶ

[ たびする, みる]

●コンティネンタルなのでJFKじゃなくてニューアーク空港からの飛行機。オザケン聴くためには一度くらいJFKからNYCに来なくては。

●帰りの飛行機で今年の話題沸騰だった「世界の中心で愛を叫ぶ」を観た。セカチュー。

機内での席は、行きと同じく真ん中の列の3人がけの真ん中という何の取り柄もない席だったのだけど、今回に限ってはよかった。日本行きの飛行機はやはり日本人が大半をしめている。そのほとんどが今、セカチューを観ているのが手に取るようにわかる。そうかみんなやっぱりセカチューか。この作品を観ずして2004年は締めくくれないという気持ちで今機内は一つになっている。欧米人はもちろん他の映画をみているが、僕はもうよっぽど彼らの手元にあるリモコン操作してセカチューに変えてしまうところだった。
本も、ドラマも、映画も観たことがなかったので何の前情報もなしに観ることが出来た。
面白くねえ。これ面白くねえ。
こういう類の物は結構好きなはずなのに、面白くなかったー。唯一印象的だったのは、体育館で「好きよ」と女の子がいうセリフがJホラーのそれにしか聞こえなかったこと。一度でも十分怖かったのに、彼女は同じセリフを二度も言ってくれた。機内が凍り付きましたよ。いやいや飛行高度から来る温度的な話ではない。みんな凍ってないかな、と周りの皆さんが心配になり注意を周りに向けてみるとあら不思議。みんな泣いてるよ。おいおいよっぽど怖かったのか。

●後の時間は寝て過ごす。かなり有意義なフライトだった。


投稿者 ta : 21:01

2004年12月25日 (土)

エイリアンVSプレデター

[ たびする, みる]

●「エイリアンVSプレデター」観る。
コピーが凄い。
「どちらが勝っても…人類に未来はない」
そりゃないだろう。そんなコピーを掲げられると、これまでのハリウッド映画とはかなり違う次元で作られているのかもしれない。もしかしたら「デッド・オア・アライブ」のラストシーン並みの衝撃がある名作かもしれない。どうしてもそんな期待を抱いてしまう。まんまと広告の思うつぼのわたし。
で、観た。
いやかなりの衝撃には違いなかった。思った以上のひどい出来だった。けっこう笑った。
この映画はクリスマス映画だと思う。観るならクリスマスに観た方がいい。それも、森ビルのぼって夜景を楽しんでからお洒落なバーでさくらんぼがはいったカクテルを飲んでうっとりした上に今日はクリスマスだからさとか訳の分からないご機嫌ぶりでステレオからはMISIAが流れているオープンカーにのっているようなカップル、にこそ観て欲しい。それでお前ら目を覚ませ。どっちが勝っても人類に未来はないんだぞ。


投稿者 ta : 22:17

2004年12月24日 (金)

オーシャンズ12

[ たびする, みる]

●クリスマスイヴです。
H、Jと一緒に映画観に行く。NYCに来て以来の念願、Jに初対面。相当嬉しい。
予想以上のパワーに圧倒される。パワーといっても話しをしていてもあまり分からない不思議なパワー。Jは最近好きな男の子がいるらしい。映画が始まる時間までコーヒーを飲んで時間を潰していると、彼女の携帯に電話がかかってきた。とても嬉しそうな彼女の様子から察するに、どうやらその男の子らしい。しばらく話してから電話を切った後、彼女は嬉しそうに僕らに話し出す。
「今日から入院するんだって。」
「え?彼、どこか悪いの?」
「うん。ちょっとサイコなの。」
と言い、こめかみを指さしながら嬉しそうに笑う。
えーん。怖いよう。

●「オーシャンズ12」観に行く。面白くねえ。「オーシャンズ11」面白くなかったのに、なんで続編作ったんだろうと疑問だったのだけど、理由がわかった。アメリカ人には受けてる。ゴージャスなキャスティングに、ゴージャスなユーモア。ブルースウィリスまで出てきた時には驚いた。

●で映画の後、Jは
「内蔵が痛い。」
といって、笑いながらタクシーで病院に直行していった。やっぱり怖い。


投稿者 ta : 23:21

2004年12月23日 (木)

キューティーハニー

[ たびする, みる]

●夜、Hの学校のクリスマス会に潜り込む。チェルシーの高級感溢れるナイトクラブへ。IDを忘れた上に、パジャマみたいな格好で来てしまった僕は、入口の黒服に止められないかと不安で胸が張り裂けそうだったのだけど、なんの問題もなく普通に入れた。ちゃんとDJがいて小さいながらフロアもある。ただ酒も飲める。Hの学校のクリスマス会は最高だ。と感動するのもつかの間、知り合う人知り合う人に「同じ学校?」と聞かれるのが鬱陶しくなったので、ただ酒飲んでブンブン踊ってたら転んだ。相当痛い。
トイレに行き用を足すと、洗面器の前でさっと手に洗剤を付けてくれる男がいる。女だったらよかったけど、さすがに高級クラブは違うななんて思ってると、しっかりチップを要求される。おいおい洗剤つけるだけでチップかよ。高級クラブは違う。洗剤付けてチップを要求するクラブは高級ではない。間違えてる。

●HBが帽子をくれた。しかもいきなり。
彼に、持っててくれ、と手渡されたハットを被ってると、しばらくして戻ってきたHBは僕を観て一言。
「おお。似合うね。あげるよ。メリークリスマス。」
おいおい。やっぱり身長がでかい人間は、人間もでかいね。2つ返事で有り難く頂きました。
どうもありがとう。クリスマスプレゼント第1弾。

●帰りの電車でなんとなくズボンをまくり上げてみると、さっき転んだところから流血してた。クリスマスプレゼント第2弾。

●「キューティーハニー」観る。
子供向けでも大人向けでもない内容にとまどう。サトエリのグラビアDVD以外の何者でもない。しりあがり寿、松尾スズキ、永井豪をチョイ役で登場させたりしたって、「おおっ!」なんて言うとでも思ってんのか。ちょっと嬉しかった。先ほどの文字通り「おおっ!」って感じだから、いやこっちも困る。そして市川実日子好きな人は観た方がいい。
って、なんの感想にもなってない。なんの感想もない。1800円払って劇場で観なくてよかった。


投稿者 ta : 22:34

2004年12月17日 (金)

ニュースの天才

[ たびする, みる]

●ThinkPad購入!ニューマシンを手に入れたKJから格安で売ってもらう。これでついにWINユーザーですわ。ていうか、前からWINデスクトップ(これもKJから売ってもらった奴だ)は家にあったのだけど、あまりの遅さにCSはおろか、何も使い道がなかった。しかしこれでいよいよ西荻を中心としたCS戦線に参加できる。

●場所をH宅に移して引き続きモバイル。夕食は中華、お持ち帰りで食べる。Eggfooyangとかいう食べ物がうまい。ファイナル中とか訳の分からないことをいって部屋に引きこもるH。意味はわからないけど、あと数日がんばって。果報は寝て待て。

●「ニュースの天才」観る。
トム・クルーズ制作とかいうわりには地味な結構重い展開だった。ありもしない話をでっちあげて記事を描く有名雑誌の人気ライターの話。実話らしい。若き日のダースベイダーことヘイデン・クリステンセンが主役だったのだけど、彼が意外によかった。頭がきれるちょっとおかしい人という役がはまってる。観る前に、実話を元にした話と聞かされていたのがよかった。

●mixiに参加する。誰がこんなもん参加するかよ、と以前はもらった招待を蹴っていたものの、あえなく参加。旅先って怖い。


投稿者 ta : 19:20

2004年12月15日 (水)

僕の彼女を紹介します

[ たびする, みる]

●「僕の彼女を紹介します」観る。
「猟奇的な彼女」の監督の作品で、主演女優も同じ。チョン・ジヒョン、かわいいのです。
でも面白くなかった。「猟奇的な彼女」で味をしめた監督が、おなじベクトルでもっと過激にしたらもっと売れるんじゃないかって作ったんだろうという予想が容易につく。でもこの過剰な詰め込みっぷりはちょっと恐ろしいほどなので観てもいいかも。
で、挿入歌にびっくり。なんでXジャパン?と思っていると、H曰く韓国でXは大人気らしい。もうこの歌がほんと気持ち悪いんです。

●夜、TONICにジョン・メデスキとマークリボー観に行くはずだったけど、あまりの寒さに断念。
ここ2日くらいでNYは一気に寒くなった。異常に寒い。

二階堂和美さんのサイトを観ると、ニカさんが往年の名曲をカバーするシリーズの新作「ニカセトラ003 忘年会編」の告知が。
今度は忘年会のらしい。しかも今回はmp3で無料ダウンロード。わーい。12/20からとのこと。


投稿者 ta : 19:42

2004年12月 8日 (水)

the forgotten

[ たびする, みる]

●まだいまいち体調が優れない。
なので、あまり動くのはやめて映画館行く。入場料260円くらい。マイカル系列の映画館みたいにアメリカンに装飾されている館内。

●英題は「the forgotten」だった。スペイン語のタイトル忘れた。日本語は何だろう。
ジュリアン・ムーア主演のサスペンス。のはずだった。何処かで観た予告から想像する限りでは、「子供を事故で失った母親が、何故かその子供の記憶をなくしている父親、医者、周囲の人間に追いつめられていく。」という感じだった気がする。でも始まってみたら、もうびっくりするくらいこれが全然違うから。なんだかシベ超的な驚きすらあった。SFですか。言葉が分からないからですか。体調が余計に悪くなった。

●宿で働いているペルーの男の人はいつも「はじめTシャツ」を着ている。なので、あだ名ははじめちゃん。ラ・パスあたりでも、彼ははじめちゃんで通っていた。よく笑う。タバコは身体に悪いからやめろ、とよくはじめちゃんに言われる。
「俺は15歳でタバコはやめた。酒は飲むがタバコはもう吸わない」
日本のはじめちゃんと逆だ。


投稿者 ta : 20:41

2004年10月29日 (金)

スーパーサイズ・ミー

[ たびする, みる]

●昼、ステーキ用の安い肉をスーパーでゲット。そして「スーパーサイズ・ミー」をブロックバスターでゲット。他にも借りたいDVDはたくさんあったのだけど、とりあえず今日は「スーパーサイズ・ミー」って決まってる。でHがクックしてくれた安くて堅い肉食べながら観る。マクドナルドを1日3食1ヶ月間食べ続けるドキュメンタリー。マイケル・ムーアのマクドナルド版といった感じ。マクドナルドは滅多に食べないけど、これからはもうまず食べないだろうな。と隣のHに話をふると、また言い出したよこの人は。
「観てたらビッグマック食べたくなった。」
またぁ。いくらデブキャラだからってそんなこと言わなくても大丈夫だよ。と言う間もなくHは、あっという間にマクドナルドへ走っていった。あっという間に帰ってきたHは買ってきたハンバーガーに手を付けない。
「なんかもう食べる気なくなっちゃった。」
「でしょう?あの映画観てたら食べる気にならないよ。」
「いや、帰りにもう一つ食べてきた。」
わーい。ありがとー。
残ったチーズバーガーを食べながらさらに観る。


