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2004年9月11日 (土)

誰も知らない

[ みる]

●昼、おばあのお見舞いに病院へ。この間帰ってきたときよりも全然元気そう。一安心。まだいつ退院できるかは分からないのだけど、そう遠くないうちらしい。

●岐阜にかえってきたら、リバーサイドモールで映画を観る。まちがいなく観る。
そんなわけで「誰も知らない」を観に行く。この間、渋谷で観ようとしたときは、満員で入れなかった。リバーサイドモールにはそんな事態は起こりえない。すばらしいぞ岐阜。
予想してたよりも全然良かった。「幻の光」は観ていない。そして「ワンダフルライフ」「ディスタンス」はどうにも好きになれなかったのだけど、今作はかなり良かった。あっぱれさんま大先生に出てきそうな子供達の演技(?)ていうか、演技がすんごくいいし、何よりもYOUがいい。話は実話を元にしているらしいと、事前情報を知ってしまっていただけに、どうしても設定過多のような気がしてしまうのだけど、でもそれにしたっていい話だった。ただ「実話を元にしているのですが、細部などの殆どはフィクションです」という旨のテロップが最初に流れるのだけど、それは一体どういう意味なのかよく分からなかった。

●夜、IとMと遊ぶ。ちょうど3年前の今日も、Iと岐阜で遊んでいた。遊んでいたら、母親から電話がかかってきた。
「戦争が始まるよ!早くTVつけなさい。」
実際戦争は始まったのだけど、そのくらいからかもっと前から、TVはあまり観なくなった気がする。


投稿者 ta : 22:15

2004年9月10日 (金)

人生は、時々晴れ

[ みる]

●「人生は、時々晴れ 」(マイク・リー)観る。
とても良かった。話自体は、ほんとに暗い。もう観ているのも辛い。どうしようも救いがない設定の中で落とすところまで落とされる。そしてちょっとちょっとだけあげる。普通に考えれば、そのちょっと上向きになっただけでは、ひいて見ればもう何も変わってないというのに等しいのだけど、そこにこそ素晴らしい感動がある話。でもそれだけでは終わらない娘の表情とともにエンドロール。
それよりも出演する人、みんな素晴らしい。巧すぎ。巧すぎっていうか、息子役の彼とか絶対本物だと思う。「八日目」を見たときも、「あの主人公の人上手すぎ」と思っていたら、後に彼は本物だということが分かって衝撃だった。

●岐阜に帰る。到着したらもう深夜だったので、今夜はもう病院には行けない。


投稿者 ta : 22:59

2004年9月 5日 (日)

スキャナーズ

[ みる]

●「誰も知らない」を観に行ったのだけど、渋谷の映画館は人で溢れていた。シネアミューズはイースト、ウェストの2館で上映されているにも関わらず、20分まえに行くともう立ち見でしか観られないとのこと。急いで新宿へ。タイムズスクエアでやっている最終回に間に合うように走る。しかしここも既に満員。こんなにも凄い人気だなんて全然知らなかった。
しょうがないので新宿ツタヤでビデオかりて家で観る。
「スキャナーズ」デビッド・クローネンバーグ観る。
大学に入ったころにKちゃんに借りて観た覚えがあるのだけど、ほとんどストーリーを忘れている。この間、P-Kが
「あの血管、うどんなんだよ。」
って言ってたのを聞いて以来、それが本当かどうか気になってしょうがない。
で、すんごい面白い。もう殆ど全部つまってる。電話回線から進入するのとかマトリックス。
で、問題のうどんの件なのですが。
結論。
あれはうどんじゃない、と思う。
だってどんどん膨らんでいくよ。
あれがうどんだとしたら、すごいコシですよ。


投稿者 ta : 23:06

2004年9月 4日 (土)

東京ゴッドファーザーズ

[ みる]

●「東京ゴッドファーザーズ」観る。
最初の15分くらいはなんかいまいちだなあと思ってみていたのだけど、意外に楽しめた。脚本がいい。今敏の作品は見終わった後いつも、これアニメじゃなくてもいいんじゃないか、と思う。ていうか、でも実写よりもアニメで作られていた方がリアリティを感じるとか、言ってみたそばからリアリティって言葉になんか後ろめたさを感じるような世代にはやはりアニメで作られていないと駄目なのか。今敏は職人っぽい。っぽい、じゃない。それは絵がうまいとか動きが細かいとかそういうアニメーター的手作業の部分についていっているのではなく、アニメとしての劇的なるものが何もない物語をアニメーションで描くことについての必要性を要所要所で感じさせている、という部分において彼は職人ぽい、ぽいというか全く職人。マッドハウス。そういえば確定申告に阿佐ヶ谷歩いていたら雑居ビルの一室に「マッドハウス」が入っているのを見つけて。あー、こんなところで作っているのか。と感動した覚えがある。それにしてもオープニングとエンディングのクレジットロールはいまいちだった。