投稿者 ta : 20:59

2004年10月16日 (土)

御法度

[ たびする, みる]

●朝4時起床。時差ボケか。W君、Mちゃんも起こしてしまう。ごめんなさいー。
起こしてしまったにもかかわらず、Mちゃんは朝ご飯をつくってくれる。ありがとー。
朝からなぜか「御法度」(大島渚)を観ることに。これまでこの映画は絶対面白くないとおもって観ていなかったのだけど、Mちゃん大プッシュ!この映画を、というか松田龍平を大プッシュ!「誰と誰が出来ているか。」という視点でみると何度みても新しい発見があって面白いというMちゃん。そういわれると確かに面白いかも。
今度はまた観たことがない「青い春」を観せてもらうことになりました。

●学校に行くMちゃんと一緒にアッパーイーストに戻る。今日は晴れていて気持ちいい。到着してから初めて晴れている。

●夕方、イーストヴィレッジへ。
ジョナス・メカスに会えるかもしれないという期待を少しだけもってアンソロジー・フィルム・アーカイブスに行くも、ジョナス・メカスどころか待ち合わせしていたT達も来ていない。W君ちへ避難。そしてそこにワインがあったもんだからとりあえず乾杯。そんなこんなですっかり酔っぱらってしまった頃にT達到着。

●H家に戻ってWMTとお好み焼きパーリー。全ての材料は日本食材屋さんで手に入った。O君が遅れて来た。
彼は僕やHと同じ高校に通っていたらしいのだけど、話したこともなかった。顔をみれば思い出すかもしれないと思っていたのだけど、顔を見ても「はじめましてー」と言うしかない。音楽好きでウルフカットのO君は人がいいのか何なのか、東京ではしょっちゅう人に騙されていたらしい。生まれて初めてラッセンの絵を買わされたという人に出会った。
それでその後もいろいろ盛り上がってたようなのですが、すっかり時差ボケのわたしはもう隣の部屋に行って勝手に寝てしまったらしい。いつものことですがほんとごめんなさい。Hの枕にその半分くらいの面積のヨダレたらしてごめんなさい。


投稿者 ta : 23:12

2004年10月13日 (水)

モンスター

[ みる]

●昼、旅行グッズいろいろ買い出し。不動産屋さんに行って、更新手続き。

●「モンスター」観る。
すごく良かった。シャーリーズ・セロンが凄い凄いとは聞いていたけど、やっぱりかなり凄かった。何よりもまずファッションがすごい。スリムジーンズケミカルウォッシュにノースリーブの変なTシャツみたいなその格好がもう完璧にアメリカか。あとおしりのたれ方とかもう粘土で作ったんじゃないかと錯覚してしまうくらい完璧にいけてない体型。クリスティーナ・リッチも負けず劣らず良かった。といっても彼女の場合は演技じゃなくてもこの体型だろう。いやそういうことじゃない。体型の問題じゃない。

●帰宅。旅行準備。全然おわらない。はたして映画なんて観ている暇があったのか。観て良かった。


投稿者 ta : 20:02

2004年10月11日 (月)

アイデン&ティティ 3回目

[ みる]

●「アイデン&ティティ」がDVDになっていたので借りてきて、Sと観る。観るのかれこれ3回目。そんなにか。
でももう全くそんなにな映画なのです。やっぱり劇場でみたほうがいいのだけど、でもビデオでもよかった!ああよかった!
やっぱり「アイデン&ティティ」は男の映画だわ。


投稿者 ta : 00:30

2004年10月 9日 (土)

ベアーズ・キス

[ みる]

●朝、台風が来る前に東京に戻る。
なぜかチラカリ放題の部屋はひどい有様だった。片づけも何もしないで実家にもどったことをすっかり忘れていた。とりあえず掃除。洗濯もしたいのだけど、もうゴウゴウと台風が近づいてくる気配がする。
仕事したり、「ベアーズ・キス」観たりする。

●「ベアーズ・キス」(セルゲイ・ボドロフ)観る。
コーカサスの虜」がとても良かったのでかなり期待。その監督が撮ったファンタジー。クマと恋する娘の話。でもそんなによくなかった。場面場面でみると素敵な話だし、チャプターごとに挿入されるアニメーションはとてもいい。主演の女の子もかわいい、ちょっとレオンのナタリー・ポートマンを思い出すくらいかわいい。クマ役のセルゲイ・ボドロフ.jrもいい。かなりクマだ。でもなぜかそんなに心には残るような話じゃなかった。

●夜、S来る。木更津キャッツ以来、嵐好きのSと「ピカンチ」を借りてきてみる。Kさん大推薦のこの映画、もうしわけないのだけど、全然おもしろくなかった。ていうか途中で観るのをあきらめて寝てしまったので、面白くなかったという言い切るのは間違っているかもしれない。最後まで観たというS曰く、全然おもしろくなかった。


投稿者 ta : 23:57

2004年10月 7日 (木)

ヴィレッジ

[ みる]

●今日、おばあが退院する。一日いろいろバタバタする。これまで彼女は実家のすぐ側にある家に独りで住んでいたのだけど、これを機に実家で両親と一緒に暮らすことになる。そして父親は今年度一杯で定年退職だ。ほんとご苦労様でした。ありがとうございました。少しずついろいろ変わってきている。

●夜、「ヴィレッジ」(ナイト・シャマラン)観る。
岐阜に帰ってきたときの恒例リバーサイドモールへ。1000円のレイトショーを観に行く。「スウィングガールズ」を観てしまった今特に見たい映画は上映していない「忍者ハットリ君」と迷ったあげく「ヴィレッジ」を観ることにする。
で、ハットリ君観ればよかった。


投稿者 ta : 23:17

2004年10月 5日 (火)

フォーン・ブース

[ みる]

●夕方、ものすごい雨の中渋谷へ。「地球の歩き方〜北欧編〜」を送ってくれとの指令がドイツから来たので、早々に送る。Nは北欧行くのか、いいな。と思いつつも、実は僕の方もまんざらじゃないのです。ふっふっふ。
そのまま帰省。
帰りの新幹線の中で「フォーン・ブース」(ジョエル・シューマカー)観る。
電話ボックスと言うこと以外、何の予備知識もないままみた。とりあえずオープニングタイトルがよくない。格好わるい。内容はというと、突然なり出した電話ボックスの電話に出てしまったために、そこから動けなくなり、さらにとにかく悲惨な目に遭う男の話。最初から最後まで舞台は一貫して電話ボックス。最初の数十分は「おお面白いかも」と思っていたのだけど、どんどん面白くなくなった。コリン・ファレルの顔はよかったのだけど、肝心の話の意味が分からない。なんか説教くさいよ。僕は自分が説教くさいので説教くさい話は好きじゃない。
この間も新しい絵本の話(まだ最初の方も進んでないのに)を考えたので、PのOさんに話をした。頭の中でなんとなくアイデアがあったというだけで話はじめたもんだから、展開を考えながら話していたのだけど、これがどういうわけかやっぱり説教くさい話になってしまう。
そういうことなので、やっぱり「フォーン・ブース」はイマイチだった。90分弱という尺はよかった。

●帰省。今夜はもう遅いので、おばあのお見舞いには行けない。でも今週中には退院できそうとのこと。ほんとよかった。


投稿者 ta : 23:18

2004年10月 4日 (月)

スウィングガールズ

[ みる]

●新宿へ。Sと「スウィングガールズ」(矢口史靖)観る。
観る前までは、「ウォーターボーイズ」の女の子版ていうだけかも、と思っていたのだけど、そんなことは全然ありません。
自転車とイノシシのシーンだけでも1800円の価値あり。おつりが来る。しかもそれだけではない。上野樹里がとてもいい。とてもいい。山形弁ネイティブというだけでキャスティングされたかと思っていた白石美帆も意外にかなりやれてた。
それにしても西田尚美、平山あや、上野樹里と矢口作品の女優はほとんどいい。
見終わった後、お互い「ジャズやるべ」「これいぐね?」しか言わないからどうしたって会話が成り立たない。

●T合流。ヨドバシ言ってデジカメ物色。やっぱり決まらない。本当に欲しいのはCANON20Dなのだけど。愛用していたオリンパスの上位機種が登場していた。しかも中古カメラ引き取りで2万円引きキャンペーンをやっている。そっちの方にかなりかなり傾く。うーん。で、ヨン様を観に大久保へ行くのだけど、どこにもヨン様は見あたらない。なぜだろう、と疑問を残したまま四谷へ。NさんTさんAさんも交えてさらにお酒。気持ち悪くなって帰る。


投稿者 ta : 23:25

2004年10月 2日 (土)

チェンバレンの厨子甕

[ みる]

●夜、アテネフランセで行われている「山形ドキュメンタリー映画祭inTOKYO」へ。
「チェンバレンの厨子甕(ずしがめ)」(港千尋)を観に行く。沖縄で使われる骨壺である厨子甕にフォーカスし、そこから沖縄を描くというドキュメンタリー。写真家の港千尋さんの初監督作品ということだったのだけど、正直とまどった。美術品としての厨子甕だったり、沖縄の埋葬方法を厨子甕を中心に語ったり、自分自身の沖縄を描いてみたりとバリエーションにはとんでいるのだけど、そこから何かを感じることができるのかと言われれば何も感じられない。きっと港さんは外からみた沖縄のほとんど全てを厨子甕の中に入れ込みたかったのかもしれないが、それってやっぱり凄く難しい。本人もアフタートークで言っているように、まだこの作品は未完成なのでまだまだこれから掘り進められていくのだろう。つまり制作開始会見のようなアフタートークはHちゃんが司会していてびっくり。

●ジャニスへ。旅行に行くと言うことをWEB担当のYさんに伝えようと思っていたのだけど、伝えられず。その代わりでもないのだけど、仕事終わりのKさんとなぜか公園でビール。明大生にかこまれて形見を狭くちびちびとビール。

●夜、Tさんの友達のスイス人。MとAが来る。
日本各地を旅行してきた彼らは最後の数日を我が家に滞在することになった。全く面識のない2人のスイス人。どうもはじめまして。どういう経緯でそんなことになるのかは全然分からないのだけど、面白いからいい。しかも驚くことにこの2人のスイス人は何か小綺麗。なんか黒っぽい。しかも旅行鞄も例によってのバックパックじゃなく、スーツケース(あのガラガラひいていけるやつ)だった。職業を聞くと、建築家だそうです。なっとく。建築の人がオシャレなのは世界共通か。

●にしても今日寒い。


投稿者 ta : 22:29

2004年9月14日 (火)

ドッペルゲンガー

[ みる]

●今頃なんですが、「ドッペルゲンガー」(黒沢清)観る。DVDを借りてきたのだけど、それがなぜかうちのプレーヤーでは再生できない。disk errorと表示されてしまう。しょうがないので、MacからTVに出力。思ったよりも全然綺麗に写る、ていうかプレーヤーから出すのと変わらない。プレーヤーいらないんじゃない。

で、本編。
黒沢清ぽくない作品だった。その”ぽい”っていうのはどこらへんが黒沢ぽいというのか、と言いだしたらよく分からないのだけど、とりあえず今作はなんとなく説教くさい感じがする。だからといって面白くなかった訳ではなく、なんなら説教くさいのは大好きなので、実のところかなり楽しめた。やっぱり柄本明と役所広司はもう最高だし。そして予想外にユースケが相当よかった。永作は言うまでもなく常にいい。


投稿者 ta : 23:48

2004年9月11日 (土)

誰も知らない

[ みる]

●昼、おばあのお見舞いに病院へ。この間帰ってきたときよりも全然元気そう。一安心。まだいつ退院できるかは分からないのだけど、そう遠くないうちらしい。

●岐阜にかえってきたら、リバーサイドモールで映画を観る。まちがいなく観る。
そんなわけで「誰も知らない」を観に行く。この間、渋谷で観ようとしたときは、満員で入れなかった。リバーサイドモールにはそんな事態は起こりえない。すばらしいぞ岐阜。
予想してたよりも全然良かった。「幻の光」は観ていない。そして「ワンダフルライフ」「ディスタンス」はどうにも好きになれなかったのだけど、今作はかなり良かった。あっぱれさんま大先生に出てきそうな子供達の演技(?)ていうか、演技がすんごくいいし、何よりもYOUがいい。話は実話を元にしているらしいと、事前情報を知ってしまっていただけに、どうしても設定過多のような気がしてしまうのだけど、でもそれにしたっていい話だった。ただ「実話を元にしているのですが、細部などの殆どはフィクションです」という旨のテロップが最初に流れるのだけど、それは一体どういう意味なのかよく分からなかった。

●夜、IとMと遊ぶ。ちょうど3年前の今日も、Iと岐阜で遊んでいた。遊んでいたら、母親から電話がかかってきた。
「戦争が始まるよ!早くTVつけなさい。」
実際戦争は始まったのだけど、そのくらいからかもっと前から、TVはあまり観なくなった気がする。


投稿者 ta : 22:15

2004年9月10日 (金)

人生は、時々晴れ

[ みる]

●「人生は、時々晴れ 」(マイク・リー)観る。
とても良かった。話自体は、ほんとに暗い。もう観ているのも辛い。どうしようも救いがない設定の中で落とすところまで落とされる。そしてちょっとちょっとだけあげる。普通に考えれば、そのちょっと上向きになっただけでは、ひいて見ればもう何も変わってないというのに等しいのだけど、そこにこそ素晴らしい感動がある話。でもそれだけでは終わらない娘の表情とともにエンドロール。
それよりも出演する人、みんな素晴らしい。巧すぎ。巧すぎっていうか、息子役の彼とか絶対本物だと思う。「八日目」を見たときも、「あの主人公の人上手すぎ」と思っていたら、後に彼は本物だということが分かって衝撃だった。

●岐阜に帰る。到着したらもう深夜だったので、今夜はもう病院には行けない。


投稿者 ta : 22:59

2004年9月 5日 (日)

スキャナーズ

[ みる]

●「誰も知らない」を観に行ったのだけど、渋谷の映画館は人で溢れていた。シネアミューズはイースト、ウェストの2館で上映されているにも関わらず、20分まえに行くともう立ち見でしか観られないとのこと。急いで新宿へ。タイムズスクエアでやっている最終回に間に合うように走る。しかしここも既に満員。こんなにも凄い人気だなんて全然知らなかった。
しょうがないので新宿ツタヤでビデオかりて家で観る。
「スキャナーズ」デビッド・クローネンバーグ観る。
大学に入ったころにKちゃんに借りて観た覚えがあるのだけど、ほとんどストーリーを忘れている。この間、P-Kが
「あの血管、うどんなんだよ。」
って言ってたのを聞いて以来、それが本当かどうか気になってしょうがない。
で、すんごい面白い。もう殆ど全部つまってる。電話回線から進入するのとかマトリックス。
で、問題のうどんの件なのですが。
結論。
あれはうどんじゃない、と思う。
だってどんどん膨らんでいくよ。
あれがうどんだとしたら、すごいコシですよ。


投稿者 ta : 23:06

2004年9月 4日 (土)

東京ゴッドファーザーズ

[ みる]

●「東京ゴッドファーザーズ」観る。
最初の15分くらいはなんかいまいちだなあと思ってみていたのだけど、意外に楽しめた。脚本がいい。今敏の作品は見終わった後いつも、これアニメじゃなくてもいいんじゃないか、と思う。ていうか、でも実写よりもアニメで作られていた方がリアリティを感じるとか、言ってみたそばからリアリティって言葉になんか後ろめたさを感じるような世代にはやはりアニメで作られていないと駄目なのか。今敏は職人っぽい。っぽい、じゃない。それは絵がうまいとか動きが細かいとかそういうアニメーター的手作業の部分についていっているのではなく、アニメとしての劇的なるものが何もない物語をアニメーションで描くことについての必要性を要所要所で感じさせている、という部分において彼は職人ぽい、ぽいというか全く職人。マッドハウス。そういえば確定申告に阿佐ヶ谷歩いていたら雑居ビルの一室に「マッドハウス」が入っているのを見つけて。あー、こんなところで作っているのか。と感動した覚えがある。それにしてもオープニングとエンディングのクレジットロールはいまいちだった。

●土曜。出かけようと思っていたのだけど、雨がたくさん降りだした。
一日中、家でゴロゴロする。雨降ってるのに洗濯機回す。ビデオみたり本読んだり。


投稿者 ta : 23:55

2004年9月 2日 (木)

華氏911

[ みる]

●「華氏911」観てきた。
観た直後は、あんまどうという感想もなかったのだけど、反復しているうちにふつふつとこみ上げてきた。
この映画で言ってることは、既にそこらじゅうで騒ぎ立てられてることだったり、ムーアが著書で既に書いていることだったりするんだけど、そんなことは関係なしに観てよかった。既知の事だから観ないとか、意味ないとかそういうそこらへんのサブカルトークと一緒に片づけられては困るのですよ、この映画は。じゃあ何がそこらへんのサブカルトークと違うの?という人はきっとそれがそこらへんのサブカルトークとは違うと既に知っているからあえてそう言ってしまうのであって。かといって絶対観なきゃ駄目とかそういうわけでもなくて。そこから目をそらしても全然うまくやっていけると思うし、うまくやっている人も実際いるんだろうけど。うん。サブカルトーク好きな人はとりあえず観て。でもとりあえずサブカルトークはコンパのネタにしかならないだろうけど、華氏911はコンパのネタにもなる!という優れものということ。それにしてもサブカルトークって何だ?それにしてもコンパってやつに一度くらいは行ってみたいものだ。
という話で思い出したというか、無理矢理繋げたというか、先々週あたりに電話があったことを思い出した。2年くらい前の職場でお世話になっていたディレクターのUさんから突然電話がかかってきた。Uさんはいきなり言い出した。

「ひさしぶり。明日コンパなんだけど、人数足りなくてさ。武山君、来ない?」


いや。ほんとにおひさしぶりです。コンパですか。
丁度その翌々日くらいにマニュアルのライブがあったので、その時はそれどころじゃなかった。

「いや。とても嬉しいんですけど、ちょっと今いそがしくて。。すいません。」

と、お断りしたのだけど、実を言えばマニュアルのライブ映像とコンパは、そのときかなり天秤にかかっていた。なんならコンパの方に少し傾いていたといっても言い過ぎじゃない。そんな僕をマニュアルのライブに引き戻したのは、一体なんだったんだろうと考えるまでもなくその答えは、その後のUさんの一言でしかない。

「覚えてるか知らないけどさ。俺、武山君に3年くらい前にAV貸したんだよね。返して、とは言わないけどさ。覚えてる?」

覚えてない。
覚えてない上に、意味が分からない。
返してとは言わないけど、覚えててよ。と言われた僕は一体どうすればいいのか。

そのコンパに行こうものならまた「貸してるよ。」って言われる。だけど、返せ、とは言われない。そんな辛いことってあるだろうか。コンパっていったら、きっともっと華やかな世界のはず。ロールスロイスとか乗ったボディコンギャルがハハハンと僕らを遠い世界にいざなってくれるイベントのはずだ。その夢をUさんにこわされたくない。

お断りしました。


投稿者 ta : 23:22

2004年8月22日 (日)

箪笥

[ みる]

●朝、たたき起こされる。
帰宅。内職してから、午後満喫。昨日で一段落付いたのだけど、よく考えたらまだいろいろやらなきゃいけないことがあるんだ。これが。とりあえず今日は考えない。ボケっと過ごす。

●なぜか「箪笥」観にいく。ホラー映画では最近観た「着信アリ」よりは怖かったけど、それにしてもそんな怖くないなあやっぱ。夏も終わるんだからここらへんで失禁するくらいのホラー観ておきたい。でもどのみち来週メタモで失禁するかもしれないので。そんなに毎週失禁していても困りものですよ。


投稿者 ta : 23:13

2004年8月 7日 (土)

スチームボーイ

[ みる]

●Cのブログ"ゆうこのマーメイド・ブック"にアップされていた写真で自分の現状を知る。アタッチメントかしらこれは。これはひどい。我ながらかなりのものだなと感心する。自分の髪型を横から覗く機会がなかったのだけど、機会がなければなかったままの方がよかった気がする。うーん。とっととコマ撮りして髪の毛切ろう。トラックバックしてやる!