●土曜。出かけようと思っていたのだけど、雨がたくさん降りだした。
一日中、家でゴロゴロする。雨降ってるのに洗濯機回す。ビデオみたり本読んだり。


投稿者 ta : 23:55

2004年9月 2日 (木)

華氏911

[ みる]

●「華氏911」観てきた。
観た直後は、あんまどうという感想もなかったのだけど、反復しているうちにふつふつとこみ上げてきた。
この映画で言ってることは、既にそこらじゅうで騒ぎ立てられてることだったり、ムーアが著書で既に書いていることだったりするんだけど、そんなことは関係なしに観てよかった。既知の事だから観ないとか、意味ないとかそういうそこらへんのサブカルトークと一緒に片づけられては困るのですよ、この映画は。じゃあ何がそこらへんのサブカルトークと違うの?という人はきっとそれがそこらへんのサブカルトークとは違うと既に知っているからあえてそう言ってしまうのであって。かといって絶対観なきゃ駄目とかそういうわけでもなくて。そこから目をそらしても全然うまくやっていけると思うし、うまくやっている人も実際いるんだろうけど。うん。サブカルトーク好きな人はとりあえず観て。でもとりあえずサブカルトークはコンパのネタにしかならないだろうけど、華氏911はコンパのネタにもなる!という優れものということ。それにしてもサブカルトークって何だ?それにしてもコンパってやつに一度くらいは行ってみたいものだ。
という話で思い出したというか、無理矢理繋げたというか、先々週あたりに電話があったことを思い出した。2年くらい前の職場でお世話になっていたディレクターのUさんから突然電話がかかってきた。Uさんはいきなり言い出した。

「ひさしぶり。明日コンパなんだけど、人数足りなくてさ。武山君、来ない?」


いや。ほんとにおひさしぶりです。コンパですか。
丁度その翌々日くらいにマニュアルのライブがあったので、その時はそれどころじゃなかった。

「いや。とても嬉しいんですけど、ちょっと今いそがしくて。。すいません。」

と、お断りしたのだけど、実を言えばマニュアルのライブ映像とコンパは、そのときかなり天秤にかかっていた。なんならコンパの方に少し傾いていたといっても言い過ぎじゃない。そんな僕をマニュアルのライブに引き戻したのは、一体なんだったんだろうと考えるまでもなくその答えは、その後のUさんの一言でしかない。

「覚えてるか知らないけどさ。俺、武山君に3年くらい前にAV貸したんだよね。返して、とは言わないけどさ。覚えてる?」

覚えてない。
覚えてない上に、意味が分からない。
返してとは言わないけど、覚えててよ。と言われた僕は一体どうすればいいのか。

そのコンパに行こうものならまた「貸してるよ。」って言われる。だけど、返せ、とは言われない。そんな辛いことってあるだろうか。コンパっていったら、きっともっと華やかな世界のはず。ロールスロイスとか乗ったボディコンギャルがハハハンと僕らを遠い世界にいざなってくれるイベントのはずだ。その夢をUさんにこわされたくない。

お断りしました。


投稿者 ta : 23:22

2004年8月22日 (日)

箪笥

[ みる]

●朝、たたき起こされる。
帰宅。内職してから、午後満喫。昨日で一段落付いたのだけど、よく考えたらまだいろいろやらなきゃいけないことがあるんだ。これが。とりあえず今日は考えない。ボケっと過ごす。

●なぜか「箪笥」観にいく。ホラー映画では最近観た「着信アリ」よりは怖かったけど、それにしてもそんな怖くないなあやっぱ。夏も終わるんだからここらへんで失禁するくらいのホラー観ておきたい。でもどのみち来週メタモで失禁するかもしれないので。そんなに毎週失禁していても困りものですよ。


投稿者 ta : 23:13

2004年8月 7日 (土)

スチームボーイ

[ みる]

●Cのブログ"ゆうこのマーメイド・ブック"にアップされていた写真で自分の現状を知る。アタッチメントかしらこれは。これはひどい。我ながらかなりのものだなと感心する。自分の髪型を横から覗く機会がなかったのだけど、機会がなければなかったままの方がよかった気がする。うーん。とっととコマ撮りして髪の毛切ろう。トラックバックしてやる!