●昼間、CがiBookのメモリをいれにくる。メモリをいれてとても快適になったみたいだが、CのiBookの液晶はなにか変。なぜか256色みたいな表示にしかならない。しかも画面はところどころ明滅してる。それは明らかに壊れてますよ。そのまま渋谷へ。KちゃんY先生とスチームボーイ観に行くことに。ツタヤの7Fにある映画館は遊園地みたいなつくりで格好悪くてでも席は広々指定席でとてもよかった。

●で、びっくりした。
つまらねえ。ちょっと寝る。寝ておきてもスクリーン上はまだ爆発している。とりあえず終始爆発していた。だからこそ最後の場面が綺麗だから、とかそういうのは分かるけど。にしても話がほんとつまんない。

●夜、ST来る。ソバ焼酎のむ。Sが最近購入した「ごっつええ感じ vol.6」を観る。Sいわくvol.5、6が一番面白いらしい。で実際おもしろーい。


投稿者 ta : 23:39

2004年8月 2日 (月)

アメリカン・スプレンダー

[ みる]

●「アメリカン・スプレンダー」観に行く。
実存の漫画家(と呼ぶのも変なのだけど)ハーヴェイ・ペカーの半生を描く半ドキュメンタリー、半コメディ。語り手はハーヴェイ本人。彼がそのインタビューを受けているところもそのまま使われている。ほんとかどうか知らないけど、これがかなりいい。アイデン&ティティ系といってしまっていいのかどうか知らないが、勝手にそう思ってやる。
いやーいいんだー。クラムが出てくるところとか。妻がベッドから起きあがるところとか。扱っているのがアメコミっていうのが、またいいのかも。
いやーよかったよかった。ハッピーだわ。


投稿者 ta : 23:39

2004年8月 1日 (日)

スクール・オブ・ロック

[ みる]

●もう気が付けば8月。びっくりだわ。世の中は夏休みとか言って浮かれてるんでしょうか。僕も負けじと浮かれてやる。「スクール・オブ・ロック」観る。
「恋人までのディスタンス」と同じ監督だったり、なんかスクール・コメディ物だし、ということでかなり期待していた。
映画は期待していたほどは面白くなかった。時折主人公がみせる動きには心ときめいた。この主役のジャック・ブラックという人はこの映画で初めて知ったと思っていたのだけど、マーズ・アタックやらにも出ていたらしい。全然しらなかった。いや全米で一番面白い男らしい。全米で一番っていったら相当おもしろいんだろう。

●で、あとは一日ボーッと過ごした。今日のボーはかなり凄かった。こんなにボーとしたのは、数ヶ月ぶり。何時から何時まで何をしていたか覚えていない。ボーというか、殆ど昼寝してたんじゃないか。起きていたのか寝ていたのか、そんな記憶すら定かじゃない。うわーい。


投稿者 ta : 23:12

2004年7月31日 (土)

ハリーポッター 〜アズカバンの囚人〜

[ みる]

●土曜。都会の森という名の公共施設なのか何なのかよく分からないところにランチを食べに行く。
かなり変な場所だった。
いたるところにかなりポップな絵画が飾られている。夜しかオープンテラスは使えないらしく、昼は館内の席に案内された。案内されたのはいいが、どうみてもそこは廊下の角。角にテーブルが4卓。そしてまわりにはやはりかなりポップな絵だ。僕らが座ると、テーブル4卓がうまった。それなりの人気があるところなのか。大きい窓をはさんで庭が見える。少し汚れた池が広がっている。蛍光黄色の鯉が泳いでいる。鯉に餌を夢中であげている家族。お母さんはちょっと心配になるくらいオーバースローで鯉に餌をあたえている。あたえているというよりも、ぶつけている。鬱憤がたまっているのだろうか。そんなこととはつゆも知らない子供達。とても元気そうだ。そんな家族が2家族も、仲良く鯉に餌をあげている。子供は制服だ。なにかの会の全国大会でもあったのか、と疑ってしまう。
ランチはおいしかった。
おねえさんも綺麗だった。よかったよかった。

って、それはいいのだけど。そう。仕事先から電話がそこでかかってきた。
ごめんなさいー。すぐに帰ってやります。

●帰宅。仕事。

●「ハリーポッター 〜アズカバンの囚人〜」観に行く。
「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズを観ていない僕にとって、唯一の楽しみはハリーポッター。
別にそんな楽しみでもないのだけど、観てしまう。
今後の見所は、ハリー達をいつもいじめるブロンドのいけすかない奴・マルフォイがどうなっていくかだろう。だって最初は格好よかったのに、もうかなり格好良くない。このシリーズは後4作の予定らしいが、今後マルフォイがどうなっていくのかだけを追っていこう。

●そんなことしてる間に7月がおわる。今月も今月の記憶がない。ただ外人が来ていた気がする。


投稿者 ta : 23:24

2004年7月30日 (金)

木更津キャッツアイ〜日本シリーズ〜

[ みる]

●「木更津キャッツアイ〜日本シリーズ〜」を借りて観る。
Sは最近、このTVシリーズに夢中だったらしい。今の時期に夢中になっている人もめずらしい。もう古田新が面白くてしょうがない。こんないい顔できるひとはそうそういない。そうとう面白い。
「池袋ウエストゲートパーク」しても「木更津」にしても、ドラマが終わる頃には、エンディングテーマを大好きになっているから不思議だ。そしてそれもまた困る。だって、SADSと嵐だよ。キヨハルさん(まあジィブラァさんとそんなに差がないニュアンスで声に出してもらえば大丈夫)ですよ。
ああ。そんなこんなで隣ではもうSが歌いはじめている。エンドロールを嵐と一緒に歌ってるよ。夢中だよ。ああ。こわいよ。メディアはこわいよ。そして僕は嵐のmp3まで落とす羽目に。


投稿者 ta : 23:30

着信アリ

[ みる]

●「着信アリ」三池崇史を観る。
途中までは怖かった。
終盤に近づくにつれどんどんB級ホラーみたいになってきた。
ホラーに限ったことじゃないけど、ホラーは特に終わり方がむずかしいと思う。
それはそれでおもしろかった。


投稿者 ta : 23:12

2004年6月 7日 (月)

キリクと魔女

[ みる]

●「キリクと魔女」観る。
公開していた時から何かと話題だったし、ジブリ・コレクションなのでかなり期待していた。
色すごい。この発色はちょっとない。動きがへぼいのがまたいい。音楽もいいし、絵もいい。
でもこれがジブリコレクションに入っているのがよく分からない。ジブリコレクションだからといって、ジブリ並みのアニメーションの完成度を期待してみてしまうとちょっと肩すかしかも。
肩すかされたかも。

●夜、Nの家へ。今月中旬に家を引き払うNの家のいらない家財をM君と観に行く。
追いはぎって呼びたきゃ、呼んでくれ。
構いません。もう天板が欲しいのです。ミキサーが欲しいのです。風邪をひいているNをムチうち天板運ぶのを手伝ってもらう。
M君は鏡をかかえて帰っていった。
追いはぎしておいてなんだが、部屋からどんどんモノがなくなっていくのはちょっと寂しい。そしてどんどんモノをあげて、東京をひきはらい、岐阜の山奥に紙漉にいき、あげくはドイツに行くというNの決断と行動力に感心。キミは凄いな。
そして俺の家のものはどんどん増える。もらえるものは何でもとりあえずもらってしまう。これをまず何とかしなけりゃ何処にも行けない。「熊野からパタゴニア・果てから果てツアー」をするのは一体いつになるのでしょうか。


投稿者 ta : 23:55

2004年6月 5日 (土)

スパイキッズ3D

[ みる]

●終日、作業。
三鷹K家での催されていたBBQ大会にも行けない。
行けなくて悔しいから、とりあえず「スパイキッズ3D」を観る。

●もともとは3Dめがねをつけて観る立体映画だったらしいのだが、DVD版は通常のカラーに変わっていた。ていうか、レンタル屋ですぐ隣にはメガネ付きバージョンもおいてあったのだけど、どうにもそちらは借りられなかった。本当はそっちがよかったんだけど。
想像してみて欲しい。
土曜の午後に自宅で一人、3Dメガネを付けてTVに食い入る男がいる。

いや、いる。

●面白くなかった。スパイキッズは1が一番おもしろい。


投稿者 ta : 23:59

2004年5月25日 (火)

死に花

[ みる]

●「ジョゼと…」よかったわー、と思っていたらその犬童一心監督の新作「死に花」も同じ劇場でやっていたので、観る。レイトショー1000円。ビバ地方!
面白かった。CGしょぼいのとか、鳥羽潤とか、ベッカムとかも楽しい要素になってしまう感じ。
で、キャストがすごい。こんなにもよく、という感じ。主役の5人はともかく、特別出演どころか主役以上の役所の森繁久彌。ミッキー・カーチス、岩松了とかなりいい。和子役の星野真里という人は初めて知ったのだけど、この人が良かった。オフィシャルページを観てみると、意外にも歌とかも歌っている。オフィシャルページはかなりまずいのだけど、劇中ではいい。歌わなくてもいいと思う。


投稿者 ta : 23:58

ジョゼと虎と魚たち

[ みる]

●「ジョゼと虎と魚たち」観る。
東京ではもう終わってしまっていたが、岐阜ではまだやっていた。しかも普通に1300円。ビバ地方!
良かった。SABUが出ている時点でかなり嬉しい。
くるりが音楽やってたり、ツマブッキーが出てたりするので勝手にオシャレな映画かと思っていたのだけど、そんなことはなかった。これが東京で公開していた時、「アイデン&ティティ」と同時期だったこともあって周りでは2つを比較していたりしたのだけど、なんていうか、全然比べるような映画じゃなかった。どうもすいません。勝手に比べてました。
池脇千鶴いいわー。ツマブッキーもいいわー。大倉孝二いいわー。

●矢口史靖の新作「スウィングガールズ」の予告やっていた。ていうかその「ウォーターボーイズ」まんまっぽいのが、既に面白い。


投稿者 ta : 23:57

2004年5月24日 (月)

レディキラーズ

[ みる]

●S、Iと遊ぶ。Sの甥とサッカーしたりする。Sの実家が飼っているチワワが異常にかわいい。こんなにも可愛かったらそりゃアイフルもやむを得ない。値上げもやむを得ない。しまった。タカダワタル的観るの忘れてた。

chiwawa

●帰省したときのルーチンワーク。リバーサイドモールへ。レイトショー1000円。
コーエンの新作「レディキラーズ」を観る。
この間の「ディボースショウ」より全然面白い。ゴスペル。南部。強盗。5人。もうニヤリとするしかないような映画。いい映画。
主演の黒人女性と、マウンテンガールがかなりいい。
本当面白い。言うことは何もないのですが、なんか巧すぎてちょっと寂しい。


投稿者 ta : 23:25

2004年5月16日 (日)

ロスト・イン・トランスレーション

[ みる]

●やっと観てきた「ロスト・イン・トランスレーション」。
面白かった。普通にいい恋愛の話だと思うし、感動もする。絵も綺麗。新幹線の車内から撮っている絵が綺麗だった。熱海だ。帰省するとき、いつも観ている景色なので、より新鮮に映る。で、ゴーストワールドの時より数段綺麗になっているスカーレット・ヨハンソン。もうかわいい。これはフェルメールの映画も観に行くしかない。
でもところどころでなにか観ていて恥ずかしくなってしまうのは、僕だけでしょうか。もうクラブとかカラオケとかいちいちオシャレなのだけど、もうどうしようもなく恥ずかしいテンションをうまく撮っている。(もしくはソフィア・コッポラが本当にどうしようもなく恥ずかしいおしゃれ女)。藤原ヒロシとヒロミックスがいなかったら、もっと気分よく観られた。僕の場合、認識できるのがこの2人くらいだったので、そこまで気にはならなかったが(最後のヒロミックスは別!)。

●昼すぎ、SがOからのお土産のマーガリンとを持ってきてくれた。とてもおいしいマーガリン。おフランス産らしい。どうもありがとう。


投稿者 ta : 23:02

2004年5月15日 (土)

ビッグ・フィッシュ

[ みる]

●「ビッグ・フィッシュ」も観に行く。
ティム・バートンの最新作。
もうお父さんは絶対みなくちゃいけないし、お父さんじゃなくても観た方が良いと思う。いい映画。最後に泣いてしまうのは当然なのだけど、もう最初から最後まで琴線ポイントがいっぱい。

●とにかく幸せな気分になる。


投稿者 ta : 23:25

スイミング・プール

[ みる]

●夕方、渋谷へ。
Tと「スイミング・プール」観にいく。
「8人の女たち」のフランソワ・オゾンの新作。「8人の女たち」ではキャピキャピのかわいい次女役だったリディヴィーヌ・サニエがもう豊満な女になっているのです。
おしゃれな感じのミステリーっぽいストーリーは最後に一気にわかんなくなる。ていうか、伏線なのかキーワードなのか、いろいろそういうものは登場するのだけど、そのどれも解決しないままに話がおわる。で、わかんないままに終わるんだけど、特に異存はない。おもしろかった。
日本語のタイトルロゴが綺麗。
それにしても南仏いいわー。


投稿者 ta : 23:21

2004年5月11日 (火)

パッション

[ みる]

パッション観てくる。
メル・ギブソン監督。イエス・キリストの最後の12時間を描いているらしい。アメリカでは、拷問シーンを観ていて心臓麻痺で死んでしまったおばあちゃんまでいるみたい。そんな悲惨な拷問シーンが話題の作品。

そんな悲惨な拷問シーンが話題の作品というか、悲惨な拷問シーンだけの作品でした。全編にわたってとても痛そう。そして問題なのは肉体的な痛さしか伝わってこない点。途中でキリストがもっともらしい痛み的なことも叫んだりするのだけど、それがどうにも響いてこない。キリスト教徒がみるとまたこれは感じ方が違うのか。敬虔なカトリック教徒らしいメル・ギブソンなどにとってはよっぽど意味のある作品なのかもしれないが、そうでない人にとっては、「とても痛そう」という感想しかない。ただ体が痛い。でもそうであるなら、ただの肉体的な痛さでいったら「アレックス」、もっと他の痛さでいうなら「ヴァンダの部屋」の方がよっぽど痛い。


投稿者 ta : 23:36

2004年5月 6日 (木)

うる星ヤツら2〜ビューディフルドリーマー〜

[ みる]

●夜、CRYYMK来る。
話だけはたくさん聞いていたMに会えたのと、高田純次なYに会えたのが嬉しい。楽しい。

●「うる星ヤツら2〜ビューディフルドリーマー〜」を観る。押井守、監督・脚本の「うる星ヤツら」劇場公開版。
ひさしぶりに「うる星ヤツら」みたこともあって、かなり面白い。
とりあえず子供向けの映画ではない。そういえば最近「イノセンス」も観たのだけど、それは対象が夢から人形に置き換わっただけで基本的に言っていることはずっと変わらない押井作品。説教くさい。でも「イノセンス」ではちょっと閉口してしまうような部分でも、「うる星ヤツら」をベースに語られているともう全然観られる。絵が綺麗。ラムちゃんかわいい。
登場してくる男の種類は全部同じなのだけど、女はバリエーションにとんでいるうる星ヤツら。


投稿者 ta : 23:55

2004年4月27日 (火)

ドラゴンヘッド、ディボースショウ

[ みる]

●ドラゴンヘッド観る。
妻夫木君がでているのも知らなかったら、SAYAKAがでているのも知らなかった。
原作は、全巻よんだ漫画なのでちょっと興味があってみるも。
みるも本当につまらない。
おそろしくつまらない。
おそろしいよ。

●あまりにも恐ろしかったので、その恐怖をぬぐい取るために「ディボースショウ」観に行く。みんなのアイドル、コーエン兄弟の最新作。
原題が「INTOLERABLE CRUELTY」なのに何故か放題は「ディボースショウ」。なんでこんなタイトルにしてしまったのか、意味が分からない。
なにげないのだけどちょっといいもの、というようなものが本当にいつもにもまして何気なく入っている作品。よかった。そして内容よりも大好きなのはオープニングタイトル。こんな素敵な映像をひさしぶりに観せていただきました。

●夜、KCと麻生十番へ。打ち合わせ。オサレな事務所にまたびびる。

●西荻K宅へ。最近スーパーフリーになったIさんにも来てもらう。小さな疑問の数々を尋ねる。教えてくれてどうもありがとう。5/2にSUTEKHが来るということも教えてくれてありがとう。でも多分いけそうにないのです。

●全然わすれていたけど、今日はプライドの日だった。ああ。この間はサッカーも見忘れてるし。これはもうやりすごせないようなショック。


投稿者 ta : 03:09

2004年4月25日 (日)

ドラムライン

[ みる]

●このあいだ「ドラムライン」観てきた。
まずフライヤーがちょっと格好よかったのが、気になった。そして

未体験のビート、驚異のマーチングバトル!

なんて言われたら、観たくなるに決まっている。
で、実際は、確かにビートはあったし、それは確かにマーチングバトルでもあった。でもそれは未体験でもなければ、そんなに驚異でもない。普通のアメリカ学園物として最初から観ていればそんなにがっかりすることもなかっただろう。でも今回は何故かよく分からない期待を過度にしていたので、いまいちな感触が残る。それほどまでにフライヤーがよかった。エンドロールもよかった。


投稿者 ta : 10:47

2004年4月 1日 (木)

ヘドウィグ・アンド・ザ・アングリー・インチ

[ みる]

●なんだかねえ。
4月になっています。気がついたら。

●夕方、吉祥寺へ。Mと会う。どうもお久しぶりっ。カレー食べて井の頭公園へ。桜みる。雨にうたれる。(なんだこの人の多さは?難民のように人がいる。ブルーシートでもうパッチシ!俺たちバッチシ場所はとってるよっ!まかせてっ!というような人たちが雨にうたれる。うろたえている。中には吠えている人もいる。フレッシュマンたちには負けない。僕も負けじと吠えてやる。嘘だけど。。ああー負けてるーっ。)帰宅。

●「ヘドウィグ・アンド・ザ・アングリー・インチ」観る。今頃になってなんですが、かぁなぁりぃ面白い。これは面白い。挿入されるアニメーションも含めてもう完璧。どうしよう。

●3月の写真をまとめようとして、驚く。
3月の写真がない。先月はほとんど写真をとってない。デジカメが調子悪かった。そして、それは最近ほぼ壊れてしまったというのもある。でもそれにしたって数がない。


投稿者 ta : 23:58

2004年3月31日 (水)

トーク・トゥ・ハー

[ みる]

●午前4時に起床したため、とりあえず映画をみることにする。

●「トーク・トゥ・ハー」/ペドロ・アルモドバル
はああ。よかったよー。これはよかったよー。
いや最近ほんと涙もろくておかしい。涙腺がゆるいとかって一体どういう状態なんだろう。マイボディ。
ちゃんとした(というわけでもないけれど)、ちゃんとわかりやすいドラマがあり、そのなかに奇抜な世界観も入ってくるという、もういうなればピンポイント。
つい最近観た「死ぬまでにしたい10のこと」に主人公ではないアン役で出演していた綺麗な女性が、「トーク・トゥ・ハー」の主人公だった。「死ぬまで…」の時はショートカットだったのだけど、このときはロング。で、もうのすごう綺麗。もうもうのすごいよ。
ピナ・バウシュの舞台で、最初と最後がしめられているのだけど、僕にはとにかくよくわかんない。最初の舞台は、なんで主演の男が泣いてたりするのかとか、よくわかんない。でももう最後の舞台の素敵さったらない。あの横歩きステップの連続の素晴らしさったらもうない。
●バレエの先生役の女性が、あのチャップリンの実娘だったことをしる。びっくり。DVDの特典映像とかは、滅多にみないのだけど、観てみると面白いのかも。どうでもいいけど意外に驚くようなことを教えてくれる。最先端の言葉でいうとトリビアっていうんですか?こういうの。


●夜、ワールドカップ予選「日本対シンガポール」観る。
つまらない。
つまらない。
ジーコはもう本当にブラジルへ帰った方がいい、というようなことを強く思ったが、そんなことは僕がいわなくてももう2000万人くらいの人が書いているのは間違いない。だからやはり僕も強くそう言おうと思う。ジーコはもう本当にブラジルへ帰って欲しい。
2006ドイツ積み立てはしても無駄っぽい。このままだと。もっともいつになったらそんな積み立て始められるのか。

●で更に夜、「ドラッグストアカウボーイ」/ガス・ヴァン・サント も観る。
近所のレンタルビデオ屋で「エレファント」特集が組まれていたため、借りてみる。
おもしろくねー。
中途半端。バロウズがジャンキーの神父とかを演じているところとかも、なんかやだ。そういうのいやだ。(あれ?バロウズって神父だったんだっけ?違う気がする。)でもそういう中途半端なところをわざと狙っているのかもしれない、と思わせるようなところが数カ所あったような気もする。「痴漢にあったらどうしましょう。」といっているお婆ちゃんの笑顔が本当に素っぽくてよかった。そこはよかった。

●更に更に夜、というよりも既に朝。ジャニスウェブ更新。もうゴールデンウィークのカレンダーを載せてしまった。気が早いと思われるかもしれませんが、そんなことはありまえん。もう4月だよ、だって。


投稿者 ta : 23:18

2004年3月28日 (日)

死ぬまでにしたい10のこと

[ みる]

●「死ぬまでにしたい10のこと」観る。
面白かった。
セリフが素敵。画面がいちいちおしゃれ。といってもそんなヴィンセント・ギャロみたいなムキダシきもちわるい的なものではなく、なんかこうよい感じなのです。