●昼間、CがiBookのメモリをいれにくる。メモリをいれてとても快適になったみたいだが、CのiBookの液晶はなにか変。なぜか256色みたいな表示にしかならない。しかも画面はところどころ明滅してる。それは明らかに壊れてますよ。そのまま渋谷へ。KちゃんY先生とスチームボーイ観に行くことに。ツタヤの7Fにある映画館は遊園地みたいなつくりで格好悪くてでも席は広々指定席でとてもよかった。

●で、びっくりした。
つまらねえ。ちょっと寝る。寝ておきてもスクリーン上はまだ爆発している。とりあえず終始爆発していた。だからこそ最後の場面が綺麗だから、とかそういうのは分かるけど。にしても話がほんとつまんない。

●夜、ST来る。ソバ焼酎のむ。Sが最近購入した「ごっつええ感じ vol.6」を観る。Sいわくvol.5、6が一番面白いらしい。で実際おもしろーい。


投稿者 ta : 23:39

2004年8月 2日 (月)

アメリカン・スプレンダー

[ みる]

●「アメリカン・スプレンダー」観に行く。
実存の漫画家(と呼ぶのも変なのだけど)ハーヴェイ・ペカーの半生を描く半ドキュメンタリー、半コメディ。語り手はハーヴェイ本人。彼がそのインタビューを受けているところもそのまま使われている。ほんとかどうか知らないけど、これがかなりいい。アイデン&ティティ系といってしまっていいのかどうか知らないが、勝手にそう思ってやる。
いやーいいんだー。クラムが出てくるところとか。妻がベッドから起きあがるところとか。扱っているのがアメコミっていうのが、またいいのかも。
いやーよかったよかった。ハッピーだわ。


投稿者 ta : 23:39

2004年8月 1日 (日)

スクール・オブ・ロック

[ みる]

●もう気が付けば8月。びっくりだわ。世の中は夏休みとか言って浮かれてるんでしょうか。僕も負けじと浮かれてやる。「スクール・オブ・ロック」観る。
「恋人までのディスタンス」と同じ監督だったり、なんかスクール・コメディ物だし、ということでかなり期待していた。
映画は期待していたほどは面白くなかった。時折主人公がみせる動きには心ときめいた。この主役のジャック・ブラックという人はこの映画で初めて知ったと思っていたのだけど、マーズ・アタックやらにも出ていたらしい。全然しらなかった。いや全米で一番面白い男らしい。全米で一番っていったら相当おもしろいんだろう。

●で、あとは一日ボーッと過ごした。今日のボーはかなり凄かった。こんなにボーとしたのは、数ヶ月ぶり。何時から何時まで何をしていたか覚えていない。ボーというか、殆ど昼寝してたんじゃないか。起きていたのか寝ていたのか、そんな記憶すら定かじゃない。うわーい。


投稿者 ta : 23:12

2004年7月31日 (土)

ハリーポッター 〜アズカバンの囚人〜

[ みる]

●土曜。都会の森という名の公共施設なのか何なのかよく分からないところにランチを食べに行く。
かなり変な場所だった。
いたるところにかなりポップな絵画が飾られている。夜しかオープンテラスは使えないらしく、昼は館内の席に案内された。案内されたのはいいが、どうみてもそこは廊下の角。角にテーブルが4卓。そしてまわりにはやはりかなりポップな絵だ。僕らが座ると、テーブル4卓がうまった。それなりの人気があるところなのか。大きい窓をはさんで庭が見える。少し汚れた池が広がっている。蛍光黄色の鯉が泳いでいる。鯉に餌を夢中であげている家族。お母さんはちょっと心配になるくらいオーバースローで鯉に餌をあたえている。あたえているというよりも、ぶつけている。鬱憤がたまっているのだろうか。そんなこととはつゆも知らない子供達。とても元気そうだ。そんな家族が2家族も、仲良く鯉に餌をあげている。子供は制服だ。なにかの会の全国大会でもあったのか、と疑ってしまう。
ランチはおいしかった。
おねえさんも綺麗だった。よかったよかった。

って、それはいいのだけど。そう。仕事先から電話がそこでかかってきた。
ごめんなさいー。すぐに帰ってやります。

●帰宅。仕事。

●「ハリーポッター 〜アズカバンの囚人〜」観に行く。
「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズを観ていない僕にとって、唯一の楽しみはハリーポッター。
別にそんな楽しみでもないのだけど、観てしまう。
今後の見所は、ハリー達をいつもいじめるブロンドのいけすかない奴・マルフォイがどうなっていくかだろう。だって最初は格好よかったのに、もうかなり格好良くない。このシリーズは後4作の予定らしいが、今後マルフォイがどうなっていくのかだけを追っていこう。

●そんなことしてる間に7月がおわる。今月も今月の記憶がない。ただ外人が来ていた気がする。


投稿者 ta : 23:24