●主役のサラ・ポーリーという人が相当かわいい。調べると、「バロン」やら「イグジステンス」、「スウィートヒアアフター」に出ていた人らしい。全然わからんかった。覚えてないしだいたい。

●車の中でのキスシーンは相当よい。ラブシーンベスト10にランク入り。といっても他のラブシーン9本をあげてみろ、といわれても分からないけど。

●って、日曜に油断して映画2本も観てる場合じゃなかった。
まずい。これはまずい。

●Aの日記を読むと、どうやら彼はガーデニングに興味をもちだしたらしい。もっとも、彼はベランダーと呼んでいるけど。オレも「ボタニカルライフ」読みたい。貸してください。
今年こそは、「ひまわりに囲まれるバカな家」の完成を目指してそろそろ庭の土いじりを始めなくては。
「ひまわり日誌2004」も始動しなくては。
ベランダー仲間のご近所M君が先日、庭いじりの為に土を48リットル買ったらしい。そしてどうやら余ったらしく、くれるとのこと。それは嬉しい。もらいに行きます。ありがとう。って、ほんとは今日いくはずだったんだけど、映画観にいってしまった。
ごめんなさい。ムックリと交換で許してください。


投稿者 ta : 23:43

レジェンド・オブ・メキシコ

[ みる]

「レジェンド・オブ・メキシコ」観る。
ロドリゲスの最新作でマリアッチシリーズ第3作。
良かったわー。意味なく人がとぶよとぶ。今までになく大勢とんでいた。
全体的には前作の方が好き。でも一番好きなのは第一作なんだけど。そういうことになると、今作が一番ダメだったということになるが、そんなことはない。ダメとかそういう問題じゃない。新キャラ、ジョニー・デップの役どころが素晴らしかったし、ちょっとしか出てこなかったけどサルマ・ハエックは相変わらずほんときれい。もうそれだけでも観てよかった。


投稿者 ta : 23:42

2004年3月21日 (日)

ヴァンダの部屋

[ みる]

●昼、Wさんからの電話で目が覚める。今日、映画を観にいく予定であることを伝えると一緒にいくことに。Wさんとはこの間も偶然一緒に「アイデン&ティティ」観にいったし。なんだか映画友達のようです。映画友達ってなんだ?

●今月中にやらなくちゃいけないことを整理してみる。やらなくてはと思っていることは何だかいろいろあるのだけど、びっくりすることにそのどれもが全くお金にならない。うわーい。

●夜、渋谷イメージフォーラムへ。「ヴァンダの部屋」観る。
衝撃。うちひしがれる。素晴らしかった。もう一回観たいんだけど、もうみたくない。

もうほんとヴァンダがさ。ひどいんだ、これが。ヴァンダは。

ドキュメンタリーもフィクションもなくて、ただただ撮る。でもその境界があやふやなのをクローズアップしているのではなくて。そんなことはもうどうでもいい。そんな衝撃。DV映像。

怒濤の三時間。怒濤の咳。

●上映終了後、Wさんとイメージフォーラムの近くにある安いまずいスパゲティ屋でご飯食べる。高校の同級生のWさんは編集の仕事してる。そうとう忙しいみたい。で、その傍ら(というかこっちがメインか)、バンドしてる。来週末は江ノ島でライブやるらしいが、行けない。残念。ハラカミレイに行かなくてはいけないのです。ごめんなさい。5月にも西伊豆での野外イベントに出るらしいので、そっちは行けたらいいな。

●帰宅。バイト先から借りてきているPS2のキーボードをつなげたらWINが立ち上がった。
でもそれがないと立ち上がらない。
立ち上がるうちになんとかしなくては。USBハッピーハッキングとUSBマウスでも普通に立ち上がるようにしなくちゃいけない。でもまったく何もわからない。英語日本語変換すら微妙なくらい何もわからない。これでまたヴァンダ観た後くらいうちひしがれる。


投稿者 ta : 23:39

2004年3月 5日 (金)

呪怨 ビデオ版

[ みる]

●呪怨を観る。
これがヒットして、のちの映画版2作になったというビデオ版。そうとう怖いらしい。

●実際、こわかった。
ある家をめぐるという一応ストーリー的なものはあるのだけど、そういうのが怖いのじゃなく。
もう単純に絵がこわい。
顔とか。
血とか。
音とか。


●以前、映画館でみた呪怨の方がこわかった気がするのは、きっと単純にその顔がでかかったり、その音が大きかったりするからだと思う。
つまりスクリーン、音の大きさに比例して恐怖感がましていく映画。
そういう比例系のものにはまだ免疫がある気がする。
いや、こわかったんだけど。

もっとこわいのは、音が小さくなればなるほど、恐怖感がましていく映画。

●DVD特典として収録されていた監督とインタビュアーの掛け合いが面白い。
無音の映画が全編ながされており、そこにその対談が流れている。

・ノリユキ(名前うろ覚え)という登場人物がでてくる場面。
「ノリユキって、僕の弟の名前なんですよー。」

・突然だ。
「もう30歳だしねー。」

もう全然こわくない。


投稿者 ta : 23:17

2004年3月 2日 (火)

ミスティック・リバー

[ みる]

●観た。
良かった。

ショーンペンとティムロビンスは凄いな。(アイデン風に)
ケビンベーコンも格好いいな。(アイデン風に)

暗い話と聞いていたのだけど、そんなに暗くもない。
一見、常人にみえる登場人物全員がどこかしら狂っている。
でも実際そんなものかもしれん、と思う。

●小松菜の煮びたし、カボチャの煮物作って食べる。
最近の食生活は、まるで禅僧のようです。和食。肉なし。
と思ったのだけど、そうでもなかった。
昨日、ファミリーレストラン・マリノでチキンソテー食べたばかりだった。
ファミリーレストラン・マリノは、いつもなぜかご飯が少ない。
一見明るく陽気なマスターに水を頼むと、ボトルでもってきた。
「ここ置いておきますからねえ。」
ちょっと怖かった。

●今日こそは早く床につく。
で、生活リズムを直すのです。
ヒューマンビートボックス並のリズムにするのです。


投稿者 ta : 23:46

2004年2月28日 (土)

東海道本線 生命の旅

[ みる]

●51のみなさんと分かれて五反田へ。
Kはまた気をつけて行ってきてください。

●Kさんの作品が上映されるということでそれを観に行く。五反田の東京デザインセンター。
僕が卒業した年は学外展示なんてしていなかった。最近はそんなお洒落なことをしてしまうのか。
いいなー。

いろいろな人の卒業制作を観る。上映からインスタ、写真までさまざま。
中でも衝撃の作品。かなり面白かった。

「東海道本線 生命の旅」(タイトルうろ覚えですが)

これちょっと凄い。

「東海道…」は、東京から始まる東海道本線を命の歴史(プランクトンから人間まで)とともに辿っていく話のアニメーション。横浜だったり、京都だったりといった駅で電車が止まり、扉がひらくと、その向こうにはプランクトンが泳いでいたり、恐竜が歩いていたりする。そのアニメの各キャラ(恐竜、ほ乳類ら)がまた伊藤存的硬度なユルサを保っている。だって恐竜とか動かないし。1コマが横スクロール。これはかなりの衝撃。もう大変。

まず!とりあえずなんで東海道本線じゃなきゃいけないのか。命の旅なんていうからには、もっと適当な媒体があるような気がする。東海道と聞いて想像されるのは、やはり東海道五十三次。ファミコン世代にはなんとなくダメ〜な感じを漂わせたあのファミコンソフト「東海道五十三次」がまず思い浮かんでしまう。
そのダメ〜な感じと命の歴史。その対比プラスあまりにもミニマルな横スクロールの展開。ただたんたんと電車が駅に止まっていくだけ。しかしその電車の扉の向こうには、プランクトン→白亜紀→氷河期→ほ乳類→人間と、扉の向こうは展開していく。
「電車の扉の向こう」と書くと、それはあたかもカメラ視点が電車の中にあり、扉がひらくと外の世界が変わっていく、という展開を想像するだろうと思う。

ちがうから。

視点は電車の外だから。
車内が次々と変わっていくんですよ。

電車の扉の向こうじゃなきゃいけなかった理由は何だろう。考える。

音じゃないか。扉のしまる「プシューッ」という音が必要だったんじゃないか。

プランクトンや氷河期といった、意識的に処理しようとしなければ自然畏怖的な畏まった対象になってしまう恐れのある物をいかに、東海道本線上にとどめておくか。それには、各時代のまとめをむりやりあの「プシューッ」で閉じてしまわなければいけかったのではないか。
駆け込み乗車はおやめ下さい。

そういうことではないか。

そして電車は決して各駅に止まると言うことではない。
もっとも気になったのは、電車が名古屋駅を通過したことだ。もっとローカルな駅には停車して生命のはぐくみをこちらに提示してくれるにもかかわらず、なぜか名古屋駅には停車しない。ここにはきっと深い意味があるのだろう。作者のラジカルな思いがこちらにヒシヒシと伝わってくる。

名古屋とばしだろう。
作者は外タレ好きだろう、きっと。

そういうことではないか。

って、ちゃんと解説しようと思ったのだけど出来ませんでした。

観る機会(きっとかなりレアだと思われる。今日日曜日、五反田の東京デザインセンターで上映されてます)があったらとにかく是非観てください。

●他にも「フルフェイスの呪い」という、フルフェイスヘルメットを脱ぐと死ぬという呪いをかけられる、というストーリーの映画もあったが、これは未見なので言及できず。でも絶対おもしろいはず。

●同級生のF君にバッタリ会う。


投稿者 ta : 23:31

2004年2月21日 (土)

シービスケット

[ みる]

●観た。

●面白くない。
理由を考える。
なんか前評判から勝手に僕が勘違いしていただけだった。
なんだかこれはハリウッドっぽくないんじゃないか、と。
井筒監督もちょっとウルウルしてたし。

なもので、かなり勝手な期待をしていたのに。
見事に裏切られる。

全員むかつく。馬もしかり。

●気が付いたら「10ミニッツ・オールダー」も終わってるし。
もう「ジョゼ…」と「グッバイ・レーニン」に期待。「ゼブラーマン」と「着信アリ」と「高田渡的」も観にいかねば。

でも「ジョゼ…」と「アイデン&ティティ」を両方観たAの友達いわく、
「ジョゼ…もいい映画だよ。泣けるんだけどね。でもアイデン&ティティはねえ、そういう次元じゃないから。超えてるから。」
いやまだ「ジョゼ…」みていないんだけど。わかるわー。
それ、わかる!
超えてる!

●もういい加減くどい。
アイデン&ティティ」の話題は今日限り。
一人でサントラ聴くだけにします。


投稿者 ta : 23:34

2004年2月14日 (土)

アイデン&ティティ 2回目

[ みる]

●2度目の「アイデン&ティティ」を観に行く。
この間行ってから、わずか数日しかたっていない。バカじゃないか、おれ。
今度は渋谷で見る。
中央線沿線ではないし、2回目ということもあって。今度はちょっとやそっとじゃ泣かないだろう。いくらなんでも。


鼻水がたれました。


また泣いてしまった。なんだ、これ。


投稿者 ta : 23:36

2004年2月11日 (水)

愚かなる妻

[ みる]

●朝まで作業。昼前に起きる。例によって、やっぱりまだ寝ていないKに起こしてもらう。新宿へ行くというので、車に便乗。車って、楽だわー。車と炬燵があったら、もう大抵の人間はダメになる。炬燵だけでまだ良かったよ、ウチは。

●ジャニスへ。CD返して、また借りる。最近は何を聞いていいのかもよく分からないくせに、とりあえず借りる。最近は変態ミニマル好きの店員M君にお薦めをよく訊ねる。で、KOMPAKTのコンピとか。
TZADIKから出ている巻上公一はかなり良い。こんな声ったらない。ホーミー超えてる。

●シネマトリクスのAさん、Wさん、Tと合流して、学士会館へ。
活弁士・澤登翠さんの活弁を聞きに行く。撮影ということで無料になる。ラッキー。
学士会館という建物にはいるのは初めて。なんか明治村みたい。
サイレントの映画にライブでナレーションとセリフを入れる活弁士。スクリーンを挟んで反対側にはピアノが置いてあり、SE、BGMもライブで入る。

「愚かなる妻」1922年・米
監督・主演 エリッヒ・フォン・シュトロハイム

という作品を観る。
で、活弁に驚く。これちょっと凄い。一人何役?登場人物全員に対してセリフを話し、なおかつ状況説明のナレーションまで話す。しかもそれらひとつひとつの声の抑揚、トーンが全て違う。間違えたりしないんだろうか。女の人のところで、男のトーンで話してしまったりしないんだろうか。
で、
「あ。間違えた。」
とか言わないんだろうか。

言わなかった。

その声のリズムと、ほぼ全編にわたって響いているピアノが大変気持ちよい。
始まるまでは、これってただのリアルタイム声優っていう感じじゃないの、と思っていたのだけど。そんなことは全くなかった。落語のグルーヴくらい気持ちよい。

気持ちよくて寝る。

いや。すごく面白いんです。ただ昨日あんま寝ていなかった!

●会の終了後、澤登さんを交えて5人でお茶する。
で、澤登さんのテンションが凄い。もうアゲアゲだよ。ウーロン茶飲んでるし。
上映後のシネマトークの時点で薄々感ずいてはいたが、この人のハイテンションはちょっと凄い。とてもキャピキャピしてる可愛いおばさん。

●帰宅。
Kはまだ寝ていなかった。こいつ、おかしいぞ。
「1日半起きて、半日寝るって言うサイクルだから。」
お前は、日の丸タクシーか。
でも夕飯作ってる間に、気がつくと、炬燵でうつむせに倒れている。MacとWINのノートをダブルモニターで開いたまま、うつむせに倒れている。
一体何がここまでさせるのか。

●会場で手渡されたチラシを観ると、見事なまでに全て活弁のイベント。会報まである。その名前がまずい。

「活狂」(カツキチ)

活弁に狂っている、という意。だろうか。これはそういう団体からいつクレームがきてもおかしくない。
いろんな世界。いろんな人。

あー!もう一回、「アイデン&ティティ」みたい!


投稿者 ta : 23:29

2004年2月10日 (火)

アイデン&ティティ

[ みる]

●朝、ホーミーをする。なんか良い感じになってきた。巻上公一まではいかないのは当たり前だが、ちょっとピーッと高音が出る様になってきた。って、平日の朝から何やってるんだろう。

●夜、吉祥寺へ。
そうです。「アイデン&ティティ」(田口トモロヲ)を見るのです。泣いたら恥ずかしいので一人で行ったのだけど、行きがけにWさんから電話。ひさしぶりに会おう会おうと言ったまま、半年くらい経過しているWさん。「アイデン&ティティ」を観に行くというと、来るという。仕事帰りで、時間が微妙らしいので先に映画館の中に入っていることにする。
●本編。
もう大変。まだ観てない人の為に詳細は書かないけど、もう大変な映画です。これは。
最初の10分くらいから最後までずっとウルウル。ギターのただのワンショットがこんなに泣けるのは何故?
シスコの下とかね。12号館前とか。純情商店街とかさ。もう。ずるい。
遅れて入ってきて隣に座っているWさんに悟られない様に泣く。
本編終了。
明るくなるとまずい。泣いている。
Wさんを見ると、奴も泣いていた。
デニーズでお茶。ティティトークで大いに湧く。
●いまだかつてこんなにもピンポイントな映画があっただろうかっ、ってみんなが思う。と思う。
周りの人に配って歩きたい。銀座の黒い豚にも配って歩きたい。
●ただ主役の中嶋が、ロングだとちょっとラーメンズの片割れに見えてしまった。そこだけは、しまった。

●Wさんと話していて終電逃す。これはやばいと途方に暮れているときに、Kから電話。
吉祥寺で拾ってもらう。すばらしい。
●最近、公開したこの日記のタイトルについてKは間違えていた。

「ほふくの速度」

だと彼は思っていたらしい。
そうなると、取り扱う内容もアーミー系に変更しなくてはいけない。
やはりテッド新井も登場させなくてはいけないだろう。
ではなく、

「ほはばの速度」

です。どうも。


投稿者 ta : 23:23

2004年1月27日 (火)

映画美学校

[ みる]

●目が覚めるのがだんだん遅くなってきた。Kのペースに浸食されつつある。これはまずい。オカルトハンターと一緒の生活スタイルになってたまるか!

●お茶の水ジャニスへ。CD返して借りる。また借りてしまう。

●渋谷ユーロスペースへ。
Mちゃんが出演している映画がレイトショーで上映されると言うことでそれを観に行く。映画美学校の作品。Mちゃんが出ている「緑色のカーテン」という作品と「海を探す」という作品を見る。どちらも16mmで30minくらい。フィルムで撮っている自主映画をひさしぶりに観た気がする。
内容はどちらの作品にも共通項として裸体。前者に関しては、それに血・暴力といったキーワードも加わる。
いつも思うのだけど、なんでそんなに脱がせたいのか。とりあえず。自主映画で脱ぐというのは、そうとう難しいと思う。(役者が脱ぐ行為が難しいのではなく、脱いでいる行為そのものから何もこちらに感じさせないようにすることが難しいと思う。)脱いでいることからこちらが何かを感じてしまったら、それはもうただ単純に脱いでいるということではなく、脱がせたかったという濡れ衣を被ることになる。いやそこで「僕は脱がせたかったのです!」とアピールするような作品もあるし、それはそれで心地よかったりするのだけど。たいていの場合、脱ぐ場面がある作品に限って、それに様々な意味を付与しようとやっきになっているんじゃないかという様な演出がされている。
●Mちゃんが脱いでいた訳じゃないんですけど。
●なんだか久しぶりに映画館で映画を観た。最近はハリウッド映画をよく観ていたので、それもあって凄く新鮮。リフレッシュされました。

●えと。
映画に出ていない方のMちゃんとは今日でお別れ。気を付けてNY行ってきてください。ナウでビビッドなNYスタイルを届けてくれるだろうと期待しつつ。


投稿者 ta : 05:14

2004年1月17日 (土)

Dr.コトー診療所

[ みる]

●私事ですが、最近はもっぱら「Dr.コトー診療所」のドラマを観ている。最近といっても今日一日のことなのだけど、ビデオで借りてきて一気に第8話まで観る。
きっかけは原作漫画の作者が同じ高校出身だということが分かったから。そんなよく分からない理由でレンタルビデオ屋さんで手に取ってしまった。
もうコトーこと黒板純がずるい。純が大きくなったようにしか思えないDr.コトー。「北の国から」では、小さいときからずるがしこい子供だった純君が、お医者さんになって改心している。もうとにかくいい奴だ。まずもうそこで泣ける。
●舞台設定としては沖縄・与那国島ということもくそもない。標準語を話すか、もしくは変になまっているという口語。やけにみんなお洒落だし。でも人物設定がみんなあいまいなのがとても素敵。先週はちょっといい奴だったりした奴が、今週ではちょっと嫌な奴になったり。で、そんななかでも大人になった淳君は改心したままいい奴なのが、泣ける。
●明日あたりには全部みおわる予定。と思っていると、どうやら新年にTVスペシャルが放送されたらしい。ショック。見るすべがない。

●気が付いたら一日終わってる。Dr.コトーで一日が終わった。びっくりだわ。
そして今夜はすごく寒い。
どうやら雪がふっているようです。
雪を見がてら、スーパーに買い物。

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投稿者 ta : 00:39

2003年12月30日 (火)

ゴミゼロ大作戦

[ みる]

●実家の掃除。とても綺麗になりました。

●年賀状の続きを描いたりする。
最初は実家に余っていた年賀状があったので、書き始めたのだけれど。書いているうちにドンドン書くことそれ自体が面白くなってきた。それで、もう余っている年賀状がなくなったので新しく年賀状を買ってきた。そしてまた出す相手もいないのに年賀状だけどんどん書いている。東京に住所録を置いてきてしまったので、ほとんど誰の住所もわからないので困っている。
でも別にいいのです。

●夜、高校の友達とビリヤードに行く。面白い。ビリヤード面白い。

●で、そのあとIの家へ。
Iが最近購入したというCOCCOのDVD見る。
「ゴミゼロ大作戦」
とかそんな感じのタイトルだった。なんでもニュース23で放送されたドキュメンタリーの完全版らしい。
それでこのDVDがかなり良かった。
●もともとCOCCOは、結構好きだったのだけれど。
でも彼女が沖縄に帰った後のことといえば、ちょっと前に絵本を出したと言うことくらいしかしらない。
この2年間、ずっと絵本を描いているとばかり思っていた。絵本を描き出す前に、とりあえず2年間も海のゴミ拾いをしているなんて全然知らなかった。

「一人でゴミ拾いをしてもらちがあかない。」と悟ったCOCCOは、歌をうたうことにする。沖縄県内の中高生に声をかけて、一緒に歌を歌うことにする。ゴミゼロ運動を一人で行うのではなく、みんなで力をあわせてやろう。と思った。綺麗な海を取り戻そうと思ったのです。

というような内容のDVDです。
言葉で書くと、かなり悲惨な内容ですね。言葉で書いてあると、ベクトル違いのThe虎武竜と勘違いされてもしょうがないでしょう。なんて薄っぺらいこと言ってるんでしょうか。
●でも実際にここの言葉で書かれたことだけを、実際に実行している人を初めて見ました。はっきりいって完全にCOCCOはキテます。それはデビューしたときからだと思うけど、彼女は変です。素敵です。こんな目をした人はそうそういない。そうそういても嫌だ。
●筑紫哲也との海辺での対談(になっていない)がかなり面白い。
筑紫哲也はご存じの通りニュース23の司会者。若いときはピースボートに乗り、世界を回ったという話をことある度に話すような感じの元ヒッピー。で、現文化人というタレント。そういう元ヒッピーというか、そういう人がCOCCOにインタビューをするべきじゃないと思う。もう彼はCOCCOにビクついていた。おびえていた。ちょっと筑紫が可哀相ですらあった。本物による本物のコメントを、受け流すことだけしかできない筑紫哲也。きっと元ヒッピーには重すぎたのだろう。
●で、歌。
●感動。泣きそう。良かった。

●2003年の終わりに良い物を見せてくれて有り難う。
俺も買おうかな。これ。


投稿者 ta : 23:47

2003年12月19日 (金)

ゆいごん

[ みる]

●三鷹K家へ。
Sちゃんに借りていた自転車を返しに行く。人の自転車が玄関先にあるまま年越しするのは何だか気が引ける。
●作業。遅々として進みません。ポートフォリオ用にCちゃんの作品の写真をとったりする。

●パスタごちそうになる。かぼちゃパスタうめえ。今度家でも作ろう。
●で、北の国から。4日目にして早くも'2002遺言だ。去年、本放送の時にも周りでかなり話題になったことがある。内田有紀の存在だ。
何につけても彼女はどこか浮いている。
シリーズ最終作にて突然の登場ということもある。
しかも純の恋人という役柄のせいもある。
かなり気合いが入ってるのは分かる。その気持ちは伝わってくる。
でも、だ。
でもあんなに力一杯リンゴかじらなくてもいいじゃない。

「グォボリッィィ」

その瞬間、完全に劇画になっている。
純のかじるリンゴは、「ポリッ」と、かわいい音しかしない。
そしてまた内田有紀。

「ゴォッヴォリィィ」

ドラマっていうのは、ピンマイクを使うのかどうかもよく分からないけど、ピンマイクに近づきすぎているのか。もしくはMAの嫌がらせだとしか思えない音。みんな、有紀がきらいなのか?

先生の家での純との再会の時、ペロッとしたを出すのもかなり変です。

現代っ子として描かれている大輔も変。茶髪でナウな格好をしていてシブヤにいそうなのに、なんでメル友と一度も出会わないようなテレ屋さんなのか。

とにかくみんな極端だ。
最終作だから演出にも力が入ったのか。

●あ。でもそんなことはなかった。
そんなこといってしまったら、五郎は極端とかそういう問題じゃない。唯一無二。っていったらもう、五郎かキリストか。
五郎は五郎で、どんどん密度が上がってきている。シリーズを連続でみるとそれが凄くよく分かる。口がどんどん曲がっていく。そして曲がりっぷりと比例して五郎は五郎になっていく。
●ちなみに田中邦衛は岐阜出身。同県出身だと言うことでこんなに嬉しい人はいない。


投稿者 ta : 03:22

2003年12月17日 (水)

北の国から

[ みる]

●「北の国から」の5夜連続放送の2日目。いよいよ蛍と正吉が結婚するよー。明日は草太が死んでしまう。
何度となく観ていて、かなり事細かに覚えているくせにまだ観てしまう。で、やはりまたウルウルしている。
それにしても何で'95秘密からなのか。
どうせならTVシリーズから全部放送して欲しい。お正月を挟んで全部放送してほしい。そっちのほうが格闘技よりも絶対よい。視聴率もとれるはず。
●大晦日の夜を想像してほしい。
どのチャンネルをみても格闘技。そうじゃないとしたら、紅白しかない。それでNHKにチャンネルをあわせても、絶対そこで歌っているのは永渕だ。剛だ。
そんな状況の中で尾崎豊が流れる「北の国から」がやっていたら、まず殆どの人はそれを見ると思う。
なぜなら日本人の80%は渋谷クロスタワーの尾崎豊慰霊碑の横に、
「俺の悩みを聞いてくれて有り難う、ユタカ」
「おまえに救われたよ、豊」
というような書き殴りをしているのは間違いないからだ。
尾崎命(イ・ノ・チ)の私もかれこれ4,5回はクロスタワーに足を運んでいる。

●それでやっぱり新宿リキッドルームは今年いっぱいで潰れるらしい。
それで、31日から2日にかけて「THE LAST DANCE」と称するイベントがあるみたい。なくなると聞いて、最後だし。。とそれに行ってみたい気もするけど。
でも年末年始は実家で餅を食うのです。手が黄色くなるまでミカンを食べるのです。そしてその前には実家の神棚の掃除をしなくてはいけません。

●いつ帰ろうかな。また京都のUちゃんが車で岐阜に帰ってきていたら、それに便乗して京都行きたい。今年の初詣は八坂でした。来年も京都がいいな。

●クリスマスというどうしようもないイベントがもうすぐやってきます。毎年クリスマスの為に生きているといっても過言ではない私なのですが、何故か毎年クリスマスはすることがありません。
今年はどうしようか、と思っていたら。
24日の夜に、友達のライブが六本木SuperDeluxeで行われることをKから教えてもらう。
行くしかない。
KKKのライブというかパフォーマンスは観たことがないので、かなり楽しみ。


投稿者 ta : 03:24

2003年12月11日 (木)

幸福の鐘

[ みる]

●Nと渋谷へ。サブの新作「幸福の鐘」観る。
面白かった。
これまでの作品とかなり違う。ゆっくりの編集とカメラワーク。音楽もほとんどない。その分効果音っていうかSEが素晴らしく効果的に使われている。
なんでサブの映画はこんなにいいのか。セリフは不自然だし、被写界深度があさい画もかなり飛び道具的ではある。それでテーマはテーマで、いたって普通の普通の話。今作に関しては、いままでの作品に観られるような強烈なプロットもない。
でもその画の不自然さ、格好良すぎて格好悪くてやっぱり格好良い、というような。この格好良さはなんだろ。
わーん。
よかったよおー。

●シチューの材料をたくさん仕入れる。
仕入れるって、駅前のスーパーで野菜が安かっただけなんだけど。これで明日からはしばらくシチュー生活がはじまることが予想される。


投稿者 ta : 03:28

2003年12月10日 (水)

しゃべり場

[ みる]

●最近、夜TVを付けると、NHKで「しゃべり場」がやっている。おもしろくってついつい観てしまう。10代の場合、登場している人たちと同じ気持ちで放送を観ればいいと思うのだけど、20代の場合はどうそれを観ればいいのだろう。
「若いなー。」とか「肌がツルツルだなー。」とかで観るのは簡単なのだけど、そうも言ってられないような切迫した様相を呈している。泣き出す人もいる。
●あと見所としては、ゲストとして出てくる大人(著名人)の対応の仕方が面白いと思う。今日は、サッカー元日本代表の武田の回と、内田春菊の回だった。武田はいい奴だ。内田春菊も負けずにいい奴だった。先週当たりに観たときは、岡田斗司夫だった。岡田斗司夫は凄かった。子供相手に全然遠慮しない。ちょっとひくくらいの勢いで子供をねじ伏せていた。でもこういう場合、遠慮しないほうが面白い。ゲストから、「まーまー」的な大人意見がでてもあまり盛り上がらない。かといって、岡田都司夫くらいやってしまうと、もう「しゃべり場」でもなんでもなくなっている。
そういう意味でゲストがかなり重要。
やっぱり曙とかを出すべきだろう。血のにおいを思い出したような奴をドンドンだしてほしいわー。


投稿者 ta : 03:29

2003年12月 7日 (日)

セプテンバイレブン

[ みる]

●「セプテンバー11」観る。2001年9月11日同時多発テロから、世界中の映画監督11人が作った短編集。最初はTBSで深夜放送していたみたいなのだけど、それを見逃し。そのあと、映画館で上映されていたのだけど、それも見逃し。結局ビデオで今日観た。
この短編集は2タイプないしは3タイプに大別できる気がした。
1:子供(無邪気)に訴える。
2:オシャレに訴える
3:ストレートにアメリカ批判
1,3はともかく、問題は2だ。当のアメリカ人のショーン・ペンはオシャレにまとめるということで、しょうがないとしても。クロード・ルルーシュは何だ。というような感想。
でも先進国の中で、唯一ケンローチだけ記録映画?と思うような内容でとても良かった。日本の今村昌平も完全に負けていない。むしろ一番良かった。トモロヲと柄本明が出ているだけでもう十分なのに、その上、ラストのあのテロップの衝撃ったらない。いや、本当にそのとおりだと思った。
でも、切なくなったのはクロード・ルルーシュの作品かもしれない。

●夜、笹塚M家へ。ご飯会。
Yちゃんからジーンズも受け取る。
穴がたくさん開いてしまったジーンズを直してもらっていたのです。すっごいすっごい素敵な感じに出来上がりました。ブルージーンズを2本直してもらっていて、「一本はフォーマル風に、一本はレイヴ風に」という直しでお願いしていた気がするのだけど。出来上がってみると、どうにも両方レイヴ風にしか見えない。なんとなく両方キラキラだ。
早速ずーっと履いています。これからしばらくずーっと履いている気がします。冬が越せます。ほんとにどうもありがとう。


投稿者 ta : 03:31

2003年12月 6日 (土)

「わたしのグランパ」「ブリット」

[ みる]

●「わたしのグランパ」、「ブリット」を観る。

「わたしのグランパ」
ビデオ屋で手に取るまで邦画って知らなかった。タイトルからしててっきりチャン・イーモウあたりのアジア映画だとばかり思っていた。勝手に思っていた。登場人物が全員すてきだ。グランパの人生観みたいなものを説教くさく述べるのかと思っていたら、全然そんなことはなく、結構むちゃくちゃなファンタジー。とても良かった。

「ブリット」
マックイーンがやっぱり格好よい。執ようなくらい長い車のシーンがいい。CGとかではもちろんないので、こっちが不安になるくらいの迫力。CGとか見た目派手だけど、どうにも「あぶねー!」とか「えっ」みたいな不安さは全くない。そういう意味でカメラの不可避なブレとかがもうかなり。

●そんなダラダラ過ごす日。
こうなったら風呂にはいってから、「9.11」も観てやる。映画三昧。ホックホク。


投稿者 ta : 03:32